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目次
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今作は最悪の形で離婚した元夫婦が、娘の結婚を食い止めるため奮闘する、ラブコメディ作品である。主演はジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツのふたりが務めており、『マネーモンスター』以来の共演となった。
デヴィッド(ジョージ・クルーニー)は20年前に離婚した、元妻のジョージア(ジュリア・ロバーツ)と再会する。ふたりの仲は最悪で、会うたびに周囲も呆れるほどの喧嘩をしていた。今回は娘のリリー(ケイトリン・デヴァー)の卒業式だったため、大きな喧嘩もなく、それぞれの生活に戻っていく。
それから数日後。卒業旅行でバリ島を訪れていたリリーから、結婚するとの連絡が入る。リリーの結婚相手はバリ島に住む青年・グデ(マキシム・ブティエ)だった。あまりにも早い結婚に、デヴィッドとジョージアは大慌て。絶対に結婚を阻止すると心に誓い、ふたりはバリ島へと向かうのだった。
休戦協定を結び、協力して結婚の邪魔をしはじめるふたりだったが、グデとリリーの仲は想像以上に進展していて…。
監督:オル・パーカー/制作:ワーキング・タイトル
キャスト:ジュリア・ロバーツ、ジョージ・クルーニー、ケイトリン・デヴァー、マキシム・ブティエ、ビリー・ロード、リュカ・ブラヴォー
建設会社で働いている男。家族のために建てた家が全焼した経験から、ジョージアと別れてしまった。現在もジョージアとは仲直りしておらず、会うたびに罵倒しあっている。バリ島では結婚の本質についてをグデに語り、式をやめさせようとする。
アート関係の仕事に就いている女性。リリーの親権を持っている。早急に結婚を決めてしまったリリーを説得するべく、デヴィッドとともにバリ島へ向かった。当初は結婚に理解ある親を装っていたが、大切な指輪を盗み出し、式を台無しにしようとする。
デヴィッドたちの娘。大学を卒業してすぐに、ルームメイトのレンと海外旅行に出かけた。バリ島の海で遭難していたところをグデに救われ、一目惚れする。すぐに結婚を決め、グデとともに、バリ島に住む決意をした。
バリ島で海藻を育てている青年。デヴィッドたちが結婚に反対していることを察している。
リリーのルームメイト。リリーの結婚に反対することはなく、グデの家族とも親しくなった。
ジョージアが交際している男。飛行機のパイロットであり、バリ行きの便を操縦している。
ジョージアとデヴィッドは、最悪な関係にある元夫婦です。ふたりは会うたびに喧嘩をしており、娘のリリーも呆れるほどでした。
今作はそんなふたりが協力することで、物語が動き出します。ふたりは「娘の結婚の邪魔をする」という共通の目的を持っており、バリ島では休戦協定を結びました。
しかし娘のためとはいえ、すぐに仲良くできるジョージアたちではありません。ふたりの喧嘩により、ストーリーは予測不能の展開を迎えます。
今作はインドネシアのバリ島を舞台にした作品です。劇中ではバリ島の美しい海や景色が映し出されますが、実は撮影がおこなわれたのは、オーストラリアのクイーンズランド州でした。
この場所はビーチが有名なリゾート地で、今作以外にも数々の映画が撮影されています。
特に注目したいのは、透きとおるような美しい海の景色です。ハリウッドスターにも引けを取らない存在感を放っており、海だけが映るシーンでも満足できる仕上がりになっています。
今作の主演を務めた、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツは、『オーシャンズ』シリーズでも夫婦役を演じています。
また、ふたりは2016年公開の映画『マネーモンスター』でも共演しており、プライベートでも盟友といえるコンビです。そのため映画の中では、罵り合いつつも、息ぴったりの演技を披露しています。
劇中では喧嘩が絶えない元夫婦を演じていますが、映画ファンならば、ふたりの再共演に微笑ましさすら感じるでしょう。
「666」は悪魔の印!「エクソシスト」と並ぶオカルトホラーの金字塔シリーズが開幕 “反キリスト”悪魔の子の誕生を描く第1作。ミステリー仕立ての物語、アイディアがさえるショック描写、恐怖を高めるジェリー・ゴールドスミスの音楽は今見てもすごい! 6月6日、ローマ駐在のアメリカ人外交官ソーンは妻の出産が死産だったことを知らされる。妻を悲しませたくない彼は病院の神父の助言に従い、同時刻に生まれた孤児を我が子とした。ダミアンと名付けられた子供が5才になった時、謎の死が頻発するようになる。
ティム・バートンらしい、ダークな世界観が魅力のファンタジー映画。不思議な力を持った子どもたちと、彼らを育てている女主人の活躍を描いていく。主演を務めたのは、『シン・シティ 復讐の女神』などに出演するエバ・グリーン。子どもたちと敵対するバロンには、サミュエル・L・ジャクソンが起用された。また、ティム・バートン作品の常連だった、ジョニー・デップやヘレナ・ボナム・カーターは出演していない。スーパーでアルバイトをしているジェイク(エイサ・バターフィールド)は、認知症を患っている祖父の様子を見に行く。しかし、祖父の家は荒らされており、近くの森には目玉をくりぬかれた状態の祖父がいた。祖父は「ループに行け」という言葉を残し、そのまま息を引き取ってしまう。残されたジェイクは、祖父が過去に話していた「ミス・ペレグリン」のことを思い出し、彼女から届いた絵葉書を見つける。祖父の遺言どおりに、ミス・ペレグリンの家を訪れるが、そこは廃墟になっており、人は住んでいなかった。しかし気を失ってから目を覚ますと、ジェイクは1943年にタイムスリップしていた。そこにはミス・ペレグリン(エバ・グリーン)や、子どもたちの姿もあり…。
オバマ大統領出現を予言した?! マ〜ベラスな近未来SFコメディ! 「20世紀少年」×「WALL・E」÷2=「26世紀青年」!? 世界が終わろうとしています。“ばかたち”によって……。 “平均のアメリカ人”の典型、兵卒のジョー・バウアーズ。彼は、米国国防総省から、極秘の冬眠プログラムの実験台に選ばれた。忘れられ時は過ぎ、彼は未来の500年後に目が覚める。あまりにレベルが下がった合衆国で、生きている人間のなかで最もインテリな人間になっていたのだ。
神様から巨大な箱舟造りを命じられた男の運命を描くファミリーコメディ ジム・キャリー主演『ブルース・オールマイティ』で、スティーヴ・カレル演じる主人公のライバル・エバンを主人公にした続編。総勢177種の動物たちが表情豊かに動き回る。 人気キャスターから議員となったエバンは、神様に「世界を変える力をください」とお祈りする。すると彼の前に神様が現れ、箱舟を造るよう命じる。半信半疑ながらもお告げ通り造り始めたエバンだったが、周囲からは笑い者にされ、家族にも見放されてしまう。
謎の遺跡から発見されたゲートを通じ、はるか宇宙の彼方へと人々は旅立つ マリオ・カサール製作総指揮、ローランド・エメリッヒ監督によるSF大作。凝った設定を元にした謎解き、壮大なストーリー展開は何度見ても唸らされ、感心させられる。 20世紀初頭に謎の遺跡から発掘された巨大なリング。数十年の時を経て、考古学者・ダニエルの調査によって、それは星間移送装置「スターゲート」であることが判明。彼は米軍のオニール大佐らと共にゲイトをくぐる。その先は未知の文明を持つ惑星だった。
その青年は貧しかったが、人並み以上のアイデアと野心を持っていた。19世紀に活躍した興行師P・T・バーナムのサクセスストーリーを映画化。成功と挫折を味わい、どん底から這い上がったバーナムが、本当の人生の意味と価値を見つける感動のミュージカルムービー!青年・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は、幼なじみの良家の令嬢・チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と身分違いの恋に落ち、駆け落ち同然に結婚する。裕福ではないものの、娘ふたりと愛する妻とともに幸せな生活を送っていた。しかし勤めていた貿易会社が倒産し、バーナムは解雇されてしまう。そんななか、倒産した会社の沈没した船舶登録証を担保に、奇妙なものを陳列した「バーナム博物館」をオープンさせる。そして娘の助言をきっかけに、小人症の男(サム・ハンフリー)、ひげの濃い女(キアラ・セトル)、全身入れ墨の男、大男(ティモシー・ハージェス)、黒人の兄妹など、世間から差別され、隠れて生きていた人のショーを成功させ、上流階級の仲間入りを果たす。だが、批評家からは酷評され、上流階級の中でも「成り上がり」と揶揄されたバーナムは、新たな手を考えるのであった。そんな折に、思いもしない悲劇が起こる…。
ロス暴動から2年後の1994年ロサンゼルス。ウィルソン高校に通う生徒たちは人種ごとに結束してギャングまがいの抗争に明け暮れていた。理想に燃える新任教師エリンは、貧困や暴力がもたらす子供たちの荒廃にショックを受けながらも、彼らを救うことに情熱を注ぐ。そして、自らの出費で生徒たちにノートを買い与え、そこに思ったことを自由に書き込むように提案。生徒たちは書くことによって初めて自分自身と向き合い、荒んでいた心に次第に変化が生まれていく…。
1959年に初演され大ヒットした同名ミュージカルの映画版で、1965年に公開された。原作は主人公のモデルであるマリア・フォン・トラップの自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』である。原作の自叙伝、ミュージカル、そして映画ともに世界中で大ヒットし、今もなお世界中の老若男女から愛されている名作だ。劇中では「エーデルワイス」「私のお気に入り」「ドレミの歌」など、誰もが一度は聞いたことがある名曲が使用されている。物語も主人公の成長ストーリー、恋愛、そして子どもたちとのふれあいなど、ほのぼのする展開から、迫り来る戦争の影や緊張感あふれる脱出劇まで幅広く展開する。歌うことが大好きで自由に憧れる修道女見習いのマリア(ジュリー・アンドリュース)は、そのおてんばぶりから、ほかの修道女たちにからかわれつつも愛される存在だった。ある日、修道院長(ペギー・ウッド)から、トラップ大佐(クリストファー・プラマー)の子どもたちの家庭教師になるようにすすめられる。修道院長のすすめを最初は断るマリアだったが、最終的にトラップ邸に向かう。そこでマリアを待っていたのは、何人もの家庭教師がさじを投げた7人の子どもたちだった。子どもたちからの「手厚い」歓迎もマリアは動揺せず受け入れ、次第に子どもたちもそんな彼女に心を開き始めていくのだが…。
1986年に公開され、世界中で物議を醸したフランス制作の映画。長編デビュー作品である『ディーバ』がセザール賞の新人作品賞、撮影賞、音楽賞、録音賞の4部門を受賞したジャン=ジャック・ベネックスの監督作品である。ジャン=ジャック・ベネックスは、ニュー・フレンチ・アクション・シネマといった新しいジャンルを築いた監督だ。主演は、今作がデビュー作となったベアトリス・ダル。モデル活動をしていたときに監督に見出され、デビュー作とは思えないほどの怪演を見せている。リゾート地のバンガローで、ひとり気ままに生きるゾルグ(ジャン=ユーグ・アングラード)。ある日、彼は風変わりの少女・ベティ(ベアトリス・ダル)と出会う。勤めていたレストランに嫌気が差したベティは、ゾルグのもとに身を寄せる。本能のままに生きるベティに溺れていくゾルグ。刹那的に愛をむさぼるふたり。エキセントリックなベティとの生活で、ゾルグ自身の言動、そして人生も次第に変わっていくのだった。