王子と普通の女の子が結ばれていく王道のラブストーリーです。正体を隠していた王子と他国から逃げてきた女の子が森で出会うシチュエーションも夢見る女の子が憧れるシーンですが、実は出会った相手が王子だったという設定まで全てが少女漫画ならではのいいところをギュギュっと集めています。 主人公の白雪は、ドレスに身を包むか弱い女の子ではなく、勉強熱心で向上心あふれる宮廷薬剤師であるところに好感度がアップします。
ヒット作が多いLaLaに掲載される赤髪の白雪姫
作者は、あきづき空太先生です。2002年に第31回ララまんがグランプリゴールドデビュー賞受賞を受賞してプロデビューしました。
『赤髪の白雪姫』は2006年にLaLa DX(白泉社)に掲載されましたが最初は読み切りだったのいうのに驚きです。
2007年に続編されると反響は大きく、2011年9月号まで連載が続きました。以後、掲載誌を『LaLa』に移し、2011年11月号から現在にいたるまで連載が続いています。
白泉社はLaLa、LaLa DXと共に多くのヒット作を掲載してきています。
『赤髪の白雪姫』は、その看板作品のひとつとして多くの人に指示されています。
2016年にLaLaは40周年を迎えています。数々のヒット作に読者はいつも感動をもらっています。
『赤髪の白雪姫』に限らずまだ読んでいない過去の作品も名作が隠れていますので、ぜひチェックしたいところです。
2015年に待望のアニメ化から2016年には第2期も放送
第1期から原作漫画のファンがアニメにもくぎ付けになりました。原作漫画を忠実に描いてあり、ファンからも大好評。
白雪に夢中になっているゼン王子や、影で白雪を支えるオビト、そして主人公の白雪がどんどん自立していく一生懸命な姿にファンは大感激です。
ラブストーリーですが過度な恋愛表現はほとんどなく、離れていても思い合うふたりとそれを温かく見守る従者たちにときめきます。
白雪は宮廷薬剤師としてその知識と経験を積み重ねていきます。
守られるだけの女の子ではない、常に前向きな姿勢に好感度はあがるばかりです。
翌年、2016年にはアニメ第2期が放送され、人気の高さが伺えます。
第2期も同じく、高評価が集まりました。
原作とアニメの両方が、ファンから受け入れられている作品です。
アニメから原作の漫画を読み始める人も多くいます。
まさにどハマりした人が続出です。
恋愛模様にドキドキする人続出
見つめ合うゼン王子と白雪がふと我にかえるシーンや、そっと手を取り合うシーンなど、淡い恋心が思い出されるシーンの数々は、過激な内容が多い近年の作品の傾向とは違い、読者が初々しく、ドキドキするふたりの感情に引き込まれる作品です。
王子に使える従者たちが、いつもふたりを見守っているところも、ほんわかとしたムードが溢れだし、一緒に見守っているかのような気持ちになります。
従者のふたりの恋愛模様も組み込まれており、こちらもつかず離れずのやり取りにキュンとするシーン満載です。
向上心あふれる白雪のきれいな口調が心地いい
王室が舞台であることも要因ですが、白雪の言葉はいつも丁寧で、読んでいて心地よく響いてきます。
弱音を吐きそうになったとしても、懸命に前をみて進もうとする決意の気持ちも、周囲の人や王子への優しい気持ち、支えたいという気持ちが込められていて勇気づけられます。
苦難にあう度に、様々な決意をしていく白雪の言葉に従者たちだけでなく王子も後押しされています。
言葉の持つ力がとてもきれいに、そして素直に、表現されています。
裏表のない白雪ならではなのかもしれません。
第3期も切望され人気は衰えません
多くのファンからは第3期の公開が望まれる声が集まっています。
現在、17巻まで発売されていますが、物語はまだ続く模様です。
取り上げて欲しいエピーソードはまだまだ原作漫画に詰まっている状況に、アニメ第3期への期待は高まる一報です。
同じく白泉社LaLa系でアニメ化された『夏目友人帳』は驚きの第6期まで続く大ヒットアニメとなっています。
期待の『赤髪の白雪姫』がどこまで続くのかも気になるところです。
発売が待ち遠しい最新刊は2017年11月予定
最新刊はミニ画集付き特装版での発刊です。
どんな画集になるのかファンにとっては気になるところです。
それぞれのキャラクターにファンがついている作品なだけに、画集は必見となりそうです。
予約特典である画集付きの18巻をすでに予約した人がたくさんいます。
発売までまだ数ヶ月。発売が待ち遠しいですが、これからもどんどん予約者が増えそうです。
誰からも好かれる女の子を満喫できる作品
白雪は白雪でも、かの有名なプリンセスの白雪姫ではありません。
赤い髪の白雪は、宮廷薬剤師として日々、本を片手に勉強に励んでいます。
人々の役に立てる一人の自立した人間になることが、王子を影で支えることだという信念に基づき、なかなか会えない王子に思いを馳せる姿は健気です。
明るく向上心に溢れる女の子に周りの人々は好意を持たずにいられません。
魅力あふれる白雪の恋愛に素直にキュンとできるでしょう。
これからの展開に目が離せません。
参考元
- ・参照リンク:赤髪の白雪姫 - Wikipedia
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