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娘と共に国を追放された大公妃の復讐を独創的な映像美で描いた文芸ドラマ
『タイタス』のジュリー・テイモア監督が、シェイクスピアの戯曲を主人公を女性に変え、元舞台演出家ならではの視点で幻想的に描く。主演は『クイーン』のヘレン・ミレン。
海上で大嵐に遭い孤島に流れ着いたナポリ王一行。この嵐は、島に住むプロスペラが魔術を使い起こしたものだった。かつてミラノ大公妃だった彼女は、弟とナポリ王らの謀略で娘と共に追放され、島で暮らしながら裏切り者たちへの復讐を目論んでいたのだった。
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朝から晩までビルを壊して、終わったらゴミ捨て場で寝る…もうこんな生活は嫌だ! 心優しき悪役ゲームキャラクターが自分のゲームから逃亡。別のゲームで出会ったのは友達がいない少女だった。 嫌われ者のふたりが出会い、奇跡を起こすディズニーの大ヒットアドベンチャー映画! 古びたゲームセンターにあるレトロゲームの悪役キャラクター、ラルフは不器用だけれど心優しき大男。 どんなに頑張っても報われない上に仲間外れにされる…そんな日々に嫌気がさしてゲームから逃亡。害虫退治のゲームからお菓子の国のレースゲーム<シュガー・ラッシュ>へたどり着く。 そこで出会ったレーサーの少女ヴァネロペは仲間外れにされ、国を治める大王からもレース出場を禁止されていた。なんとかレースにエントリーできたヴァネロペの後押しをすることにしたラルフ。 レースの日。紛れ込んでいた害虫が大暴れしてお菓子の国は大パニックに! 害虫駆除のためにラルフは命をかけた決断をする。 そして、ヴァネロペのレースを邪魔する大王には重大な秘密が…。
20世紀を代表するミュージカルスターである、ジュディ・ガーランドの出世作。『オズの魔法使い』を原作にした映画の中でも、特に知名度が高い作品である。今作でガーランドが歌った「虹の彼方に」は映画の枠を超え、世界中で愛される楽曲になった。カンザスに住んでいる少女・ドロシー(ジュディ・ガーランド)は、巨大な竜巻に巻きこまれ、家とともに空高く飛ばされてしまう。ドロシーと家がたどり着いたのは、カンザスとは似ても似つかない魔法の王国・オズだった。突然の出来事に驚くドロシーだったが、オズの住民や魔女のグリンダ(ビリー・バーク)は、彼女を英雄として歓迎する。東の悪い魔女が、落ちてきたドロシーの家の下敷きになって死亡したのだ。しかし、東の魔女の妹である西の悪い魔女(マーガレット・ハミルトン)がやってきて、ドロシーに復讐しようとする。ドロシーはカンザスに戻るため、帰る方法を知るオズの大魔法使い(フランク・モーガン)に会いに行こうとするが…。
1982年にアメリカで公開され、世界中で年代を問わず多くの人々に愛された名作映画。『ジョーズ』や『未知との遭遇』などの映画を大ヒットに導き、映画界の巨匠と呼ばれているスティーブン・スピルバーグが監督を務めた。メインキャラクターのE.T.は、名作映画『キングコング』や『エイリアン』でも活躍したカルロ・ランバルディがデザインし、その姿は世界中の人々に長年愛され続けている。アカデミー賞での4部門受賞を始め、日本やフランス、イタリアなどの映画賞でも次々と受賞した。ママ(ディー・ウォーレス)と兄・マイケル(ロバート・マクノートン)、妹(ドリュー・バリモア)と暮らしている10歳の少年・エリオット(ヘンリー・トーマス)。母が仕事で不在の間、マイケルの友人が自宅によく遊びに来るのだが、エリオットはいつも仲間に入れてもらえない。寂しくしているエリオットに、マイケルは宅配ピザの受け取りを命じた。エリオットが仕方なく外に出ると、物置小屋の方から聞きなれない物音がするのを感じたのだ。物音のする方角へ、おそるおそるボールを投げるエリオット。するとボールはすぐに、エリオットの元に投げ返されてくるのだった。驚いたエリオットは家の中に駆け込み、マイケルたちにそのことを話すのだが、誰も相手にしてくれない。しかしあきらめられないエリオットはその夜、物音の正体を探りに出かける…。
今作は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の監督として知られる、ロバート・ゼメキスが制作したアニメ映画だ。全編がモーションキャプチャを使用した3Dアニメで構築され、俳優の演技がそのままアニメーション化されている。原作となったのは、児童向け絵本『急行「北極号」』である。ゼメキス監督との親交があるトム・ハンクスが複数のキャラクターの声優を務め、主人公の少年を含む5役のモーションキャプチャも担当した。サンタを信じない男の子(ジョシュ・ハッチャーソン)は、クリスマスイブの夜に「ポーラー・エクスプレス」に乗り込んだ。この列車は男の子の前に現れた不思議な列車で、社内には風変わりな車掌(トム・ハンクス)と、大勢の子どもたちが乗っていた。男の子は列車内で幽霊に遭遇したり、チケットを探したりと、数々のトラブルに巻き込まれる。そして「ポーラー・エクスプレス」は、サンタクロースの住む北極点へと向かうのだった。
ドクター・スース原作の名作絵本を、『アポロ13』のロン・ハワード監督が実写化したファンタジーコメディ。主演を『トゥルーマン・ショー』のジム・キャリーが務める。全身緑色のひねくれ者・グリンチが、クリスマスを盗もうとするさまをコミカルに描く。共演はテイラー・モンセン、クリスティーン・バランスキー。フーヴィルにクリスマスがやってきた。町は喜びに包まれるが、北の山に住むひねくれ者のグリンチ(ジム・キャリー)だけはクリスマスが大嫌い。彼は山を下りてきて、クリスマスを盗み出そうと企む。郵便物をいたずらするグリンチを見つけた少女・シンディ(テイラー・モンセン)は、驚いて悲鳴をあげる。プレゼントの山に落ちてプレスされそうになったシンディを、グリンチは嫌々ながら助け出す。父にグリンチとのことを話すのをためらうシンディ。もしかしたらグリンチはいい人なのかもしれないと、彼女は考える。グリンチが嫌われるようになった理由を知りたいシンディは、いろいろな人たちに話を聞きにいく。グリンチはあるクリスマスの晩に、ほかの赤ちゃんたちに混じってゆりかごに乗って現れた。彼も幼いころはクリスマスが好きだったのだが…。
亡くなった父と交信し、最悪の未来を回避していくSF映画。音声のみがタイムトラベルするストーリーで、SF展開よりも、父と息子の関係性にフォーカスされた作品である。さまざまな伏線が回収されていく怒涛のラストは必見だ。主演を務めたのは、『エデンより彼方に』に出演したデニス・クエイドと『シン・レッド・ライン』でブレイクしたジム・カヴィーゼルのふたり。また、『真実の行方』で高い評価を受けた、グレゴリー・ホブリットが監督を務めている。刑事のジョン(ジム・カヴィーゼル)は、クローゼットに眠っていた無線機を見つけ出す。この無線機は、30年前に火事で亡くなった父・フランク(デニス・クエイド)が使用していたものだった。ジョンは懐かしさから無線機を起動し、ひとりの男と交信することに成功する。しかし、相手は亡くなる直前の父だった。奇妙な現象に驚くジョンだったが、火事で死ぬことを父に話し、命を救う。ジョンの忠告により過去が変化したことで、現在の世界も少しずつ変わっていくのだった。
ピクサーが制作した、長編アニメーション映画第2作目。虫たちの世界を舞台としており、バッタとアリの、弱肉強食の関係が描かれた。また、弱者が仲間を集め、強者に立ち向かっていく展開は『七人の侍』から多大な影響を受けている。アリが築き上げた「アント・アイランド」では、働きアリたちがバッタに与える食料を貯えていた。しかし、発明家のフリック(デイヴ・フォーリー)がおこなっていた実験が失敗。集めた食料が犠牲となり、バッタに与えるはずだった分の食料がなくなってしまう。そんなとき、バッタの大群が襲来する。バッタたちのリーダー・ホッパー(ケヴィン・スペイシー)は、さらに多くの食料を集めるよう、アリたちに要求するのだった。フリックはバッタたちを追い出すため、用心棒を探す計画を立てる。アリたちはトラブルメーカーのフリックを追い出す口実ができたと考えるが、当のフリックはやる気満々でアント・アイランドを飛び出していき…。
78歳のおじいさんカールは、亡き妻エリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、一世一代の冒険の旅へ。思い出が詰まった大切な我が家に無数の風船をつけ、家ごと旅立つカール。少年ラッセルら旅の仲間たちとともに、目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
醜い怪物・シュレックの活躍を描いたシリーズ第1作目。アニメ映画『アンツ』などを制作していた、ドリームワークスが手掛けており、ディズニーとは異なるブラックユーモアを取り入れた作風が話題となった。人間たちから怖がられている怪物・シュレック(マイク・マイヤーズ)は、汚い沼地でひとり楽しく暮らしていた。ある日、人間たちに捕まりそうになっていたロバのドンキー(エディ・マーフィ)と出会い、慕われるようになる。他人を避けて生活していたシュレックは、しつこいドンキーを追い払うが、なぜかおとぎ話の住人たちが沼地に押しかけてくる。彼らは国王のファークアード卿(ジョン・リスゴー)に追放され、行き場所をなくし、シュレックの沼地に集まってきたのだった。ひとり暮らしの生活に戻るため、シュレックはドンキーを連れて、ファークアード卿の住む王国へと向かう。一方、背が低いことを気にしているファークアード卿は、城に閉じこめられた、フィオナ姫(キャメロン・ディアス)との結婚を決めるのだが…。
傘をさし、風に乗って空から舞い降りた風変わりな魔法使い「メリー・ポピンズ」が、ファンタジックな魔法体験を通して“人生で本当に大切なもの”を教えてくれるヒューマン・コメディ! 耳に残る珠玉の名曲たちと華麗なダンスに彩られた、映画史に残る傑作ミュージカル!バンクス家のジェーンとマイケルは、イタズラ好きで雇われた乳母を次々と辞めさせてしまうやんちゃな子どもたち。そんな彼らの元に、ある日、風に乗って新しい乳母メリー・ポピンズがやってきた。最初のうちはメリーのことを警戒していた彼らだったが、美人で優しく、おまけに“魔法”まで使えるメリーのことをすっかり気に入ってしまう。しかし、生真面目で厳格なバンクス家の父・ジョージは、型破りな彼女のことを良く思わず…。
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