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出典:amazon

2020/04/03
38 0

【見逃し】『スカーレット』を無料視聴できる動画配信サービス・見逃し視聴方法・各話あらすじ【110話~】

2019年9月30日から放送を開始した、NHKの連続テレビ小説『スカーレット』。戦後まもなくの昭和の時代、滋賀県信楽(しがらき)を舞台に、女性陶芸家として時代の先駆者になった「川原喜美子」の波乱万丈な人生を描いた作品です。 この記事では『スカーレット』のあらすじと見どころはもちろん、無料視聴できる動画配信サービスや再放送日程も含めた情報をご紹介します。

目次

『スカーレット』あらすじ最新話

『スカーレット』第150話あらすじ(最終話)

日本一の湖、琵琶湖を目の前にして、喜美子は武士にいいます。
「日本一の湖や。よう見とけ!こっちの心まで大きいなるで
「おう」
学の声掛けで、みんなの集合写真を琵琶湖で取りました

4月がきました。武士と真奈の2人は無事、桜と桃のピアノ演奏会を見に行くことができました。喜美子と武士の関係は相変わらずで、二人とも作品作りに一生懸命です。そんなある日、喜美子が「ギュ―してもええか?」と聞いたことを皮切りに、武士はいいました。
幸せやで!」

それから2年後。武士は亡くなりました

大崎が武士の作品を見に来ました。武士が残していったその一枚の青い大皿は、まるで生きているようでした

八郎は、名古屋を引き払って長崎にいくことにしたと、喜美子に報告します。江戸時代の卵殻手という手法に挑戦したい、というのです。さらに八郎は、あかまつにて飲んでいたある日、武士が喜美子にこんな言葉を残していたことをいいます。その言葉は、「お母ちゃんにいうておいてほしい」といっておきながらも、「やっぱ言わんでええ!取り消しや、取り消し」と言っていた言葉でした。しかし、八郎は喜美子に伝えてしまいました。

俺を産んでくれてありがとう

『スカーレット』放送日程と見逃し配信情報

『スカーレット』は、NHK総合で毎週月曜日から土曜日の朝8時~8時15分に放送されています。再放送は、同日の午後0時45分~1時に放送されています。

ダイジェスト放送の「スカーレット一週間分」は、日曜日の午前11時~11時20分に放送されています。

「5分で『スカーレット』」は、毎週日曜日の午前5時45分~5時50分と、午後5時55分~6時に放送されています。

『スカーレット』はBSプレミアムでも、毎週月曜日から土曜日の朝7時30分~7時45分に放送されています。再放送は、同日の午後11時30分~11時45分に放送されています。土曜日の午前9時30分~11時には、『スカーレット』が1週間分まとめて放送されています

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『スカーレット』基本情報

『スカーレット』の基本情報として、あらすじと見どころ、登場人物について解説していきます。女性陶芸家が主人公の物語は、どんな内容なのでしょうか。そして魅力的な登場人物を演じるのは?豪華俳優陣たちにも注目です。

『スカーレット』あらすじと見どころ

昭和22年(西暦1947年)、終戦後まもなくの時代から物語が始まります。この時、主人公の川原喜美子は10歳。川原家は、両親とまだ幼い妹ふたりの5人家族です。父・常治の戦友である大野忠信を頼り、故郷である大阪から父滋賀県信楽にやってきたところから、物語が始まります。

見どころは沢山ありますが、古き良き日本の世界観や人々の交流は、現代ではなかなか見れません。約70年前の日本と現代の違いを楽しみながら、新鮮な気づきを得たり、懐かしい場面を目にすることができます。当時は食べることにも苦労することが珍しくなかったので、今の日本がどれだけ恵まれているか実感できます

当時は今と違い、女性が働いたり芸術の道を進むことは一般的ではありませんでした。そんな中、陶芸家の道を突き進み切り開いた川原喜美子の人生は、想像以上に波乱万丈だったはずです。だからこそ、物語が進むにつれて多くの希望と感動を与えてくれることでしょう。

『スカーレット』登場人物

【川原喜美子(戸田恵梨香)】
『スカーレット』の主人公。幼少期から絵が得意で、厳しい時代の中で幾多の逆境を乗り越え、女性陶芸家としての道を切り拓いていきます。

【川原常治(北村一輝)】
喜美子の父親。昭和の父親像を代表するような、厳しくも愛情深い強い心の持ち主。自分勝手で楽天家な一面も。

【川原マツ(富田靖子)】
喜美子の母親。心優しく控えめで、母親の理想像を具現化したような女性。常に周りのために考えて行動しています。

【大野忠信(マギー)】
川原家をあたたかく迎え入れてくれた、常治の戦友。戦争中に負傷した際、常治が大野をおぶって長い道を歩いて救ってくれました。穏やかで優しい性格です。

【熊谷照子(大島優子)】
地元で窯元を営んでいる「丸熊陶業」のご令嬢。お金持ちを自負してるだけあり気が強いです。喜美子の幼なじみとして仲良くなっていきます。

『スカーレット』全話あらすじ110話~

『スカーレット』第110話あらすじ

カフェ・サニーにて。「天国で常治に見てもらうために」と手縫いの服を完成させたマツが、そっと息を引き取りました

マツがこの世を去ってから3年半の時が立ち、喜美子は一人暮らしの生活に慣れきっていました。そんなある日、八郎から電話がかかってきました

喜美子はすっかり有名な陶芸家であったため、弟子をとって身の回りの雑務は弟子に任せるよう勧められますが、喜美子はそれを受け入れません。「お客さんが来る」といった喜美子に、照子らが驚きます。

八郎は、ばったり出くわした照子とともにやってきました。照子は挨拶だけして、野菜を残して川原家を去ります。
「武士のこと、ありがとうございます」
「感謝をするのはぼくの方や。武士をいい子に育ててくれてありがとう
八郎は、武士に5年ぶりに会った時、緊張でうどんが喉を通らなかったことを話しました。しかし、武士はそれを待って、同じペースでたぬきうどんを食べてくれたそうです。

互いに感謝を伝えた喜美子と八郎。八郎が、別れの挨拶を残して、川原家を去りました。喜美子に「追いかけなさい」といってくれるマツは、もういません。喜美子は、八郎が閉めた扉をずっと眺めているのでした

『スカーレット』第111話あらすじ

川原家に武士とその友達が来て、喜美子が作ってくれたおはぎがおいしい、と盛り上がっていました。武士の友達が帰り、夕飯の準備をしていた喜美子でしたが、武士は喜美子をアカマツに飲みに誘います

武士は、「学校、連れてったる!」と学校の話を喜美子にしてくれました。入学式から始まったその話の中には、恩師である掛井先生や、特別講師として来たジョージ藤川の話もありました。

床についた喜美子は、自分が学生になった奇妙な夢を見ました。

次の日の朝。武士は穴窯を継ぐつもりがないことを話しました。同じ陶芸家でも、これからは掛井先生を師匠として、釉薬のことを学びたいそうです。もちろん、喜美子はそんな武士の背中を後押ししました。

喜美子はさっそく掛井先生に挨拶に行きましたが、掛井先生は普通の先生で、むしろ陶芸家・川原喜美子の大ファンでした。
「ああ。普通の先生や。…普通の、ええ先生や!」

武士は『自分の足で歩きたい』と、部屋を借り、アルバイトもする生活を始めます。喜美子はまた一人になったのでした。…その川原家へ、1人の女性が訪れてくるのでした

『スカーレット』第112話あらすじ

喜美子は、掛井が『安月給で買えなかった』と言っていたを手に取り、ため息をつきます。喜美子の作品の値段は高額なものばかりになっていたのです。

喜美子の元へ、四十代ほどの女性がやってきました。彼女は名乗りもしないうちに、穴窯について聞いてきます。
小池アンリが来たって、『女性陶芸家・川原喜美子』を呼んでくれる?」
有名人らしいのですが、喜美子には覚えがありません。失礼なことをいってくるアンリに、喜美子は自分こそが「川原喜美子です」と名乗りました

アンリは工房へたどり着くと、歪な形をした壺作品を「買いたい」といい出します。しかし、それは喜美子の初めて成功した穴窯作品であり、『非売品』だったのです。アンリは食い下がり、「10万?30万?」からの「100万円」という値段にまで至りました。

やってきたちや子に、そのことを話す喜美子です。
「100万円やったら、払えんやろ」
後援会会長の住田がやってきて、ちや子に「ご当選おめでとうございます」といいます。ちや子は市議会議員になったのです

翌日、またもやアンリが喜美子の元へやってきました。そして、まさかの100万円を現金で差し出してきたのでした。

『スカーレット』第113話あらすじ

引き下がらないアンリに、喜美子は「800万円です」と法外な値段をふっかけました。しかし、アンリは後日、800万円を現金でもって現れました。喜美子は、その作品が自分が初めて成功した大事な穴窯作品であることを話しました。アンリはその作品を買うことを諦めると、「聴いてもいい?」と喜美子に質問します。
「こうすると、音が聴こえるんです」
アンリは優しく作品を指でなぞりました。アンリは、一風変わった感性を持つ女性だったのです。アンリは喜美子の作品らを指でなぞり、作品の音を聴いていきます。あるものは、カントリーブルース。あるものは、ワルツ。喜美子も興味津々です。

その夜、武士から「おろし金入れたやろ」と苦情の電話が来ました。喜美子は「電話引いたんかい」と驚きです。ついでに喜美子は、照子の長男・竜也の面倒を見てあげるよう武士に頼みます。翌日、武士は竜也と仲良く朝の掃除をしました

照子と工房で話をしていると、またもやアンリがやってきました。川原八郎のことを質問してきますが、もちろん八郎は今ここにはいません。住田がやってきて、喜美子に耳打ちしました。
「えらいこっちゃ!小池アンリいう…スキャンダル女優や!」

『スカーレット』第114話あらすじ

川原工房にて。喜美子は、アンリから花瓶の注文を詳しく聞いていました。その傍ら、作品を見ていたアンリが「買いたい」と言った作品に「五万円」の値段をつける喜美子です。
「やっすいなあ!」
喜美子は無言になってしまいます。喜美子にとって「五万円」とは、「半年分の米代」であり、全然安くない金額なのです。「五万円のワイン」の話をアンリがしました。
「作品に一目ぼれして、どんな先生が作ったのかなー、思うてる」
「知的好奇心がこう…うずくねん!」

「芸術は、知らんもん同士を引き合わせんねん」
さらに八郎と離別していることを話した喜美子に、アンリは「いいこと思いついた!夜までには帰ってくる」といって飛び出していきますが、翌朝になっても戻ってきません

その日の夕ご飯の時間帯。帰ってこないアンリに、喜美子はご飯すら喉が通らないほど心配していました。そこへおろし金を持った武士が帰ってきます。浮かない顔の喜美子を武士は心配しますが、そこへやっとアンリが姿を現します。その手には、五万円のワインがありました。
「どっかで野垂れ死んだんちゃうか思うてたわ!すぐ、戻る言うたんに!」
喜美子はアンリを強く抱きしめたのでした

『スカーレット』第115話あらすじ

昨夜、アンリと五万円のワインを飲み交わした喜美子は、人生初の二日酔いで目を覚ましました。アンリの姿はありません。喜美子は、「一緒に暮らしょ~」と酔っぱらった2人で意気投合したことを思い出します。

喜美子は、アンリがどこにでかけたのか、と武士に電話をかけましたが、武士が知るわけもありません。武士は電話が終わるなり、「お母さん?」と電話相手を聞かれます。女性陶芸家・川原喜美子のことを知らない人は、信楽にはいません。「妻の才能に負けて信楽を出ていった川原八郎」という噂も、ささやかれ続けています。

掛井先生が、武士に「生まれてくる子供の名前」の相談を持ち掛けます。
「信作叔父さんは、男の子を想定して、けんさく、きんさく、ゆうさく、はちさく、四つ候補だしてました」
「はちさく…?」
「八郎。俺の親父です」
信作は、変わらず八郎のことが大好きだ、と武士は笑って話しました。

アカマツにて、ひそかに信作と八郎が飲み交わします。
「誰と飲んだら気楽やろ~って考えたら…お前や」

アンリが帰ってきて、喜美子は「本当に一緒に暮らすの?」と聞きました。
「寂しいんやろ?『ハチさん、ハチさん』て、泣いてたで」
ハチ…さん…?

『スカーレット』第116話あらすじ

竜也の面倒を武士が見てくれているから、と。喜美子の元へお礼のいい肉を持った敏治と照子がやってきました。一緒に住み始めたアンリが出てきて、「一緒に住まわせてもろてるんです」とアンリがいうなり、照子が「ずるい、ずるい!」といいだしました

アンリと照子共々、川原家でもらった肉を使ったすき焼きの夕飯がふるまわれることになりました。信作も来る予定です。喜美子は武士にも連絡をとりますが、来ないそうです。信作を待っていると、アンリが「ハチさん、ハチさんて、泣いてたで」と喜美子のことを言ったので、照子はびっくり。遅れてやってきた信作が、その八郎を連れてやってきたので、喜美子はもっと動揺せずにはいられません。

八郎と喜美子の間にギクシャクとした空気が流れる中、すき焼きパーティーの開始です。照子がアンリに「本当に女優だったんですか?」と聞きました。
「映画2本出て、辞めてん
「その頃、うち好きな人がいてな。…その人にやめろ、っていわれてん」
まさに陶芸の道を取った喜美子とは正反対の、好きな人を取った道を歩んだ人でした。

翌朝。喜美子は考えました。歳をとるということ。1人で生きていくということについて。

『スカーレット』第117話あらすじ

喜美子がアンリに今までのことを話している脇で、アンリは自分に届いた荷物を開けていました。
「離れてても、家族は家族や」
「別れたハチさんかて、武士くんの父親や」
離れて暮らす娘からのプレゼントのようで、赤いちゃんこちゃんこがでてきます。アンリは還暦60歳の誕生日だったのです。

喜美子がアンリから依頼のあった花瓶のデザインをします。アンリはその横で話し始めました。
「人生1回しか生きられへんやろ?」
「川原ちゃんの作品はな、うちの人生を豊かにしてくれるんや
アンリが、「完成したら終わりやな」と2人暮らしの終わりを告げました。アンリはパリへ美術館巡りに行くそうです。その旅へ誘われ、喜美子は答えを返せません。

武士は、掛井先生に喜美子が応募したことのある『次世代展』に応募してはどうか、といわれました。しかし、武士はいまいち踏ん切りがつきません

武士は『次世代展』に応募することを喜美子に相談しにきました。八郎喜美子が一緒に夕飯を食べた、と聞き、「なんで言ってくれへんの?」と武士はいいます。武士はずっと2人に気を使っていたのです。
「気づいてやれなくてごめんな」
喜美子と武士は、そっと笑みを交わすのでした

『スカーレット』第118話あらすじ

喜美子が花瓶制作を進めていると、住田がやってきました。喜美子がパリ行きのために予定を変更できるか、と住田に聞くと喜んでOKを出してくれます。そこへ八郎がやってきて、住田が退出しました。

喜美子は「大丈夫です」といったのですが、八郎は喜美子の好きな飲み物が「つぶつぶ」であることを聞きだすと、「飲み物買ってきます」と出ていってしまいました。

武士が帰ってきました。八郎が飲み物を買いに行ってから随分経っていましたが、まだ帰っていません。武士がいうには、「つぶつぶはよう売り切れてる」「あらへんかったら、駅まで探しに行く人や」と説明します。八郎は本当に駅まで買いに行っていたようで、やっと帰ってきました。
武士が嬉しそうに「似てる?」と八郎と自分を並べて喜美子に聞きます。
「十代田さん!あとどれくらいいられるんです?」
「あ~…2分や」
たちまち武士は八郎を羽交い絞めにし、「何を話そうか?」と大慌てです

工房にて。八郎が初めて新人賞をとった作品を武士に見せました。
「なんで、陶芸やめたん?なんで、お母ちゃんと別れたん?」
「焦るな、焦るな。…今日はおるで。お父ちゃんは、どこにもいかへん

『スカーレット』第119話あらすじ

さっそく八郎が「これ作った頃、好きな子がおってな」と話し始めます。「お母ちゃんの笑顔を想って作ったんや」という八郎の言葉に、「気恥ずかしいわ!」といって親子そろって謎のスクワット体操を始める始末です。

住田が帰ってきました。連れてきたのはなんと、かつて八郎の弟子で、ノートを盗みに入った2人です。2人は頭をさげて、八郎と喜美子に謝ると、今は穴窯をやっていることを報告します。すると、喜美子は2人の希望に答え、自分独自のやり方をつらつらと教え始めます。
「ちょっと待てや!」
武士はそれを遮ります。穴窯のやり方は企業秘密だろう、と。お母ちゃんが苦労してやっと手に入れたやり方だろう、と。しかし、八郎は首を横にふりました。
「強い覚悟と天賦の才能を持ってる。まねしても、おなじもんなんてでけへん

武士は喜美子の元へいくと、質問を浴びせました。
「何で、お父ちゃんと別れたん?
「お金のことでもめてると思うてた。…それなのに」

喜美子が1人で八郎の元へ行き、気安く「ハチさん呼んでええ?」と聞きました。
「え…?」
もう堅苦しいのやめようや
2人は互いを意識し合いすぎているのをやめようと、歩み寄ろうとするのでした

『スカーレット』第120話あらすじ

工房を片付けていると、八郎は新人賞をとった大鉢を手に取っていました。
「これな…何回も壊そう思った」
八郎は、初めて陶芸に触れていた頃の、ワクワクした気持ちを取り戻したいのだといいます。
「ほな、壊せばええ。…うちとも新しい関係築けばええ
武士は、それを戸口の外で聞いていました。「貸して」というと大鉢を持って…手から滑り落として割ってしまいました。

喜美子、八郎、武士、信作の4人でカレーを食べます。武士が熱く釉薬について語りました。
「釉薬は科学なんよ」
おれにしか出せない色を出したい…」
武士の釉薬への想いを聞いた喜美子と八郎は、口々に口が回り始めました。
「心が熱くなる瞬間、やな」

アンリがパリへ旅立つ日がやってきました。喜美子は、自分の作品でもっと誰かの人生を豊かにしたい、という気持ちから信楽に残ることを告げます。アンリが「もう1つ教えたる」と言葉を残していきました。
「芸術以外で人の人生豊かにするもんは、誰かの人生を想うことや

ある日の信楽窯業研究所。武士が、色のかけらを仕分けしていると、雪の花のような色に出会います。掛井先生に聞くと。
「亜鉛結晶釉や」
亜鉛結晶釉に釘付けになる武士なのでした。

『スカーレット』あらすじ第121話(スペシャルサニーデイ)

カフェ・サニー真夜中のこと。「百合ちゃんにも準備がある」「子どもはどうする?」と大野夫妻と信作が向かい合って、何やら不穏な言い争いを繰り広げていました。
「俺は明日決行する!これは俺だけのもんや!」
いいながら、取り出したのは『有馬温泉 ペアご招待券』です。

叩いて被ってじゃんけんポンでどちらの夫婦がいくのかを争っていると、「楽しそうやなあ」と百合子が笑顔でやってきました。信作はどうにかして、子供たちと一緒に有馬温泉に行こうとしていましたが、百合子は首をふってその招待券を大野夫妻に渡します
「大野家には、返しきれんほどの恩があるねん」
大野夫妻が行くこととなり、信作は不満そうでした。百合子が励ますようにいいます。
「ありがとう、信兄」
「な、なんやねん、急に…」
『ありがとう、信兄』
「やめろ!」
大野夫妻にからかわれる始末です。

さて、こうして信作と百合子でカフェ・サニーの店番をすることになったのですが、信作はコーヒーの淹れ方も知らず、かっこつけてばかり

先行き不安なカフェ・サニーへやってきた最初のお客様は、照子の旦那・敏治なのでした。

『スカーレット』あらすじ第122話(スペシャルサニーデイ)

「いつもの」
と、 慣れた様子で百合子にコーヒーを頼む敏春に、さっそく信作は不貞腐れています

敏春が「そういえば、信作くんのこと知ってる京都の人に会いました」と話し始めました。『お見合い大作戦』が大きく関わっているとか。
「名前はよし子さんていいます」
信作は覚えていませんでしたが、信作のことを熱烈に好きになった女性のことでした。「13番目の女やね」といった百合子に、敏春は驚きを隠せません。
「信作さんに出会ったおかげで、今の幸せがあるんです、っていうてはりましたよ」

次々と出てくる思い出したくない思い出に、信作が「記憶にございません!」とモノマネのような返答をしはじめました。たちまち、夫婦の応答合戦の開始です。しかし、結婚何年目かすら覚えていない様子の信作に、百合子は怒りの感情を覚えてしまいます

敏春は、「自分の話のせいで2人を喧嘩させてしまって…」と謝り、その話から、妻・照子の話に移行していきました。
「コーヒー豆に直接お湯を注いだんですよ」
「カレーかて、ルーを使っても全然あかんのですわ」

さて、そんな話をする敏春の背後に、そっとその照子が近づいてきているなんて…まさか気づいてもいませんでした。

『スカーレット』あらすじ第123話(スペシャルサニーデイ)

敏春の愚痴を聞いてしまった照子は、ゴボウを取り出し、敏春の首へと突きつけました。
「カレーライスお願いします。おいしいカレーライス!」
敏春が、「百合ちゃんのカレーライスはおいしい」とカレーライスを褒めていたからです。敏春はカレーライスを食べる照子に何度も頭を下げます

信作が「なんで、このカレーうまいか知ってるか?」と照子の元へ行きます。
コーヒーや!」
「なんで知ってんねん!?」
「百合ちゃんに教えてもろた。…真似てもおいしくできひん

「照子、ごめん」
「なんでうちにはごめんしかいうてくれへんの?うちだけ惨めになってくんよ」
結婚して25年経つのに、いっぺんも愚痴いわれたことない、と照子がいいます。

敏春はついに、いいたいことをハッキリ口にすることにしました
「照子のカレーは苦い」
「寝るときは、歯ぎしりかいびきかどっちかにして」
たちまち怒り心頭した照子に、敏春は笑顔でいいました。
「それとな、それと…ありがとな
無事、仲直りすることができたのでした。

照子たちがカフェ・サニーを後にしようとした時のことです。
「いらっしゃいませ。あ、近藤くん!」
「久しぶり、百合ちゃん」
信作の渋い顔。新たな嵐の予感が…

『スカーレット』あらすじ第124話(スペシャルサニーデイ)

「こんにちは、百合ちゃん!」
親し気な青年の登場に、たちまち信作の中でヤキモチが膨れ上がり始めます。近藤は、同窓会で落としてしまった百合子のイヤリングを届けにきてくれたのでした。

近藤と百合子の話が盛り上がる様子に、信作はルービックキューブをいじり続け、そのうち知恵の輪をやりだし始めていました。ヤキモチがどんどん膨れ上がります。
「でも、百合ちゃんは、同窓会の時ずっと大野先輩のこと話してましたよ
たちまち嬉しい表情になる信作です。

『信作と13人の女たち』の話になり、近藤が熱く語り始めます。
「先輩は、女の人たちに未練が残らないよう、わざとひどい別れ方をしたんですよね?」
「そこに男らしさを感じました」
「百合ちゃんと結婚するために柔道の練習をしたとも聞きました」
たちまち熱い握手をかわし始める信作でした

百合子の将来の夢が『家庭科の先生』であったことを話し始めます。
「同窓会に着てきた服も、自分で作ったん?」
「お母さんのおさがりを手直ししたんよ」
きれいやったなあ~
たちまち信作の顔が怒りの形相へと変わりました。
「お前、百合子のこと好きやったんやろ!」
「…好きでした
一難去って、また一難です。

『スカーレット』あらすじ第125話(スペシャルサニーデイ)

近藤が信作につかみかかっていきます。ですが、心配ありません。
「百合ちゃんが独りだったら、プロポーズしていたかもしれません」
妻も子もいますから

近藤と照子らが帰ったあと、信作は『嫉妬ねちねち攻撃』を百合子にしかけていました。
「ええ奴やったなぁ、近藤」
「百合子、嬉しそうやったやろ!」
百合子が「まぁ、嬉しかったよ」といった瞬間、信作の嫉妬が大爆発です。
「はい、浮気!浮気や浮気!」
「浮気やないわ!」
大喧嘩です。どんどんエスカレートしていき、ついに信作はいってしまいました。
離婚や、離婚!」

心配した照子らが帰ってきたとき、百合子が飛び出していきました。
「やっぱりこいつやりよった!ネチネチヤキモチ攻撃!」
コーヒー豆を削る音で耳をふさぐ信作に、敏春がいいました。
「ぼくらは夫婦の会話ができてなかった。夫婦の会話してないんちゃうか?」
「一緒にいたら何も話さんでも相手のことがわかる言うのは、違うんちゃうかな?」

大野夫妻から電話がかかってきて、「仲良ぅやってや」と言われました。やっと信作が百合子を連れ戻そうと決め、店を飛び出そうとしたその瞬間です。
「こんにちは~」
お母さん合唱団の一団がやってきたのでした

『スカーレット』あらすじ第126話(スペシャルサニーデイ)

お母さん合唱団5名が、「カフェオレ」「ミックスジュース」「オレンジジュース」と思い思いの注文をいってきた上、『バタジャムトースト』を注文してきたので、信作はてんてこまいです

そこからは大忙しです。お母さん合唱団は店の中で合唱を始め、次々とお客さんたちがやってきては、様々な注文をしてきます。百合子のカレーを無理やりおすすめしたり、注文を聞くのを途中で強制中断したりして乗り越えていく信作でした。が、お母さん合唱団が合唱を録音するために、ラジオで録音テープを回していたのを忘れていました。

帰ってきた百合子は、そのテープを回して信作の独り言を聞きます。
『百合子のあほぅ。ちゃうな…』
百合子~!ごめんよ~!
そこへ信作が帰ってきました。

実は、信作の『記憶にございません』はその場のノリで、嘘でした。なんと信作は、結婚何年目なのかは当然、百合子と話したことならなんでも覚えているというのです

こうして、無事仲直りすることができました。夜、大野夫妻がモモたちを引き連れて帰ってくると、そこには…。
「シー!」
肩に頭を預け合って眠る、信作と百合子の姿があったのでした

『スカーレット』あらすじ第127話

喜美子、武士、八郎の三人は時折食事を共にするという、新たな関係を築いていました。喜美子の一人暮らしも順調で、穏やかな幸せに包まれていました

そんなある日の事、信作が部下・鳥居を連れて「頼み事」を持ってやってきました。その鳥居は、喜美子の作品を見てもピンとこないそうで、失礼な物言いをします。持ってきた「頼み事」とは……?
信楽PR大作戦!?」
信楽の街を『焼き物の街』としてPRする活動の一環として、喜美子の工房で体験会を開きたい、というのです。
「仕事じゃなきゃ、喜美子にこんなこと頼まん」
喜美子の作品がわからん人も来るんや
しかし、「断るわけないやろ」と喜美子は引き受けます。

一方、武士はひたすらに亜鉛結晶のデザイン化に熱中していました。
「おれの熱い瞬間です」
器に雪を降らせてみたい…そう思ったんです」
ですが…。どうやら真奈は武士のことを意識しているのに、武士はそれに気づいていない様子。

喜美子は、体験教室の準備をしながら、「明日はどんな人が来るんやろ」と胸を躍らせていたのでした。

『スカーレット』あらすじ第128話

体験教室の準備をする喜美子の元へ、照子と敏春がやってきました。『お客さん用の手土産クッキー袋』を受け取り、照子に準備を手伝ってもらい…。最中、照子が切り出します。
「敏春さん、県立病院でな…。健康診断ひっかっかって」
「歳も歳やし、万一のこと思うと…」
喜美子は、照子が病院に行くのに同行することを約束しました。
「照子の仕事応援させてもらう。なにもおかしいことあらへんで」

時間になっても体験教室には人が来ません。信作が謝りにやってきました。どうやら、観光客たちが工場見学の方へといってしまったそうなのです。片づけをする二人。そこへ、一人の少女がやってきました
「あの…やっぱり工場見学じゃなくて、体験教室…」
もちろん、喜美子は大歓迎です。
子連れの観光客もやってきて、本格的に体験教室の開始です。

『信楽PR大作戦』が終わっても、喜美子の作品に対して失礼なことをいう鳥居に、信作が上司として草間流柔道の『相手を敬う心』を教えました。

一方、相変わらず亜鉛結晶に夢中な武士は、大輔に『真奈が武士の事を意識している』事をほのめかされても、気づく様子はありません。

喜美子は、照子に付き添って県立病院へ来ていたのでした。

『スカーレット』あらすじ第129話

病院で待つ照子と喜美子の元へ、中年男性が「熊谷さん?」と聞いてきて2人は身構えます。彼こそが、白衣を着たがらない医者・大崎だったのです。

カフェ・サニーにて、喜美子らはホッとしていました。健診結果は、血糖値が高いだけだったのです。

秋の頃。喜美子の元へ一通の手紙が届きます。
『水曜日の朝、少しだけ足取りが軽くなりました
喜美子は住田に、「陶芸教室をやりたい」と相談します。もうけはなし。地域貢献で、という話です。喜美子が陶芸教室を準備するうち、11月がやってきました。

武士は、ついに満足のいく亜鉛結晶作品を作り上げることができました。掛井先生に聞かれ、武士はその作品を次世代展に応募します

その夜、武士の家に友人たちが集まって夕食を共にしました。友人たちは、「真奈さんのこと気になってるんやないか?」と武士をからかいますが、竜也だけは武士の調子が悪そうなことに気づいていました。

鼻血…?」
喜美子は、照子が竜也から聞いた武士の話を聞いて、武士のバイト先へ向かいます。が、武士がおらず、ちょうど遅れてバイトに来たところでした。
「うわ!何してんの?」
「こっちのセリフや」
喜美子は武士の容態を心配するのでした

『スカーレット』あらすじ第130話

八郎が川原家へやってくると、ちょうど喜美子が買い物に出かけるところでした。喜美子は八郎に、武士の調子が悪いことを伝えます。

そこへ娘の桃を連れた百合子がやってきました。百合子がいうには、ピアノをさぼった桜を叱ってしまい、拗ねて出かけなかったそうです。
「そろばんもお習字もそうやで?嫌々やってる。そういう態度、あかんやろ?」
「自分でやりたい、いうて始めたんやったらな」
百合子は自分がやりたかったことを、娘の桜にやらせているのでした。喜美子が百合子を仏間に連れていくと、百合子はやっと親の想いを押し付けていることに気づきました。信作が連れてきた桜と話をし、無事和解しました。

八郎はもちろん、百合子や信作も一緒に大勢で夕食を囲みます。喜美子はいつも通り武士を呼ぼうと電話をかけますが、「掛井先生が来た」といって、断りました。…が、実際は一人で調子悪そうに横になっているだけでした。

陶芸教室が始まり、陽子と他2人が参加し大盛り上がりとなりました。陶芸教室が終わって母屋に戻ると、なんと武士が畳に横になっています。武士は既に何度か病院にいったらしく。
白血球がなんやかんややて」
「県立病院の大崎先生を紹介された」

『スカーレット』あらすじ第131話

武士と供に、県立病院へ向かった喜美子。大崎のいる診察室へ入るなり、武士は検温をされます。
白血球が通常の5倍、というところまでは聞いてますよね?」
喜美子の反応は、まさに驚嘆という他にないものでした。病気にも、なんにも詳しくない喜美子からしても、明らかにヤバイ状態である、とわかってしまいました。

喜美子が不安に押しつぶされそうな頃。現れたのは、なんと直子でした。直子とともに久方ぶりに夕食を囲みます。
鮫島と別れた
「で、次の男も見つけた」
喜美子は、直子の想いを否定しません。しかし、直子はこうもいいました。
「わたし、鮫島のことめっちゃ好きやった
直子は、前向きに失恋から立ち直ろうとしていました。

再び武士とともに、喜美子は県立病院へ行きました。大崎から、「通院で大丈夫です」と「これまでと変わりなく生活して大丈夫ですよ」と明るく言われます。しかし、それはあくまで武士への建前。武士が血液検査へ向かうなり、喜美子はそっと大崎の元へと戻ります。そして、武士はそれを見逃していませんでした
「武志くんの病気は、『慢性骨髄性白血病』と判明しました」
喜美子は呆然とするしかありませんでした。

『スカーレット』あらすじ第132話

「最初は、土とお友達になるところからや!」
陶芸教室・子供の部が開催されていました。子供たちが元気にわいわいと陶芸に取り組んでいきます。

武士の病名は、『慢性骨髄性白血病』というものです。今、武士はその慢性期にあり、既に直す手立てがほとんどない状態だといいます。余命は、三年~五年。治す方法があるとすれば、『骨髄移植』しかないのだといいます。しかも白血球の型が一致するドナーがみつからないとダメ。つまり、ほぼ奇跡。喜美子に重く絶望がのしかかります。
「最後に一つ。…私は、患者に本当のことを伝えたいと思っています」
病気と向き合うことが必要だ、と川崎は言います。

翌日、照子と竜也がやってきて、「大阪にいくんだ」と楽しそうに言います。その光景に、喜美子は感情を押し殺しますが、照子は幼馴染の変化を見逃しません。
「何かあったな?何年のつきあいや思うてんねん」
「うちにぶつけろ!怒鳴ったらええやん!」
照子の優しさに、喜美子は感情を爆発させました
「あの子、なんにも悪いことしてないんやで!!」
「なんでや…」

喜美子が胸に武士の秘密を隠したまま、その年は暮れていきました。

『スカーレット』あらすじ第133話

正月を迎えました。庭で桜と桃と羽根つきをする、武士と八郎です。

2人きりになった母屋にて、喜美子が武士に「今年の目標は100個あるで」と話しました。さらに「車の免許を取る」「車を買う」などと話す喜美子に対し、武士は質問します。
「何に使うん?」
「雨の時とか、武士を送れるやん」
「送らんでええわ!」
武士も、目標100個作っとけ

喜美子は大崎の「患者に病気の告知をしたい」という言葉を思い出して、悩んでいました。工房へ行くと、武士と八郎が楽しそうに会話をしています。
「武士は、3月で修了したら、どないすんねん」
「掛井先生に、素地屋さんやったらどうかっていわれた」
たわいのない話をしていると、「ちょいとやったるか」と、なんと八郎が久しぶりに電動ろくろを回し始めました。そして、ブランクを感じさせない手つきでお皿を見事に作ってしまったのです。武士は、「お母ちゃんのとはちょっと癖が違う」といいながら、その喜美子に教わった教訓を話しました。
「近道はない、って教えられたんや」
「決めたで。俺の今年の目標、『大変な道を歩く』!」
しかし、武士に『大変な道を歩く』だけの時間は残っていない、と喜美子は話せないのでした。

『スカーレット』あらすじ第134話

喜美子は、「今年の予定の見直しをしたい」という相談を住田に持ち掛け、了承をもらいました。

一方、武士は医学事典で自分の病状を調べており…。バイト中の武士の元へ、振袖を着ためぐみと真奈がきます。真奈が提案しました。
たこ焼きパーティーしましょう」
その日、武士の部屋でたこ焼きパーティーが開かれることになったそうですが…。急なめまいに襲われて、真奈に帰ってもらうことに。病院に行きますが、忙しそうな大崎を見てそのまま帰ってきてしまいます。

暗くなったころ、川原工房を訪れたのはなんと大崎でした。
ほっとけない時があるんですよね
喜美子は武士に電話をかけます。しかし、友達とたこ焼きパーティーやるから、と武士は明るい声です

喜美子が武士の部屋へ向かうと、そこでは真奈のへたっぴなたこ焼きがふるまわれていました。武士と真奈が2人きりだったことに気づくと、「い、今はそういう時代なんか?」「そういう時期なんか?」と焦る喜美子です。

たこ焼きパーティーが終わり。喜美子は、武士に真奈を家の途中まで送らせます。1人きりになった部屋の中で、喜美子は『慢性骨髄性白血病にチェックのついた医学事典を見つけてしまうのでした

『スカーレット』あらすじ第135話

武士が帰ってきました。喜美子が陶芸の事を聞くと、「皿に雪を降らせたんが、ゴールだった」と話します。
「食っていける陶芸家になれるんは、5年、いや10年先でもええ
今年の目標2つ目は『ゆっくり生きていく』や
喜美子は、言葉を失ってしまいました。

大崎が武士を心配して、わざわざ喜美子の家までやってきたことを話します。喜美子は、「ここ座り」とついに話す決心を決めていました。
「武志の病名は…白血病や」

武士は少し言葉を失ったあと、「なんとなく知ってた」と言葉を絞り出します。
「3年から5年やって」
「それがおれの余命か」
武士は崩れそうな表情でいいます。
「ゆっくり生きてられへんやん。終わってしまうわ…
「今年の目標、考え直さな」
喜美子は、武士の肩を強く握ります。
何が3年から5年や。もっともっと生かしたる
「絶対に、絶対にや」

大崎からも改めて武士に挨拶があり、入院を言い渡されます。八郎が名古屋からはるばる川原家を訪れました。両親の前で、武士は宣言しました。
この色。このイメージに挑戦しよう思うねん
それは深野先生からの年賀状でした。
やったるでぇ!
太陽に向かって、宣言した武士でした。

『スカーレット』あらすじ第136話

次世代展結果発表の日がきました。「入院までは…今まで通り暮らしたい」という武士の意見を尊重し、アパートに帰ることを許します。喜美子が武士のことをみんなに話したい、と話すと、武士は首を横にふりました。
言いたない
お父ちゃんにも、言いたない

武士は研究所にいっても、どこか悲痛な表情を浮かべていました。真奈は、武士の様子がどこかおかしいことを気にかけます。掛井から、ついに次世代展の結果が発表されました。
この研究室からは入選者は…いませんでした

一方、喜美子は、武士の真実から逃げるような行動について、大崎に聞いていました。
「患者さんの気持ちは揺れます」
「大丈夫だよ、と笑った数分後には、泣いている」
「だから、ぼくら医師は『揺るぎない強さ』を持つようにしています」
喜美子は、自分も『揺るぎない強さ』を持つことを決心します

喜美子は、直子と百合子に口外しないことを条件に、武士の病状を話しました。直子と百合子は、もちろん、白血球の型が合うのかの検査をする約束を承諾します

「おそなった!悪い、悪い!」
八郎が遅れてやってきたのでした。

『スカーレット』あらすじ第137話

喜美子はまず、次世代展が残念賞だった報告をしました。続いて、武士の部屋でたこ焼きを食べた話し。真奈という女性が一緒だった話をすると、八郎は「武士が結婚とかそういう…?」と勘違いをします。

八郎は、ジョージ富士川の本を武士にプレゼントするつもりだ、と話します。「風邪なんか全然ひかない子やった」と思い出話をする八郎に、喜美子は「その子が、病気になってしもた…」と暗い顔で切り出します。
「武志は、誰にも言いたない言うてる」
このままだと、3年から5年や
八郎は『慢性骨髄性白血病』と聞き、なかなか信じずにうろたえましたが、最後は真実を受け止めます。そして、同じく骨髄移植の適合検査をすることを容認するのでした

武士がついに入院しました。喜美子、八郎と続けて、骨髄色の適合検査を受けます。抗がん剤の量を増やしたことで、武士の体調は悪くなっていました

八郎が大崎に会いに来ました。大崎は言います。
「病気は、辛いこともたくさんありますが、泣きたくなるような素晴らしい事も…一杯起きます

武士に、ついに病気と向き合う覚悟ができました。みんなに病気のことを言っていい、というのです。
「会いたい…。力をもらいたい

『スカーレット』あらすじ第138話

『TODAY is』。武士は、その『今日』について問いてくる本に、問いの答えを書きました。そして、それを喜美子に託したのです。

川原家に、突然八郎が「名古屋引き払おう思う」といいながらやってきました。仕事まで辞めて、武士のために近くに住むという八郎の焦った様子に、喜美子は『TODAY is』の中に武士が書き込んだことを見せました

『今日が私の1日なら…』
『今日が君の1日なら…』

その中には、『母の1日』や『父の1日』という問いもありました。そして、それらすべてに武士は、『いつもと変わらない1日を過ごすだろう』と書き込んでいたのです。
「武志は、いつもと変わらん1日を望んでる」
八郎はなんとか落ち着き、元の生活へ戻っていきました

武士の希望で皆に話しが知れ渡り。武士の見舞いにたくさんの人間がやってきました。照子、敏治、和歌子。百合子、大野、陽子、信作。八郎。そして、真奈もやってきました。
逢いたかった
紙にそう書いて見せた真奈に、武士は自分の本当の病状を詳しく聞かせます。

病状が落ち着いた武士は、通院治療へと移行しました。アパートは引き払い、川原家で再び新しい生活がスタートしたのです

『スカーレット』あらすじ第139話

2月がやってきて、ついに喜美子の白血球の適合検査の結果が発表されました。結果は…残念ながら、不適合。喜美子の元へ、大崎が『患者の会』をすすめにやってきてくれました。

武士は、元やっていたバイトに復帰することを決定しました

八郎が明らかに「不適合だった…」といわんばかりの顔で、川原家にやってきました。喜美子に引っ張られ、無理やり子供たちが遊んでいる豆まきの鬼役を任せられます。終わったあとも、暗いことをいいだす八郎に、喜美子は「暗いこというたら罰金な!」と空き瓶を持ってきました

照子敏春信作百合子彼女らも検査を受けてくれる、といってくれただけでなく、なんと役場の人たちにも声をかけてくれる、といったのです。

武士が親友の学と大輔に病気の内容について詳しく教えます。後日、喜美子の元へ、学と大輔、そして真奈がやってきて検査を受ける、といってくれました。

その他にも、たくさんの人が検査を受けてくれて…しかし、そのすべてが不適合だったのでした。明るくふるまう喜美子ですが、その心に重く絶望がのしかかりつつありました

川原家の電話が鳴ります。大阪議員となったちや子さんがサニーからかけてきたのでした

『スカーレット』あらすじ第140話

カフェ・サニーで、ちや子が待っていました。ちや子も適合検査を受けてくれたのです。さらに多くの人間に呼びかけてくれるといいます。話は、どうやったらその恩を返せるだろうか、という話に。
「川原喜美子は母であり、陶芸家や」
作ることで、返していったらええんちゃう?
喜美子はさっそく大量生産し始め、同時に在庫として抱えていた作品の多くを売り始めました。ドナー探しのためです。

白血球の型が合う人は見つからず…5月を迎えます。喜美子は、武士と同じ部屋に入院していた智也の母親、理香子を連れて、『患者の会』に参加しました。しかし、理香子は、会長のれい子の呼びかけに「元気なんて……出せるわけないです!」と怒ってしまいます。しかし喜美子が、れい子の娘が既に死んでいることを教えると、理香子は態度を改めました。喜美子は、理香子のために皿を作ってあげることにしました

武士は、体調を心配され、バイトを週3~4日、時間も3~4時間にすることにしました。帰ろうとしたところに、真奈が待っていました。
「なんで避けてるん?嫌いですか?」
「…そういうことや」
武士は病院で会って以来、真奈と距離をとることにしていたのでした

『スカーレット』あらすじ第141話

真夜中のカフェ・サニーにて。大野が足の薬を飲んでいたことを隠していたことがバレ。百合子が「元気でいてくれればそれでいいです」と返してくれた、という一幕が起こります。

喜美子が工房へ向かうと、作品作りに熱中する武士と、それを見守る真奈の姿がありました。喜美子は、真奈を母屋へ案内します。真奈は、武士に「嫌い」と言われたことを話します。真奈は、最近亡くした祖母のことを思い出してしまい、武士に会いにきたのだといいます。

喜美子にいわれ真奈が工房へ向かうと、「どういうつもりや?」と武士はきつい一言です。理由を何度も聞いてくる真奈に、武士は「病気やからや」と答えました。
「…帰ります。帰りますけど。病気やから、うちと会うの避けるいうのは納得できひん!
許可しません!」

八郎が武士に陶芸について語っていた時のことです。「頭を柔らこうして考えるんやで」といっていた際、ふと触れた額の熱さに、武士にがあることが発覚しました。八郎が慌てて大崎に電話をかけますが、安静にして解熱剤を飲んでいれば大丈夫だ、と言ってくれます。

縁側から外を眺めていると、が降ってきて…武士はその光景に目を奪われていたのでした

『スカーレット』あらすじ第142話

雨…見てたい
縁側から眺める雨の情景。真奈が忘れていった傘からしずくが垂れるその一瞬に魅入られた武士は、画用紙に筆を走らせます。喜美子が帰って来るなり、大崎や八郎もいる前で、武士は宣言しました。
「お帰り。水動かすことにしてん!
大崎は、武士の病状を確認しにきたのですが、『病状が悪くならなければ』陶芸を続けても大丈夫だ、といってくれます。が、その条件に喜美子は不穏を覚えます

大崎にも皿を、と思って好みを聞いた喜美子。しかし、お医者さんは患者から貰い物をしてはいけない、という話を聞き、それならばと今度一緒に陶芸をすることを約束します

喜美子が、『女性陶芸家展』というのを10月に大阪でやる話をすると。武氏は、智也が大学受験を目指してるという話をしました。智也に勉強を教える約束、武士は今作っている作品を一番に見せにいく約束をしたそうです。琵琶湖大橋の向こう側と聞き、喜美子もぜひ同行したいとはしゃぎました。

ある夜。八郎が、「昔いい合いしていたことが、どうでもいいことに思える」と話します。
「病気の前ではな。…元気でいてくれればいい
自室にいる武士の体が震えていました。髪の毛が抜け始まったのです

『スカーレット』あらすじ第143話

喜美子がお皿を完成させ理香子へ持っていくと、喜びます。しかし突然、智也の容態が急変。一方、川原家で留守番をしていた八郎が電話を受けると、なんとサダからの電話です。

喜美子が帰ってきました。智也が死んだことを八郎に報告し、それを武士にも報告しようとした、その時。
「喜美ちゃ~ん」
サダと圭介が川原家にやってきたのでした

圭介は無事、小児科の医者に。サダは、京都の服飾学校で会長を経ての顧問になったそうです。特にサダは、ガン患者のための下着のデザインにも取り掛かってるとのこと。『喜美ちゃんのおはぎ』の話になり、喜美子がきまずそうに、八郎が興味深々になる場面も。話は武士の病気のことに。圭介がいいます。
「医学の進歩はすごいで。どんどん新しいもんが出てきてる」
『白血病…治るでそんなん!』って言われる日が、きっと来る

サダと圭介が帰り、喜美子と八郎が武士に、智也が亡くなったことを報告しました。
「ほな、智也のお母さんに見せにいくわ
それでも笑顔でいいきる武士の姿に、八郎は辛い表情を見せます

ついに、武士は週に1回4時間だけのアルバイトとなりました。武士は、学と芽ぐみの披露宴に呼ばれることが決定しました。

『スカーレット』あらすじ第144話

喜美子の元へ、大輔と学がドナー探しがうまくいっていないことを謝りにきました。八郎はそんな2人へ、ジョージ富士川の絵本『TODAY is』をさしだします。友達のページには、武士の字でこう書き足してありました。
『今日が友達の1日なら、友達といつもと変わらない1日を過ごすだろう』
一方、武士はアルバイトを完全にやめることになりました

八郎が、ドナー検査のことも、今までの感謝も含めて姉貴に皿を作っている、という話をします。武士は、「自分もお礼のつもりなんやで」と話します。
「皿の中に水の波紋やで!こんなん見たら、みんな『わぁ~!』いう」
「『元気ですぅ~』の皿や」
そんな武士の元へ、学と大輔が遊びの約束をしにやってきました。2人は、「いつもと変わらない」学と大輔でした。

武士が学や大輔と大阪に遊びにでかけた日、直子が入れ違いでやってきました。真奈もやってきて、その夜は、喜美子、武士ら、直子、真奈の総勢6名でスッポン鍋を囲みました。

次の日、喜美子が焼きあげた穴窯作品に驚きを隠せない武士です。
「…こういう色も出るんや
閃いた武士がついに作品を焼き上げ…。その大皿の中で、まるで『水が生きている』ようなのでした

『スカーレット』あらすじ第145話

武士の大皿を大崎や看護師の山ノ根にも見てもらうことになりました。武士は、ある自覚症状をひそかに大崎に相談します。さらに武士は、理香子から一通の智也からの手紙を受け取りました

武士が帰ると、喜美子から、夕飯が八郎の作った卵焼き特上のうな重、と聞きます。しかし、電話がかかってきて喜美子がうけると、大崎からの電話でした。武士から『味がわからなくなってきた』という相談をうけたそうなのです。
『味覚障害』かもしれません

夕飯が始まり、八郎が武士に卵焼きの感想を求めます。武士が一口頬張って、「うん、うまい」といいました。しかし、八郎は食べてびっくり。まずかったのでした。武士が、「ごめん、味がしぃひん」というと、八郎はなぐさめようと言葉を重ねましたが、武士は爆発してしまいました。
卵焼き、こんなんなる前に作ってくれや!
自分の部屋へと引きこもってしまいました。

喜美子が武士の部屋へ薬を置きに行くと、武士が智也からの手紙を差し出します。
『川原たけしさんへ。 おれは…
「何を書こうとしてたんやろ…。書きたいこと一杯あったんやろな」
武士は涙を流しながら、いいます。
「俺は…終わりたない。生きていたい

『スカーレット』あらすじ第146話

武士と喜美子は急いで、武士の作品が置いてある工房へ向かいました。なんと武士の作品から「音」が聞こえてくるというのです。貫入といわれるヒビ模様が皿全体に入っていくときに、その音がでているのです。
焼きあがって、完成したと思ってたのに…生きてるんやな

サニーでは、大野が笑顔で八郎に「信楽に帰ってこないのか?」という話をしていました。しかし、「仕事まで辞めたら、武士の負担になるから」と、八郎は名古屋に残る意思を伝えます。

一方、自身の作品に夢中な武士は、あまりご飯を食べなくなってしまっていました。味がしないからです。
「何も食べへんわけにはいかへんで?」
「お母ちゃんは、あんたが生きていくことしか考えてへん
喜美子にお願いされて、やっと食べる武士ですが、食べにくそうにしています

信作がやってきました。なんでも今度は、街を盛り上げるイベントの一つとして『みんなの陶芸展』をやるそうなのです。一般の人も参加できるから『みんなの陶芸展』。喜美子は、さっそくそれに自分が応募すると伝えると、狙い通り、武士も出展することを決めたのでした
「年明け…それやったら、それまでに作品…1つ…いや2つは作れるな…」

『スカーレット』あらすじ第147話

武士の作品が『みんなの陶芸展』に出展されることが決定し、「俺のスペース作ってもらうねん!川原武士コーナー!」と武士は、創作意欲に燃えていました。食べれなかったご飯も、「お母ちゃんの味思い出しながらたべればええねん」と、どんどん口に運んでいきます。武士の作品は出展する前から、鳥居や岩崎、住田らのお気に入りとなっていました。

直子が電話の一報をよこして、やってきました。武士と真奈をドライブに連れていく、というのです。「琵琶湖一周したろか」などといっていたのですが…。夜、くたくたになって帰ってきた直子によると、たどり着かなかった、とか。実は、直子も真奈も地図音痴なのでした

夕飯が終わると、直子の計らいで、喜美子と直子はあかまつに飲みに行きました。残された真奈を前にして、武士は似顔絵を描き始めます。
会えるうちに描いとかんとな…
真奈は、お母さんに「好きな人がいる」という話をしたことを話しました。
「普通、話すもんなん?」
「話さんよ。…特別な人やからや」
武士はその完成した似顔絵を、真奈に渡したのでした

『スカーレット』あらすじ第148話

布袋と待ち合わせして帰る、という直子に、「挨拶しにいこか?」と声をかけた喜美子でしたが断られます。喜美子は、直子と布袋に何かあったことにかんづき、質問すると「布袋に、骨髄移植のドナー検査を反対された」という話になりました。言い合いになった時、直子は鮫島のことが思い浮かんでしまったそうです。直子の中で、いまだに鮫島は大きな存在だったのです。喜美子が、「鮫島さん…探しに行け」というと、直子は東京へと鮫島を探しに立ったのでした

12月を迎えました。作品制作が進む中、たまに武士が寝たきりの日があるようになっていました。抜け毛も目に入り、心配する信作たちですが、喜美子は笑顔で「元気やで!」と返し、信作たちも元気を取り戻します

喜美子は、『みんなの陶芸展』の開催に向け、手紙を書きます。1つは、草間へ。1つは、ちや子へ。そして…もう1つは、ジョージ富士川へ、でした。

『スカーレット』あらすじ第149話

『みんなの陶芸展』がついに開催します。もちろん八郎も駆け付けました。草間、ちや子、学、芽ぐみ。次々と来客が訪れるなか、草間とちや子が運命的な出会いを果たします。
「あの…堀中ヤスエ先生作品の、台湾版担当されてた方!」
市議会議員の!
照子、敏春、竜也もやってきます。

一方、川原家では少し具合が悪くなった武士がやっと出かけるところでした。「みんなが自分の作品を素通りしていく夢を見た」と、作品が評価されるかを心配する武士に、喜美子は、「1人もおらんことはないからなあ」といいます。
自分がその1人や
「迷うた時は、その1人に聞いたらええ」

大野、陽子、百合子、桜、桃もやってきました。桜と桃は、「4月のピアノ演奏会身に来てね」という約束を、武士と真奈にとりつけます

ジョージ富士川がやってきて、武士と握手をかわしました。ジョージ富士川に「ええ作品やぁ」と武士の作品も評価され、無事『みんなの陶芸展』も終了します。

喜美子、武士、信作、照子、百合子、芽ぐみ、学、大輔、真奈、直子で琵琶湖にやってきました。直子が「海や~!」と叫んだのを皮切りに、皆次々と走り出しました。みんなは笑顔で、走り出しました

『スカーレット』あらすじ第150話(最終話)

日本一の湖、琵琶湖を目の前にして、喜美子は武士にいいます。
「日本一の湖や。よう見とけ!こっちの心まで大きいなるで
「おう」
学の声掛けで、みんなの集合写真を琵琶湖で取りました

4月がきました。武士と真奈の2人は無事、桜と桃のピアノ演奏会を見に行くことができました。喜美子と武士の関係は相変わらずで、二人とも作品作りに一生懸命です。そんなある日、喜美子が「ギュ―してもええか?」と聞いたことを皮切りに、武士はいいました。
幸せやで!」

それから2年後。武士は亡くなりました

大崎が武士の作品を見に来ました。武士が残していったその一枚の青い大皿は、まるで生きているようでした

八郎は、名古屋を引き払って長崎にいくことにしたと、喜美子に報告します。江戸時代の卵殻手という手法に挑戦したい、というのです。さらに八郎は、あかまつにて飲んでいたある日、武士が喜美子にこんな言葉を残していたことをいいます。その言葉は、「お母ちゃんにいうておいてほしい」といっておきながらも、「やっぱ言わんでええ!取り消しや、取り消し」と言っていた言葉でした。しかし、八郎は喜美子に伝えてしまいました。

俺を産んでくれてありがとう

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