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目次
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『グッド・ボーイズ』は2019年にアメリカで上映されたコメディ映画で、日本では2020年6月に公開された。監督は、映画『バッド・ティーチャー』の脚本・製作総指揮を務めたジーン・スタプニツキーで、今作の脚本も担当している。
ほかにも、エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲンといった人気コメディ映画『ソーセージ・パーティー』の製作陣が今作を作り上げる。主演はジェイコブ・トレンブレイ。映画『ルーム』での好演で一躍脚光を浴びることとなった天才子役が、青春コメディに挑む。
小学6年生のマックス(ジェイコブ・トレンブレイ)、ソー(ブレイディ・ヌーン)、ルーカス(キース・L・ウィリアムズ)は、いつも一緒の仲良し3人組。ある日、マックスはイケてるグループのソレン(アイザック・ワン)から「初キスパーティー」に誘われる。
片思いのブリクスリー(ミリー・デイビス)と初キスができるかも…!? 淡い期待に胸を躍らせるマックスだったが、そこに大きな問題が。「キスの仕方ってどうやるの?」。キスの仕方を調べようとしてもなかなか納得のいく答えは出ない。
そこで、マックスの父親のドローンを使い、近所のハンナ(モリー・ゴードン)とボーイフレンドとのキスの様子を盗み見することに…! しかし、そのことがきっかけでとんでもない騒動に発展してしまい!? 少年たちの爆笑必至の青春コメディ!
今作の主人公。小学6年生。ソーとルーカスとは親友で、いつでも一緒にいることを誓い合った仲。異性に興味を持ち始め、親に内緒でパソコンで検索をしたりしている。ブリクスリーに片思い中。同じクラスのイケてるグループから初キスパーティーに誘われ、そこでブリクスリーとの初キスを目指すことに。
小学6年生。マックスの親友のひとり。天使のような歌声を持っており、夢はミュージカルに出演して歌うこと。本来は気弱で臆病な性格だが、周りに「クール」と思われたいがためにワイルドな性格を装っている。
小学6年生。マックスの親友のひとり。信心深く、「いつも正直者でありたい」と思っている。両親が離婚することになり、自分はどうなってしまうのか内心不安に思っている。
マックスの近所に住むティーンエイジャーの少女。ボーイフレンドのベンジーと一緒にいるときに、それをのぞき見しようとしていたマックスたちのドローンを発見。その後、マックスたちとドローンを巡って揉めることに…。
マックスの近所に住むティーンエイジャーの少女で、ハンナの親友。ハンナと一緒に、マックスたちとドローンを巡って揉めることに…。
マックスたちがドローンの購入資金のために売りに出したルーカスのゲームカードの取引相手。マックスたちの近所に住んでいる。最終的にはルーカスがゲームカードを売るのを渋り、別のものと取引をすることに…。
マックスのクラスメイト。イケてるグループの一員で、マックスのことを初キスパーティーに誘う。
マックスのクラスメイトで、片思いの相手。初キスパーティーにも参加する。
『グッド・ボーイズ』は、大人気映画の『ソーセージ・パーティー』の製作チームの最新作となります。自身も俳優として活躍するセス・ローゲンが製作に携わっており、公開前から彼の過激な演出に期待の声が上がっていました。
今作は、期待を裏切らない内容となっており、映画のなかには下ネタが満載です。内容が過激なあまりに、R指定を受けてしまって、出演する子役の3人が本編を観ることができなかったという逸話も残っています。
ただ、下ネタだけのコメディ映画だけでは終わらず、少年たちの成長の過程も見ることができます。少年たちが青年へと変化していく貴重な瞬間のページが、面白くも繊細に描かれている作品です。
『グッド・ボーイズ』は、主演のジェイコブ・トレンブレイの演技に注目です。2015年にアメリカで公開された映画『ルーム』でジャック役を好演し、天才子役として注目を浴びたジェイコブが、コメディ映画の主役に初挑戦しています。
これまで子役という立場上、いい子の役柄が多かったですが、今作では良い意味でこれまでのイメージをくつがえす役柄を演じ切っていました。ジェイコブの演じる少年・マックスは、おませで少し自分勝手で、それでもどこか憎めない、愛されるキャラクターです。
今作の成功によって、ジェイコブの今後の演技の幅も大きく広がりました。ぜひ、ジェイコブの演技をお楽しみください!
『グッド・ボーイズ』では、仲良し3人組の少年たちが作中に起こる事件をきっかけに、少しずつ成長していく姿が描かれています。特に、マックスの親友・ソーは、今作のなかで大きく成長していきます。
本来は臆病で気弱な性格なのにソーは、周りにはワイルドに見せようと無理をしていました。ミュージカルで歌いたいという夢を持っているのに、クールじゃないからという理由でミュージカルのオーディションを諦めてしまいます。
しかし今作の最後の方には、ワイルドを装うことを辞め、ミュージカルのオーディションに挑戦するのです。ソーの姿には、自分のやりたいことに挑戦する勇気をもらうことができます。
名匠、ジェームズ・アイヴォリーがピーター・キャメロンの小説を映画化した文芸ドラマ A・ホプキンス、L・リニー、C・ゲンズブール、真田広之ら豪華キャストが、亡き人の喪失感を共有しながら人生を見つめる人々を情感豊かに演じ、格調高い物語を紡ぎ出す。 自殺した作家の伝記を執筆するため、遺族の住む南米のウルグアイにやって来た大学教員のオマー。だが、作家の妻・キャロラインは頑なに執筆を拒む。そんな中、作家の兄であるアダムは、公認を与える代わりにある提案をオマーに持ち掛け…。
ロシア映画界がハリウッドをしのぐ驚異のビジュアルで放ったSFアクション大作 モンスターアクションと脱出サスペンスを融合したロシア発の傑作エンタメ。ロシア映画ならではの独特な世界観と「想像力の限界」と称されたモンスターの造形に注目だ。 底知れぬ沼が広がる惑星「XT-59」に住む人類は、惑星管理システムの命令どおりに生きなければならない。命令に背いて囚人となった者たちは生存困難な大地に追放される。彼らが生き残る唯一の方法は、300キロ離れた伝説の島に自らの足で移動することだった。
朝から晩までビルを壊して、終わったらゴミ捨て場で寝る…もうこんな生活は嫌だ! 心優しき悪役ゲームキャラクターが自分のゲームから逃亡。別のゲームで出会ったのは友達がいない少女だった。 嫌われ者のふたりが出会い、奇跡を起こすディズニーの大ヒットアドベンチャー映画! 古びたゲームセンターにあるレトロゲームの悪役キャラクター、ラルフは不器用だけれど心優しき大男。 どんなに頑張っても報われない上に仲間外れにされる…そんな日々に嫌気がさしてゲームから逃亡。害虫退治のゲームからお菓子の国のレースゲーム<シュガー・ラッシュ>へたどり着く。 そこで出会ったレーサーの少女ヴァネロペは仲間外れにされ、国を治める大王からもレース出場を禁止されていた。なんとかレースにエントリーできたヴァネロペの後押しをすることにしたラルフ。 レースの日。紛れ込んでいた害虫が大暴れしてお菓子の国は大パニックに! 害虫駆除のためにラルフは命をかけた決断をする。 そして、ヴァネロペのレースを邪魔する大王には重大な秘密が…。
オバマ大統領出現を予言した?! マ〜ベラスな近未来SFコメディ! 「20世紀少年」×「WALL・E」÷2=「26世紀青年」!? 世界が終わろうとしています。“ばかたち”によって……。 “平均のアメリカ人”の典型、兵卒のジョー・バウアーズ。彼は、米国国防総省から、極秘の冬眠プログラムの実験台に選ばれた。忘れられ時は過ぎ、彼は未来の500年後に目が覚める。あまりにレベルが下がった合衆国で、生きている人間のなかで最もインテリな人間になっていたのだ。
『アラジン』や『リトル・マーメイド』の監督である、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカーによる3Dアニメ映画。今作に登場するモアナは、プリンス不在でありながらも、ディズニープリンセスのひとりとして数えられている。モアナの声優を務めたのは、今作が映画初出演となるアウリィ・カルバーリョ。また、キーパーソンであるマウイは、アクションスターのドウェイン・ジョンソンが声を吹きこんだ。小さな島で暮らしているモアナ(アウリィ・カルバーリョ)は、島の外に憧れを抱いていた。しかし島の掟により、船を使って外に出ることは許されなかった。そればかりか、海で魚が獲れなくなり、島の住民たちは困り果ててしまう。原因は島に伝わる伝説のなかに登場するテ・フィティにあると考えたモアナは、島の外に出ることを決意する。そして、テ・フィティの心を盗んだとされるマウイ(ドウェイン・ジョンソン)を探しに、サンゴ礁を越え未知の海へと旅立つのだった。
現代に復活したヒトラーを、ドキュメンタリータッチで描いていくブラックコメディ。世界中で人気を集めた作品であり、第二次世界大戦時の同盟国だったイタリアでは、今作のムッソリーニバージョンが制作された。今作はただ単に、ヒトラーを面白おかしく描いた作品ではない。「ヒトラーの持つ能力が現代で使われたらどうなるか?」を真剣に考察し、綿密に作り上げた皮肉たっぷりなストーリーが特徴である。第二次世界大戦が終了する寸前、ドイツの負けを悟ったヒトラーは、愛人とともに自殺する。ヒトラー(オリヴァー・マスッチ)が目を覚ますと、そこは現代のドイツだった。突然のタイムスリップに驚くヒトラーだったが、周囲の人々は彼をモノマネ芸人だと思いこみ、写真を撮りはじめる。そんなヒトラーを「発掘」したのは、テレビ局員のザヴァツキ(ファビアン・ブッシュ)だった。ザヴァツキはすぐにヒトラーを見つけ出し、コメディアンとしてテレビ番組に出演させる。しかし、ヒトラーは生放送でとんでもないスピーチをおこない、ドイツ国民から人気を集めはじめ…。
1959年に初演され大ヒットした同名ミュージカルの映画版で、1965年に公開された。原作は主人公のモデルであるマリア・フォン・トラップの自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』である。原作の自叙伝、ミュージカル、そして映画ともに世界中で大ヒットし、今もなお世界中の老若男女から愛されている名作だ。劇中では「エーデルワイス」「私のお気に入り」「ドレミの歌」など、誰もが一度は聞いたことがある名曲が使用されている。物語も主人公の成長ストーリー、恋愛、そして子どもたちとのふれあいなど、ほのぼのする展開から、迫り来る戦争の影や緊張感あふれる脱出劇まで幅広く展開する。歌うことが大好きで自由に憧れる修道女見習いのマリア(ジュリー・アンドリュース)は、そのおてんばぶりから、ほかの修道女たちにからかわれつつも愛される存在だった。ある日、修道院長(ペギー・ウッド)から、トラップ大佐(クリストファー・プラマー)の子どもたちの家庭教師になるようにすすめられる。修道院長のすすめを最初は断るマリアだったが、最終的にトラップ邸に向かう。そこでマリアを待っていたのは、何人もの家庭教師がさじを投げた7人の子どもたちだった。子どもたちからの「手厚い」歓迎もマリアは動揺せず受け入れ、次第に子どもたちもそんな彼女に心を開き始めていくのだが…。
20世紀を代表するミュージカルスターである、ジュディ・ガーランドの出世作。『オズの魔法使い』を原作にした映画の中でも、特に知名度が高い作品である。今作でガーランドが歌った「虹の彼方に」は映画の枠を超え、世界中で愛される楽曲になった。カンザスに住んでいる少女・ドロシー(ジュディ・ガーランド)は、巨大な竜巻に巻きこまれ、家とともに空高く飛ばされてしまう。ドロシーと家がたどり着いたのは、カンザスとは似ても似つかない魔法の王国・オズだった。突然の出来事に驚くドロシーだったが、オズの住民や魔女のグリンダ(ビリー・バーク)は、彼女を英雄として歓迎する。東の悪い魔女が、落ちてきたドロシーの家の下敷きになって死亡したのだ。しかし、東の魔女の妹である西の悪い魔女(マーガレット・ハミルトン)がやってきて、ドロシーに復讐しようとする。ドロシーはカンザスに戻るため、帰る方法を知るオズの大魔法使い(フランク・モーガン)に会いに行こうとするが…。
1962年、マーキュリー・アトラス6号の打ち上げに関わった、黒人女性3人を主人公にした映画。実話をベースに描かれており、登場人物が役職に就いた時期など、事実と映画では細かい違いはあるものの、勇気がもらえる感動作品だ。人種隔離政策がおこなわれた時代に、黒人でかつ女性という、極めて差別を受けることが多い立場であった主人公らにはあらゆる困難が待ち受けていた。白人と有色人種を分ける人種隔離政策がおこなわれていた、1960年代のアメリカ南部。黒人女性のキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー(ジャネール・モネイ)は、NASAの計算手として働いていた。それぞれ優秀な3人だったが、黒人でかつ女性ということもあり、なかなか生まれ持った能力を活かすことができない。しかし、ソ連が人類初の人工衛星の打ち上げを成功させたことで、彼女たちを取り巻く環境が少しずつ変わっていく。
『トイ・ストーリー』シリーズなどで知られるピクサーが手掛けた、3Dアニメーション映画。飲食店では嫌われる傾向のあるネズミを主人公に、駆け出し料理人とネズミたちとの交流を描いていく。非常に高く評価されたアニメ映画としても有名で、アカデミー賞をはじめとする数々の賞に輝いている。今作の舞台となったフランスのディズニーランドでは、アトラクション化もされるなど、世界中で愛されている作品だ。美食家のネズミ・レミー(パットン・オズワルト)は、シェフになることが夢だった。しかし、当然ながらネズミは嫌われ者で、特にレストランでは見つかったら殺されてしまうほど嫌われている。そんななかレミーは、若手料理人のリングイニ(ルー・ロマーノ)と出会う。髪の毛を引っ張ることで、リングイニの身体を自由に動かせることを知ったレミーは、帽子の中に隠れながら厨房に潜入。一流シェフを目指していたリングイニと利害が一致し、ふたりは協力して批評家をもうならせる料理を作っていく。