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2019/05/15
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『東京グール』カネキこと金木研を時系列で解説!黒カネキや白カネキ、闇カネキって?

東京喰種トーキョーグール シリーズが今すぐ観れる

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【2019年最新版】石田スイ原作のダークファンタジー漫画『東京喰種(東京グール)』の主人公、カネキ(金木研)を分析!気になるカネキの種類や、カネキと有馬との気になる関係や、ハイセはカネキなのか…という謎についてもしっかり解説していきます!作品を途中までみた方が、まだはっきりとわかっていない真相や疑問もすっきりするはず。時系列順でお伝えするので、ネタバレを見たくない方は注意してくださいね!

目次

本記事では、『東京喰種』の主人公である金木研(カネキケン)人物プロフィールや気になる登場人物との関係について詳しくお伝えします。

これまで『東京喰種』を視聴したことがあるけど、カネキの変化に戸惑った方や、トーカやヒデをはじめとするキャラクターとの関係性についてもよく分からなかった方は、改めて真相が確認できる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。

作品の詳しい内容を掲載しているので、ネタバレには十分注意してくださいね。

『東京グール』とは?

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2011年からヤングジャンプで連載をスタートした石田スイ先生原作の漫画作品。2014年に待望のアニメ化を果たし、若者を中心に絶大な人気を得て2017年には実写映画も公開されました。また、その後の反響もあり、舞台化や小説化、さらには実写映画の続編が発表されています。

本作のあらすじをざっくりとまとめると以下の通りです。

物語の舞台は、捕食者である「人間」と人を喰らう怪人「喰種」がともに暮らす東京
・人間とは全く見分けがつかない喰種たちは、人を喰らいながら人間社会のなかでひっそりと生きている
・喰種対策局を立ち上げ、「クインケ」と呼ばれる武器で人々は喰種に抵抗する
・繰り広げられる人間と喰種の両種族の争いに翻弄されていく金木研

東京という実在する舞台に、人と同じ容姿をした「喰種(グール)」という存在がいるという独特のダークさを持つユニークな設定です。金木研をはじめとする個性あふれるキャラクターの数々や、緻密(ちみつ)なストーリー展開が読者や視聴者の心をわしづかみにした名作となりました。

本記事ではそんなカネキのすべてを紹介しますが、ネタバレの内容が含まれているので、原作やアニメを未読・未視聴の方は十分に気をつけてください。

『東京グール』金木研(カネキケン)のプロフィール

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それでは、さっそくカネキのプロフィールをチェックしてみましょう。

所属:上井大学文学部 国文科一年(初登場18歳)
誕生日:12月20日(有馬貴将と同じ誕生日)
星座:いて座
血液型:AB型
身長:169cm
体重:55kg
足のサイズ:25.5cm

カネキの性格や特徴をまとめると、以下の通りです。

・ピュアで生真面目な普通の青年
・内向的で優柔不断の大人しい性格
・自己犠牲を厭わない優しい性格
・一人で抱え込むくせがある
・ミステリー小説が好きな読書青年(高槻泉のファン)
・記憶力に優れ、知能指数が高いインテリ男子

一言で表すと、どこにでもいそうな読書好きの草食系男子でした。身長から足のサイズまで、日本人大学生の平均値を表したような、ごく平凡な青年です。

友人も少なく、幼馴染の永近秀良(ヒデ)だけには心を許しています。お気に入りの喫茶店あんていくで「高槻泉」のミステリー小説を読むのが好きな、地味な主人公という印象ですね。

しかし、ここから一気に衝撃の展開を迎えることになり、カネキの個性が徐々にゆがみ始めます。

『東京グール』金木(カネキ)の趣味や好きなもの

ここからは、カネキの趣味や好きなものに関する情報を詳しくお伝えします。

金木(カネキ)の趣味

大人しく内向的なカネキは、読書が大好き。特にミステリージャンルを好み「高槻泉」の小説を好みます。両親を亡くし、叔母から人格否定され孤独な環境にいたカネキは、読書を通して自分の世界に没頭するようになります。

この読書という趣味が、カネキ自身が傷つかないための処世術として、周囲との距離を置くための唯一の方法であることが分かります。

金木(カネキ)の好きなもの

・キレイな言葉
・知的な女性(読書好きなリゼのようなタイプの女性)
・ハンバーグ(ヒデが差し入れに持って来たときのエピソードに触れながら解説)

読書を通して、本から得た「キレイな言葉」を好きになる傾向があります。あんていくで、ヒナミに文字の読み方を教えた際、カネキは薄氷(ハクヒョウ)という言葉についてこう言いました。

「他に[うすらい]って読み方もあるんだ。こっちの方が響きが綺麗じゃない? 」
└出典:『東京喰種』1巻4話

普段は口数が少なく大人しいカネキですが、本から得たキレイな言葉については饒舌(じょうぜつ)になります。また、ヒナミに言葉の読み方を教え、会話するひとときが何よりも楽しそうに描かれます。

そして、カネキの好きなタイプは知的な女性であり、これは神代利世(リゼ)のような読書好きの女性であることが分かります。

好物はハンバーグで、カネキが半喰種化したショックで引きこもっていたときに、ヒデが差し入れで持って来たハンバーグを食べて涙を流すシーンがあります。

喰種の舌を持ったカネキが、大好きなハンバーグを不味くて食べられなくなった悲しい瞬間が描かれています。

金木(カネキ)の家族構成や暮らしについて

人間だったころのカネキの暮らしは、20区内のマンションで一人暮らしをしていました。この当時すでに父親と母親を亡くしているので、家族はいません。父親はカネキがまだ幼いころに事故で亡くし、母親は姉に多額のお金をたかられ、過労で亡くなりました。

母親の死後は、叔父の家でお世話になるカネキでしたが、食事を作らないなど、叔母から悪質な嫌がらせを受けます。カネキの母である妹の影を重ねた叔母は、自分の息子よりも優秀なカネキを見て責めるようになりました。その後、叔父夫婦との家庭内別居を経て一人暮らしをするまでに至りました。

両親を失った一人の少年が、居場所のない叔父の家で育てられ、一人暮らしを迫れたという壮絶な生い立ちです。自己犠牲を良しとする献身的な母親の姿を見て育ったカネキが、真面目で優しい性格になったのも納得がいきます。

傷つける人より、傷つけられる人に、優しい人はそれだけで幸せだって―。
└出典:『東京喰種』7巻63話

母親から教わったこの信条が、カネキの性格に影響を与えたのですね。しかし、そんな信条を持つ母親でしたが、わがままをいうカネキを虐待していたのです。虐待されるのを恐れたカネキは必死でいい子を演じますが、その後叔母の前ではそれが裏目に出て、嫌われてしまいます。

カネキの特徴でもある一人で抱え込む傾向にあるのは、誰にも頼れない、甘えられないという家庭環境が一つの要因です。多感な少年時代に自分を否定され、孤独な環境にいたことが分かりますね。大学生になっても社会性に欠けていたのは、この少年時代が背景にあるのでしょう。

『東京グール』金木(カネキ)を演じる声優は?

金木研の声を演じるのは、アクロスエンタテインメントに所属の花江夏樹(ハナエ ナツキ)さんです。気になる花江夏樹の経歴やプロフィールを紹介します!

金木(カネキ)の声優、花江夏樹さんのプロフィール

誕生日:1991年6月26日
星座: かに座 
血液型:B型
出身:神奈川県
愛称:夏樹、なっちゃん、花江っち
特徴:瑞々しくハリのある少年ボイス、憂いのある声質、下ネタ大好き

声優を目指したきっかけ

高校時代は勉強が嫌いだったため、大学には行かずカラオケ店などのアルバイトで生計を立てていたようです。たまたま再放送されていた『桜蘭高校ホスト部』にはまり、それがきっかけで声優を目指しました。彼が尊敬してやまない山寺宏一が所属するアクロスエンタテインメントへ直接ボイスサンプルを送ります。

その後、声優の養成所には通わず、3か月間ワークショップを受け、事務所のオーディションに見事合格。2009年に預かり所属が決まり、2012年正式に所属します。

花江夏樹の経歴

2011年に声優デビューを果たし、『君と僕。』生徒会役員役に抜擢。その後も、『ベン・トー』サバゲ部員A、『TARI TARI』ではテレビアニメ初のレギュラー出演が決まります。そして、2014年『東京喰種』の主人公、金木研を演じています。

普通の大学生だったカネキが、白カネキ、闇カネキなど、それぞれの成長に合わせて変わる演技力は評判が高く、今後の活躍も期待されている人気急上昇の声優さんです。

芸名の由来について

実は苗字のみ芸名です。「花のある名前にした方がいい」と事務所からアドバイスを受け、本人が「花江」をはじめとする候補をいくつか提出し、最終的に事務所が選びました。本名の「夏樹」からデビュー当初は女性と間違えられ、2012年放送の『好きっていいなよ。』では女子生徒と表記され、本人も驚いたそうです。

歌手としても活動

2016年放送の『斉木楠雄のΨ難』でオープニング曲を担当し、日本コロムビアでCDデビューを果たします。声優業の前は、ニコニコ動画で「ハナゴエ」というキャラクターで朗読や歌をメインにした個人活動をしていた経験もあり、歌唱力の高さが評判になりました。

『東京グール』時系列で解説! 喰種になった金木(カネキ)の特徴

カネキは元々は人間でしたが、神代利世という喰種の臓器を移植されたため、人間と喰種のハーフのような「半喰種」の状態になります。

その後のカネキは、さまざまな修羅場や物語の大きな展開を迎えた後、別人のように変化し、「黒カネキ」「白カネキ」「闇カネキ」「竜カネキ」へと変身します

ここから作品の時系列に沿って変化するカネキを、ぜひ辿ってみてください。変化に至った経緯や、特徴を詳しくお伝えします。ネタバレの要素がある内容が含まれているので、気になる方は十分注意してください。

『東京グール』黒カネキ

黒カネキの基本情報は以下の通りです。

登場巻:『東京喰種』1~6巻
髪色:黒
戦闘力:低い(窮地にのみ戦闘力を発揮する)
性格:生真面目で優しい好青年

自分は人間にもなれない、喰種でもない、居場所はどこにもなく、孤独だ
└出典:『東京喰種』1巻2話

神代利世の赫子を移植され、半喰種となった後も現状を受け入れられないまま、自身の悲運を恨みます。
実質、半喰種状態になったカネキはすでに人間側でないことを自覚しますが、喰種にもなりきれません。

人間の食事が出来なくなったカネキは、人間を食べることもできず、東京の街中を彷徨います。
そんななか、喫茶店あんていくのアルバイト兼「喰種」仲間として迎えられ、少しずつ自分の居場所として落ち着くようになります。

女子高生の霧嶋董香(トーカ)や叔父の四方蓮示(ヨモさん)、さらに大学の先輩である錦(にしき)、財閥の御曹司でる月山を含む喰種たちとの交流を得て、少しずつ喰種に対するイメージが変化しました。

『どちらでもない?』それは違う。君は『喰種』であり、同時に『人間』でもあるんだ。ふたつの世界に居場所を持てる唯一の存在なんだよ

半喰種の状態で悩むカネキに、あんていくの店長である芳村がかけた言葉です。この言葉から、「喰種になった人間」という折り合いをつけようと、人間として、喰種としての視点を持ち、前向きに生きていきます。

カネキは、マスクをつけたとき赫眼がみえる

半喰種であるカネキは、他の喰種と同じような身体能力の高さと、人間を捕食する体質を持っています。しかし、喰種特有の赫眼は、カネキの左目にしか現れず、その発現を上手くコントロールすることが不可能でした。

そのため戦闘態勢ではない日常では、眼帯を着けます。マスクをつくった喰種のウタが、その眼帯にインスピレーションを受け、眼帯をモチーフにしたマスクをカネキに渡します。

喰種としてマスクを着けた際は、左目の赫眼が見えるように設計され、後に喰種対策局からは「眼帯の喰種」と呼ばれるようになります。

『東京グール√A』白カネキ

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白カネキの基本情報は以下の通りです。

登場巻:『東京喰種』7~13巻
髪色:白
戦闘力:高い(赫子の力が覚醒し、格段に上昇)
性格:物静か、戦闘中狂暴な発言や行動が多い。

黒カネキとは別人のような見た目になりましたね。一度も染めたことがないカネキの地毛である真っ黒な髪は、精神的なストレスでメラニン色素が減少し、若白髪の状態になりました。

この頭の色の変化から、ファンの間では「白カネキ」と呼ばれています。では、どうしてカネキはここまで精神的なダメージを負ったのでしょう? その経緯をたどっていきます。

自分自身の理性によって喰種としての本能を抑えていたカネキは、霧嶋董香(トーカ)との修行で赫子の力に頼らない戦闘を身に着けていきました。そんななか、突然あんていくに来た凶悪な喰種である大守八雲こと「ヤモリ」に連れ去られ、ひどい拷問を受けます。

再生能力が高い喰種の身体を持つカネキは、どんなに深い傷を負っても回復します。さらにヤモリの拷問はエスカレートし、無関係の人を目の前で無残に殺し、精神崩壊しました。自分の中にいる神代利世(リゼ)を受け入れることを決意し、人間らしさを捨ててより強くなるために覚醒します。

その後、リゼの力を得たカネキは、ヤモリを捕食し、喰種としてさらなる力を手に入れました。ここでカネキは「誰かを助けたい。みんなを守る」と自分の進むべき道を選び、あんていくの仲間を守るため孤独な戦いに挑みます。

「僕も大人になったら、お母さんみたいに誰かを助けてあげられるかな」
└出典:『東京喰種』14巻140話

過労死した母親の献身的な姿を見て育ったカネキは、「誰かの力になりたい」という思いが根底にあり、それが覚醒に変わった瞬間です。ここが白カネキになる重要なターニングポイントになります。

自分を拷問したヤモリをの赫包を捕食してからは、その狂暴さがカネキの人格に影響して、喰種を捕食する行為である共食いを繰り返します。 黒カネキ時代の優しい穏やかな性格とは正反対で、乱暴な戦闘を好み、敵に対して冷徹な部分を見せるようになりました。大好きだった読書からも離れ、自分らしさを失った状態になります。

その後、梟討伐作戦で有馬貴将と対峙したカネキは、みんなを守るという目標を果たすことなく戦いに敗れてしまいます。

「少し…休もう…」
└出典:『東京喰種』14巻

金木(カネキ)が覚醒した原因は? ムカデの恐怖

前述でさらったお伝えしましたが、カネキが覚醒した原因は、ヤモリによる悪質な拷問を受けたためです。

拷問の内容は非常に残酷で、死よりも辛いものでした。両手・両足の爪をはがされ、弱ったところをRC活性剤で再生させ、昼夜問わず同じことを繰り返します。また、カネキだけでなく、罪のない人間を無残に殺されます。

カネキの反応に興奮したヤモリはエスカレートし、ついには耳の中にトビズムカデという最大級のムカデを突っ込むというひどい仕打ちを施しました。

読書好きのカネキは、カフカの「変身」に登場する虫を「ムカデ」だとイメージしていたため、嫌悪感を抱いています。そんな大嫌いなムカデを、自分の体内に無理やり入れられるなんて考えただけでもぞっとしますよね。

ムカデによる拷問でトラウマになり、極限状態まで追い込まれ覚醒したカネキ。この拷問で用いたムカデが、後に赫子のモチーフとしても登場するようになります

このムカデのような赫子の特徴から、喰種捜査官たちの間で「ムカデ」と呼ばれるようにもなります。また、ムカデになっているときのカネキの特徴は、言葉もおぼつかず狂乱した態度を取ります。

『東京グール:re』佐々木排泄(ハイセ)

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佐々木排泄の基本情報は以下の通りです。

登場巻:『東京喰種:re』1~5巻(22歳)
髪:毛先が白い黒髪・くせ毛
所属: 喰種捜査官 「クインクス」4人のメンター
性格:明るく正義感が強い。面倒見がいい一面も。

『東京喰種:re』第2部の主人公は佐々木琲世(ササキ ハイセ)という青年。毛先が白いくせ毛の黒髪が特徴の喰種捜査官で「クインクス」という喰種の能力を持ったチームのメンターとして所属しています。

社交的でお茶目な一面を持つハイセは、喰種捜査官や喰種でさえも気づかう心優しい性格です。クインクスのメンバーと共同生活をして暮らし、食事の世話や家事など、すべてハイセがこなすという面倒見がいい一面も。

佐々木琲世=金木研(カネキケン)だった⁈

そんなハイセには、過去20年間の記憶が一切ありません。そして、その見た目はカネキとよく似ています。そんな佐々木排泄(ハイセ)の本当の正体は、カネキそのもの。有馬がカネキを討伐した後、ハイセとしての人格を築き、喰種捜査官という新たな道を歩ませたのです。

ハイセは有馬を父のように慕い、直属の上司である真戸や、同僚たちとあたたかい人間関係を構築します。カネキ時代の不安定な精神状態はなく、読書である趣味もここで復活します。過去の自分が何者か分からないままでも、現状のささやかな幸せに満足していました。

しかしハイセが戦う際には、内なるカネキが表面に出て暴れだし、白カネキのような狂乱した態度を示します。

このとき初めてハイセは自分のなかにいるカネキにおびえ、虚像でしかない自分の存在に苛まれます。このころからカネキとしての自我と、ハイセの仮初の人格がせめぎ合い、不安定な存在になりました。

「夢はもういい。おやすみハイセ」
└出典:『東京喰種:re』6巻53話

オークション掃討戦で深層心理に入ったハイセは、別人格であるカネキと対話を繰り返し、ついに本来の自我を取り戻します。佐々木琲世という存在は、カネキにとって「幸せな夢」のひとときでした。ここから、新生カネキが登場します。

『東京グール:re』闇カネキ

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闇カネキの基本情報は以下の通りです。

登場巻:『東京喰種:re』6~8巻
髪色:黒
戦闘力:闇カネキは本来の力と琲世の力を併せ持っている・高い再生能力で復活

闇カネキに変化したきっかけは、月山家に仕える執事・カナエとの戦いでした。カナエの暴走した強さに敵わず、瀕死の状態だったハイセにカネキは問いかけます。

「大きなことを成し遂げかっこよく死にたい」
└出典:『東京喰種:re』7巻59話

今度こそ、その願いを叶えるべくカネキは三年ぶりに目覚めます。また、幼いころの記憶も思い出し、大好きな母親から虐待を受けていた過去を知ります。

生きる意味を見出せないカネキは、意味のある死を求めて自己犠牲を望む方向へとシフトしたのです。ファンの間では「闇カネキ」「黒カネキ」と呼ばれています。

カネキは黒ずくめの服装から有馬と対比され「黒い死神」と呼ばれる

闇カネキになったカネキは、かつての冷徹な人格に戻り、喰種との戦い方も残酷になります。

黒ずくめの服装で赫子を操り、喰種たちに圧倒的な力の差を見せつけます。喰種からは有馬と対比され「黒い死神」と呼ばれれるようになりました。

赫子が人の手のような形に変化し、エトの赫子を得た後は彼女の赫子と似た性質を持ち合わせます。

『東京グール:re』竜カネキ

竜カネキの基本情報は以下の通りです。

登場巻:『東京喰種:re』15巻
見た目:赫子が巨大化した竜のような姿

竜カネキになったきっかけは、霧嶋薫香(トーカ)を思い出し、敵に食らいつく執念からでした。

「みんなの手を借りながら…自分に出来る事をやり遂げたい」
「なにもできないのは もういやなんだ」
└出典:『東京喰種:re』15巻164話

地下黒山羊掃討戦で、CCG最強クラスの鈴屋什造班に単独で戦いを挑むカネキですが、あっけなく惨敗します。絶望のなか、これまで変貌してきたカネキたちと深層心理のなかで対話し、トーカに会いたいという思いが強くなります。

手足を失った体を這いずり、必死に戦おうと喰らいついたカネキ。赫子を最大限にまで巨大化させ、怪物のような姿へと変化を遂げていくのでした

複数の目玉模様を持ち、巨大な百足のような姿へ変貌したカネキは、地下から地上へと進行します。自我を無くしたカネキは、東京の街中を無差別に破壊し、無関係な一般市民を大量虐殺する結果となりました。

突然地上から現れた巨大な怪物に人々は混乱し、自衛隊が応戦するも歯が立たず、東京一帯で破壊と混沌が続きます。

竜カネキの蛇神ナァガラジそっくりの姿

「ナァガラジがぜんぶ わした」
┗出典:『東京喰種:re』15巻131話

・131話のナアガラジそっくりの姿
・仏教では八大竜王としてとして取り入れられ、「和修吉」の名前が確認されている
・喰種の起源はアナンタ=ナーガラジャという可能性も? 

24区最深部の子どもたちが口にした「ナァガラジ」という謎のワード。いったいどういう意味なのでしょうか? 

実はこの竜カネキがインドの神話に出てくる蛇神「ナーガラジャ」そっくりの姿であることを表しています。24区の子どもたちは言葉がなまりがあるという設定なので、本来のナーガラジャからナァガラジという言い方に変換されているのです。

また、仏教の場合だと「八大竜王」として取り入れられ、和修家の一族である「和修吉」の名前も確認できます。そんな和修吉は、永遠を意味する「アナンタ」と呼ばれ、ナーガラジャとしても同一です。

「ヴィシュヌ」というヒンドゥー教の神の使いであるアナンタは、「破壊神シヴァ」や「創造神ブラフマー」と並ぶ神の存在です。

未だに謎が多い喰種の正体ですが、ナーガラジャそっくりのカネキを見ると、竜や蛇神といった存在が起源である可能性が高いです。

『東京グール』黒カネキ、白カネキ、ハイセ、闇カネキを比較!

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これまで紹介した黒カネキ、白カネキ、ハイセ、闇カネキの性格や特徴、長所や短所など、それぞれの魅力をまとめたので、ぜひ比較してみてください。

黒カネキ
名言:何も出来ないのは、もう嫌なんだ
長所:真面目、優しくて温厚
短所:社会性に欠ける、優柔不断
特徴:戦闘力が低く、人間に近い生活をする

白カネキ
名言:そのまま黙って聞けよ…話してる
長所:自分の意思をしっかり持ち、行動に移す
短所:主張が強く、傲慢な態度
特徴:戦闘時に暴走し、我を見失う

ハイセ
名言:僕には何もないけど…これで結構幸せなんです
長所:社交性に優れ、面倒見がいい、熱血漢
短所:内なるカネキの表面化により、情緒が不安定
特徴:ハイセの人格とカネキの人格が混在している

闇カネキ
名言:なんで僕がお前みたいなゴミ救わないといけないんだ
長所:どんな任務もスマートにこなす
短所:猟奇的で乱暴な口調が多い、適当な物言い
特徴:誰かのために命を懸けてみたいと願うようになる

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『東京グール』金木(カネキ)が持つ赫子の特徴や戦闘力を解説

ここからは、喰種の武器となる赫子の基本情報や、カネキが持つ赫子の特徴、戦闘力を解説します。

金木(カネキ)達グールの持つ赫子(かぐね)とは?

赫子(かぐね)とは「R細胞(喰種の体内にある特殊細胞)」によって構成された喰種の「武器」であり、「捕食器官」のことです。赫包(かくほう)と呼ばれる喰種のみに存在する臓器に、R細胞を蓄え、その細胞が皮膚を突き破って出てきたものを赫子といいます。

また、赫包の位置は喰種によってそれぞれ違いがあり、複数の赫包を持つ喰種も存在しています。
赫子は「液状の筋肉」と例えられ、放出されたR細胞は軟化と硬化を繰り返し、自由自在に形を変形させることが可能です。

美食家喰種である月山習は、赫子がエンジンなら、人肉はガソリンのような存在だと主張していました。喰種である月山習のこの例え方からすると、人肉は喰種にとって大切な食料であるとともに、戦闘時に本領を発揮できる燃料のような役割も担っているのでしょう。

簡単にまとめると、以下のことが分かります。

・喰種が戦闘の際に使う武器のようなもの
・竜の尾、鱗、羽、甲羅などの種類がある
・「液状の筋肉」と呼ばれる
・RC細胞が体外へ放出されたもの
・形状は喰種ごとに違う
・人を捕食することで赫包にRC細胞が蓄えられる

赫子の種類について

基本的に赫子は4種類あり、赫子同士の相性が関係する優劣も存在します。
赫包の位置が上のものに強く、下のものに弱いです。

・羽赫(うかく)
・甲赫(こうかく)
・鱗赫(りんかく)
・尾赫(びかく)

羽赫(うかく)

位置:肩や肩甲骨にかけて
特徴:羽根のようにうねりを見せ、他の赫子よりも軽量
長所:すばやい攻撃が得意、長距離、近距離のどちらでも応戦できる
短所:持久力がない
キャラクター:エト、霧嶋薫香、霧嶋絢都

甲赫(こうかく)

位置:肩甲骨の下辺り
特徴:R細胞が高密度に凝縮されている
長所:赫子の中で一番頑丈
短所:重量があるため、扱いにくい
キャラクター:月山習、瓜江久生

鱗赫(りんかく)

位置:腰辺り
特徴:鱗のような見た目で、再生力が非常に高い
長所:攻撃力はトップクラス
短所:他の赫子に比べてもろい
キャラクター:金木研、神代利世

尾赫(びかく)

位置:尾てい骨辺り
特徴:は虫類のしっぽをイメージさせる形状
長所:攻守ともにバランスが良く、スピードもある
短所:決めてに欠けるところがある
キャラクター:西尾錦、神代鯱(叉栄)

それぞれの相性をまとめると、以下のようになります。

スピードがある羽赫<ガードが硬い甲赫<パワーがある鱗赫<バランスがある尾赫<スピードがある羽赫

このような相性はありますが、どの種類の赫子にもいいところや悪いところもあるので、使い方次第ですね。

カネキの持つ赫子(かぐね)の力は? 赫者(かくじゃ)化も!?

先ほどカネキの持つ赫子は、鱗赫だということが分かりましたが、実際この鱗赫にはどんなパワーがあるのでしょうか。簡単にまとめると、以下のことが分かりました。

・金木の赫子はムカデのような見た目の鱗赫
・リゼが現れる際は足が6本現れる
・金木は戦闘中にリゼやヤモリの人格が表出することがある
・RC細胞が増え情緒不安定に

カネキが持つ鱗赫の特性と戦闘力について

カネキの鱗赫は非常に高い回復力を持ち、回避能力にも優れた一面を持っています。しかし、防御力はそこまで高くい方ではなく、あくまでも攻めの姿勢を保ち続けようとします。この特性は、神代利世(リゼ)と大守八雲(ヤモリ)に由来するものですね。

喰種になるきっかけを与えたリゼや、白カネキに覚醒させたヤモリも「鱗赫」と共通した種類です。その鱗赫を取り込んだカネキは、リゼやヤモリの人格が戦闘中に出ることがあり、いつもとは別人のような狂乱さを見せます。また、リゼが表面に現われるときには、6本足が生えてさらにムカデのような見た目になります。

理性を失い、赫者(かくじゃ)化する

ヤモリの捕食をきっかけに、彼の癖や残虐非道な思考、拷問方法をマネするようになり、数多くの喰種を共食いします。その結果、赫子が体そのものを覆う「赫者(かくじゃ)」へと変化しました。この赫者とは、喰種が共食いを繰り返すことで、稀に発生する変態種のことです。

この赫者の状態になったカネキは、自己制御が効かず、暴走します。東京中を暴れまわった巨大な蛇のような「竜カネキ」がまさに赫者そのもの。人間の姿ではなく、鎧や、怪物のような姿に変態する特徴があります。

『東京グール』金木(カネキ)と気になる登場人物との関係を解説!

『東京喰種』の魅力は、主人公カネキに関することだけではありません。物語のキーパーソンともいえる、重要なキャラクターとカネキの関係性も見どころのひとつです。

そこで今回は、特にカネキと親密な「神代利世(リゼ)」「霧嶋薫香(トーカ)」「永近英良(ヒデ)」「有馬貴将(アリマ)」との関係について紹介します。

金木(カネキ)とリゼとの関係は?

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カネキを喰種にするきっかけを与えた女性

神代利世ことリゼは、カネキが喰種になるきっかけを与えた張本人です。喰種が集う喫茶店あんていくの常連客として、カネキと度々顔を合わせていました。

純粋なカネキは、大人の妖艶さを持つリゼに心を奪われます。高槻泉の小説が好きという2人の共通点をきっかけに、デートするまでに進展しました。

デートの帰り、喰種である本性をあらわにしたリゼに襲われるカネキ。そのタイミングで大量の鉄骨落下による事故が起こり、救急搬送されカネキはリゼの臓器を移植されました。

その後、カネキは半喰種になり、リゼは死亡します。しかし、それは誤報であり、本来リゼは半殺しのような状態で赫包培養器として扱われます。

神代利世の基本情報が気になる方は、こちらもチェックしてみてください。

プロフィール
誕生日:10月8日
血液型:AB型
身長:164㎝
体重:55㎏

カネキが極限状態になると現われる

赫子を移植された後、リゼはカネキのなかで生き続けます。ヤモリにひどい拷問を受けていたカネキは、精神崩壊し、白髪になるほどの苦痛を与えられます。

このときリゼはカネキの前に現われ、「自分を食べて」とせがみます。カネキに捕食させて、喰種であることを受け入れるように仕向けます。

また、竜カネキになるクライマックスでもリゼは登場します。意識を失ったカネキの深層心理のなかで、リゼはカネキに戦う意思があるのか問いかけます。

このようにカネキが極限状態にまで追い込まれると必ずリゼが現われます。主人公カネキにとっても、本作にとっても、重要なキーパーソンといえるキャラクターです。

金木(カネキ)とトーカの関係は?

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カネキの第一印象は最悪

霧嶋薫香ことトーカは、喫茶店あんていくでアルバイトをする女子高生喰種です。店長の芳村が迎えた元人間のカネキとは反りが合わず、第一印象は最悪の2人でした。

少しずつカネキの優しさや誠実さが分かったトーカは、淡い恋心を抱くようになり、同じ上井大学に通うため、受験勉強に打ち込みます

しかし、カネキがヤモリに拉致された一件で、2人は離れ離れの状態になり、そのまま3年の月日が経ちます。
カネキからもらったキーホルダーを大切にし、同じ大学に通うため必死に勉強する一途な姿が見られます。

霧島董香の基本情報が気になる方は、こちらもチェックしてみてください。

所属:清巳高等学校 普通科 2年生
身長:156cm
足のサイズ:22.5cm
誕生日:7月1日 蟹座
血液型:O型

カネキとの間に子どもが⁈ 恋愛模様にも注目!

カネキの本命はトーカだった

初登場時、カネキはリゼに恋をしていましたが、最終的に結ばれたのはトーカです。戦闘力がなく弱いカネキに体術を教えるなど、黒カネキ時代から支えていた大切な存在であり、クライマックスではカネキのパートナーとなりました。

長い時間をカネキと共有したトーカは、カネキを受け入れる描写がたくさん確認できます。

カネキに多くの悲劇が重なる物語ですが、これほど辛い経験を乗り越えた2人には末永く幸せになって欲しいですよね。

二人の間に子ども(女の子)ができる

トーカとカネキが両想いだと確信した日の夜、2人はめでたく結ばれます。そして、トーカのお腹の中に女の子が授かりました。しかし、元人間であるカネキと喰種であるトーカの子どもの出産にはある試練が待ち構えています

それは、トーカが人間と同じ食べ物を摂取するという過酷なもの。喰種のトーカには不要なものでも、元気な子どもを産むためには必要な栄養素でした。

子どもの名前は「金木一花(カネキ イチカ)」

作中では語られていない子どもの名前でしたが、原作16巻の後ろの帯にプロフィールが掲載されています。子どもの命名についてトーカは、国語が苦手だからという理由で、カネキに名前を考えて欲しいことを訴えます。しかし、誰が命名したのかや、名前の由来は明らかにされていません。

また、一花(イチカ)は半喰種だということが分かり、人間と同じような食事ができるそうです。これはトーカが妊娠中に摂取した人間の食べ物から影響したのか、本人の特殊能力なのかは定かではありません。

金木(カネキ)とヒデの関係は?

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カネキとヒデは幼馴染で同じ大学に通う友達

カネキやニシキと同じ上井大学に通い、カネキの唯一の親友とも呼べる親しい関係の一人。小学校からの付き合いで、当時居場所のないカネキの心の支えになった人物です。内向的なカネキとは正反対の、外交的で明るい性格が特徴。

カネキが喰種になり疎遠になっても、陰ながらカネキを支えようと喰種対策局にアルバイトとして潜入します。鋭い洞察力に長けており、丸出斎にその能力を買われ、喰種捜査の補佐役として活躍しました。

ヒデの基本情報が気になる方はこちらもチェックしてみてください。

プロフィール
誕生日:6月10日
血液型:O型
身長:179㎝
体重:69㎏

ヒデはフクロウ討伐戦で死亡?

「梟(フクロウ)討伐戦」で一人の捜査官として潜入したヒデは、半赫者化したカネキと地下で接触。喰種である自分と対面して戸惑うカネキに、ヒデは「知っていた」と笑顔で対応し、戦うよう応援します。

その後ヒデは、ノロによって深い傷を負い、あんていくでカネキと再会した後、静かに息を引き取りました

そして、カネキの手で喰種対策局の元へ返されます。

享楽主義の喰種集団「ピエロ」のメンバーではないかという描写も

梟討伐戦でヒデは死亡したような演出でしたが、その行方は謎のままです。生きているのではないかという描写もありますし、享楽主義者の喰種、通称「ピエロ」の一員ではないかという描写もあります。

ヒデが愛用していいた自転車にはさりげなく「Pierrot(ピエロ)」のロゴが刻まれた怪しい描写が存在します。

梟(フクロウ)討伐戦後もヒデは生きていた

カカシのようなずた袋を頭に被る謎のCレート喰種「スケアクロウ」声帯に異常があるので上手く話すことができず、画用紙で筆談します。

この謎のカカシの正体がヒデであり、その後も鋭い洞察力で、元CCG捜査官だった亜門鋼太朗がいる嘉納のアジトや、竜カネキの暴走を止めるために奔走します。カネキを案じて支えようとするヒデの功績は、計り知れません

金木(カネキ)と有馬の関係は?

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CCGの死神という異名を持つ孤高の捜査官

有馬貴将は喰種対策局のエリート捜査官で、学生時代から既に捜査官として勤める天才です。地下V-14で喰種の死体を積み上げ、カネキと初対面します。圧倒的な力の差によりカネキは一瞬で惨敗し、後頭部から左目を串刺しにされます。

ハイセに体術を教えていた

有馬に敗戦後、カネキは記憶喪失になり、喰種対策局で保護され「佐々木排泄」として新しい喰種捜査官としての道で活動するようになります。

ハイセの名付け親である有馬は、カネキの素質を見込んで戦闘技術を体得させました。ハイセは優秀な有馬を尊敬し、父親のような存在であると公言するほど好意を抱きました。

有馬貴将の基本情報が気になる方はこちらもチェックしてみてください。

所属:CCG本局所属、特等捜査官 24区捜査指揮
誕生日:12月20日(カネキと同じ)
血液型:不明
身長:180cm
体重:82kg

カネキと同じように黒髪から白髪に変化してるのは有馬だけ

カネキと有馬には、3つの共通点があります。

・誕生日
・髪色の変化
・戦闘時の動き方

カネキと同じ12月20日生まれ

作中では何も語られていませんが、何らかの意味が隠されているのではないでしょうか。

髪色の変化が同じ

2人とも地毛である黒髪から白髪になる変化の流れが共通しています。他にもカネキと同じ白髪頭のキャラクターは登場しますが、同じ変化をたどっているのは有馬だけです。

ハイセの動き方が有馬そっくり

喰種オークション編で、捜査官が思わず「有馬のような動き」だとハイセの動きを見て言っていました。これはハイセが有馬に体術を教わった影響です。吸収が早いハイセは、このころから有馬の動きを模倣したのでしょう。

『東京グール』金木(カネキ)が正体?隻眼の王とは!?

結論からいうと、隻眼の王は「金木研(カネキケン)」です。

簡単にまとめると、以下の通りです。

・登場巻:re9巻~
・闇カネキの強さのまま、穏やかさを取り戻す
・きっかけは有馬との戦い

「アオギリの樹」のボスである隻眼の王。その正体は喰種捜査官の有馬でした。しかし、カネキこそが隻眼の王としてふさわしい器だと感じた有馬。喰種捜査官として裏切られた闇カネキとの死闘の末、有馬は敗北を認めて自殺します

そして、死ぬ間際カネキに王位を継承。カネキは新しい隻眼の王になる覚悟を決めました。

「有馬貴将を殺した喰種が存在すれば、かならず喰種たちの希望となる」
└出典:『東京喰種:re』8巻86話

喰種たちの希望になるため、闇カネキである黒髪から白髪へ変化し、黒カネキ時代のような優しい穏やかさを取り戻します。

『東京グール』金木(カネキ)とラスボスの決着は?

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原作で竜カネキが登場してから、ファンの間では竜カネキがラスボスではないか? と予想されていましたが、本当のラスボスは「神代利世(リゼ)」でした。

落とし児の持つ毒への耐性があるカネキは、本体のある「核」を直接退治するため、一人で最下層まで行きます。

そこへ現われた旧多二福(フルタニムラ)と激しいバトルへ発展。赫者同士ゆずれない戦いを繰り返し、最終的にカネキは旧多を倒しました。

その後、本体の核のなかにリゼを見つけたカネキは、殺すことを決意します。僕を僕にしてくれた人だと、リゼに感謝したカネキは、その気持ちの表明にリゼをこの世から無くすことを選びました。

物語のキーパーソン的存在だったリゼを、カネキが殺したことで本作の見事な終焉を遂げましたね。

『東京グール』金木研(カネキケン)のまとめ

今回は、主人公である金木研(カネキケン)人物プロフィールや気になる登場人物との関係について詳しくお伝えしました。純粋で真面目な青年であるカネキが、人間と喰種がいる世界で翻弄されながらも、たくましく生きていく姿は、多くの読者や視聴者に感動を与えたことでしょう。

今回の記事で、カネキの魅力や登場人物との関係を改めて確認したところで、もう一度『東京喰種』を視聴してみてはいかがでしょうか。お得なキャンペーンがあるうちに、ぜひお好みの動画視聴サービスに加入して、『東京喰種』の視聴を楽しんでください。

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