2017年1月に東村アキコさんの大人気コミック「東京タラレバ娘」がドラマ化されることになりました。主演は映画「蛇にピアス」やNHK連続テレビ小説「花子とアン」で主演を務めた吉高由里子さん。アラサー女子の悲哀をコミカルに描いた同作がドラマ化されることで話題となっています。そこで今回は、ドラマ化される「東京タラレバ娘」と作者の東村アキコさんについてまとめてみました。
「東京タラレバ娘」ドラマ化で死者続出!?
最初に、2017年1月から放送される「東京タラレバ娘」の簡単な紹介をどうぞ!
原作は、漫画雑誌「Kiss」に連載中の人気作
東村アキコさんの「東京タラレバ娘」は女性向け恋愛コミック誌「Kiss」で連載が続いています。
また、現在こちらのコミック誌「Kiss」で東村アキコさんは「東京タラレバ娘」の他、能年玲奈さんが主演した映画「海月姫」(隔月)をW連載しています。
「東京タラレバ娘」はアラサー女子たちのヒットポイントを削る!?
「あの時、こうしていたら・・・」「ああしていたら・・・」と「タラレバ」を繰り返すうちに独身のままアラサーになった主人公の倫子。
彼女を中心に同じ境遇の親友達と「女子会」を繰り返しながら、時には笑いあり、時には涙ありの展開を繰り広げるコミカルストーリーです。
「タラレバばかり言っていたらこんな歳になってしまった。そしてどうやら私達にはもう時間がないらしい。」の言葉をはじめ、作中には現実で彼女達と同じ境遇のアラサー女子達のハートにグサグサと突き刺さる言葉がたくさん出てきます。
Twitterでも「心臓抉り出されて死ぬかと思った」「めった刺しにされた気分」「はまってるのにすごくつらい」などの感想が出ています。
ドラマ化される「東京タラレバ娘」、気になるキャストは?
日本テレビでは「東京タラレバ娘」の公式サイトも発表され、キャストが気になりますね。
主人公の倫子を演じるのは吉高由里子さん
「東京タラレバ娘」の主人公で、脚本家の鎌田倫子を演じるのは、連続ドラマが2年ぶりの吉高由里子さん。
漫画では鎌田倫子は33歳、演じる吉高由里子さんは28歳なのでファンからは「若すぎるのでは・・・?」と不安視する声も出ています。
吉高由里子さんはコミカルな演技が光る女優さんでもあるので、ファンの心配を払拭できるような「倫子」を演じてくれるのではないでしょうか。
吉高由里子さん以外のキャスト、世間の予想は?
2016年11月現在、ドラマ「東京タラレバ娘」のキャストは吉高由里子さん以外発表されていません。
吉高由里子さん演じる鎌田倫子と「女子会」を繰り広げる親友達や、その他のキャストについてネット上での予想や希望をまとめてみました。
倫子の親友の一人である香は、漫画上では「美人でネイルサロンを経営している」という設定です。
この香役については、柴咲コウさん、水川あさみさん、木南晴夏さん、片瀬那奈さん、栗山千明さんの名前がよく挙がっていました。
居酒屋の娘である小雪は漫画では黒髪ロングにメガネ姿です。
このことから最も多く名前が挙がっていたのが、たんぽぽの白鳥久美子さん。この他には、水川あさみさん、尾野真千子さん、芦名星さん、太田莉菜さんなどの名前が挙がっていました(画像の右端にいるのが漫画に登場する小雪です)。
人気モデルKEYは、韓国アイドルSHIneeのKeyさんがモデルになっているという説があります。
そのため、Keyさん自身に演じて欲しいとの声が多く、他には坂口健太郎さん、菅田将暉さんの名前が挙がっていました。
「東京タラレバ娘」の作者、東村アキコさんは他にもヒット作多数
「東京タラレバ娘」の作者は東村アキコさんですが、美人漫画家としても有名で、他にもヒット作が多数ある漫画家さんです。
東村アキコさんの自画像も度々作中に登場しています。
作者の東村アキコさん、実は多方面で活動するスゴイ人だった
「東京タラレバ娘」の作者である東村アキコさんは、いくつかの漫画に関する賞も受賞しています。
「海月姫」はアニメ化され、後に能年玲奈さん主演で映画化もされています。
「主に泣いてます」は菜々緒さん主演でドラマ化されています。また、漫画雑誌以外にも、女性向け雑誌などの連載やイベント開催など多方面でも活躍されています。
漫画以上!? 東村アキコさんを取り巻く環境もスゴイ
アニメ化、ドラマ化もされた「となりの関くん」の作者である森繁拓真さんは、東村アキコさんの実弟としても有名です。
食通である東村アキコさん指示の元、弟である森繁拓真さんがグルメレポートする姉弟合作とも言えるエッセイ漫画「いいなりゴハン」が出版されています。
また、俳優・声優・演出家と多方面で活躍するIKKANさんは東村アキコさんの最初のご主人です。
現在のご主人は、ファッションブランド「UNNON」のデザイナーである安藤悟史さんです。東村アキコさんの漫画に出てくるような華やかな環境ですね。
SNSで炎上して休載中の漫画も・・・
2015年10月号より「月刊モーニングtwo」で連載が始まった東村アキコさんの「ヒモザイル」。
「実録ヒモ男養成漫画」と銘打たれた「ヒモザイル」ですが、同年12月号より現在まで休載しています。
雑誌掲載時は問題視されるようなことはなかったのですが、WEBで無料公開した後に炎上してしまい、休載となってしまいました。
「ヒモザイル」の簡単なあらすじ
「お金も仕事も彼女もなくダサいけど、夢はある」という男性のスキルを上げ、「お金はあるけど彼氏がいない」という女性とマッチングするというコンセプトで始まった「ヒモザイル」。
東村大将軍(東村アキコさん)の下、研究生「ヒガザイル」として訓練し、一流の「ヒモザイル」になって卒業していくことを目指すのですが・・・。
ちなみに最初の一期生に選ばれたのは、東村アキコさんのアシスタントを勤める哲朗さんで、夢は「『謎』で食っていくこと」だそうです。
「ヒモザイル」が炎上し、休載した理由
「ヒモザイル」はWEBで第1話、第2話を無料公開した後、SNSを中心に炎上してしまいました。
東村アキコさんのアシスタント達に対するいじりがパワハラ、勝ち組が負け組を見下している、専業主婦(主夫)を見下している、などが主な炎上理由でした。
作品が炎上したことを受け、東村アキコさんはTwitterで謝罪コメントを発表すると共に、「時間をかけて内容を吟味し、発表できる形になってから再開したい」と編集部に休載を申し入れています。
ファンの間からは惜しむ声も多かったため、問題をクリアにして連載が再開されると良いですね。
東村アキコさんの主なヒット作品、気になる方はぜひご一読を!
東村アキコさんの作品、気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
子育てしたくなるかも!? ある意味、型破りな子育て育児コミック「ママはテンパリスト」
東村アキコさんの長男の成長と育児奮闘を描いた内容で、フリースタイル社の「このマンガを読め!」2009年度版で第1位を獲得しています。
育児経験者、特に男の子を育てた方にとっては、「あるある」と共感出来ることも多い内容ではないかと思います。
長男であるごっちゃんがとにかくパワフルで、奮闘する東村アキコさんの姿もコミカルな作品です。
面白くて、なぜか泣ける! 東村アキコさんの自伝エッセイコミック「かくかくしかじか」
東村アキコさんの自伝コミックである「かくかくしかじか」は、「マンガ大賞2015」で1位、第6回ananマンガ大賞では大賞、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門でも大賞を取った作品です。
東村アキコさんが通った美術教室の日高先生を中心とした内容で、この「日高先生」なる人物が破天荒以外の言葉では表せないほどすごいです。
この「日高先生」、画家や陶芸家としても活躍された方なので、興味のある方は調べてみるのも良いかもしれませんね。
また、日高先生が主催の美術教室には、「EAT-MAN」「BLUE DROP」を代表作に持つ吉富昭仁さん、コミックエッセイを描いているはるな檸檬さんも通われていたそうです。
東村アキコさん初の歴史漫画、「雪花の虎」
2015年4月から月刊漫画雑誌「ヒバナ」で連載されている「雪花の虎」。
こちらは、東村アキコさんにとって初の歴史物で、上杉謙信が実は女性だったという説を基にストーリーは展開されていきます。
これまで東村アキコさんの作品はコミカルな題材が多かったので、驚くファンも多数いたようです。
また作中、雑談やなぜか近況などが描かれた下枠が存在するという斬新なスタイルで、歴史に興味のなかった層にも人気の作品となっています
東村アキコさんの今後の作品に注目!
東村アキコさんの作品は2016年11月現在、不定期連載・休載中を含め7タイトルが連載中です。
また、東村アキコさんは速筆な漫画家としても有名な方なので、新たに連載物が始まる可能性も出てくるのではないでしょうか。
ドラマ化される「東京タラレバ娘」の放送も始まり、これからの東村アキコさんの作品にも注目していきたいですね。
参考元
- ・参照リンク:東京タラレバ娘 - Wikipedia
- ・参照リンク:東村アキコ - Wikipedia
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