『フォレスト・ガンプ/一期一会』という映画で、みなさんはどんなことを思い浮かべますか? きっと、「人生はチョコレートの箱」という言葉ではないでしょうか。映画の主人公・フォレストは生まれつき知能指数が低くいですが、人生を幸せな方へと導く力に長けた人物です。本記事では、そんなフォレストやフォレストを取り巻く人々が発した、人生を豊かにする名言を徹底解説していきます!
1994年にアメリカで公開されると、深みのある名言や生きる上で直面する悲しい局面を前向きに乗り越えられそうな言葉で、圧倒的な支持を得た映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』。
あまりにも有名な「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」というキャッチコピー。
これだけでも、この映画の素晴らしさが伝わってきますが、作中にはまだまだたくさんの名言が登場しています。
本記事は、そんな『フォレスト・ガンプ』の名言・名セリフを徹底的に解説し、愛とは何か? 人生とは何か? をみつけるヒントになる「言葉」を紐解いていきます。
『フォレストガンプ』の名言
映画「フォレストガンプ」の魅力はなんといっても数々の名言からなる感動的なシーンです。
ここでは、そんな名言だらけのシーンから、特に人生を豊かにさせる感動的な名言をランキングしていきます。
フォレスト名言10位「ある日、これといった理由もなく、少し走ってみることにした」
長い間待ち続けたジェニーがとうとうフォレストのもとに帰ってきました。
しかし、幸せな期間もつかの間、すぐにジェニーは何も言わずに去っていってしまいます。
ショックを受けたフォレストは、突然走り始めます。
彼はただひたすら走り続け、全米を何度も横断すると一躍時の人になります。
理由もなく走っているフォレストに対して、マスコミなどが代わりにあれやこれやの理由をつけようとします。
このセリフは、すべてにおいて理由が必要なわけではなく、ときに理由がないものこそが、強い力を発揮することもあるということを教えてくれます。
フォレスト名言9位「どうなる? ぼくはぼくじゃなくなるの?」
ジェニーが嬉しそうに自分の夢を語った後、「夢はある? どうなりたいの?」とフォレストに聞き、フォレストは不安そうにこのセリフを言うのです。
将来の夢は何か? という会話は生きていれば誰しも口にして、問うことも問われたこともあるのではないでしょうか。
私たちは将来の自分を考える時、いつも才能のある人を羨んでは「あの人のようになりたい」と考えてしまいがちです。
でも、このフォレストからのメッセージは、自分の人生は自分を生きる以外は何もできないし、それが本当に大切なことだということを思い出させてくれます。
フォレスト名言8位「ママはいつもいってた。靴を見ればその人についてわかるって」
バス停で横に来た看護師の靴を指さし、フォレストはこう言いました。
靴はそれを履く人の人間性を表すとよく言いますが、ビシネスシーンでも、初対面の人の靴を見てその人を判断するということは少なくありません。
どんどん新しい人と出会って、よりよく生きていくためにも、靴を綺麗にするのはとても良いことかもしれませんね。
フォレスト名言7位「何かあったら勇気など見せずに走って」
戦争でベトナムに行くフォレストに、ジェニーが伝えた言葉です。
そして、フォレストはジェニーとのその約束を一途に守り、戦地で活躍してさらには議会栄誉勲章を授与されます。
何か怖いことがあると、勇気を振り絞って立ち向かわなければいけないという気になります。
しかし、このジェニーの言葉は、走って逃げることも時にはとっても役に立つのだと気づかせてくれます。
フォレスト名言6位「口では言わなかったが、中尉は神様と仲直りしたのだ」
ベトナム戦争で両足を失ってしまったダン中尉は酒を飲んだくれて、自堕落な生活を送りします。
しかし、フォレストの力強い支えで中尉は生きる希望を取り戻し、フォレストのエビ漁を手伝います。
そんなある日、ダンはフォレストに「命を助けてもらった礼を言ってなかったな」といって海に飛び込んでいきます。
このセリフは、その場面を回想してフォレストが言った言葉です。
人生を前向きに生きることを「神様と仲直り」と定義するのってとっても素敵ですね。
もし、まだ神様と仲直りできていない人は仲直りを検討してみては?
フォレスト名言5位「ぼくには分からない。正しいのはママなのか、ダン中尉なのか。ぼくらには運命があるのか、風に乗ってたださまよっているのか。 たぶん、その両方だろう。両方が同時に起こってる」
最愛のジェニーが死んだ後のフォレストの独白です。
フォレストはジェニーとの出会いをきっと運命と思っていたのでしょう。だからこそずっとジェニーを信じ続け、結婚できたのです。
しかし、そのような強い信念もジェニーが死んで、一瞬グラついてしまいます。
人生には運命があるのか、それともただ吹く風とぼくらは変わらないのか。
しかしながら、フォレストはさまざまな自分の経験からすぐに悟りを得るのです。きっとそのどちらもが人生なんだと。
フォレスト名言4位「バカをするやつがバカなんだ」
これはフォレストが、彼をバカにする人に向かってよく口にする言葉です。
フォレストはバカと言われるのが嫌いです。バカの定義というのは人それぞれによって違います。
でも、フォレストのバカの定義ははっきりとしていました。それは「バカと言うやつがバカ」ということです。
そして、フォレストはバカと言われながらも、自分の素直さと一途さで誰もが羨む富と名声を手に入れました。
自分がバカにされたときに思い出すと、とても勇気がもらえるセリフです。
フォレスト名言3位「死は人生の一部なんだから。誰でも持ってる運命よ」
死と向き合うママがフォレストに話したセリフです。
フォレストの母はとても強い女性でした。
彼女は自分が死の淵にありながら、それを悲しむフォレストを気遣い、死は怖くないと話します。
誰でも持っている運命ならば、どうして私たちだけ悲しまなければいけないの? 悲しむ必要はない。
そのようなメッセージは、人生を生きる誰しもにとって強く心に響くことでしょう。
フォレスト名言2位「ぼくは利口じゃないけど、愛が何かは知ってるよ」
ジェニーと一緒に住んでいるフォレストが「結婚しよう」とジェニーにプロポーズ。
でもジェニーは、自分なんかと結婚したいはずがないと、立ち去ろうとします。
そんなときにフォレストが言った、とても真っ直ぐで素敵な言葉です。
愛には利口さも、富も名声も関係ありません。愛する人にプロポーズするときに思い出したい名シーンです。
フォレスト名言1位「人生はチョコレートの箱みたいなもの。開けてみるまで中身は分からない」
まさしく、映画「フォレストガンプ」のすべてを集約しているセリフでしょう。
人生の多くを学んだ母から言われた、フォレストにとって忘れられないメッセージです。
どうなるかもわからない未来を考えず、ただひたすら目の前の人を助けるために、フォレストは一生懸命に生きてきました。
未来に不安になったときに思い出すと、魔法の薬みたいに心暖められることでしょう。
『フォレストガンプ』名言まとめ
映画『フォレスト・ガンプ』で登場する名言をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
真っ直ぐで一途、素直なフォレストや、そんなフォレストを思っている人からの言葉は、どれも前向きで、心に響くものばかり。
劇中では、ここで紹介した以外にもたくさんの素敵な言葉が出てきますので、まだ観たことがない方は、映画のストーリーと一緒に、名セリフを楽しんでみてくださいね。
観終わった後は、きっと今までよりも人生をポジティブに考えられるようになっているはずです。
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