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テレビアニメ『ゲッターロボ アーク』は、AT-Xほかで2021年7月4日から放送。「ゲッターの申し子」といわしめる程の肉体を持つ流拓馬役を務めるのは、『ガンダムビルドファイターズトライ』のコウサカ・ユウマでテレビアニメ初主演を果たした内田雄馬。
冷静沈着なゲッターキリクのパイロットであるカムイ・ショウ役を、今作が声優デビューとなる向野存麿が演じる。
流竜馬らが乗る「真ゲッターロボ」が火星に消えてから、十数年が経過した。蟲のような謎の生命体との長き戦いによって、世界は荒廃の一途を辿っている。戦いが終わらぬなか、上空から墜落したゲッターD2の目の前に、流拓馬(内田雄馬)と山岸獏(寸石和弘)が立っていた。
埋め立て地のゴミ山の上に立つ彼らは、ゲッターロボD2を起動させる。するとすぐさま早乙女研究所の所長である神隼人(内田直哉)から、通信が来た。通信に対し拓馬は「流」の名を名乗り、かつてゲッターロボに乗った流竜馬の息子であることを認識させる。
流拓馬はそのままゲッターロボに乗って上空へ向かい、戦線に参加した。それを目にした隼人は援護させようと、パイロットのカムイ・ショウ(向野存麿)をゲッターアークに乗せて出撃させるのであった。
2002年9月から2003年3月にかけて放送されたオリジナル・SFロボットアニメで、富野由悠季監督が手掛ける2年半ぶりのテレビシリーズ。かつて登場人物を次々と死に至らしめた作品たちは、「黒富野」と称されていた。今作は戦いがメインテーマとなってはいるが、ほとんど死の描写がないといった作風から、「白富野」とも呼ばれている。また、オープニングアニメでは登場人物やロボットたちがモンキーダンスを踊るなど、全体的に楽しさあふれる雰囲気で描かれている。物語の舞台は、環境が悪化してまともに居住できなくなった地球。人類はドームポリスと呼ばれる人工のドーム都市で生活していた。そこに住む17歳のゲイナー・サンガ(野島裕史)は、オーバーマンバトルという、世界中のゲーマーが熱中しているロボット対戦アクションゲームのチャンピオン。そんなゲイナーはある日突然、「エクソダス」なる脱出計画の共謀者として、シベリア鉄道警備隊のアデット・キスラー(林真里花)に逮捕され、牢獄へと入れられる。そこでエクソダス請負人のゲイン・ビジョウ(かわのをとや)と出会ったゲイナー。彼に協力する形でゲイナーは脱獄し、逃走のなかで入手したオーバーマンに乗り込み、訳のわからぬまま戦いの渦中へと巻き込まれていく…!
『天空のエスカフローネ』は1996年4月から9月にかけて放送されたテレビアニメ作品で、異世界に飛ばされた少女がその世界の戦いに巻き込まれていく物語。制作はサンライズ。「マクロスシリーズ」で著名な河森正治が原作を手掛け、音楽は『カウボーイビバップ』『創聖のアクエリオン』などを手掛けた菅野よう子が担当している。主人公は放送当時16歳の高校生だった坂本真綾が務め、オープニングテーマも歌っている。陸上部の短距離選手である女子高生・神崎ひとみ(坂本真綾)は、海外への引っ越しが決まっていた先輩・天野進(三木眞一郎)に思いを告白し、自身のファーストキスを賭けて最後の100m走に挑んだ。そこへ突如、異世界・ガイアからバァン・ファーネル(関智一)が現れ、同時に巨大な竜も出現。激しい戦いの末にバァンは竜を倒すが、そのバァンとともにひとみも光に包まれてガイアのファーネリア王国へと転送されてしまう。そこで王となったバァンは人型兵器・エスカフローネに乗り込み、ディランドゥ・アルバタウ(高山みなみ)が率いるザイバッハ帝国と戦っていき…。
異世界で巨大ロボットを操る騎士になる!小説投稿サイト「小説家になろう」発のライトノベル『ナイツ&マジック』をもとにした、テレビアニメ作品。異世界に転生したロボットヲタクが、巨大ロボットを操る騎士となって大活躍する!ロボットヲタクのプログラマー・倉田翼(阪口大助)は、ある日交通事故に遭い、異世界に転生することになる。そこは、巨大な魔獣に人々が脅かされる世界。シルエットナイトという巨大ロボットだけが唯一の対抗手段だった。そんな世界で美少年・エルネスティ(高橋李依)として転生した彼は、偶然遭遇したシルエットナイトを目の当たりにし、すっかり虜になってしまう。そうして彼はシルエットナイトを操縦するナイトランナーになるため、魔法の勉強を始めることにする。まもなく魔法がプログラミング言語に似ていると気づいた彼は、めきめきと魔法の実力をつけていく。成長したエルネスティは、鍛錬の途中で出会った双子のキッド(菅原慎介)とアディ(大橋彩香)とともに、ナイトランナーを養成する学園に入学する。ところが、そこで彼は衝撃的な事実を知る。なんとシルエットナイトを操縦するには、身長が足りなかったのである。それでも彼はめげずに、自分専用のシルエットナイトを作ってしまえばいいと思いつく。そうして彼は、鍛冶屋のドワーフたちとも仲良くなり、いろいろな試作品を作り出していくのだった…。
運命が友情を引き裂くとき、古の巨兵が目を覚ます…巨大ロボで戦う異世界戦記 国家間の壮大な戦争と、それに巻き込まれていく主人公たちのシリアスな展開にぐいぐい引き込まれる。ロボットが武骨で、ビームを交えるような派手な戦闘がないのも渋い。 化石燃料が採れない世界、クルゾン大陸。そこで人々が動力源に利用したのが、人間なら誰もが持つ「魔力」。そんな世界で魔力を持たない希少な人間・ライガットは、学友であり国王でもあるホズルに呼ばれ王都へ赴くが、待ち受けていたのは激動の運命だった…。
『ブレンパワード』は1998年4月から11月にかけて放送されたSFロボットアニメで、富野由悠季が総監督を務めた。制作はサンライズで、音楽は『カウボーイビバップ』の菅野よう子、キャラクターデザインは『幻夢戦記レダ』のいのまたむつみが務めている。WOWOW初のオリジナルアニメであり、オープニングの作画は女性キャラの裸体、エンディングは写真家・荒木経惟の植物写真のカットと奇抜な試みがなされた。また、それまでの富野由悠季監督作品のような殺伐としたストーリーではなく、自然の美しさを基調とした牧歌的な作りとなっている。舞台は近未来の地球。海底でオルファンと呼ばれる巨大遺跡が発見され、伊佐未ファミリーを中心にその研究が進んでいた。地上では、プレートと呼ばれるそのオルファンに呼応して現れる物質が飛び交い、人々に恐れられていた。プレートからは意思を持つ巨大人型兵器・ブレンパワードとグランチャーが生まれるが、グランチャーに乗った伊佐未勇(白鳥哲)と、ブレンパワードに乗った宇都宮比瑪(村田秋乃)の出会いにより、運命的な戦いがはじまる…。
地球人とゼントラーディ星人の銀河間戦争が始まってから50年後の西暦2059年。戦争の終結とともに共存の道を歩むこととなった2種族は、荒廃した地球の再生を目指すとともに、外宇宙に種を広めつつ新たな故郷となる星を探す「銀河播種計画」が始動しました。巨大な居住船を中心とした長距離移民船団の派遣です。都市機能をまるまる再現した船の中では、多くの民間人が地球となんら変わらない生活を送りながら、世代を跨いで新天地への到着を夢見ていました。作品の舞台は第25次新マクロス級移民船団「マクロス・フロンティア」。ありのままの自然を再現したバイオプラント船アイランド1には1,000万人もが生活し、独自の文化を形成しています。そんなフロンティア船団へある日、第21次新マクロス級移民船団「マクロス・ギャラクシー」から“銀河の妖精”と謳われるトップアーティスト、シェリル・ノームが来訪します。銀河コンサートツアーの行程中であった彼女は、最後のステージ会場としてこの船団を訪れていました。主人公・早乙女アルトは美星学園航宙科に通う、大空を夢見るパイロット候補生です。学生ながらも優秀な操縦テクニックを持つ彼は、友人であるミハエル・ブランやルカ・アンジェローニらとともに、シェリルのコンサートにおけるアクロバット飛行のパフォーマンス係を引き受けていました。しかし、ミスでシェリルがステージから落下してしまうアクシデントが発生。アルトはギリギリのところで彼女を助けますが、それすらもステージ演出に変えてしまったシェリルのプロ意識に圧倒されます。コンサートが白熱する中で、船団は謎の宇宙生物「ヴァジュラ」の襲撃を受けていました。避難命令が発令される中で会場から脱出したアルトは、街へ降り立ったヴァジュラと、民間軍事プロバイダー「S.M.S」の最新鋭バルキリー「VF-25 メサイアバルキリー」との交戦を目撃します。しかし圧倒的な力を持つヴァジュラの前に、パイロットは奮戦むなしく命を落としてしまいます。敵が次に目を付けたのは、逃げ遅れて街を彷徨っていた少女ランカ・リーでした。アルトは咄嗟に空っぽになったVF-25のコックピットへと飛び乗ります。二度と誰かが死ぬ瞬間を見ないため。自分が生き残るために。
機械帝国ガルファの地球侵略を止めろ!サンライズ制作のロボットアニメ。巨大ロボットのパイロットになったふたりの少年が、さまざまな経験を通じて成長し、全宇宙の支配をもくろむ帝国と対決する!月の軌道上に突如出現した要塞「螺旋城」。そこを拠点とする機械帝国ガルファは、全宇宙の人類を滅ぼすため、地球への攻撃を始める。宇宙空間での戦いでは、圧倒的な力をもつ軍勢で地球防衛組織GEARを翻弄。さらに螺旋城から巨大な機獣を発進させ、地球上にある各国の都市を襲撃していた。ある日、星見町にも機獣が現れる。そのすさまじい攻撃で次々と建物が破壊され、人々は逃げ惑うことになる。そんななか、星見小学校に通う小学5年生の出雲銀河(松岡洋子)と草薙北斗(進藤尚美)は、町の体育施設で機獣に襲われる。もはや絶体絶命かと思った瞬間、体育施設の地下から巨大ロボット「電童」が出現する。そして、なぜかふたりは電童のコクピットに入り、パイロットとして操縦することになってしまう。戸惑うふたりだったが、GEAR副司令・ベガ(三石琴乃)の指示にしたがって、電童を動かすことに成功する。そうしてふたりで力を合わせて電童を操縦し、星見町に襲来した機獣を撃退するのだった。このできごとをきっかけに、ふたりはGEARのメンバーに加わる。ここから、ガルファとの壮絶な戦いの日々が始まることになる。
遠い未来。外の世界も知らず戦うためだけに育てられた、運命を定められたコドモたち。彼らはいつか大空へ旅立つことを夢見ていた…。 監督は「THE IDOLM@STER」の錦織敦史、キャラクターデザインは「君の名は。」の田中将賀が担当。名だたるスタッフが集結しその総力を尽くした作品。 高エネルギー効率を誇る物質「マグマ燃料」の採掘によって環境破壊が進み、荒廃した未来。人類はその世界を生き残るべく、巨大要塞都市を建設し、その中で生活していた。 しかしある時、謎の巨大生物・叫竜(きょりゅう)が出現し、人類を襲う。人類はフランクスという男女二人乗りの巨大兵器を開発し、叫竜への対抗を試みる。 そして、フランクスのパイロットであるパラサイトを育成するためだけに、「コドモたち」を育成し、コドモたちはオトナを守るために敵と戦うことだけが使命と教え込まれる。 そんなコドモたちは、戦いの中で人間らしさを学び、オトナたちの思惑に巻き込まれ、そしてこの世界の真実を知る…。
高杉星史は、緑ヶ浜小学校の5年生。未確認飛行物体が日本に近づきつつあるため、学校は休校になってしまう。星史が帰る途中、報道されていたUFOが出現、攻撃を開始した。燃え上がる町を見た星史は、攻撃の余波を受けて気絶したひかるを抱えて呆然となる。そこへ、オーリンと名乗る不思議な声が呼びかけてきて…。(C)サンライズ
『機動戦士ガンダムZZ』は、1986年3月から1987年1月までテレビ朝日系列で放送された。『機動戦士Ζガンダム』の続編であり、全47話で構成されている。主人公の無鉄砲なジュドー・アーシタ役を、『ONE PIECE』でフランキーやボン・クレーを演じる矢尾一樹が担当した。またヒロインで勝気なパイロットであるルー・ルカ役を、『名探偵コナン』で鈴木園子を担当していることで知られる松井菜桜子が演じた。約1年続いたグリプス戦役の直後、時代は第一次ネオ・ジオン抗争へと突入する。シャングリラコロニーで貧しい生活を送るジュドー・アーシタ(矢尾一樹)は、優等生である妹のリィナ(岡本麻弥)を学校に通わせたいと考え、ジャンク屋としてお金を稼いでいた。しかし、彼が仲間たちとしていることは盗賊まがいのことである。妹のリィナに反対されながらもジャンク屋稼業に取り組んでいた矢先、イジェクション・ポッドに乗ったヤザンを拾う。ジュドーとその仲間たちは、ヤザン(大塚芳忠)の提案でZガンダムの強奪を狙うことにした。しかし追い込まれたヤザンが本性を現し、重傷者を出してしまう。ジュドーはそれを許せずZガンダムに搭乗し、逃走したヤザンを追いかける。