本記事では『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』を視聴するのにおすすめの動画サイトをご紹介します!!また、アニメ版ゼスティリアとゲーム版ゼスティリアの違いや、アニメ版ならではの魅力や見どころもあわせて解説します。1期、2期でそれぞれ作品を彩ってくれる主題歌もご紹介!
大人気RPGテイルズオブシリーズのアニメ化作品『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』。
2019年6月現在、主に「ビデオパス」や「ビデオマーケット」などで配信されています。
原作の『テイルズオブゼスティリア』は作中のスレイの行動やアリーシャのヒロイン騒動などでファンの物議を醸していたことから、「本当に面白いの?」と疑問に思う方もおられるのではないでしょうか。
しかし『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』は、王道のストーリーよりとなったアニメオリジナル展開や、アリーシャの活躍の追加などによって、ゲームをプレイした人からも絶大な支持を受けているんです。
『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』の主題歌
『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』のOP・ED主題歌ともに、アニメ用に書き下ろされた新規曲です。
ゲーム版のテーマ曲「White Light(Superfly)」も素晴らしいですが、アニメ版の曲もゼスティリアザクロスの世界観を見事に表現した良曲揃いです。
とくに前期OP・後期EDを担当している「FLOW」は、『テイルズオブベルセリア』『テイルズオブレディアントマイソロジー2』など、他のテイルズ作品も担当しているおなじみのアーティストなのです。
ここからは、1期・2期それぞれのOP・EDについて解説していきます。
1期のOPは「風ノ唄」2期のOPは「illuminate」
出典:amazon1期のOPは「FLOW」の「風ノ唄」、2期のOPは「Minami」の「Illuminate」です。
「風ノ唄」は作詞・作曲ともにアニメ制作チームとの綿密な打ち合わせの甲斐あって、スレイの旅立ちやゼスティリアの世界を見事に表現する曲に仕上がっています。
「Illuminate」を歌うのは『レガリア The Three Sacred Stars』『君が望む永遠』でも有名なMinami。
軽快なメロディーの「風ノ唄」とは打って変わった重厚な曲調が、導師達の戦いの過酷さを現しています。
1期のEDは「calling」2期のEDは「INNOSENSE」
出典:amazon1期のEDは「fhna」の「calling」、2期のEDは「FLOW」の「INNOSENSE」です。
「calling」は戦士の休息をイメージさせる穏やかなバラードで、fhnaの優しく透き通った声が印象的な1曲です。
また曲だけではなく、アリーシャとロゼ、デゼル・ザビーダ・エドナの組み合わせなど、ゲーム版では見られなかったシーンをEDで描写したことが話題になりました。
「INNOSENSE」はED曲とは思えない熱い歌詞や曲調が特徴で、ゼスティリアの過酷な世界や困難に立ち向かうスレイ達が表現されています。
『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』の登場人物
出典:amazon『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』には、ゲーム版に引き続き数多くの魅力的な人物が登場します。
アニメ版では主人公のスレイやアリーシャ、ロゼなどの主要登場人物にはアニメオリジナル設定が反映されており、ゲーム版とはまた違った言動・行動を見ることができます。
また、『テイルズオブベルセリア』の設定も反映されており、ベルセリアを知っていればよりゼスティリアザクロスを楽しめること間違いありません。
ここからは、アニメ版のゼスティリアのキャラについて解説していきます。
スレイ
出典:amazon『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』およびゲーム『テイルズオブゼスティリア』の主人公です。
CVは木村良平。
赤ん坊の頃に天族のゼンライに拾われ、ゼンライをジイジと慕いながら、イズチでミクリオとともに育てられました。
幼い頃から天族と暮らしてきた経験と天性の才覚によって高い霊応力を持ち、人間でありながら天族と言葉を交わすことができます。
そのことからレディレイクにいたライラの存在に気づき、彼女の器となることで世界を救う導師となりました。
性格はゼンライから「真っ直ぐで正しい」と評されるほど純真かつ素直で、伝承や遺跡に関する知識も豊富です。
その真っ直ぐな性格ゆえに負の感情にとまどうことも多かったですが、導師としてさまざまな戦いや困難を乗り越えることで次第に理解し、向き合うようになっていきます。
ゲーム版では導師として感情を律する場面も多かったですが、アニメ版のスレイは自分の感情に素直になっており、アリーシャやロゼの問題にもスレイ自身の考えで関わっていきました。
「人と天族がともに暮らす世界を作ること」「世界中の遺跡を見て回ること」が夢。
ロゼ
出典:amazon『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』の登場人物であり、ゲーム版ではヒロインとしてスレイと世界を巡った女性です。
CVは小松未可子。
普段は商人ギルド「セキレイの羽」の一員として世界を回っていますが、その正体は暗殺ギルド「風の骨」の頭領であり、弱き民衆を食い物にする権力者や非道な人間の暗殺を行なっています。
幼い頃、村が野党の襲撃にあい攫われそうになったところを風の骨の前身「風の傭兵団」のブラドに救われ、以後は風の傭兵団のメンバーに。
普段の性格は気さくでさっぱりしていますが、ときおり商人魂がたくましい一面も見られます。
昔から天族デゼルに憑依されていることから霊応力が高く、デゼルとであれば言葉を交わすことも可能です。
ただし、アニメ版のロゼの霊応力はゲーム版ほどは強くなく、原作では自在に使えた神威もアニメでは限定的にしか使えません。
また「殺し」に対する捉え方も少し変わり、自身の行いも正しいとしながらも、スレイと接するうちに殺しの問題について葛藤を抱えます。
その後はより確実に世界を正しく良くするため、スレイと従士契約を結び行動をともにするようになりました。
アニメ版でロゼが穢れに侵されなかった理由として、スレイは「誰かのためになると信じ、自身の穢れを受け止めてきたから」と推測しています。
スレイに名付けられた従士の真名は「ウィクエク=ウィク」、意味は「ロゼはロゼ」。
天族
導師であるスレイは、世界中を旅しながらさまざまな天族たちと出会い、ともに行動するようになります。
天族は普通の人間では見えず交流もできませんが、霊応力の高い人間は僅かながら知覚でき、導師や従士であれば完全に姿を見ることが可能です。
ここからは『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』に登場する、個性豊かな天族たちをご紹介しますね。
アイゼン
出典:amazon霊峰レイフォルクを棲家とするドラゴンで、ゲーム版では八天竜の一体として数えられています。
天族時代のCVは森川智之。
元々は地の天族であり、同じく地の天族・エドナの兄および風の天族ザビーダの親友でした。
しかし、長年人間と関わりすぎたこともあり穢れが許容量を超えドラゴン化、その後故郷であるレイフォルクに巣食うように。
自我を失っていますが、エドナへの攻撃を途中で辞めたことから、彼女のことだけは覚えている描写が見られます。
ちなみにゲーム版の次回作『テイルズオブベルセリア』ではパーティキャラクターであり、主人公ベルベットと手を組み世界中を回っていました。
天族でありながらアイフリード海賊団の副船長を務めていましたが、ベルセリアの冒険後に当時の災禍の顕主と相対、それまで人間と一緒にいたことも影響して最終的にドラゴン化しています。
ドラゴンになる前にサビーダに「ドラゴン化したら殺してほしい」と約束しており、ザビーダはその約束を守るためにアイゼンの命を狙っていました。
ゲーム版では最後まで自我が戻りませんでしたが、アニメ版最終回では世界の穢れが適正量になったことから、ドラゴンの姿ながら自我を取り戻しています。
天族としての真名は「ウフェミュー=ウエクスブ」、意味は「探求者アイゼン」。
エドナ
出典:amazon霊峰レイフォルクに住む地の天族であり、アイゼンの妹です。
CVは福圓美里。
大きな傘とノルミンのマスコット(本当はノルミン・フェニックス)がトレードマークであり、アイゼンのお下がりであるサイズの大きいブーツと手袋も印象的な女性です。
見た目は幼いですが長い時間を生きており、少なくともベルセリアの時代から1,000年以上天族として存在しています。
そのため、ライラやザビーダともスレイと出会う前からすでに顔見知りでした。
世界を放浪していた兄とは対象的に、レイフォルクから外に出ないで過ごしています。
かつてはドラゴンを元に戻す方法を探していましたが見つからず、諦めてからはアイゼンの側にずっと付いていました。
見た目とは裏腹にはかなりの毒舌家であり、他人、とくにミクリオをからかうのが趣味。
人間を嫌っており積極的に関わりませんが、スレイ、アリーシャ、ロゼは彼女なりに気に入っているようです。
アニメ版ではレイフォルクにドラゴンの手がかりを探しに来たスレイと出会い、「アイゼンを救う方法を探す」と言い切ったスレイに力を貸す形で仲間になりました。
また、従士となったアリーシャの神威化を手助けし、彼女との神威を成功させています。
天族としての真名は「ハクディム=ユーバ」、意味は「早咲きのエドナ」。
ザビータ
出典:amazon長い髪と上半身裸の姿、そして相棒の銃が印象的な風の天族です。
CVは津田健次郎。
過去の経験から「憑魔は殺す」を信念としており、憑魔を殺すことのできる特殊な銃・ジークフリートを操ります。
ドラゴンとなったアイゼンとの約束を果たすためにレイフォルクを訪れ、そこで初めてスレイと出会いました。
漂々した捉えどころのない性格ですが、スレイやアイゼンとの約束を律儀に守る男気溢れる一面も特徴的です。
アニメ版では自国の兵と憑魔に襲われ窮地に陥っていたアリーシャを助けるなど、原作にはないキャラたちとの絡みも多数あります。
また、アニメでは主にジークフリートを主に用いて戦い、ゲーム版の武器だったペンデュラムはほぼ使用しません。
アニメのジークフリートもゲーム版と違っており、弾丸を打ち込んだ相手に力を与える効果は見られませんでした。
ちなみにザビーダも『テイルズオブベルセリア』に登場しており、アイゼンとの関係や「憑魔は殺す」という考えに至るまでの過程が描かれています。
天族としての真名はフィルクー=ザデヤ」、意味は「約束のザビーダ」。
ライラ
出典:amazon湖の乙女とも呼ばれ、レディレイクの聖剣を器としている火の天族です。
アニメ版のCVは下屋則子。(ゲーム版は松来未祐)
レディレイクの祭壇にて天族と心を通わす人物を待っていたところにスレイと出会い、聖剣祭を襲った憑魔から人々を救いたいスレイの主神となります。
その結果スレイは、穢れを浄化し世界を救う導師の力を得ました。
また、彼女自身も五大神マオテラスとの契約によって浄化の力を得ており、他の天族は彼女と陪審契約を行うことで憑魔を浄化できるようになります。
非常におっとりしたマイペースな性格ですが、導師としてまだ未熟なスレイを優しく導き、ともに歩む頼れる存在です。
ライラはゲームとアニメで大きな相違点は見られませんが、アニメ版はよりスレイの意思を尊重し、彼に行動を任せることが多くなっています。
天族としての真名は「フォエス=メイマ」、意味は「清浄なるライラ」。
ミクリオ
出典:amazonスレイと一緒にイズチで育った、水の天族の青年です。
エドナからの呼び名は「ミボ」。
CVは逢坂良太。
スレイと同い年で、天族としては非常に若い部類になります。
スレイに対しては皮肉を言いながらも誰よりも信頼しあっており、スレイが導師になった後も彼の精神的支柱として支え続けています。
イズチのマビノギオ遺跡探検の最中に遺跡内で倒れていたアリーシャを発見、その後アリーシャを追ってスレイとともにイズチを旅立ちました。
普段は冷静沈着かつ冷静に物事を判断しますが、スレイと話すときやエドナにからかわれるときは年相応の反応を見せます。
アニメ版ではレイフォルクに向かうスレイとライラと別行動、その道中でノルミン・アタックと出会ったり、弓を使いこなす描写が追加されたりなど、ミクリオ単体の見せ場も描かれています。
天族としての真名は「ルズローシヴ=レレイ」、意味は「執行者ミクリオ」。
サイモン
出典:amazon災禍の顕主・ヘルダルフの側近の天族です。
CVは五十嵐裕美。
主に幻術を操る天族であり、アニメ版では第1話から登場、ルナールとの戦闘を繰り広げました。
彼女の主であるヘルダルフに心酔しており、常に彼への忠誠心を忘れることはありません。
アニメ版ではヘルダルフのいる北の大地に向かう導師一行に同行しますが裏切り、自らドラゴン化しスレイたちに立ちはだかりました。
ゲーム版にあった「加護を与えた人間を不幸にする」件には言及されませんでしたが、同じく加護が反転するデゼルとの会話は他のキャラと比べて多くなっています。
デゼル
出典:amazon風の傭兵団時代からロゼに憑依していた、風の天族です。
CVは小野大輔。
元々は風の傭兵団のブラドに惚れ込み行動をともにしていましたが、ブラドの死後は彼の意思を継ぐロゼに肩入れし彼女に憑依することに。
ロゼはデゼルが見えていませんが、なんとなく存在を感じ取っています。
性格は非常にクールで孤高。
あまり他人と馴れ合いませんが、ロゼのことになると彼女を第一に行動します。
また、長年一緒にいたことがロゼの霊応力を高めることになり、アニメ版では相性の良さから神威のパートナーになっていました。
ゲーム版ではパーティーキャラの1人ですが、ロゼに取り付いた理由や風の傭兵団との関わり方が変更され、サイモンに対する復讐心もなくなっています。
また、ゲーム版にあった「加護を与えた人間を不幸にする」ことへの苦悩や葛藤もなくなっていますが、ロゼに対し「ブラドの理想の傀儡」と評するなど、アニメ版ならではのロゼに対する複雑な心境が描かれています。
ゲームではザビーダと入れ替わる形でパーティーに入りますが、アニメではともに北の大地に赴くことになりました。
天族としての真名は「ルウィール=ユクム」、意味は「濁りなき瞳デゼル」。
ノルミン天族
天族の中にもさまざまな種族が存在し、その中にノルミンと呼ばれるマスコットのような姿の天族がいます。
自身は戦える力を持っていませんが、他の天族に力を与えたりサポートしたりなど、補助に特化した加護を与えられる種族です。
かつては他の天族とともに、人間に加護を与えていました。
ノルミン一人ひとりには違った能力や性格がありますが、『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』に登場するノルミンは主に以下の2人です。
・アタック
・グリモワール(テイルズオブベルセリアにも登場)
今回はアニメのストーリーへの関わりが深い、アタックについてご紹介します。
アタック
出典:amazonブカブカ日本式の兜と、京都弁のような言葉遣いが印象的なノルミンです。
CVは進藤尚美。
ゲーム版ではマーリンドのダムノニア美術館で憑魔化していましたが、アニメでは森で憑魔に襲われていたところをミクリオに救われます。
以後はミクリオとともに行動し、スレイたちがドラゴンパピーを倒した後はマーリンドの守護天族に。
その後、北の大地を目指す導師一向に、他のノルミンを引き連れて合流を果たしました。
アタックの名前のとおり、サポートする相手の力を増幅させる能力を持ちます。
憑魔
憑魔とは、人、動物、植物などが穢れに侵された存在です。
普通の人からは凶暴化した人間や超常現象として認識されますが、導師や従士、天族には魔物のような姿に見えます。
天族が憑魔になる場合は人の目にも見えるドラゴンとなり、「破滅の使徒」として恐れられるように。
また、中には人でありながら強烈な自我を保つ者もおり、中でも「災禍の顕主」と呼ばれる憑魔は、ドラゴン以上の領域と穢れを持つとされています。
災禍の顕主は個人を指す言葉ではなく名称で、『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』の時代はヘルダルフ、1,000年前はベルベット・クラウが災禍の顕主として存在していました。
ヘルダルフ
『テイルズオブゼスティリア ザ クロス』およびゲーム『テイルズオブゼスティリア』における災禍の顕主であり、導師が真に鎮めるべき相手です。
CVは菅生隆之。
獅子のような出で立ちが特徴の憑魔であり、ドラゴン以上の穢れをまとっています。
元々はローランスの将軍でしたが、軍事拠点を手に入れるために先代導師ミケルと接触、そして彼を裏切りカムランの村を滅亡させました。
その結果ミケルから「永遠の孤独」の呪いを受け、家族をすべて失い自分では死ぬことができない体に。
アニメではゲーム版と同じくグレイブガンド盆地にて初めてスレイたちと対面、その後は北の大地にて世界中の穢れを集め、導師との最終決戦に臨みました。
アニメ版では「消えてなくなりたい」という願いを持っていますが、永遠の孤独が要因となり穢れによって強制的に生かされます。
その結果、スレイは死闘の末にヘルダルフと自分を封印し、長い時間をかけて彼の穢れを浄化することに。
ルナール
出典:amazonキツネ目と大きく裂けたような口が特徴の憑魔。
CVは子安武人。
元々は風の骨の暗殺者でしたが、アリーシャとの戦いに破れたことで個人的に彼女に執着するようになります。
その後はアリーシャを追ってイズチに侵入、天族のマイセンを襲うもスレイやミクリオ、ゼンライによって退けられました。
ゲーム版では風の骨やサイモンとのつながり、ロゼに対する複雑な感情を持っていましたが、アニメでは主にアリーシャを付け狙い、彼女の周りに出没するようになります。
アニメ版の最後は「誰かの役に立ちたい」という願いから人知れず憑魔と戦い死亡、遺体はスレイやアリーシャによって葬られました。
ハイランド王国
グリンウッド大陸を2分する国の1つであり、水の都レディレイクを首都に持つ王国です。
聖剣伝承などが残り伝統を重んじる国でしたが、アニメスタート時には災厄や政治の影響で穢れに溢れています。
本作のメインキャラクターのアリーシャはこのハイランド王国の王女であり、王国を救うため多くの試練や戦いを乗り越えていきます。
マルトラン
出典:amazonアリーシャの師匠であり、蒼き戦乙女の異名を持つハイランド王国の槍騎士です。
CVは小山茉美。
常にアリーシャの隣で彼女を導き支える良き師で、アリーシャも彼女を先生と慕っています。
ゲーム版ではヘルダルフの部下の憑魔であり、アリーシャに対し愛憎入り交じった複雑な感情を持っていますが、アニメではそれらの設定はすべてカット。
最後までアリーシャの味方として、バルトロに敵対し続けました。
バルトロ
ハイランド王国の執政官であり、病気に伏せているハイランド王に代わって実質王国の実権を握っている男です。
CVは仲野裕。
アリーシャを非常に疎ましく思っており、民衆や自国の兵士を扇動することでアリーシャを孤立させたり、風の骨にアリーシャ暗殺を依頼したりなど暗躍しています。
アニメ版では反撃に転じたアリーシャとの諍いの間にハイランド王を殺害、またアリーシャの策略によって部下にも本性を知られ、最終的には城から飛び降り自殺しました。
自殺によって「誰も殺さない」というアリーシャの信念に反し、最期まで彼女との敵対関係を貫いています。
アリーシャ
出典:amazonハイランド王国の正式な王女であり、スレイの冒険のきっかけとなった人物です。
CVは茅野愛衣。
アニメ版はグリエル村の調査中にドラゴンなどの大災害を目の当たりにし、多くの部下を失うものの生還。
逃げた先の遺跡で倒れていたところを、スレイとミクリオに助けられました。
その後はスレイとも協力しながら、マーリンドの疫病に薬を届けに行ったりグレイブガンド盆地の戦争と止めたりなど、ハイランド王国を救うために奔走。
さらにグレイブガンド盆地での戦争後はスレイの従士となり、災厄から世界を救うための戦いにも身を投じていきます。
アニメ版のアリーシャの設定変更は、アニメ化にあたって最も変更された部分の1つです。
ゲーム版のやや政治に疎く迷いも多かった要素は薄くなり、始めから人の上に立つ為政者としての心構えを備えています。
「こちらからは攻撃を仕掛けない」という信念と覚悟を貫き、その強さはロゼにも認められ、ルナールにも大きな影響を与えました。
また北の大地での災禍の顕主との決戦時もスレイたちに同行、その道中でファン待望の神威化も果たしています。
他もさまざまなシーンやエピソードが追加されており、スポット参加だったゲーム版よりもメインストーリーに大きく関わっているのです。
従士としての真名は「マオクス=アメッカ」、意味は「笑顔のアリーシャ」。
アニメではシレル(CV田澤茉純)、イアン(CV江原裕理)という女性兵士と行動することが多いです。
ローランス帝国
ハイランド王国と敵対する、グリンウッド大陸もう一つの国です。
ドラゴン伝承が残っている国でもあり、アニメ版でのスレイはドラゴンの手がかりを探すため、そしてロゼの手伝いをするために入国しました。
ハイランドとは軍事的緊張が続き、戦争になる一歩手前まで来ています。
セルゲイ
出典:amazonローランス帝国の皇帝直属である「白皇騎士団」の団長です。
CVは堀秀行。
アニメ版ではグレイブガンド盆地で導師の活躍を見るも、その力の大きさを危惧しスレイを拘束しようとします。
しかし、実際に会って話したり、ラストンベルの地下の浄化を目の当たりにしたりするうちに、スレイに信頼を寄せるように。
融通が効かない頑固者にも見えますが、お酒に酔って本音を出したりロゼにからかわれて赤面したりするなど、根は優しく柔軟な考えを持った人物であるとわかります。
北の大地での決戦時には、アニメオリジナルキャラである「青嵐騎士団」団長のグルードマン(CV伊藤健太郎)とともに導師一行に合流しています。
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