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2019/04/24
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バスケットボール「Bリーグ」を詳しく解説!!

2016年9月に開幕したバスケットボールの新リーグ「Bリーグ」。 これまで「TKbjリーグ」と「NBL」の2つに分裂していた日本のバスケットボールリーグが遂に1つになり新たなリーグが誕生しました。 今回は、Bリーグが如何なる経緯で発足したのかや、注目チームをご紹介いたします。

目次

Bリーグって?

野球・サッカーに次ぐ第3のプロリーグ

2016年9月に開幕したバスケットボールです。
これまで存在していた実業団リーグとプロリーグを統一した新リーグです。

1部リーグ(B1)から3部リーグ(B3)まで存在し、チーム数は全45チームあります。
B3は、プロチームでなければ参加できないという規定はないため、アマチュアチームも参加しています。
B1とB2は共に18チームずつ所属しています。
そのため東地区、中地区、西地区と3地区制を敷いています。

日本国内ではバスケットボールの競技人口が多いことから、日本プロ野球・サッカーJリーグに次ぐ第3のプロリーグとして注目を浴びています。

Bリーグ発足まで

かつて、日本には2つのリーグがありました

出典:

日本国内には長らく2つの男子バスケットボールリーグがありました。
1つは、実業団チームが主体のアマチュアリーグで、50年以上の歴史があります。
これまでに「日本リーグ」や「スーパーリーグ」、「JBL」など何度か名称を変えてきました。
2013年から「ナショナルバスケットボールリーグ(通称・NBL)」と改称しました。

もう1つのリーグは、「bjリーグ」というプロリーグです。
バスケットボールリーグのプロ化を目指し、日本リーグから脱退したチームを中心に設立されたリーグです。
リーグの歴史は11年ほどで、実業団リーグに比べて非常に浅いです。
実業団チームとは違い、チーム名に県名や都市名を入れ地域密着をコンセプトにしたリーグです。

1国1リーグが望ましいとして国際バスケ連盟が勧告

国際バスケットボール連盟(FIBA)は、以前から日本国内に2つのバスケットボールリーグが存在している状況に対し、両リーグを統一するように日本バスケット連盟に通達してきました。

しかし、統一リーグがなかなか実現しない現状をみたFIBAは、2014年に日本の国際大会への出場を無期限で停止する制裁を与えました。
この制裁が長引けば、リオ五輪の予選を兼ねたアジア大会への出場が不可能になります。

この制裁を受けたことで、日本バスケ連盟も統一リーグ発足に本気で取り掛かります。
かつてJリーグ発足に貢献した川淵三郎氏をチェアマンとした「タスクフォース」というチームを発足します。

そこからは、バスケ連盟ではなくタスクフォース主導で両リーグの統一に向けた話し合いを重ね、新リーグ発足が決定しました。

制裁は解除され2016年9月にリーグ開幕

リーグ発足が決定したことを受けてFIBAは2015年8月、日本への制裁を解除しました。
翌年行われたリオ五輪予選を兼ねたアジア選手権への出場が可能となりました。

Bリーグ発足に向け、NBL所属のチーム、bjリーグ所属のチームそれぞれの実力や観客動員数、収益等を考慮し、B1からB3にそれぞれ割り振られました。

タスクフォースがBリーグに参入する各チームに掲げた条件には以下のものがあります。
 1.B1チームは5000人以上収容、B2チームは3000人以上収容のアリーナを確保する。
 2.B1チームは全体の80%以上を、B2チームは全体の60%以上を同じ会場で行う。
 3.B1チームはアマチュア選手(大学生など)は2名まで登録し、B2チームは5名以上をプロ選手として登録する。

有力チーム紹介

アルバルク東京

東京をホームタウンとし、代々木第二体育館をホームアリーナにするチームです。
元NBL所属のチームで、前身は「トヨタ自動車アルバルク」です。
トヨタ時代には主要タイトルを数多く獲得し、日本代表選手を多く輩出している名門チームです。

注目すべき選手は背番号2、ディアンテ・ギャレットです。
フェニックス・サンズ、ユタ・ジャズに所属していた元NBAプレーヤーです。
華麗なボールハンドリングと精度の高いシュートが武器なアルバルクのエースです。

栃木ブレックス

栃木県宇都宮市をホームタウンとし、ブレックスアリーナ宇都宮をホームアリーナにするチームです。
元NBL所属で、実業団を母体にもたない市民球団です。
NBLの前身であるJBL時代に一度優勝経験があり、その後優勝は飾れないものの強豪チームとして名を馳せてきました。

注目は日本バスケ界の伝説的プレーヤーである背番号0、田臥勇太です。
能代工業高校時代は史上初の3年連続高校3冠を達成。
日本人初のNBAプレーヤーとして常に日本バスケ界を牽引してきた男に注目です。

千葉ジェッツ

千葉県船橋市をホームタウンとし、船橋ポートアリーナをホームアリーナにするチームです。
元NBL所属ですが、過去にTKbjリーグにも2シーズン所属していました。
Bリーグの所属チームの中で、NBLとTKbjリーグの両方を経験した唯一のチームです。
創設6年目の新しいチームで、リーグ屈指の集客力を誇るチームです。

注目選手は、日本代表の新司令塔でNBA挑戦経験のある背番号2、富樫勇樹です。
身長167㎝と小柄ですが、日本人離れしたスピードに加え高いパスセンスとシュート力で、司令塔でありながらエースとしても活躍しています。

川崎ブレイブサンダース

神奈川県川崎市をホームタウンとし、とどろきアリーナをホームアリーナにするチームです。
元NBL所属で、前身は「東芝ブレイブサンダース」です。
アルバルクと共に実業団チームとして長らく日本のバスケットボールリーグを引っ張ってきました。
NBLでは最多優勝回数を誇る強豪チームです。

注目は背番号22、ニック・ファジーカスです。
元NBAプレーヤーで、ダラス・マーベリックスやロサンゼルス・クリッパーズでプレー経験があります。
210㎝111㎏の大型センターでありながらオールラウンダーとしてチームの得点源となっています。

シーホース三河

愛知県三河地方をホームタウンとし、ウィングアリーナ刈谷をホームアリーナにするチームです。
元NBL所属で前身は「アイシンシーホース」です。
2000年代を代表する強豪チームとしてリーグ制覇や全日本選手権制覇など様々なタイトルを獲得しました。
現役の日本代表が多く在籍しているほか、元日本代表のベテラン選手も在籍するリーグ屈指のタレント軍団です。

注目すべき選手は背番号32、桜木ジェイアールです。
若手選手が多い三河ですが、40歳の大ベテランである桜木の存在感は抜群です。
元NBAプレーヤーでバンクーバー・グリズリーズ(現メンフィス・グリズリーズ)でプレーしていました。
その後、日本へ帰化すると長らく日本代表のエースとして活躍しました。
前身のアイシン時代から在籍するベテランで、現在でも中心選手としてチームを牽引しています。

琉球ゴールデンキングス

沖縄県沖縄市をホームタウンとし、沖縄市体育館をホームアリーナにするチームです。
元bjリーグ所属です。
bjリーグ時代にはリーグ最多4度の優勝を誇る強豪チームです。
また、「ブースター」と呼ばれるファンがとても熱狂的であることでも有名です。

注目選手は地元沖縄県出身のフランチャイズプレーヤーの背番号14、岸本隆一です。
キングスが誇る点取り屋で、bjリーグ時代にはファイナルMVPを獲得しました。
また、日本人の1試合最多得点記録者でもあります。
一度入りだすと止まらない3ポイントシュートにも注目です。

参考元

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