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なんて理不尽。
この国には腐ってる!…と、嘆きたく作品。だが、政治に無関心な国民のせいでもある。それは間違いない現実。
後味悪い映画だった。ラストシーンで背負わされる感じ。
フィクションだと思いたいのに、そう思えなくなってることが嫌だなぁ。アメリカの秘密文書のフィクションとかは、エンターテイメントとして観れるのに、なんだこの日本の胸糞悪い政治は。
ただ、何をするにも結局意思次第であって、人間として堕落していくのも、変に責任感を背負うのも、意思なんだなぁと感じた。なんか「やる気ない公務員にはいくらでもなれる」みたいなまちづくりの本読んだけど、なにか意思を持って仕事をしたいと思った。自分の理想の人生、生き方を実現させるための仕事をしたいし、公私は分けて考えたい。
政治に興味を持ち始めたら見ておこう
良かった。
『新聞記者』
この内容を日本で映画化できた事が凄いと思う!物語の構成もきちんと整理されていて観やすかった!
【主人公2人の描き方】
前半で2人の人物像が描かれる。仕事や自宅などを交互に見せる事で、設定が真逆の人物である事が伺える。
内閣府に勤める杉原(男)は妊娠中の妻が居て、豊かな生活をしている。一方、新聞記者の吉岡(女)は自宅にも資料ばかり。仕事というより人生として記者をやっている事が分かる。
そんな真逆の生活を送っている2人は政府側と国民側という違う立場でもある。
【2人の交わり方がスムーズ】
・両者が動く動機が描かれていますよね♪
内閣府の杉原(男)は、元上司の神崎さんの自殺。新聞記者の吉岡(女)はデマを流した事による父の自殺。
両者が神崎さんの葬儀に行くんだけど、マスコミが神崎娘に絡みます!もちろん、杉原は親しい家族だから庇う!吉岡(女)は、父が自殺した際の過去の自分と重なって見えた事で助けに行くんですね♪そして2人は知り合いになる。
ここが上手い!杉原(男)が心を開くカタチで知り合わせている。ここで知り合わせなくても、吉岡(女)が調査の延長線上で杉原(男)にたどり着く事は必然です。
だけど杉原(男)の性格上、見知らぬ新聞記者が尊敬する元上司の自殺についてズカズカ聞いてきたら、その時点で心を開く事は無かったでしょう。心を動かされる形で知り合ったからこそ、最初は疑いから入ったとは言え、後に協力するにまで関係が発展した訳です。
【動機と結末の設定について】
・1つの出来事を重ねて設定しているから物語がスマート!内閣府の杉原は子供が産まれる。1番幸せな時期です。
●元上司 神崎さんの家族構成が2重の効果
・酔っ払って帰ると『もう仕方ないわねぇ』なんて妻と娘が。そんな微笑ましい家族が居る事が、後の神崎さん自殺に響いてくる。
●主人公の弱み
・内閣府の上司に呼び出され『お前、子供が産まれるそうじゃないか』と脅しをかけられる。
ここで、歯向かった場合の末路として"神崎家族の末路"が活かされる流れですね。
神崎さんの自殺は、主人公が行動をする動機であると同時に、失敗した際の"末路"としての役割も担っている。
【内閣情報調査室】
・室内は常に薄暗い照明。青みがかった映像が、冷たさや非道さを表現している。視覚的効果として上手い!上司の台詞も上手いですね!
『吉岡(女)のことを知ってるか?父が自殺したのは改竄だ』の後に『出産祝いだ。大切にしてやれよ』の流れ、怖さが出ている!組織に逆らったらどうなるのか?重圧を感じさせる台詞として最高の出来!
【家族を人質に取られる】
・自分の事よりも夫を第1に考えてくれる優しい妻と、第1子の誕生。幸せになればなるほど自由を失っていく。ヒーロー映画でヴィランがヒロインを人質に取ったりするじゃないですか?あれと同じですよね。
【おれが社会人経験で学んだ事】
会社に置いて、経営側に回ると現場が見えなくなる傾向にある。
なので良かれと思って出した方針が実は間違っている場合もある。でも現場側は声を発さないんですね。何故なら、上層部の方針に従わないと判断されるから。
家庭の為に仕事をしている者に取って、会社を良くする事よりも、無難に従っている方が地位や給料が脅かされないので安泰。
なので会社は改善されない。改善しようとする者は阻止される。
家族を養う為に働いているけど、家族を
人質にされてもいる訳です。
なので結局は上手く丸め込まれた杉原の姿は、今の日本の悪い流れや姿を象徴している。信念を貫く事が家族を不幸にする。世の中そんなものですよね。
【神崎さんの最後の言葉】
自殺間際に電話で言った事が『おれのようになるなよ』でした。その言葉の意味は直感的には"自殺するなよ"と聞こえるけど、飲み会の時に『家族の為、国民の為だと自分に言い聞かせた』と言ってます。つまり"自分の信念を貫く事を諦めた"訳で、杉原(男)が神崎さんと同じ道を辿ってしまったところで映画は終わる。
【まとめ】
本作のように、その後どうなったのか多くの解釈が出来る微妙なラインで幕を閉じる映画、そこそこあります♪
その終わり方にする事で、考えさせるようにしたのでしょうね♪日本人はあまり政治や世の中に興味が無いですよね。おれもそうです。
劇中、ジャーナリズムについてのトーク番組がTVでやってるシーンが何度か出てくるけど、そこで観せられる議論も含めて、本作でテーマとされている事に対して自分なりに考えさせられる映画でした!
現政権の忖度政治に一石を投じた作品。松坂演じる公務員側の視点ではすごくリアルに描かれているが、肝心の新聞記者側の視点では物足りなく感じた。
重い〜最後意味深。
田中さんはこういう役やるとほんと怖い。
背景詰め込みすぎな感じもあったけどハラハラしたし、引き込まれた。最後モヤモヤでも現実もそう。
本作は、東京新聞記者、望月衣塑子さんの著書を原案にしたサスペンスドラマです😁
製作段階では、新聞記者だけでなく、同じくらい官僚の人に念入りに取材してリアリティを追求したが、本作に登場する内閣情報調査室のことは誰に聞いても詳細はわからなかったみたいですね🤔
ということで、評価は高めの本作!早速レビューしていきたいと思います😁
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【レビュー】
この映画を観た感想として一言で言うと、「記者が国家権力に立ち向かうというフィクションドラマとしては面白いけど、左派の印象操作にも見えるリアリティのない作品」という印象です🤔
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まず良かったところは、フィクションと考えた時のドラマですね😁
非常にテンポが良く、「なぜ彼は死ぬ必要があったのか」とその謎に迫りながら展開するストーリーは抑揚もあってなかなか楽しめました🤨
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また、そのサスペンスフルなストーリーを映す映像が今作の特徴でもあり良かったです😎
社会の裏の動きであることから、基本的にロケーションは曇りか夜か暗めの部屋と、低いトーンで映し、主人公2人に大きな転機が起きたとき、強い光を差す、という上手い映像表現もありました🧐
カメラワークについても、落ち着きと忙しさや焦りを固定と手持ちの使い分けしていて、映像から雰囲気や臨場感が伝わって良かったですね😁
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他にも主演松坂桃李の演技は素晴らしかったです😊
ラストの表情は彼にしかできないと思いました😌
以上のように映画技術としてはハイレベルでした😌
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ただ、良くないと感じたのは、あからさまに善(記者)vs悪(国家権力)で描いてしまっているところですね😥
国は果たしてSNSによる匿名投稿での世論操作を行なっているのか、また内閣がメディアや官僚へあのような圧力をかけたりしているのか、全ては陰謀論に過ぎないことなんです🧐
ですが、映画を通して「こんなことが今の国家権力でも起きているんだ!」と思ってしまう人も多いはずなんですよね😱
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何故主演は韓国人のシム・ウンギョンなのか。表情の演技は素晴らしいですが、日本語はカタコトですし、設定はハーフで帰国子女の設定を後付け🤔
政治色のある内容から蒼井優に断られて、しがらみのない彼女がキャスティングされたそうですが、少し違和感を感じちゃいます🤔
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また、原案は左派と言われている望月衣塑子さんという記者が書いたもので、国家権力に強く敵対視することで有名な方です🤔
安倍さんの悪事を証明できなかったモリカケ問題にも強く追求した方です🤔
今作ではモリカケっぽいテーマも組み込まれていました😏
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それらもあって、作中にある善(記者)vs悪(国家権力)の構図がはっきりし過ぎていて、左翼や反政権の印象操作的な力は働いているように思いましたね😓
選挙前にこの映画というのも意図があるのかな?🤣
内容は大学が作られる目的等リアリティがないんですけどね😨
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【総評】
総評として、善(記者)vs悪(国家権力)というはっきりした構図や、内閣陰謀論を演出する展開等から、左派や反政権の力を少なからず感じてしまいましたが、サスペンスフルなドラマ性とテンポの良さ、匠な映像演出と主演松坂桃李の演技から、フィクション映画としてはなかなか面白い作品だと思いました😊
このようなことが起きているかもしれないという考え方と目をを持つことが大事というメッセージ性は大事ですね🧐
ただ、本作はフィクションですので、安倍は悪い!とかそんな映画ではないことを認識して下さいね!!!
反政権の印象操作を強く感じることから、6点で😓
ということで、気になっている方は是非!
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以上はあくまでも個人的な感想であることをご理解ください😌