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日本テレビ系で2022年7月に放送がスタートしたドラマ。2011年に大ブームを巻き起こしたドラマ『家政婦のミタ』を手がけた脚本家・遊川和彦と、プロデューサー・大平太の強力タッグによる作品。
主演は、映画『桐島、部活やめるってよ』のヒロインを演じて日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得し、その後も数多くの映画やドラマで活躍し続けている橋本愛。家庭教師ではなく“家庭の教師”を演じる、ということに好奇心がくすぐられる。
6歳の娘・知恵(加藤柚凪)の小学校入学を控え、中村真希(美村里江)は夫・朔太郎(細田善彦)とともに、面接試験を受けていた。それは、有名私立小学校への高い合格率を誇る塾の面接だったのだが、のほほんとした性格の娘と夫の受け答えはいまいち…。
案の定、結果は不合格となってしまい、焦る真希の目に、気になる広告が飛び込んできた。どんな志望校でも合格率100%、しかも授業料は依頼人が決めるという、信じられないような文言に強く惹かれてしまった真希。
さっそく面接会場を訪れた真希は偶然、同じく面接を受けに来たマダム・上原里美(鈴木保奈美)、出前を届けに来た下山智代(板谷由夏)と出会う。3人が会場に着くと、そこにはすでに面接を待つ保護者たちの長蛇の列ができあがっていたのだった…。
正しいお金の使い方を教えるという“家庭の教師”。コスプレを趣味としており、担当するそれぞれの家庭の雰囲気に合わせてコスチュームを変える。生徒には対等に接するが、母親に対してはとても厳しい態度をとる。いつもキャリーバッグを持ち歩いている。
東大卒のエリートで、寅子の仕事のパートナー。寅子と同じ養護施設で育った幼なじみであり、寅子が抱く野望を知っている唯一の理解者。自分のマンションにときどき帰ってくる寅子のために家事をこなし、身の回りの世話もしている。
明大を卒業し、新聞記者として働くワーキングマザー。娘・知恵を有名私立小学校に入学させたいと強く願っているが、夫があまり乗り気ではないことに少しいら立ち、焦りを感じている。
元気に幼稚園に通う6歳の女の子。両親のことが大好きで、とても純粋な心を持っている。なぜ小学校受験をしなければならないのか、よくわからないまま母のいいつけに従っている。
知恵の父親。玩具メーカーで働いており、商品開発をしているため、家にいろいろな玩具を持ち帰ってくる。のんきな性格であり、知恵にはお受験よりも、のびのびと育ってほしいと思っている。
自分の親が残した定食屋を、ひとりで切り盛りしているシングルマザー。店のことも手伝ってくれる心優しいひとり息子・高志のことを、とても大切に思っている。
成績優秀で素直な小学6年生。智代の定食屋の手伝いもよくしており、智代の自慢の息子だが、学校ではいじめにあっており、逃げ出したいと思っている。
高志の父親。智代とは離婚し、ときどき高志と会っている。私立中学を受験したいという高志の希望を叶えるためには、ギリギリの生活をしている智代ではなく、自分と暮らすべきだと考えている。
かつてホステスをしていたときに出会った夫・利明の愛人となり、守を出産し、ひとりで育ててきた。利明の後妻として大富豪・上原家に入るが、居心地が悪く、守を東大に合格させて、上原家の人々を見返すことが目標。
後妻の子という立場におり、頭のよい義兄や義姉に懐いているが、あまり相手にされていない。自分を東大に合格させたいと強く願っている母の前では陽気にふるまっているが、本当にやりたいことは大学受験ではない。
東大卒業後、銀行に勤め、出世の道を突き進んでいるエリートで、次期頭取とも噂されている。前妻が亡くなったため、愛人の里美と息子の守を上原家に迎えた。
今作に原作はなく、脚本家・遊川和彦とプロデューサー・大平太によるオリジナル作品です。この2人は2011年に社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ『家政婦のミタ』や、高畑充希主演の『同期のサクラ』、柴咲コウ主演の『35歳の少女』などの作品を手がけてきました。
少し現実ばなれした設定の主人公が、家族や会社などの身近で現実的な世界に入ってくることで、わたしたちが普段見失いかけていたものに気づかされる作品が多く見られます。
今作も、ヒロイン・寅子がわたしたちに何を気づかせてくれるのか、注目です。
タイトルの“家庭教師”という言葉から、お受験に関するストーリーを想像してしまいがちですが、今作は3つの家庭を救う“家庭の教師”の物語なのです。
環境も年代も異なるそれぞれの家庭において、謎めいたヒロイン・寅子がどんな授業をしていくのか、先の読めない展開にワクワクします。そんな寅子に扮するのは、ドラマ『同期のサクラ』、『35歳の少女』に続き、遊川・大平作品3作目の出演となる、橋本愛です。
前の2作品においても、美しい外見からは計り知れない影を背負った、癖のある女性を好演していました。そんな彼女の新たな姿に出会える今作を、ぜひチェックしてみてください!
今作の主題歌は、森山直太朗が歌う「茜」です。森山直太朗は、遊川・大平作品のひとつであるドラマ『同期のサクラ』でとても印象的な主題歌を歌っていました。
その縁でふたりと親交を深めた森山直太朗は、約3年ぶりにドラマ主題歌のオファーを受け、真っ先にこの「茜」を思い浮かべたそうです。以前、森山直太朗は舞台公演をしたとき、大切な人への想いを込めた“ロストバラード”としてこの「茜」を歌いあげました。
ファンの間では名曲として親しまれていた楽曲に、森山直太朗自身が今作の台本を読み、ストーリーに沿ったアレンジを加えられています。ドラマ鑑賞後にゆっくり味わいたい楽曲です。
2002年、フジテレビの“月9”ドラマとして放送され、全話平均視聴率が19%を超えた大ヒット作品。ランチを何よりも楽しみにしているヒロインがひょんなことから訪れた洋食屋を舞台に、洋食屋の男兄弟たちの恋模様や、家族の温かな絆を育んでいく姿が描かれている。ヒロイン・麦田なつみを演じたのは、1999年のNHK連続テレビ小説『あすか』でヒロインを好演し、幅広い年齢層からの人気を得た竹内結子であり、今作が月9初主演となった。舞台となる洋食屋「キッチンマカロニ」を経営する鍋島家の4人兄弟を演じたのは、堤真一、江口洋介、妻夫木聡、山下智久であり、近年では主演として数多くの作品で活躍し続けている実力派俳優たちが勢ぞろいしている。カフェで働いている麦田なつみ(竹内結子)は、客のしつこいクレームにじっと耐えていた。彼女の毎日の楽しみである大切なランチの時間までもうあと少し…。客はようやく帰り、なつみはリストアップしておいたランチの店に上機嫌で出かけた。大好きなオムライスをひと口ほおばり、満面の笑顔で至福のひとときを過ごしていたとき、突然見知らぬ男から声をかけられる。男はさっさとなつみの荷物を持つと、彼女を強引に店の外に連れ出した。訳もわからず怒るなつみにその男・鍋島健一郎(堤真一)は、婚約者のふりをして自分と一緒に実家に帰って欲しい、と突拍子もないことを願い出るのだった…。
エリート夫妻の殺人現場に居合わせた4人の男女。過去と現実とを交差させながら、それぞれが想いを寄せる「N」のために、4人の証言は驚くべき真実を浮かび上がらせていく…。Nとは果たして誰のことなのか? ベストセラー作家の湊かなえが紡ぐ、究極の愛を描いた純愛ミステリーのドラマ化!杉下希美は香川県の小さな島の裕福な家庭に育つ。しかしある日、父のとある行動により生活は一変し、希美は生きていくことすら危ぶまれる生活を送ることになる。そんな希美を温かく見守る高校のクラスメイトの成瀬慎司もまた、家業の急変により人生の転機に立たされていた。そしてふたりはある事件に巻き込まれてしまう。年月は経ち、東京の高層タワーマンションの48階に住むセレブ夫妻が殺害された。その現場にいたのは、ある計画を立てていた希美、成瀬、そして希美のアパートの住人である安藤望と西崎真人だった。その場で西崎は逮捕され、その後西崎は有罪が確定、懲役10年の刑を言いわたされる…。事件は終わったかのように見えた。しかし、刑期を終えた西崎が刑務所を出る頃、元警察官の高野はこの事件の本当の真実を追いはじめていた。高野が勤務していた、あの島の事件の隠された真実とともに…。
今作は一世を風靡したアダルトビデオ監督・村西とおるの自伝『全裸監督 村西とおる伝』を、実写化した作品である。80年代の日本を大規模セットで再現し、海外配給による豊富な資金をもって制作された。かなり大人向けな内容ながら、Netflixを通じて世界中で配信され、多くの支持を集めている。そんな今作の総監督を務めたのは、『百円の恋』を手掛けた武正晴。アダルトビデオ店で働いていた経歴があり、今作の雰囲気作りに貢献している。主人公の村西とおるを演じたのは、『勇者ヨシヒコ』シリーズや『闇金ウシジマくん』など、奇抜な役を多く演じてきた山田孝之。『全裸監督』の名の通り、気持ち良いほどの脱ぎっぷりにも注目したい。セールスマンとして確かな成績を残してきた村西とおる(山田孝之)だったが、突如として会社は倒産。妻には浮気され、自暴自棄に陥っていた。絶望的な状況の中、相棒の荒井トシ(満島真之介)とともに、アダルトビジネスに没頭し始める。会社員時代のノウハウを活かし、ビニ本販売に精を出していた村西。逮捕されるリスクを背負いながら、少しずつ勢力を広めていく。そしてついに、アダルトビデオ制作へ乗り出すのだが…。
【2017年10月12日地上波にて新作放送】主演・米倉涼子×脚本・中園ミホのタッグで2012年No.1ヒットを記録した『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』がスケールアップしてこの秋、復活!!
『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』は、日本のテレビドラマ作品。フジテレビ系列の赤と黒のゲキジョー枠で2015年1月16日に放送された。連続ドラマではなく、1話完結のスペシャルドラマ。原作は、小説家・高殿円の同名小説で、神戸の老舗百貨店が舞台の作品となる。主演は、『黄泉がえり』や『ストロベリーナイト』など、人気作へ数多く出演する女優・竹内結子が務める。ほかにも斎藤工、竹中直人、草刈正雄、浅野ゆう子、松雪泰子、高畑淳子、桂文枝といった豪華な俳優陣が出演する。神戸の老舗百貨店である富久丸百貨店・神戸元町店。ここに、アルバイトから地道にキャリアを積み重ねていった苦労人の女性がいた。彼女の名前は、鮫島静緒(竹内結子)。店舗リニューアルの企画を成功させた手腕が認められ、正社員となった彼女につきつけられたのは、外商部への突然の異動だった!? いままでとは180度違う世界で働くこととなった静緒は、月1,500万という途方もないノルマを達成するために奮闘する。個性豊かな外商部のメンバーや、一癖も二癖もある外商の顧客たちを前に静緒は苦戦を強いられるが、持ち前のバイタリティーとやる気で困難に立ち向かっていく。静緒は外商員として羽ばたくことができるのか!?
東城医大救命救急では…不正が行われている―今作は海堂尊の長編小説を原作に2008年に放送された連続テレビドラマ『チーム・バチスタの栄光』の続編で2009年に放送されたスペシャルドラマ第2弾。舞台は前作の「バチスタ・スキャンダル」から9か月後―東城大学医学部付属病院で医療ミス訴訟に繋がりかねない事件が発生。院長から内部調査を依頼された「名コンビ」の心療内科医の田口公平と、厚労省の白鳥圭輔が内部調査をしていく。そんななか、殺人事件が起こり、一連の事件に潜む様々な真実が明らかになっていく。前作と変わらず、白鳥役を仲村トオル、田口役も伊藤淳史が演じた。東城医大病院に入院する少年・岡部巧(中島健人) の脳腫瘍摘出手術が行われ成功するが、その後植物状態に。執刀医は天才脳神経外科医の西園寺正也(遠藤憲一)であった。原因究明のため高階院長(林隆三)は内部調査を田口と白鳥に依頼。ふたりが調査を始めた矢先、巧と同室の少年・牧村瑞人(高田翔)の父・鉄夫(金山一彦)が殺される事件が起こる。何故殺人事件が起こったのか? 巧が植物状態に陥った原因とは…。
『M 愛すべき人がいて』は、テレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」で放送され、日本の歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでの軌跡を描いた、リアルドキュメンタリー作品。福岡から上京し、音楽界の頂点を目指す浜崎あゆみことアユが、レコード会社「A VICTORY」のカリスマプロデューサー・マサをはじめ、様々な人物と出会うことで波乱に満ちながらも音楽界に革命を起こすエピソードが忠実に再現されている。このリアルドキュメンタリー秘話を脚本にするのは、ハラハラドキドキするジェットコースター・ラブ作品でお馴染みの『奪い愛、冬』などを手掛けた鈴木おさむ。原作要素を盛り込みながら、鈴木おさむならではのエンタメ要素もプラスされ見応えある作品に仕上がっている。安斉かれんと三浦翔平のふたりが主演を務めるほか、田中みな実や水野美紀など豪華なキャストが脇を固める。福岡でモデルとして活躍していたアユ(安斉かれん)。父が幼少期に蒸発して以来、祖母・母と暮らしていた。暮らしは十分なものではなく、上京した方が楽に稼げるのではないかと踏んで、アユは祖母と上京。高校に通いながら芸能活動を行うも、入ってくる役はエキストラばかり。成功からは程遠いような生活を送ってたある日、歌手を目指す友人のリサ(久保田紗友)に誘われ、六本木のディスコ・ベルファインでレコード会社「A VICTORY」の専務・マサ(三浦翔平)と出会う。
『ムコ殿』は、2001年4月から6月まで放送されたテレビドラマ。フジテレビ系の木曜劇場枠で放送され、全12話で構成されている。これまで数々の人気作品を世に輩出してきた栗原美和子がプロデューサーを務め、後に『ROOKIES』などを手掛ける、いずみ吉紘が脚本を担当。主演はアイドルとしての人気はもちろん、『池袋ウエストゲートパーク』などの演技で俳優としての評価も高い長瀬智也。ほかにも、竹内結子、鈴木杏樹、篠原涼子、相葉雅紀、神木隆之介、つんく♂、小雪、宇津井健といった豪華な俳優が出演する。今、若い女性を中心に絶大な人気を誇るシンガーソングライターがいた。彼の名は桜庭裕一郎(長瀬智也)。容姿端麗なルックスで女心をくすぐる甘いラブソングを歌い、孤独をこよなく愛するクールなトップスター。しかし普段の裕一郎は、世間からもたれるクールなイメージとは真逆の性格。とにかくバカで熱い心をもっており、どちらかというとちょっとダサい男なのだ。世間からのイメージと、実際の自分の性格とのギャップにコンプレックスをもっている裕一郎にとって、心のよりどころとなっているのが恋人である新井さくら(竹内結子)の存在。心から愛するさくらにプロポーズをする裕一郎だったが、ふたりの結婚には障害が待ち受けていた。裕一郎とさくらのふたりは、「世界一のあったかい家庭」になることができるのか!?