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2007年公開された約50分という短編映画であり、もともとは携帯電話のテレビCMだったが、そこにシーンが追加されて完成したという経緯がある。物語の最初から最後まで、時代や国が分からなくなってしまうような、メルヘンな雰囲気に包まれている。
監督は、日本の青春恋愛映画を数多く手がけた行定勲。そして主演は『春の雪』『クローズド・ノート』で、行定監督とタッグを組んだ竹内結子が務めた。公開当時27歳だった竹内結子の、透明感あふれる美しさと儚さが作品の美しさを引き立てている。
小学生のテンコ(藤本七海)は、熱を出したときにだけ聞くことができる姉・ショコラ(竹内結子)の旅の話が大好きだった。しかしショコラは、ある夏の日消えるように亡くなってしまう。
それから7年が経ち、19歳になったテンコ(大塚ちひろ)は予備校に向かうバスのなかで偶然、ショコラの恋人だったジダン(和田聰宏)と再会する。ショコラの見た世界は、彼女の作り話だったと思い始めていたテンコに、ジダンはある動画を見せる。それはテンコにとって驚くべきものだった。
さまざまなところに旅をして、そこで体験した不思議な話を妹のテンコに話す。また、旅先から恋人のジダンに動画を送り続けていた。人の名前を独特な呼び名で呼ぶ癖がある。チョコが溶けるように、7年前の夏の日に亡くなった。
ショコラの年の離れた妹。子どものころに熱を出すと、ショコラが話してくれる不思議な旅の話を聞くのが好きだった。姉のショコラのことを慕っており、彼女が旅で家を離れることを嫌がっていた。現在は浪人生で、予備校に通っている。
ショコラの恋人。バスのなかで男性にからまれていたテンコを偶然助け、7年振りの再会を果たした。ショコラの話は作り話だと思っていたテンコに、ショコラから送られてきた動画を見せる。現在は営業の仕事をしており、外回りに出ていることが多い。
竹内結子の美しさが魅力だったり、見所だったりする映画は数多くあります。そのなかでも特に今作は、彼女の美しさと、作品の持つ空気感がマッチしています。
劇中で子役に見せる眼差しや表情は優しく、それまでの彼女とはまた違った一面が見られます。
また『ショコラの見た世界』の公開前には、『いま、会いにゆきます』や『サイドカーに犬』など、彼女の代表作となる映画の公開が続きました。まさに女優としても、女性としても輝き始めた竹内結子を堪能することができる作品です。
『ショコラの見た世界』は鑑賞するにつれて、時代や国の設定が分からなくなってしまう、不思議な魅力にあふれた作品となっています。
とはいえ物語の最初で現代の日本であることは分かるのですが、テンコの部屋や予備校に通うバス、そして途中に出てくる喫茶店なども、どこかおとぎ話のような空気が感じられるのです。
ショコラが語る物語に対して、現実的であるはずのテンコの世界にもどこかメルヘンな空気が漂っています。映画全体からまるで絵本のような美しさと、懐かしさを味わうことができます。
劇中でショコラは、携帯のカメラに向かって「直接見て感じることの大切さ」について語ります。そして、その想いは7年という月日を越えて、彼女の大切な妹・テンコへの思いがけないサプライズにつながるのです。
テンコがずっと憧れていた「ショコラの見た世界」を彼女自身も見たとき、見ている側も深い感動を覚えてしまいます。今はSNSなどで、美しい風景やさまざまな情報が飛び交っています。
しかし「直接見て感じる」ことの大切さを、ショコラやテンコから思い出させられるのです。
風俗の世界に身を置きながら、前向きにあっけらかんと生きる女たちを描いた青春ドラマ 女優を夢見る女と玉の輿を狙う現代娘の青春模様。風俗の世界が舞台ゆえに過激描写があるも、爽やかな青春物語として見応えあり。日本映画初のヘアヌードが話題になった。 小劇団の女優・レイは、昼は芝居の稽古に精を出し、夜はSMクラブの女王として働いていた。ある晩、彼女はホテトル嬢のアユミと親しくなり、すっかり意気投合する。その後、レイはいよいよ劇団の公開日を迎え、アユミたちの見守る中、舞台に立つ。
高島礼子の劇場映画デビュー作。逢坂剛原作によるエロティックミステリー! 映画初主演の高島礼子がヌードも辞さない大胆なベッドシーンを披露。スリリングな展開と先の読めないストーリーに引き込まれる。嶋田久作が不気味な脳外科医を怪演。 精神神経科の女医・藍子は、女友達に暴行を加えた患者・追分の精神鑑定を依頼される。そんななか、殺害した女性のまぶたを切り取るという猟奇殺人事件が起こる。時を同じくして、藍子のもとに異常とも思える脅迫めいた電話が頻繁に掛かるようになり…。
2007年3月26日。千葉県市川市のマンションから、ひとりの若い男が捜査員の追跡を振りきって逃走した。部屋のベランダに置かれたバスタブからは、行方不明になっていたイギリス人女性英会話講師の変死体が発見される。これが日本を震撼させた殺人犯・市橋達也の、2年7ヵ月に及ぶ逃亡生活の始まりだった。青森、四国、沖縄、名古屋、大阪、福岡――。行く先々で名前を変え、顔を変え、自らが犯した許され難い罪から逃げ続けた2年7ヵ月。謎に包まれていた空白の逃亡期間の真実が、映像で解き明かされる・・・・・・。DEAN FUJIOKA
時代の波に翻弄されながらもたくましく生きる女たちの姿を描いた官能ドラマ 主演の辰巳ゆいをはじめ、東凛、友田彩也香、卯水咲流ら名立たる人気セクシー女優が多数出演。彼女たちの濡れ場を交えながら、平成時代の風俗史が語られる。 正太はフリーターを辞めて就職しようとしたが、結局はフリーター同然の店員に。コンプレックスを抱えているらしく、正太はやたらと女遍歴を自慢する男だった。人妻の千景やOLの綾をハメ倒したと豪語していたが、どうも嘘くさい話ばかりで…。
Iカップグラドル・相澤仁美がマチコ先生に扮したお色気学園コメディ シリーズ史上最大のバストを持つマチコ先生が登場。お馴染みとなったプール授業シーンのほか、「まいっちんぐ」を禁止されるという驚きの展開も見逃せない。 あらま学園の教師として採用された麻衣マチコは、勤務初日から寝坊をしてしまい、慌てて学校へ向かっていた。そこであらま学園のスケバン・金田銀子と舎弟のアベが桜ヶ丘ナナをいじめている場面に遭遇。マチコは思わず彼女たちを叱りつけるが…。
1968年に公開され、過去に類をみない莫大な制作費がかけられたスペクタクル巨編。3時間以上の上映時間と、圧倒的なスケールの物語が話題となり、大ヒットを記録している。大量の水を使用した危険なシーンの撮影もおこなわれ、実際に何人かのスタッフとキャストが負傷した。また、今作は当時の日本を代表する名優たちが集結した作品でもある。製作にもかかわっている石原裕次郎や三船敏郎をはじめ、黒澤映画常連の志村喬、『白い巨塔』に出演した滝沢修など、そうそうたるメンバーが集結した。太田垣(滝沢修)率いる関西電力は、大規模な発電所建設の計画を立案する。場所は富山県に位置する黒部川の上流。多額の建設費と大勢の作業員たちを導入し、工事が始まった。掘削工事を担当するのは熊谷組の岩岡(石原裕次郎)で、彼は工事に不安を抱きながらも、危険で困難な掘削作業に身を投じていく。工事が進んでいた1957年。岩岡の不安は的中し、掘削工事による水漏れが発生。しばらく工事が進まない事態に陥ってしまう。
思春期の繊細で残酷な恋と性。海辺に暮らす少女と少年のもどかしくも切ない青春ドラマ 人気漫画家・浅野いにおの原作を『ソラニン』以来11年ぶりに映画化。オーディションで選ばれた主演の石川瑠華と青木柚がハードな性愛表現に挑み、思春期の中学生役を好演。 海辺の田舎町に暮らす中学2年生の小梅は、憧れの三崎先輩に手ひどいふられ方をして自棄になり、同級生の磯辺と衝動的に初体験を済ませる。その後も体の関係を繰り返す2人は、ただの友達には戻れない恋人同士でもない、曖昧で奇妙な付き合いを続けていたが…。
明治6年春、長野県松代区長の娘・横田英は反対する父を説得し、松代と新しい日本の為、同郷の河原鶴らとともに富岡製糸場に工女として入場した。明治政府は明治5年、群馬県富岡市に西洋と日本の技術を融合した世界最大規模の製糸工場を設立したが、工女集めに難航していた。フランスから招いた“生糸の神様”と呼ばれるポール・ブリュナ達フランス人に”生き血を抜かれる”という荒唐無稽な噂話が全国に広がっていたからだ。しかし、製糸場に到着した英が目にしたのは、これまで見たこともない別世界、壮大なレンガの建物とピカピカの器械、そして西洋式の労働環境の中で真摯に糸を引く先輩工女たちの姿だった。全国から集まった工女たちは、紅い襷を掛けることが許されている一等工女になり、一日も早く技術を習得し故郷に戻ることを夢見ていた。その姿に刺激された英と鶴らも、紅い襷を皆で目指すことを誓った。だが現実は、フランス人教師の厳しい指導や時には待遇の差、容易ではない糸取り作業、苦労の連続だった。そんなある日、彼女たちのもとへウィーンから驚くべきニュースが届けられた・・・。
映像化困難とされた伊坂幸太郎のミステリー小説を映画化 本屋襲撃の裏に隠された2年前の事件との繋がりを巧妙な演出で綴る。瑛太、松田龍平ら話題の俳優陣とボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」が物語を鮮やかに彩る。 大学入学のため仙台へ引っ越してきた青年・椎名が片付けをしていると、隣人の河崎という男から声を掛けられる。そして、彼は椎名に奇妙な計画を持ちかける。それはブータン人留学生に広辞苑をプレゼントするため、本屋を襲撃するというもので…。