日本では2013年5月31日に公開された映画「オブリビオン」。トム・クルーズ主演のSFスリラー映画です。この映画の魅力は何といってもこだわり抜かれた”映像美”!監督独特の映像表現や、世界観にも注目してご覧いただきたいです。
「オブリビオン」って何??
ストーリー
近未来映画なので、時代は2077年頃のお話になります。
今から60年後の未来、あなたは想像できますか?
この映画では、地球外生命体であるエイリアンの攻撃を受けて、地球は壊滅してしまいます。
しかし人類は滅亡せず、生き残った人たちは別の惑星に移住します。
現時点でUFOや未確認生物の目撃が絶えないので、ありえないとも言い切れないような話ですよね。
トム・クルーズ演じるジャックは元海兵隊司令官。
この俳優さんはいくつになっても変わらないイケメンですね~。
映画「ミッション:インポッシブル」で有名です。
ジャックはアンドレア・ライズボロー演じるヴィクトリアと2人で地球に残ります。
その理由は”地球の監視”。
高度1,000mの上空から、エイリアンたちの始末を狙います。
そんなある日、地上パトロールをしていたジャックは墜落した宇宙船を発見します。
乗っていたのは、オルガ・キュリレンコ演じるジュリア。
ジュリアはその宇宙船の中で眠っていました。
目を覚ますと、ジュリアは「ジャック」と口にします。
見ず知らずの彼女がなぜ自分の名前を知っているのか。
ジュリアは一体何者なのか…。
記憶を辿っている間にエイリアンに拘束されてしまうジャック。
連行された先で、モーガン・フリーマン演じる謎の男ビーチに拘束されてしまいます。
この男は一体何者なんだ?
地球に人類は残っていないはずでは……?
墜落した宇宙船に乗っていたジュリアと、謎の男ビーチによって、ジャックと地球の運命が変わり始めます。
エイリアンの正体にも注目ですよ。
実は漫画が原作
本作の脚本と監督を努めたジョセフ・コシンスキーと、アーヴィッド・ネルソンという方が一緒に執筆していたグラフィックノベルが原作です。
グラフィックノベルというのは海外版の漫画。
イメージとしては、日本のコミックとはちょっと違って、大人でシリアスな漫画のことです。
元々はディズニーが「オブリビオン」の映画化権を獲得したものの、結局売却し、競合であったユニバーサル・ピクチャーズが映画化権を獲得したという経緯があります。
驚愕の映像美!
自由の女神やエンパイアステートビルといった名所が破壊され、無残な地球の姿が映し出されます。
しかしその一方で、ジャックが地球監視の拠点としている、高度1,000mの上空の居住空間「スカイタワー」の美しさと鮮やかさに驚きます。
この超未来型のデザイン、かっこいい。
ジョセフ・コシンスキー監督は、コンピューターの内部を舞台としたSF映画「トロン:レガシー」でも見事な映像美を披露していますね。
スカイタワーの映像がリアルに見える秘密
このような映像、一般的にはブルーバックにCGで作られた背景を合成して作られます。
しかし「オブリビオン」ではあえてCGを使っていません。
巨大なセットを実際に作り、標高3,000mの山から撮った映像を、セットの周囲に投影しています。
とてもリアルに見えるのはこのためなんです。
ジョセフ・コシンスキー監督のこだわりと言えますね。
バブルシップだって本物です
「オブリビオン」に登場するパトロール機、”バブルシップ”。
その見た目も機能も近未来的で面白いんです。
こちらも全て実物大のプロップを制作して撮影されているのが素晴らしい点です。
細部まで注目してみてくださいね。
参考元
- ・参照リンク:映画 オブリビオン - allcinema
- ・オブリビオンNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
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