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1958年に開業して以来、昭和のシンボルとして誇りと希望を与え続けてきた「東京タワー」。しかし、今回のコロナで、東京タワーも大ダメージを受け来場者数は激減。そこで、活路を見出したのが近場から客を呼び込む「普段使いの東京タワー」。外国人客をはじめ地方からの観光客が伸び悩む今、外から眺めるだけ近郊の人たちを呼び込む施策に打って出た。昭和のシンボル、東京タワーの令和大改革。その全貌に迫る!
■《「近すぎて行かなかった!」東京タワー近場客集客大作戦》
日本のTV・ラジオ局の「電波塔」として開業した東京タワー。2013年、電波塔としての役割は東京スカイツリーに大半が移り、放送局からの収入も大幅に減った。そこに追い打ちをかけたのがコロナショック。観光客の激減で広い駐車場も空き放題…そこで、4月から台湾名物「夜市屋台」を特設。約40種類のグルメや台湾名物エビ釣りなど家族で楽しめる場を提供し、客を集めている。正面玄関前では、食べ飲み放題の店も開始。開放的なスペースで飲めるお酒と千葉県マザー牧場から取り寄せたジンギスカンを堪能でき、昼は家族、夜は働く人たちを呼び込んでいる。他にも「都心で登山気分を味わえる」と起爆剤となっているのが「外階段ウォーク」。高さ150mの展望台へつながる外階段を毎日開放。途中、休憩がてらのクイズが出され、楽しみながら登ることも。その展望台では茶会も開催。絶景を見ながら本格的なお点前は評判を呼んでいる。また、地方からの修学旅行が激減している中、都内近郊の学校に「東京タワー日帰り旅行プラン」を提案。近郊からの修学旅行客も増えている。そして東京タワーの代名詞・ライトアップも収益に繋げようと各企業のブランディング事業も促進。例えば、今年3月「GUCCI」が行ったジェンダー平等のキャンペーンではそのカラーを装飾したライトアップが話題に。さらに今月、都内のお客を呼び込むため日本最大規模のesportsパーク「RED」をオープン。3〜5階の計5600?という開業以来の大施設で、最新のVRを駆使した近未来のゲームが体感出来る。昭和のシンボル東京タワーが令和の今、変貌を遂げている。
■《価値を見いだし未来へ残す!親子2代の東京タワー奮闘記》
1957年、「新聞王」こと前田久吉が東京・芝公園の増上寺の墓地だった一角を取得し、「日本電波塔(現・TOKYO TOWER)」を設立。「世界一高い塔でなければ意味がない」とエッフェル塔を超える世界最高の塔(333m)を計画した。当時の建設現場は今では考えられない作業が行われていた。それは、上空300m超の高所で「命綱無し」の鳶職人たちが作業するというもの。それでも着工から543日という超スピード工事で東京タワーは完成。総工費30億円、作業員は延べ22万人に達したという。開業後の1962年、久吉の次男として生まれた現社長の前田伸。慶応大卒業後、大阪銀行に入行し国際資金部などで金融を学ぶ。その後、経営者の道を目指し、父が経営していたマザー牧場の社長に就任。「牧羊犬を使った牧畜」「アヒルの大行進」などのアイデアイベントを次々と打ち出し、バブル崩壊で傾いていた経営を立て直す。そんな中、当時日本電波塔の社長だった兄・富男が他界。2005年に前田は突如、日本電波塔の社長となった。その頃、持ち上がったのが「東京スカイツリーの建設計画」。前田は東京タワーの未来に不安を覚えていた矢先「東日本大震災」に遭遇。東京タワーは震災後、「気持ちを沈ませないように」と前田の指示で照明のメッセージ「GANBARO NIPPON」を照らし続けた。それに対し「励まされた」と多くの声をもらう。前田は気付く「タワー事業は拡大路線より、人々を励ませる存在として未来へ残すことが大きな役目」。そこで、東京タワーの価値を考え直し、季節ごとや期間限定のライトアップなど、その可能性を追求。一方で「秋のサンマ祭り」や「天の川プロジェクションマッピング」など次々とアイデアを生み出した。コロナ禍の現在も東京タワーの価値を発信し、未来へ永続するよう尽力している。
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新製品の研究開発、今も記憶に残る社会的事件、日本人の底力を知らしめた巨大プロジェクトなどに焦点を当て、その成功の陰の知られざるドラマを伝えるドキュメンタリー番組
激動の時代が続く日本。ザ・ノンフィクションは「日本の行方」を身近な視点で描き、日本人にとって「本当に大切なものは何か」を考える人間ドラマがコンセプトの番組です。
世界一危険な仕事といわれるベーリング海のカニ漁をカメラが追う! 前シーズンから続いている船長たちのライバル争いは、ますます過激に。世界でも有数の荒海で漁をすることはまさに命懸けで、今シーズンもハラハラの連続だ。 娘のマンディが最後までやり遂げてくれると信じるシグ船長。ジェイクは機材故障が相次ぐなか、利益を増やそうと奮闘。キースは、サウザン・ウインド号のスティーヴ・ハーレー・ダビッドソン船長と再び対峙。ショーンは家族の忠誠心を試そうとするが…。
一般投稿から選りすぐった心霊エピソードと恐怖映像の数々を紹介するオムニバス 全国から続々と寄せられた一般投稿の心霊映像を紹介する。「ほん呪」製作委員会が選りすぐった心霊エピソードと恐怖映像。 【収録内容】都内で有名な心霊スポット千駄ヶ谷トンネルに取材班が潜入する「千駄ヶ谷トンネル」(#1)、誰もいないはずの方向から女性の声が聞こえる「謎の声」(#2)、害虫駆除のため屋根裏に設置したカメラに謎の物体が映っている「害虫駆除」(#3)ほか。
毎回さまざまな場所にスポットを当て、72時間にわたり定点観測するドキュメンタリー そこにたまたま居合わせた世代も見た目もバラバラな人たちの口から語られる本音や事情に、思わずハッとさせられる。旬の俳優やタレントが担当するナレーションにも注目。 ある場所や地域に3日間カメラを据えて、居合わせた人々にインタビューを敢行する。それぞれから語られる、時に切なく、時にほっこりさせられる多種多様な人間ドラマに、私たちが生きるリアルな“今”の姿が見えてくる。
「京都人が愛する京都」を描くインサイドストーリー 一見さんでは分からない伝統と文化、そして美が折り重なる「京都の雅」を、ドラマとドキュメンタリーパートで描く。常盤貴子、丘みつ子、林遣都ら、豪華俳優陣が出演。
挑戦者たちが過酷なサバイバル生活に挑むシリーズ第2シーズン 今シーズンでは、ベテランのサバイバリスト9人が集結するだけに、見事に乗り切っていくかと思いきや、事態はそう簡単ではない。極限状態により人間の本性も露わに。 エクアドルのアマゾン盆地で40日間のサバイバル生活に挑む。彼らは3つの男女のグループに分かれてスタート。たちまち食糧難や病気などのアクシデントに見舞われていく。さらに、リーダー格のメンバーが脱落し、残ったメンバーは不安にさいなまれる。
「映画史上最も有名な実現しなかった映画」をめぐる爆笑と感動のドキュメンタリー 未完ながら後のSF映画に多大な影響を与えたホドロフスキー版「DUNE」。その影響力をさまざまな監督や俳優が熱く語るさまから、作り手の想いやエネルギーが伝わってくる。 1975年にアレハンドロ・ホドロフスキー監督によって企画されるも、撮影を前にして頓挫したSF大作「DUNE」。果たしてどのような理由から実現しなかったのか。関係者へのインタビューや膨大な数のデザイン画、絵コンテなどからその顛末を綴っていく。
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