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出典:amazon

2019/04/25
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『クリーピー 偽りの隣人』お隣さんが恐くなる衝撃のサイコスリラー

前川裕のミステリー小説を西島秀俊、香川照之を主演に映像化した『クリーピー 偽りの隣人』。メガホンを取るのは国際的な評価の高まる日本人監督・黒沢清です。実力派俳優が勢ぞろいした豪華キャスト陣と身の毛もよだつストーリーで話題をさらいました。

目次

シリアル・キラーのリアリティが恐怖を誘う

現代的な悪役として、映画界で持てはやされているサイコ・パス。

何を考えているのかわからないミステリアスな雰囲気と、とらえどころのない性格、それに知的レベルの高さが共通項として挙げられそうです。


現実社会でも、新聞をにぎわす殺人犯にファン・クラブが立ちあげられるなんて話を聞くことがありますが、倫理性を越えたところで悪魔的な魅力を放つ「彼ら」が、われわれの好奇心をくすぐることは確かです。


『クリーピー 偽りの隣人』でサイコ・キラーを演じるのは、実力派俳優・香川照之。

今作でも圧倒的な存在感を放ちます。

謎に満ちた隣人の存在がストーリーに張りめぐらされた伏線の先に見え隠れし、観る者の期待感を高めます。


一見、社会生活に溶け込んでいると見える普通の人物にこそ、その裏に秘匿された狂気に、観る者は恐怖を覚えるのです。

『クリーピー 偽りの隣人』Story

元刑事の犯罪心理学者・高倉(西島秀俊)は、元同僚の刑事・野上(東出昌大)から6年前の一家失踪事件の分析を頼まれます。


高倉は、事件の唯一の生き残りである少女・早紀(川口春奈)に接触を試みるも、心に傷を持つ彼女は事件に向き合おうとはしてくれません。


また、高倉は最愛の妻である康子(竹内結子)と新居へ引っ越しをします。

その隣に住む西野(香川照之)は、挨拶にきた康子に対してどこか挙動不審な態度を見せ、康子の不信感を煽ります。


病弱な妻と、高校生の娘・澪(藤野涼子)と同居していると言う西野。

しかし高倉はある時、澪に呼び止められ、その訴えに衝撃を受けることになります。


そこから高倉夫妻の恐怖の日々が始まるのです……。

『クリーピー 偽りの隣人』を彩る豪華キャスト

西島秀俊

本編の主人公・高倉を演じた西島秀俊。

黒沢清監督作としては今作で4作目の出演となります。

香川照之との演技対決も見ものです。

誠実な主人公が事件に巻き込まれてゆく様を、鬼気迫る演技で魅せてくれます。

竹内結子

高倉の妻・康子を演じた竹内結子。

高倉の愛を一身に受けながら、西野の狂気に追い込まれて、心が壊れてゆく女性の姿を繊細に演じています。

日本映画の華として、キャリアも絶好調ですね。

川口春奈

若手実力派として、主演作も多い川口春奈。

『クリーピー 偽りの隣人』では、謎の鍵となる一家失踪事件の生存者として重要な役割を演じます。

東出昌大

高倉の元同僚の刑事・野上を演じた東出昌大。

高倉を慕う後輩役で、物語の脇を固めます。

安定した演技力で数々の作品に出演、これからの日本映画界の期待の星です。

香川照之

シリアル・キラー西野を演じた香川照之。

とらえどころのない人物像を、見事にスクリーンに具現化します。

円熟味を増した演技は日本屈指の呼び声も高いです。

『ニューヨーク・タイムズ』でも、アカデミー賞にノミネートされるべき俳優と絶賛されています。

日本映画界の奇才・黒沢清監督

国内外で高い評価を受ける映画監督・黒沢清。

娯楽性と芸術性を兼ね備えた良質な作品を撮り続け、カンヌ国際映画祭では、「ある視点」部門において監督賞を受賞しています。


『クリーピー 偽りの隣人』でも、得意とするダークな世界観で観客を恐怖の淵に引きずり込み、知的なプロットで物語のサスペンス的要素を修飾します。


元々、「クリーピー」とは英語でぞくぞくする、身の毛もよだつ、という意味を持つ形容詞です。

日本ミステリー文学大賞新人賞受賞を受賞した、前川裕の原作の魅力を十二分に表現した『クリーピー 偽りの隣人』は、映画ファンならずとも必見の恐怖映画に仕上がっています!

参考元

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