まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
エド・シーランがかっこいい
ダニーボイルらしいと思わせる展開で最後まで楽しみました。
リリー・ジェームズ可愛すぎ案件
本作は、自分以外バンド「ザ・ビートルズ」を知らない世界になった青年の姿を描くミュージックコメディー映画です😌
監督「スラムドッグ$ミリオネア」などのダニー・ボイルがメガホンを取り、「アバウト・タイム」などのリチャード・カーティスが脚本を手掛けたみたいですね🤔
僕は「ザ・ビートルズ」にあまり触れてない世代の人間ですが、音楽映画ということで観に行かない訳にはいかない!
ということで、観てきましたので早速レビューしていきたいと思います😎
・
【レビュー】
この映画を観た感想として一言で言うと、「受け取り方では良い気分にも悪い気分にもなるビートルズの偉大さを描いた世にも奇妙な物語」という印象です🤔
・
まず良かったところは、ビートルズの「偉大さ」の表現ですね😁
今作はここに全てが詰まっているんです😌
・
ビートルズはどれだけ凄いバンドなのか🤔
それを、彼らの曲を冴えないシンガーが歌うだけで、音楽のプロや観客を次々と沸かせていく点や、その冴えないシンガーが「どれだけ冴えない人間か」を表現することにより、ビートルズが生み出した曲の凄さを表現しており、彼らを少ししか知らない僕はとても興味が沸きました🤔
・
誰もが耳にしたことのある有名な曲が流れますが、「あー、これビートルズの曲か!」と思いながら彼らの曲の素晴らしさを感じましたね😊
また、ロケーションやアイテムなどファンが喜びそうな点も複数あって良かったです😁
・
次にその「偉大さ」を活かしたコメディですね😆
偉大なバンドを知らない世界で、彼らの残してきたものを茶化したり、「見た目はダメだけど、歌は良い」とそれを歌う男のダサさをディスったりすることで、特に序盤から中盤にかけてはクスッと笑えるコメディ仕立てとなっており、気楽な観やすさがあって良かったです😁
・
次に歌と演奏ですね😊
主演のヒメーシュ・パテルは歌唱と演奏を共に担当されていますが、かなり良かったです😊
撮影場所で録音した生音をそのまま使っているというから驚きです😳
普通はスタジオ録音ですからね😌
・
次に共感できるテーマですね😎
この映画のテーマは「自分にとっての大切なことや等身大の幸せ」であり、この点については共感させられました🤔
本当に大切なことはいつも忘れがちです😣
いつもそばにいてくれる人やいつでも身の回りにある物等、当たり前になるとその価値を忘れてしまいますよね。。。
・
また、自分が背伸びした環境の中では長くは続かないですよね😣
背伸びしてイケイケの友達のグループに入ったりしても居心地は良くないだとか、金銭の余裕があるフリをして過ごしたりだとか😖
・
いくら成功しても「大切なものを忘れること」と「背伸びした環境」によって「自分らしさを失うこと」は自分を苦しめてしまうということ、また、「自然体で入れることが心を豊かになり幸せを感じれること」、これがメッセージとして感じられて良かったです🤔
・
ただこのテーマは受け取り方によっては良くない印象にもなるんですよね😱
センスのない者の否定や、身の丈を知れというメッセージにもなり得るからです😅
「一般人は一般人らしく」
そんな印象も感じられるので、もう少し「一般人が作り出す良さ」や「シンガーとしての成長」を描いて欲しかったですね😂
多少背伸びしたほうが、成長できたりもしますし、シンガーは「夢に走る人」の象徴的存在でもありますが、それを否定してますからね😣
・
【総評】
総評として、「冴えない一般人シンガー」として描かれる彼のシンガーとしての成長等描き足りないところにより、受け取り方によっては良くない印象を受けてしまうところは感じましたが、ビートルズの「偉大さ」の表現や、それを利用したコメディ、ヒメーシュ・パテルの歌と演奏、共感できるテーマ、これらは好印象で、ビートルズ好きにはたまらない作品だと思いましたね😊
・
ビートルズ好きの為に作られた映画!といっても過言ではないくらいビートルズの存在を魅力的に描いてますし、自分の前の人は首を縦に振りながら楽しそうに観てました笑
7点にしましたが、ビートルズ好きであれば8点や9点くらいかもしれません🤔
もちろん知らない僕もなかなか楽しめましたので気になっている方は是非😎
『イエスタデイ』
王道ラブストーリーに重ねられた"if"ストーリー♪それらをシンプルにまとめた脚本が素晴らしい!また演技も作品の質を高めている。
【ビートルズ知らなくても大丈夫】
『ボヘミアン〜』の時など、いつも同じ事を言ってるけど、おれはファンでは無いし知識はありません。笑
知らなくても『ビートルズのネタなんだろうな』と理解はできる♪
『イエスタデイ』については歌詞の重要部分が登場するのでタイトル化された理由は分かるようになっていました。
関連の土地に行くファンサービスなども脱線無しで、ストーリーの1部としての登場でスムーズな流れでした(^^)
【全員が名作だと思う訳がない問題】
(本作のビートルズの曲)
●音楽に携わる人は芸術だと大絶賛
●一般人はファンになりCDを買う
●特に興味ない人はBGM程度
・歌詞やアルバムのジャケットが現代的ではない!という流れもリアルでした♪
【ベターな恋愛モノを機能させる術】
『可愛い幼なじみマネージャー。お互いに気持ちを伝え合っていない。』
急にやってきた別の男!嫉妬する事でヒロインへの気持ちに気付く!1度は離れるけど、最後は『好きだー!』と告白しカップルとなる。
そんな分かり切った、ベターで臭過ぎるストーリーなのに感動させられる。
●貢献しているキャラ・・ロッキー
・映画を和ませるコメディ担当。
※しかしそれだけでは無く重要な役を担っている(^^)
『あいつとまだヤッて無いのかよ!勿体ない』と言います!健康な男子達の代弁者!笑
どんな恋愛ドラマでも皆思っています。こんな可愛いのに、ただの幼なじみで済ませる訳ねーだろ!とね。笑
それにツッコミを入れる事で、観客は映画に堅苦しくない"緩さ"を感じる。
それがツッコミところである事を理解した上で映画を作っている!と観客は理解するので、王道ストーリーを受け入れられる訳です。
よって素直に感動させられる。
なぜ王道なのか?元々これが1番感動するスタイルだからです!ただ、これまで多用されてきたので見慣れてしまっただけです。
それをリセットさせ再び感動させる策が取られています。
【女優リリージェームズ】
彼女の演技力が作品の質を高めていました。
●ホテルで酔った2人は初キスをする。
・目を閉じて唇を近づけるが一瞬ビクッとして顔を遠ざける。
●ライブのスクリーンに映し出される
・和かな表情から自分が映っていると気づいた時の表情の切り替え。
特にこの2点が素晴らしかった!
『マンマミーア ヒアウィーゴー』でも感じましたが無邪気な姿が映える女優さんだと思いました♪
【ジョンレノンの登場はちょっと、、、】
あれはやり過ぎかなぁ、、、、。
作中、消えたモノの因果関係や、その原因など細かい設定については語られません。
何故ならそこに執着すべき作品では無いから。
しかしジョンの登場は現実問題を連想させてしまう。彼が音楽をやっていないのなら、人生の幸せだった部分(オノヨーコとの出会いなど)も無かった事になる。コカコーラ工場の社員達は?JKローリングは?など現実的な疑問を膨らませてしまう。
細かな事は気にしないコメディ映画としての大前提を不安定なものにしてしまっている。
【綺麗なエンディング】
●ビートルズのラスト
登場した2人のビートルズファンは起こるのでは無く感謝をしていました。この展開には驚きましたが納得。真のファンならこうなるでしょうね♪同時に主人公の罪悪感を感じるシーンでもある。
結果、無料配信をする事にした主人公。良いとこ取りのハッピーエンドでした(^^)
てっきり元の世界に戻るのかと思っていたけど、それ以外にも綺麗なハッピーエンドがあったとは!
●恋愛ドラマ
彼女が支えてくれていた過去がダイジェストされる。そして結婚式、子供達。それら幸せな自分の家庭を元にビートルズの関連作品を仕上げていく。
思い出せなかった結婚式の歌も、この感動シーンの為の布石でした。
歌詞と主人公の人生がマッチしている事がハッピーエンドに相応しい演出であり、自身の人生を歌詞にしていく様は真の作詞家でした。
🍎予告編から一目惚れで行きました!
ブリティッシュ映画という事でホッコリ。
私はそんなんしてて大丈夫なんか?と不安、
たくさんの曲も聞けて、謎も残ったけど映画だから気にしなーい。
ヘイドゥード