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2019年7月から9月に、フジテレビ系の「月9」ドラマ枠で第1シーズンが放送された医療ドラマシリーズ。放送当時、月9ドラマとしては2年ぶりに視聴率全話2桁を達成した。第2シーズンとなる今作は、2020年11月から2クール連続で放送開始。
上野樹里演じる法医学者・万木朝顔、その父で時任三郎演じる刑事・万木平が、遺体の解剖からさまざまな事件に隠された真実を解き明かしていく。さらに、母を東日本大震災で失い、今なお母を探そうとする父の葛藤、恋人で刑事の桑原真也との結婚、娘・つぐみの誕生など、家族との絆も描いている。
法医学者・万木朝顔(上野樹里)は、所轄署の刑事で父の万木平(時任三郎)、県警の刑事である夫の桑原真也(風間俊介)、娘の桑原つぐみ(加藤柚凪)の一家4人で、幸せな日々を送っている。ある日、朝顔は通勤中に近くのスタジアムで、群衆雪崩の事故に出くわす。
死者4名を出す大事故となり、朝顔の勤める法医学教室にも解剖の依頼が入る。平が勤める野毛山署強行犯係や、県警の桑原らは、連携して事故の原因を探り始める。さまざまな証言、証拠があがるが、決定的な原因はなかなか判明しない。
そんななか群衆雪崩で妻を失ったという男性が、マスコミの取材に応じ、群衆雪崩は事故ではなく殺人だと訴える…。
今作の主人公、興雲大学法医学教室に勤める法医学者。刑事である父・平と真也、娘・つぐみの4人で暮らしている。物いえぬ死者の声をくみ取ろうと、真摯に解剖に向き合っている。東日本大震災で、母・里子が行方不明となってしまった。
主人公・朝顔の父親。野毛山署強行犯係のベテラン刑事。優秀で誰からも信頼されている。娘夫婦、孫とともに4人で生活を送っている。東日本大震災で行方不明となった妻・里子を探し続けていて、週末には東北へ出かけている。
主人公・朝顔の夫。野毛山署強行犯係から、その熱意を買われて神奈川県警捜査一課に異動した。朝顔と結婚し、娘・つぐみ、義父の平と4人で暮らしている。正義感が強く、涙もろい性格。その一方、心配性で小心者な一面もある。
法医学教室の主任教授。自由奔放で、突拍子もない行動をとる。朝顔と平とは、震災の現場で出会い、一番の理解者となっている。
朝顔と桑原の娘。5歳に成長した。朝食の最中に、「弟が欲しい」といった。
初めは時給目当てで法医助手のアルバイトをしていたが、朝顔たちの影響を受け、法医学者として働き始めた。負けん気の強い性格。
法医学教室に勤める検査技師。解剖の補助や臓器の検査を担当している。陽気な性格で、法医学教室のムードメーカー。
優秀な検視官。頑固な性格で、ルールや規範を重視している。仕事に誇りと自信を持っている。
法医学教室に勤める法医学者、絵美の夫。ひょうひょうとしているが、周囲からの信頼が厚いベテラン。
法医学教室に勤める法歯学者で、遺体の歯から身元を特定できる。雅史の妻で、彼を尻に敷いている。
東北に住む朝顔の祖父。震災で娘・里子を亡くし、ふさぎこんでいたが、平の思いや朝顔、つぐみに触れ、里子を探す手伝いをし始める。
山梨県警の検視官。以前は、野毛山署に勤めていて、朝顔たちと仕事をしていた。
野毛山署強行犯係の刑事で係長。県警の捜査一課への異動を狙っている。
野毛山署強行犯係に勤める若手刑事。桑原に続いて、県警の捜査一課への異動を狙っている。
野毛山署の鑑識。検視官・丸屋の下についていて、一生懸命に仕事をこなす。
野毛山署強行犯係に勤める刑事。上司と若手に挟まれながら、実直に捜査に向き合う。
野毛山署強行犯係に勤める女性刑事。生意気な性格で、他部署へ異動届けを出そうとしている。
医学部生で、法医学教室でアルバイトをしている。光子にこきつかわれている間に、仕事が速くなっている。
野毛山署の鑑識。検視官・丸屋の下で、淡々と仕事をこなしている。
県警捜査一課の刑事。桑原の後輩で、冷静に彼のサポートをしている。
ドラマ『監察医 朝顔』は2019年7月から放送され、大きな話題を呼びました。今作の第2シーズンは2020年11月から、異例の2クール連続での放送が決定したのです。
上野樹里、時任三郎、風間俊介ら、おなじみとなったレギュラーキャストは全員続投し、温かさと切なさが同居する世界観は継続されています。
さらにともさかりえ、大谷亮平も、新キャラクターとして登場することが決定していて、作品に新たな魅力を与えてくれています。
第1シーズン中盤から登場し、視聴者の目をくぎ付けにしているのが、朝顔の娘・つぐみです。とても可愛らしく、子どもらしいピュアな言動は、つぐみ演じる加藤柚凪の魅力がそのままキャラクターに活かされているようにも感じられます。
またつぐみの言葉に振り回される登場人物たちの姿には、思わずクスッとさせられます。今作では5歳になったつぐみが、歌を歌う姿なども描かれ、癒されること間違いなしです。
移り行く季節を感じるように、つぐみの成長にもぜひ注目してください!
『監察医 朝顔2』の原作は、2006~2013年に「漫画サンデー」で連載されていた、全30巻の漫画です。基本設定としては、母を亡くすきっかけが、阪神・淡路大震災から東日本大震災に、朝顔の苗字が「山田」から「万木」に変更されています。
また、漫画では主要人物の死という驚きの展開が用意されていましたが、ドラマの第1シーズンではそのような展開は見られませんでした。
原作の作画を担当している木村直巳も、ドラマのファンと公言しています。第2シーズンではどのような展開があるのか、原作漫画と比較して鑑賞するのもおすすめです!
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』は、日本のテレビドラマ作品。フジテレビ系列の赤と黒のゲキジョー枠で2015年1月16日に放送された。連続ドラマではなく、1話完結のスペシャルドラマ。原作は、小説家・高殿円の同名小説で、神戸の老舗百貨店が舞台の作品となる。主演は、『黄泉がえり』や『ストロベリーナイト』など、人気作へ数多く出演する女優・竹内結子が務める。ほかにも斎藤工、竹中直人、草刈正雄、浅野ゆう子、松雪泰子、高畑淳子、桂文枝といった豪華な俳優陣が出演する。神戸の老舗百貨店である富久丸百貨店・神戸元町店。ここに、アルバイトから地道にキャリアを積み重ねていった苦労人の女性がいた。彼女の名前は、鮫島静緒(竹内結子)。店舗リニューアルの企画を成功させた手腕が認められ、正社員となった彼女につきつけられたのは、外商部への突然の異動だった!? いままでとは180度違う世界で働くこととなった静緒は、月1,500万という途方もないノルマを達成するために奮闘する。個性豊かな外商部のメンバーや、一癖も二癖もある外商の顧客たちを前に静緒は苦戦を強いられるが、持ち前のバイタリティーとやる気で困難に立ち向かっていく。静緒は外商員として羽ばたくことができるのか!?
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
若くして両親を亡くした元暴走族総長で、現少女漫画家のケンジ。妹・ヤスコを守ることに命をかけ、ヤスコに関することすべてに口を出す―そんな過剰に妹思いのケンジと、彼を取り巻く人々との恋と人間模様を描く。高校生のヤスコは、12歳年上で、まるで父親のように過干渉なケンジに辟易する毎日で、兄妹ゲンカは絶えることがない。そんな2人の前に現れたのは、元レディース総長で花屋を切り盛りするエリカと、その弟で超優秀なイケメン高校生の純。エリカはレディース時代からケンジを思い続けているが素直になれず、ケンジと顔を合わせるたび、心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう。一方、ヤスコはイケメンの純に一目惚れして―。果たして、不器用ながら真っ直ぐなケンジと、素直になれないエリカの恋の行方は? そして、ヤスコと純の初恋は?
料理を「作る」ことが好きな女性と、「食べる」ことが好きな女性。彼女たちの日常や交流を通して、女性を取り巻く現実や女性同士の連帯を描く。人気マンガ「つくたべ」をドラマ化。
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
ドラマ『華麗なる一族』は、2007年1月にTBS系列で放送されたヒューマンドラマである。1960年代の神戸を舞台に、財閥父子の葛藤と金融業界の闇が色濃く描かれている。TBS開局55周年を記念する番組のひとつとして手掛けられた作品。主演には、ドラマ『HERO』シリーズや『GOOD LUCK!!』など、数々の人気ドラマの主演を務めた木村拓哉が抜擢された。高い演技力とカリスマ性で、多くのファンを魅了している。ほかにも、鈴木京香、山本耕史、相武紗季、吹石一恵、北大路欣也など豪華俳優陣が出演している。万俵財閥が所有する主力企業・阪神特殊製鋼の専務・万俵鉄平(木村拓哉)は、新しい技術の開発に没頭していた。会社として採算が見込める大口契約を取り付けることができ、業績も上々であった。鉄平はさらに事業を拡大するために、阪神銀行の頭取でもある父・大介(北大路欣也)に融資を依頼する。しかし大蔵省が進める金融再編を危惧し、大介は即答することを避けたのだった。
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
『金魚妻』は2022年2月からNetflixで配信開始されたドラマ作品。配信はNetflixのみとなるが、Netflixとフジテレビの共同企画・共同制作となっている。紙・電子併せて累計部数325万部を突破した、黒澤Rによる同名漫画が原作。『アンフェア』シリーズなどで知られる篠原涼子が主演を務める。ほかにも岩田剛典、安藤政信、長谷川京子、堀未央奈、藤森慎吾などが出演する。とあるタワーマンション。ここの最上階に住むさくら(篠原涼子)は、夫・卓弥(安藤政信)とともに美容サロンを経営する、いわゆる“勝ち組”の女性だ。しかし華やかにみえる生活の裏で、卓弥は複数の女性と関係をもち、さらにはモラハラ・DVをすることでさくらのことを支配していた。タワーマンションでおこなわれたさくらの誕生日パーティーも、お祝いというのは建前で、実は新店舗オープンの発表が本来の目的であった。パーティーで風水師・メイ(峯村リエ)から、「金魚を飼うこと」を勧められたさくら。後日、近所に「金魚のとよだ」という金魚屋さんを見つけ、そこで店主である春斗(岩田剛典)と運命の出会いを果たす。金魚を介して惹かれあっていくさくらと春斗。しかし、2人の距離が近づけば近づくほど、夫・卓弥も苛立ち、さくらに冷たく当たるのだった。タワーマンションに住む6人の女性たちが、禁断の不倫愛に翻弄されていく。