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出典:amazon

2016/12/19
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大相撲11月場所は18年ぶりの日本人横綱を目指す豪栄道に期待!

大相撲11月場所が11月13日から11月27日の日程で福岡国際センターにて開催されています。そんな11月場所で話題を独占しているのが、前の9月場所で日本人力士として貴乃花以来20年ぶりの15戦全勝という圧倒的な強さで優勝を決めた大関の豪栄道です。そして、全勝優勝という結果を残した豪栄道には3代目若乃花以来18年ぶりとなる日本人横綱の誕生が期待されています。また、横綱白鵬や遠藤にも注目です。

目次

アマチュア時代の豪栄道

豪栄道は1986年4月6日・大阪府寝屋川市出身の力士で、本名は澤井豪太郎と言います。

豪栄道は小学生の時にアマチュアの名門・古市道場(大阪府交野市)に通いメキメキと実力をつけます。そして、体格は大柄ではありませんが、負けん気の強さを発揮して”わんぱく相撲”の横綱に輝くなどの実績を残しました。

そんな豪栄道は中学時代は体重が思うように増えず、伸び悩みます。しかし、相撲の名門と知られる埼玉栄高校に進学すると、体重増量につとめ、体が出来上がると豪栄道は再び勢いを取り戻します。そして高校3年の時に豪栄道は“高校横綱”に輝きました。

また、豪栄道はアマチュア相撲のナンバーワンを決める全日本相撲選手権大会にも高校生で出場して、3位に入り、すごい力士が現れたと話題を集めます。

境川入門後の豪栄道

高校時代の輝かしい実績を引っさげて、豪栄道は、埼玉栄高相撲部の山田道紀監督の先輩である境川親方(元小結・両国)が師匠を務める境川部屋に入門をします。

そして、2005年1月場所で初土俵を踏むと、2005年11月場所では7戦全勝で幕下優勝を果たします。

さらに、2006年の11月場所には十両に、2007年の9月場所では幕の内に昇進して新入幕を果たします。その後も豪栄道は順調に番付を上げて、2008年11月場所では新小結に、2009年5月場所では横綱・大関の次の階級の関脇に昇進します。

しかし関脇昇進後の豪栄道は、横綱の白鵬に13連敗を喫するなど、横綱・大関らの実力上位力士が大きな壁として彼の前に立ちはだかります。

けれども、それでもちゃくちゃくと実力を高めていった末に豪栄道は2014年の9月場所でついに大関に昇進を果たします。

ですが、大関に昇進後の豪栄道は相次ぐ怪我もあいまって勝ったり・負けたりの不安定な成績でカド番(本場所で負け越すと大関から陥落すること)を4回も経験してしまいます。

苦労の末に全勝で初優勝を決める

カド番を4度も経験するなど大関として力を発揮できなかった豪栄道ですが、今年の9月場所では勝利への執念を見せます。

初日から連勝街道を走っていた豪栄道は14日目に平幕の玉鷲を下して初めての優勝を決めます。さらに、豪栄道は千秋楽では大関の琴奨菊に勝ち、1996年9月場所の貴乃花以来の日本人力士の全勝優勝を達成して優勝に花を添えました。

カド番からの大逆転とも言える豪栄道の優勝は日本人力士による久々の全勝優勝ということもあいまって話題となりました。

豪栄道の魅力

豪栄道は、彼のお母さんが”ガキ大将がそのまま大人になった”と話すように、気持ちを前面に出す相撲を見せます。

また、相撲エリートとしてアマチュア時代から活躍してきたこともあり力士としての技術も高く、思い切った技を披露したりもします。

その象徴的なのが”首投げ”です。苦し紛れの繰り出す技という批判もありますが、豪栄道はこの伝家の宝刀とも呼べる”首投げ”で逆転勝利を数多くおさめてきました。

特に9月場所13日目の横綱日馬富士戦では、追いつめられながも土俵際からの執念の”首投げ”で勝利して優勝を引き寄せました。

さらに、練習熱心な力士しても知られています。8月の夏巡業の時の気合の入った稽古の姿は、元横綱の貴乃花親方や現役横綱の白鵬も「優勝は稽古の賜物」と言うほど激しいものでした。そうした相撲スタイルや相撲への姿勢などを含めたところが豪栄道の魅力と言えます。

18年ぶりの日本人横綱誕生への期待

ここ10年の大相撲は、モンゴル出身の白鵬や日馬富士や鶴竜をはじめとするモンゴル出身の外国人力士が優勝を独占してきました。

”琴バウアー”という土俵前の上半身を反らすルーティンで話題を集めた大関の琴奨菊が今年の1月場所で優勝を決めました。この優勝は日本人力士としては、2006年の1月場所の栃東以来10年ぶりの優勝でした。

また、最後に誕生した日本人横綱は、若貴兄弟でおなじみの3代目若乃花が1998年の5月場所後に横綱昇進を決めて以来誕生していません。実に長い間外国人力士が日本人力士の壁として立ちはだかってきました。

しかし、今年に入ってからは琴奨菊が1月場所で優勝を決めたことや、先場所は豪栄道と遠藤という日本人力士同士が優勝争いを演じたこともあり、日本人力士も少しずつ外国人力士に対抗できるようになってきているのではないでしょうか。

そうした中で、豪栄道が9月場所で全勝優勝を果たしたこともあり、いよいよ日本人横綱が誕生するかもしれないという期待が高まっています。

現在豪栄道は30歳という年齢もあって決して若くはなく、横綱を目指すチャンスは限られてきます。そうしたこともあって、より豪栄道の横綱挑戦は注目です。

豪栄道以外の11月場所の注目力士

豪栄道の横綱挑戦も話題ですが、他にも注目力士はいます。その筆頭は何と言っても横綱の白鵬です。

歴代最多となる37度の幕内最高優勝を誇り、過去には63連勝や年間最多勝の歴代記録の88勝2敗の成績を残すなど、歴史に残る大横綱です。

前の場所は怪我のために休場した白鵬ですが、今回の11月場所では元横綱・千代の富と元大関・魁皇に続く史上3人目の通算1000勝目を達成するなど圧倒的な強さを見せてきました。

また、他の力士では地元福岡の大関の琴奨菊にも注目です。今年の1月場所では久々の日本人力士優勝として話題になりましたが、今回は地元ということもありぜひとも優勝したいところです。

そんな琴奨菊はルーティーンの”琴バウアー”も注目ですが、”がぶり寄り”という一つの技を徹底的に磨き抜いた職人のような取組が魅力です。

さらに、前の場所で豪栄道と優勝を争った遠藤にも注目です。アマチュア時代から実績を残し、鳴り物入りで登場した遠藤はイケメン力士として人気を得ました。

しかし、実力よりも人気の方が先行してしまった印象があり、2016年1月場所では怪我の影響もあり大きく負け越してしまいました。ですが、そこから復活を果たして豪栄道と優勝争いを演じるなど、人気だけでなく実力もつけた遠藤にも注目です。

大相撲の魅力がつまった大迫力の立会いの激しいぶつかり合いと土俵際の攻防

力士の体は、体脂肪で覆われていて太っているイメージがあります。しかし、力士たちは体を大きくするために体を太らせますが、同時にウエイトトレーニングも積極的に行っています。

そのために、実はものすごく筋肉質の体つきをしています。幕内の力士の平均体重は160キロ前後です。ウエイトトレーニングで鍛えた筋肉を持つ、大きな力士たちがガツンとぶつかり合う立会いの迫力は圧巻です。

対戦する力士同士がぶつかり合う時には骨の音が聞こえます。そうしたところは、相撲の知識の少ない人にもわかりやすい大相撲の魅力と言えるので、生で見るのが一番ですがテレビでもその迫力は伝わります。

また、土俵際の攻防も相撲の醍醐味です。攻め込む力士と追い詰められる力士の力の技の攻防は見ているだけで力が入りハラハラドキドキさせられます。

そして、土俵際に追い詰められた力士が起死回生の技を見せて逆転する姿は痛快です。大相撲は技の決まり手は多いですが、勝ち負けは、反則負けか土俵の外に出るか、土俵に足の裏以外がついたら負けというシンプルなものです。

そういうこともあり初心者でもすぐに見て楽しめるのも魅力です。そして、面白いと思ったら少しずつ知識を増やすとより深く大相撲を楽しめます。

参考元

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