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上京した東京で、高校時代に好きだった同級生を見かけた杜崎拓(飛田展男)。「彼女はたしか高知の大学に行ったのでは?」と思うが、同級生から東京の大学に行ったといわれ…。
1993年、スタジオジブリが手掛けたアニメ『海がきこえる』。日本テレビ開局40周年記念番組として制作され、映画館でも上映された。原作は氷室冴子の小説『海がきこえる』。青春時代のほろ苦い恋愛を思い出させる内容で、1995年にはテレビドラマにもなった作品だ。
『めぞん一刻 完結篇』を担当した望月智充が監督を務め、田中直哉が美術監督を、『ゲド戦記』『コクリコ坂から』などを後に手掛ける中村香が脚本を任された。
高知の高校から、東京の大学へ進学した杜崎拓。吉祥寺駅のホームであるとき、高知の大学に行っているはずの武藤里伽子(坂本洋子)を見たような気がした。高校時代に片思いをしていた相手の里伽子。
夏休みに高知へ向かう飛行機で思い出すのは、東京から転校してきた里伽子と過ごした2年前の夏の日々だった。ハワイの修学旅行、里伽子とふたりで行った東京旅行、そして文化祭ー。
なつかしい気持ちとともに拓は、同窓会で初恋相手だった里伽子との再会に期待する…。
『響け!ユーフォニアム』シリーズ、待望の第2学年!京都アニメーションが手がけるテレビアニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズの、完全新作劇場版! 前年に念願の全国大会出場を果たした北宇治高校吹奏楽部の、波乱の2年目を描く!原作は、武田綾乃の小説『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章』(宝島社文庫)。これまで弱小校だったものの、新たな顧問・滝昇(櫻井孝宏)の指導の下で、前年に念願の全国大会に出場した北宇治高校吹奏楽部。その快挙により新学期が始まると、例年よりも多くの1年生が新入部員として入部してきた。新たなメンバーを迎えた北宇治高校吹奏楽部は、「全国大会金賞」という新たな目標を掲げ、今年も最高の演奏を作り上げようと決意していた。そんななか、2年生のユーフォニアム奏者・黄前久美子(黒沢ともよ)は、先輩の加部友恵(田所あずさ)とともに1年生の指導に当たることになる。ところが、その新入部員たちはなかなかの曲者ぞろい。一見礼儀正しいけれども本心を見せない久石奏(雨宮天)。周囲になじもうとしない鈴木美玲(七瀬彩夏)。そんな美玲と仲良くしたい鈴木さつき(久野美咲)。自分のことを語らない月永求(土屋神葉)。彼らと部活に取り組むなかで、久美子は次々と勃発する問題に悩まされることになる。はたして北宇治高校吹奏楽部は、全国大会金賞の夢を実現できるのか?
『涼宮ハルヒ』シリーズ最高の感動作!谷川流のライトノベル『涼宮ハルヒの消失』をもとにした劇場版アニメ。涼宮ハルヒのいなくなった世界に投げ出された主人公・キョンが、もとの世界に戻るために奮闘する! ストーリーは、テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』第2期の続きに当たる。クリスマスを目前に控えた冬の日。ごく平凡な男子高校生・キョン(杉田智和)は、放課後になるとしぶしぶながらSOS団の部室に向かっていた。どうやら部長の涼宮ハルヒ(平野綾)が、とびきりのクリスマス企画を考えているらしい。何をさせられることになるやらと、キョンは考えをめぐらせつつ、ため息をつく。部室に到着したキョンは、ハルヒがどこからかもってきた大量のクリスマスグッズで、部室の飾りつけをすることになる。その間ハルヒは、美少女の先輩部員・朝比奈みくる(後藤邑子)にサンタ服を着せて、写真を撮りまくるという暴挙に出る。そんないつもどおりのSOS団の日常が繰り広げられていた。だがその2日後、キョンは朝目覚めてから、次々と奇妙な出来事に遭遇する。突然クラスに風邪が蔓延しだしたり、転校したはずのクラスメイトが教室に現れたりしたのである。いったい何が起きているのか。いぶかしく思っていたキョンは、じきにそれよりも驚くべき事実を知ることになる。なんと涼宮ハルヒの存在が、学校から消えていたのだった…。
2017年の邦画興行収入ランキング第一位に輝いた大ヒット作品! 恋に事件に脱出と、劇場版『名探偵コナン』シリーズ史上最高の純愛ラブミステリー。 かるたの団体である皐月会の会長・阿知波研介と対談をおこなうために、日売りテレビに現れた毛利小五郎たち。そこには、西の高校生探偵・服部平次と幼馴じみの遠山和葉の姿もあった。 対談の途中で、なぜか避難勧告が発令され、ビル内はパニックに。実はその裏で、日売テレビの爆破予告が大阪府警に届いていたのだ! 予告通りにスタジオが爆破され、取り残される平次と和葉だったが、コナンの手助けで脱出に成功する。犯行声明がない爆破事件にコナンと平次が違和感を感じていると、なんと皐月会の会員であったかるたの実力者・矢島俊弥が死亡していたことが判明した。 不可解な事件と次々に訪れる脅威の数々。そうしたなかで、平次のことを「未来の旦那さん」と呼ぶ、かるたのクイーン・大岡紅葉が和葉の前に現れ、ふたりは平次を巡って対立することに…。 かるた札が複雑に絡み合うミステリーの真相とは、一体何なのか? そして、平次への想いを抱えた和葉の恋の行方は?
あなたと一緒に響かせたい―― うだるような夏の暑さが去り、秋の涼しげな気配が近づいたころ。先輩が退部するかもしれない……。私たちを襲った衝撃は大きく、不安をそう簡単に拭うことができなかった。
吹奏楽の全国大会出場を目指し、本気でぶつかり合う少女たちの青春物語 美しい映像描写と感情表現の豊かさに定評のある京都アニメーションによる、TV版シリーズ第1期を再構成した劇場版。美しく描かれた京都の風景や圧巻の演奏シーンは必見。 北宇治高校に進学した黄前久美子は友人らに誘われ吹奏楽部に入部する。しかし部の演奏はお世辞にも上手とは言えず、再会した中学時代の部員仲間・高坂麗奈との関係もぎくしゃくしたまま。だが、新しい顧問・滝昇がやって来たことで部の状況は一変し…。
2001年7月20日に公開されて以来、日本歴代興行収入第1位の記録を守り続けてきた日本最高峰の名作アニメーション映画『千と千尋の神隠し』。スタジオジブリ制作で、監督は宮崎駿。2020年6月26日より、全国372の劇場で再上映される。10歳の千尋(柊瑠美)は、すぐに親に甘えてしまう現代っ子気質な少女。神々の住む異界へと迷い込んでしまい、生きて元の世界に戻るため、湯屋「油屋」で必死に働く日々を過ごす。主人公の千尋は、簡単なことで卑屈になって親に甘えてしまう性格。一家そろって引っ越し先へ向かっていた最中、森の中のトンネルへと立ち寄り、無人の街へと迷い込んでしまった。お腹を空かしてしまった父親(内藤剛志)と母親(沢口靖子)が店先の食事を勝手に口にしてしまう中、夜がやってきて街には見たことのない怪物たちがあふれかえる。怖くなった千尋は父親と母親の元へ急ぐが、そこには豚に姿を変えられてしまった両親の姿が。両親も帰り道も失った千尋が出会ったのは、12歳の少年・ハク(入野自由)だった。「ついておいで」ハクにいわれ、元いた世界に戻るために湯婆婆(夏木マリ)のところで働くことを勧められる。そして魔女・湯婆婆が経営する湯屋「油屋」で必死に働く日々が幕を開けるのであった。
映画『コクリコ坂から』は、2011年7月16日から東宝系で放映されたジブリ作品で、映画『ゲド戦記』の監督を務める宮崎吾朗の第2作目である。原作は、少女コミック「なかよし」で連載された漫画作品。今作では、登場人物のアレンジが加えられている。主人公である松崎海の声優を務めるのが、第5回東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリに選ばれた人気女優・長澤まさみ。相手役の風間俊の声優には、ジャニーズグループ「V6」きっての実力派俳優・岡田准一が抜擢されている。舞台は1963年の横浜。ちょうど、翌年に東京オリンピックを控えている時代の話である。主人公の松崎海(長澤まさみ)は、丘の上にある「コクリコ荘」と呼ばれる下宿屋の切り盛りをしていた。彼女は、炊事・洗濯・写真の前の水替えを終え、毎日航海の無事を祈る意味で信号旗をポールに掲げ、学校へ行くのである。そして、彼女は気がついていなかったが、風間俊(岡田准一)はその旗を毎朝眺めていた。ある日、校内新聞「週刊カルチェラタン」に、海がなぜ旗を挙げているのか疑問であるという声が掲載されているのを目にした。そんなとき、ある事件が起きたー。
『クレヨンしんちゃん』劇場版シリーズ第29弾。学園を舞台にした今作のテーマはなんと、ミステリー! 学園で多発する怪事件にしんのすけたちが挑む!ただ笑えるだけではない、青春の意味を再び問いかけることで、大人すらも感動の渦に巻き込む唯一無二の青春映画である。みさえ(ならはしみき)、ひろし(森川智之)、ひまわり(こおろぎさとみ)、シロ(真柴摩利)に見送られる形で、バスに乗り込むしんのすけ(小林由美子)。向かう先は、全寮制の学校「私立天下統一カスカベ学園(通称・天カス学園)」。そこは超エリート主義の学校で、しんのすけとネネ(林玉緒)とマサオ(一龍斎貞友)とボーちゃん(佐藤智恵)は、風間くん(真柴摩利)に誘われる形で、1週間の体験入学をすることになったのだ。超エリート主義の天カス学園では、ものごとの価値基準が、優秀な成績を収めた生徒に送られる「エリートポイント」で定められており、エリートポイントが低いものは見下される超格差社会でもあった。そこで起こる連続吸ケツ鬼事件。ケツを吸ケツ鬼に吸われたものは、なんとおバカになってしまう! そしてある日、風間くんも吸ケツ鬼の被害に遭ってしまい…。風間くんを元に戻すため、しんのすけらは生徒会長の阿月チシオ(広橋涼)とともに「カスカベ探偵倶楽部」を結成し、この難事件に挑む!
“待っていられない未来がある” 時間を戻せる能力を手に入れた真琴のひと夏の素敵で不思議な物語。 名作『時をかける少女』の原作から20年後の未来を舞台に描いた青春SFストーリー。『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督作。 高校2年生で元気なお調子者の紺野真琴・やんちゃな間宮千昭・しっかり者の津田功介の3人はいつも一緒に遊ぶ気の合う友達だった。 ある日、理科実験室でクルミのようなものを拾ってしまったことから、タイムリープ能力を身につけてしまった真琴。 能力に気づいた真琴はちょっとした失敗や日常のどうでもいいことにタイムリープを使い、日々を満喫していた。 何度でもリセットできると調子に乗っていた真琴だったが、ずっと3人でいられると思っていた友情関係に変化が訪れたことから、事態は大きな事件に発展していく。 真琴はタイムリープをきっかけに、自分にはかけがえのない大切な時間があったことに気づくのだった…。
『ソードアート・オンライン』シリーズで監督を務めた伊藤智彦が手掛ける、長編アニメーション映画。「どんでん返し」がテーマとなっており、誰もが騙される仕掛けが随所に施されている。メインキャラクターの声優には北村匠海や松坂桃李、浜辺美波など、実写映画で活躍する役者が起用された。一方、サブキャラクターには釘宮理恵、子安武人といったベテラン声優が起用されており、安定した演技も楽しめる。近未来の京都。一般的な男子高校生だった堅書直実(北村匠海)は、未来からやってきた自分自身であるカタガキナオミ(松坂桃李)と出会う。カタガキは直実が暮らすこの世界がシミュレーション上の仮想現実であると語り、これから必ず起こる出来事を直実に教える。直実はこの先、同級生の一行瑠璃(浜辺美波)と付き合うようになるが、瑠璃は落雷で死亡する運命にあった。未来を知った直実は瑠璃が死ぬ運命を変えるため、カタガキの指示どおりに動いていくが…。