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ネタバレを含むレビューです。
社会的流動性の欠如が世界的に問題となっている昨今。一石を投じる作品。
個人的に一番印象的だったのは、結局階層の移動は全く起きなかったということ。
シーンとして象徴的だったのは半地下の人々と地下の人々が互いに足を引っ張り合う様相。
単純な差異や格差が問題でないことを明確に描いている点で非常に社会的だと感じる。その点において他の作品と一線を画している。
財閥、上流階級以下総崩れの様相が強い韓国だからこそいち早く描けたのかもしれない。
後半はとにかくハラハラした!わたしはすき。
格差社会を考えさせられる映画。韓国映画が持つ暗さとコメディ感を合わせた傑作。
ジェットコースターに乗った気分だった。
みんなが絶賛するのがわかる!
面白すぎてやばかった。展開にどきどきバクバクが止まらない。最高😝
こういうテンポいい映画がすきやし、音楽チョイスも刺激的👏伏線回収すっきり爽快!
個人的に韓国映画観ることないから新鮮味もあってリアルでした👍☺️
✏︎2020.1.11
【レビュー】
この映画を観た感想として一言で言うと、「ストーリーテーマに纏まりのなさを感じたけど、印象的で強く頭に残る作品」という印象です🤔
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まず良かったのは、「印象的な映像」ですね😌
貧富の差を彷彿とさせるロケーションやセットに、拘られたカメラワークとストーリー展開によって、奇妙なゾクゾク感やスリリングさを感じられ、非常に頭に残る映像を創り上げられていました😌
上流と下流、高級住宅と半地下、太陽光、地下室、岩、電灯、臭い、絵画、貧困と災害とパーティー等々、本作は「象徴的」なものを多く取り入れるように意識されているように感じましたね🧐
まるで、脳裏に焼き付くような感覚があります。本当に素晴らしいです😂
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次に「テンポの良さ」ですね🤨
先行き不安しかないストーリーによる興味の推進力や、時折差し込まれる笑いと、波乱の連続によって生み出された展開のテンポは素晴らしく、最初から最後まで楽しめました🤨
展開は予測不能です😖
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良くなかったのは「ストーリーテーマの魅せ方」ですね😣
今作が魅せたいものはおそらく、「格差社会」や「それによる影響」だと思いますが、観ていてそこに特別な感情が生まれないんです🤔
それは、社会派でありエンタメでありスリラーであり、そこに纏まりがないように感じられることや、貧しくなった原因が彼らにあるように思わされるからなんですよね😅
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「貧しくなければこんな悪いことはしていない」とそのようなメッセージを感じとれますが、単純な仕事もまともに出来ず、ただ貧しさのせいにして、真っ当に社会に向かい合わない家族に見えてしまうんです。。
例え社会がそうさせたとしても、貧しさのせいとは思えない、良くない人間性も見受けられるのです😣
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同じく貧しい家族を描いた「万引き家族」は、犯罪である万引きをして生計をたてていましたが、温かい人間性が強く感じられ、貧困や子育て放棄の問題を投げかけ突き刺さるようなパワーをもっていましたよね🤔
今作には韓国にある「韓国の格差社会」と「他人を妬み息嘘をつく国民性」を感じただけで、ドラマとしては個人的にそこまで胸に突き刺さるようなものはありませんでした😅
演出からは格差社会の残酷さが凄まじく刺さりましたけどね😭笑
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【総評】
総評として、「ストーリーテーマの魅せ方」は悪印象で、ドラマ面では心に突き刺さるようなものを感じられませんでしたが、「印象的な映像」と「テンポの良さ」は好印象で、観やすさがあり映像が頭に強く残る《印象派》作品だと思いました😌
社会派映画というよりも、エンタメよりもかもしれないです😌
どのシーンも頭に残る演出で凄すぎるので8点です😁
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最近は格差社会が映画でもとりあげられ、問題にされていますね😣
特に韓国ではそれが色濃く、頑張ってもなかなか這い上がれない実状があります。
日本人の我々も社会に問題に目を向けつつ、この社会を生き抜く真っ当な術を身につけるように頑張っていきたいですね🤔
パルムドールを受賞するだけあって印象深い作品ですので、興味のある方は是非ご覧ください!
考えさせられる
ずっと楽しみにしてて本日公開日。
見てしまいました。
ゴールデングローブ賞 でも話題になってたね。アジア独特のジメジメした湿度感、話のテンポのよさと後半の不気味さ。
そして弱者側の、ちょっとした拍子に垣間見える「怒り」の描写が秀逸。かといって説教臭くもなく、ユーモアに富んでいる。
出回ってるアートワークもめちゃくちゃいいっすよね…(しみじみ)
アメリカ?でもリメイクのドラマ化するんだっけか?
ゴールデングローブ賞といえばあれも早く日本で公開してほしいのですが。
Portrait of a Lady on Fire
セリーヌシアマ 監督でアデルエネルが主演。見たいに決まっとるやん。日本の配給会社がんばって。
ボンジュノ監督の言葉が、
同じアジア人として印象的だった。
Bong Joon Ho: "Once you overcome the one inch tall barrier of subtitles, you will be introduced to so many more amazing films. I think we use only one language: the cinema."
「(英語言語の観客に対して)ほんの1インチ、字幕というわずかな壁(手間)を乗り越えれば、本当に沢山のすばらしい映画に出会うことができます。僕達は『cinema』という、たった1つの言語を使っているのだから」
あと、ゴールデングローブ賞の主演女優賞、オークワフィナが獲ったことが本当に嬉しい。(こちらは日本公開決まってるらしい)
映画が、白人の時代から白人と黒人の時代になり、そして白人と黒人と黄色人の時代になった。
ハリウッド映画はどこか遠い別の国の話ではなく、「私の映画だ」と思える日もきっとそう遠くない。
公開日に観てきました。
普段観ないジャンルなのですが話題だったので鑑賞しました。
話の展開が早く、あっという間でした。
観終わった後、冷や汗が止まらなかったです。
色々全てがサイコ的で考察してみても面白そうです。