天海祐希×脚本家・林宏司! 『医龍』、『コードブルー』などの大ヒット医療系ドラマを手がけてきた林宏司が、『離婚弁護士』や『BOSS』などに続き、天海祐希との最強タッグを復活させました!脳動脈瘤のスペシャリストであり、東都総合病院の脳神経外科の医師、深山瑤子。超一流の技術と経験、知識を持ちながら、なぜか不器用な生き方しかできない脳神経外科の天才医師たちをまとめる「女帝」を天海祐希が凛々しく演じます。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』最終話あらすじ【3月16日更新】
ついに最終回をむかえてしまいました! 今出川部長の妻・里美の手術は無事成功するのでしょうか?
最終話(第10話)のあらすじをご紹介いたします。過去の放送回のあらすじについてはページ下部で蓄積していきますので、あわせてぜひ、ご覧ください。ネタバレ注意です!
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』10話-最終話-(3月14日放送)
今出川部長の妻・里美の手術が行われることになり、西郡と幸子による脳内の言語野のチェックが始まりました。チェックは里美の頭を開いた状態で、脳内に刺激を与えながら行っていくため、緊張感が走ります。
言語野のチェックが滞りなく終わろうとしたその瞬間、里美に突然痙攣が起こりはじめました。慌てる現場に黒岩が合流し、深山と力を合わせて冷静に対処していきます。
一方、頭部に鉄筋が突き刺さった状態で搬送されてきた中学生・徹は、深山たちの迅速なオペによって一命をとりとめ、奇跡的に意識も回復しました。が、ホッとしたのもつかの間、徹は深山に、自分は母親に殺されそうになったと告白したのです。
徹は付き添っている母親・良美のことを宇宙人だと言い出し、良美の顔の皮をはがそうとする異常行動を起こしてしまいます。徹を女手ひとつで育ててきた良美は、自分を母親と認めていない徹の行動に大きなショックを受けるのでした。
徹の頭部をもう一度調べた深山は、脳内で人の顔の認識する部位と感情を司る部位の損傷によって起こる“カプグラ妄想”が起きているせいだと考えました。徹は良美の顔を母親だと認識できませんが、良美の声だけは認識することができたのです。
そんな中、ふと良美の声に反応した徹は、母親の姿を求めて衝動的にベッドから離れ、もうろうとした状態で歩き出してしまいます。フラつきながら壁に頭を強打し、脳出血を起こしてしまった徹は、ただちに手術室へと運ばれました。
慌てて緊急オペの準備をする深山でしたが、そんな彼女の前に、別れた夫が訪れてきたのでした…。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』放送日程と見逃し配信情報
【日本テレビ系】
2020年1月11日スタート 毎週土曜22時~
放送1週間以内なら「Hulu」「TVer」でも視聴可能
放送されてから1週間以内であれば「日テレ無料TADA」や「Hulu」で無料で視聴することが可能です。
Huluは2週間のお試し無料期間があるので、無料期間を活用して一気に見たいときにおすすめです!
ドラマ『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』基本情報
「脳はこの世に残された唯一の未開の地である…」そんな未知の領域に果敢に攻め込んでいく脳外科のスペシャリスト集団。
どこか不器用で超個性的な脳神経外科のメンバーをまとめる女帝、深山を演じる天海祐希。世界的にも有名な天才医師、黒岩を演じる椎名桔平。手術オタクの西郡を演じる永山絢斗。常に偏差値トップを走ってきた新人、幸子を演じる広瀬アリス。
これらの天才医師たちの内に秘めた心の闇や、患者の命を守るために葛藤していく姿が、丁寧に、そしてテンポよく描かれていきます。
『トップナイフ』公式サイト
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』登場人物
深山瑤子(天海祐希)
東都総合病院、脳神経外科(脳外)の医師。脳動脈瘤のスペシャリストであり、あらゆる仕事もテキパキとこなし、同僚に対しても遠慮なく自分の意見をハッキリと言い、スキのない女性。裏では「女帝」と呼ばれているほど。脳外部長の今出川から、くせのありすぎるメンバーばかりの脳外をまとめるように言われ、苦々しく思っている。
黒岩健吾(椎名桔平)
脳外の医師で深山の同僚。脳腫瘍のスペシャリストで「世界のクロイワ」と呼ばれ、マスコミから取材されることもたびたびある。数多くの手術経験から、かなり深い知識をもっているが、普段の発言や行動は軽薄なことが多い。
西郡琢磨(永山絢斗)
脳外の医師で深山の同僚。人づきあいをせず、年上に対しても当然のようにタメ口で接する。難しい症例を見つけると、手術をしたい意欲がかき立てられる。手術オタクであり、自宅に帰っても、自室で手術のビデオを見ながら食事をするほど。
小机幸子(広瀬アリス)
研修医として、脳外のメンバーに新しく入った医師。幼い頃から何事においてもトップを走ってきた、という自負が強く、偏差値が高くて最難関の分野だから、という理由で脳外科を選んできた。どこかズレており、現場で叱責され、厳しさを目の当たりにしても、なかなか動じない。
今出川孝雄(三浦友和)
脳外の部長。手術などの技術面は優秀なメンバーに任せ、職場の環境を和ませ、人間関係を円滑にさせることに力を注いでいる。メンバーそれぞれの適材適所をうまく考えており、深山に憎まれ口をたたかれながらも、ひょうひょうとしている。
犬飼剛(福士誠治)
脳外の看護師であり、同僚の真凛と共に、脳外のメンバーの色々な情報に詳しい。新米の幸子のことをからかいながらも、仲間として温かく受け入れている。深山からの信頼はとても厚い。
小沢真凛(森田望智)
脳外のとても優秀な看護師。若手ながらも仕事に対しては厳しく、年上のメンバーにもものおじせずにズバズバとものを言える、肝の据わった女性。新米の幸子に対しても容赦なく厳しいことを言うが、なんだかんだと行動を共にすることが多い
来島達也(古川雄大)
東都病院の近くにあり、脳外のメンバーが仕事帰りによく立ち寄るBAR「カサブランカ」のマスター。メンバーそれぞれが抱える悩みなどを軽く聞きながら、それを吹っ切らせるかのように、酒や歌やダンスをさりげなく勧めている。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』各話あらすじ(バックナンバー)
ここからは、『トップナイフ 天才脳外科医の条件』のすでに放送された各話あらすじを紹介していきますね。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』1話あらすじ(1月11日放送)
東都総合病院、脳神経外科(脳外)を仕切り、その仕事ぶりから「女帝」と呼ばれる敏腕脳神経外科医、深山瑤子。緊急オペもこなし、多忙を極める深山でしたが、脳外部長の今出川から、脳外に新たに入ってくる3人の医師たちのまとめ役まで命じられ、苦々しく思っていました。
「脳には常に新しい刺激が必要だ」今出川部長が集めたのは、「世界のクロイワ」の異名を持ち、最も模範的な脳外科医の証である「トップナイフ賞」にも選ばれた天才医師、黒岩健吾、3度の飯よりオペが好き、という難手術オタクの西郡琢磨、医学部を首席で卒業した新人研修医、小机幸子の3人でした。
しかし、黒岩は私生活で女グセが悪いことで有名であったり、社交性のない西郡は上司に対しても平気でタメ口で話す不遜な男であり、幸子は実力が伴わず、現場では全く役に立たない、といった問題を抱えた3人…。深山のストレスは増えるばかりです。
そんな中、黒岩が執刀する予定だった脳腫瘍患者、宅間の妻・みどりが、直前になって手術の中止を願い出てきました。患者のことを全く考えようとしない黒岩の代わりに、自ら執刀することにした深山でしたが、妻は深山の執刀ですら拒否しようとします。
家庭内DVがひどかった宅間が、脳腫瘍が見つかってから急に若い頃のような温厚な性格に戻り、妻と子どもたちはつかの間の幸せを感じていたこと、脳腫瘍を切除してしまったら、また凶暴な性格になってしまうのではないか、という不安がつきないこと、を知らされた深山はとても悩みます。
患者のことを考え過ぎだ、と黒岩に言われながらも妻を何とか説得し、執刀した深山は、術後も家族のことを見守り続けます。脳腫瘍を摘出しても温厚なままでいる宅間の様子を見て、ホッと安心する深山でした。
一方、幸子が外来で診察し、異常なしと帰宅させたはずの患者の容態が急変してしまいます。患者の様子を見て、一瞬で原因を見抜き、緊急オペの手配を進める黒岩のスピードに、驚くばかりで何もできない幸子。
見事な判断で手術を成功させた黒岩は、西郡や深山にも自分の実力を見せつけました。が、「次のトップナイフは私だから」と、患者のことを考えない黒岩に厳しく言い放った深山の言葉と共に、天才医師たちの静かな戦いが始まろうとしていました。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』2話あらすじ(1月18日放送)
深山の外来に、東都総合病院の医師につきまとわれて困っている、と相談に訪れた患者、牧羽由香里。由香里が脳外の集合写真に写っている黒岩を指差したことから、深山や幸子たちはさっそく黒岩を問い詰めます。
女性関係のトラブルには心当たりがある黒岩でしたが、黒岩が予想していた相手はかつて交際していた全く別の女性でした。深山は黒岩とすれ違っても全く黒岩を気にしなかった由香里の姿を見かけ、疑問を持ちます。
再び診察室を訪れた由香里が、今度は西郡を指差し、まだつきまとわれていると訴えました。幸子から話を聞いた西郡は、思い当たる女性に久しぶりに電話をかけますが、その女性も由香里ではありませんでした。
深山は由香里が過去に経験した脳挫傷の影響で、脳内にドーパミンが過剰に放出され、フレゴリ妄想が出ている可能性を見出します。誰を見ても、忘れられないかつての恋人に見えてしまうという妄想に悩まされてきた由香里は、脳の動脈瘤が破裂してしまい、黒岩が緊急手術を執刀することになりました。
その頃、西郡は自宅マンションの屋上から転落し、救急搬送されてきた患者、桑原和子の担当を渋々引き受けていました。何度も自殺未遂を繰り返す和子に嫌悪感を抱いていた西郡ですが、和子が顔面に激しい痛みを感じ、10年以上もの間、どの医師にも理解されずに苦しんできたことを知り、何かを思いつきます。
西郡は改めて和子の脳の画像を入念にチェックし、和子の三叉神経痛の原因を突き止めました。西郡は和子の手術を始めますが、術中、突然手の震えが止まらなくなり、メスを落としてしまいます…。西郡に一体何が…?!
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』3話あらすじ(1月25日放送)
深山は自宅に突然やってきた実の娘、真実の存在に、黒岩は以前付き合っていた女性が突然連れてきた小学生の男の子、保の存在に、それぞれ戸惑う日々を送っていました。2人は自分の子と一緒に過ごす時間を作ろうともせず、敢えて仕事を増やす始末です。
黒岩は、外傷性くも膜下出血を患った後、急に関西弁ばかりを話すようになってしまい、外国語様アクセント症候群、と診断された患者、赤坂を担当します。恋人にプロポーズをしようと考えている赤坂ですが、その恋人が大の関西弁嫌いと知り、かなり悩んでいました。
一方、深山のもとに「深山に殺された」と主張する患者、神戸が訪れ、神戸が警察に通報してしまったことにより、深山は危うく逮捕されそうになります。深山は神戸の症状は、1年前の右脳のくも膜下出血により、見た物を認識する部分の機能不全が起こり、自分が生きていることを実感できなくなる、コタール症候群だと診断します。
深山は真実のことを別れた夫に話し、夫の元に帰すことを約束しますが、真実はなかなか帰る気配がありません。そんな時、どうせ自分は死んでいるのだから…、と思い込んだ神戸が、病院の2階の手すりから飛び降り自殺を図ってしまいます。
緊急手術でなんとか命を救われた神戸ですが、相変わらず自分は死んでいるという妄想はやまず、集中治療室から勝手に抜け出してしまいます。神戸が再び死ぬ場所を探して病院内を彷徨っていると、待合室で動画を見ながら黒岩のことを待ち続けている保と出会います。保に近づいた神戸は…。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』4話あらすじ(2月1日放送)
パジャマ姿のまま路上で倒れていた白髪の女性が、東都総合病院に救急搬送されてきました。何も持たず、深山の質問にも無反応である女性の身元は全くわかりません。
困っていた脳外科スタッフたちの様子を見た西郡が、自分の母親であると、重い口を開きました。西郡の連絡を受けて、娘の千春が来院し、患者は女性心臓外科医第一人者の山田喜和子であることがわかりました。
喜和子は2年前に脳腫瘍を発症し、誰もが手術をやりたがらなかった難手術を西郡が自ら引き受け、そしてその術後に逆行性健忘を患い、徘徊を繰り返すようになってしまったようです。できのよい兄たちばかりを可愛がる母に復讐するため、わざと手術を失敗させたのではないか、と妹の千春からも疑われ、西郡は手の震えが止まりません。
そんな中、60代くらいの男性、内田が脳神経外科を受診します。幼なじみの山口に付き添われてきた内田は、自分のことを33歳のままだと思い込んでおり、新しい記憶ができない前向性健忘のようです。
内田は親身に付き添ってくれている山口のことも覚えていません。しかし、どこか不穏な雰囲気が漂う山口が、いつも包丁を隠し持っていることを、今出川部長は偶然知ってしまいました。
2人の様子に注意するように今出川部長から言われた深山ですが、そんな矢先、内田を乗せた車椅子を押しながら山口が病院の外へと出て行きました。そのズボンの後ろポケットにはあの包丁が…。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』5話あらすじ(2月8日放送)
母親の難しい再手術を行った黒岩の見事な手さばきを目の当たりにした西郡はすっかり自信を無くし、以前のように積極的にオペをすることができなくなっていました。そんな西郡のもとに、有名な天才ピアニストの景浦が、最近耳が聴こえにくくなってきた、と相談にやってきます。
検査の結果、大きな聴神経腫瘍が見つかりますが、景浦は聴神経と顔面神経の温存を確約してほしいと希望します。かなり難しいオペが予想される中、なぜか今出川部長は執刀医に西郡を指名しました。
難しいオペに指名され、重圧に押しつぶされそうになっている西郡は、自宅のベランダから落下し、救急搬送されてきた患者、根岸の診察をします。ピアノ講師としてもパッとしない自分と、同じ音大の出身の景浦を比較し、愚痴をこぼす根岸に、西郡は厳しい言葉をかけます。
その言葉に触発された根岸は、前向きに生きることを決意し、再び作曲を始めました。すると驚くほど素晴らしい曲が次々に思い浮かぶようになり、レコード会社からも声がかかるようになります。
ようやく作曲の才能が開花したのか、と本人も喜んでいた矢先に、西郡は根岸の頭部にすぐにオペを必要とする出血性の腫瘍を発見してしまいます。今はオペをして休んでいる暇はない、と懇願する根岸の姿に、やむをえず西郡は放射線治療を選択します。
命を守るためには絶対オペをするべきだ、という深山の言葉に、背中を向けてしまう西郡。自分の命よりも、ピアニスト、作曲家としての道を優先しようとする2人の若者、景浦と根岸。そして脳外科医としての自信を無くしかけている不安定な西郡。果たして若い彼らはそのまま突き進んでしまうのでしょうか…?
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』6話あらすじ(2月15日放送)
病院内に貼られた、深山の顔写真をナイフで切りつける男、大澤は10年前まで東都総合病院で深山と一緒に働いていた医師でした。大澤は深山にクビにされ、辞職して現在は開業医をしています。
大澤は、自分の幻の姿“ドッペルゲンガー”が見え、その幻の自分が深山に復讐をするように迫ってくると訴えます。診察をした西郡は、大澤が東都総合病院にいた時に病院内で飛び降り自殺を図ったことを聞きます。
一方、工事現場で起きた事故により左手を切断した患者、原田は、無くなったはずの左手に激痛が走る“幻肢痛”に悩んでいました。甲子園まであと一歩というところまで頑張った野球を、社会人になっても続けていた原田。
黒岩は、左手を失って野球ができなくなることへの喪失感がかなり大きいのでは、と感じますが、幻肢痛に対して確固たる治療法が無い現状では、なかなか原田の痛み和らげられる方法が思いつきません。
そんな中、幻の自分に急き立てられた大澤は、深山への復讐を決行するため、メスを隠し持って深山の乗ったエレベーターに乗り込みます。大澤は途中でエレベーターが緊急停止するように、あらかじめ細工までしていたのです。
深山と大澤、そして偶然乗り合わせた「カサブランカ」のバーテン・来島、そして患者の木元は緊急停止したエレベーター内に閉じ込められてしまいました。大澤はメスを出して深山に切りつけようと迫りますが、そんな中、木元が突然倒れてしまいます。
“身体完全同一障害”の木元の足は、もうすでに壊死寸前の状態でした。一刻を争う緊急事態であることを察知した深山は、復旧を待たずに停止したエレベーター内で緊急オペをする決断をするのですが…。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』7話あらすじ(2月22日放送)
酒に酔って階段から転落し、後頭部を強く地面に打ちつけた女性が緊急搬送されてきました。患者はエステサロン経営者の滝野祥子で、すぐに血腫を取り除くオペを受けたのですが、転落事故前とは何かが違う様子です。
祥子のもとには、多くの見舞い客が訪れるのですが、実は彼女は人の顔が認識できなくなっていることに、困惑していました。祥子からその悩みを打ち明けられた深山は、彼女が“相貌失認”であると診断します。
祥子は特に頻繁に見舞いに来てくれる2人の男性、池谷と西川のことも見分けがつかず、気まずい雰囲気です。結婚よりも仕事優先で頑張ってきた祥子に共感する部分が多い深山は、祥子の不安を取り除こうと、熱心に寄り添います。
そんな中、深山の娘・真実が、深山が医師として働く姿をこっそり見てみたい、ということで病院にやってきました。幸子や真凛、犬飼たちは、深山に気づかれないように病院内を案内し、真実に深山の仕事ぶりを説明します。
これまで仕事のこと全く話さなかった深山の、ハードな仕事内容と、それに一生懸命取り組む姿を初めて知った真実。今出川部長とも話をした真実は、何かを感じ取った様子です。
一方、黒岩も、DNA鑑定で自分の息子だと判明した保のことで、小学校の担任の先生と面談をしていました。保が母親から育児放棄されてきた現状を知らされ、保を施設に預けようとしていた黒岩は思いとどまります。
久々に外の空気を吸うため、深山に付き添われて散歩に出た祥子は、階段でよろめいた瞬間、記憶のフラッシュバックが起き、ある重大なことを思い出すのでした。自分は階段から転落したのではなく、何者かに突き落とされたのだと…。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』8話あらすじ(2月29日放送)
脳出血で緊急手術を受けた患者・前川は、術後、左腕に麻痺がおこって動かなくなってしまった、という現実を受け入れられないようです。動かない左腕は自分のものではなく、他人の腕だと勝手に脳が思い込んでしまう“エイリアンハンド”だと診断されます。
さらに、その左腕を自分が愛する若い女性だとはっきり言ってしまう前川の様子に、担当医の幸子は不安を覚えます。幸子の心配した通り、前川を献身的に支えていた妻の純子は、左腕を愛する夫の行動に、怒りとショックを感じていました。
前川の脳内にはまだ危険な動脈瘤があり、すぐにでも再手術の必要があります。再手術のための同意書を書いて欲しい幸子ですが、純子はなかなか再手術に同意しようとしません。
深山に助けを求めようとする幸子でしたが、今出川部長は、同意書を書いてもらえるまで幸子自身が責任を持って担当するべきだと、厳しくたしなめます。いつも温厚な今出川部長のただならぬ様子に驚いた幸子は、いつも以上に真剣に取り組み始めます。
若者を育て、老兵は去るのみ…そんな意味深な言葉を口にした今出川部長の言動に、何かひっかかるものを深山も感じていました。一方で今出川部長は、アメリカに戻る予定だった黒岩が、そのまま病院に残るかもしれない、と相談してきたことにとても喜びます。
かつての恋人から押し付けられた息子・保との関係がなかなかうまく築けない黒岩は、アメリカに戻る時には保と別れるつもりでいました。しかし、あてにしていた保の母親が姿を消してしまい、一人残される保のことを思うと、心が揺れてしまうのでした。
そんな中、深山も、居候するようになり、だんだん自分に懐き、出ていく気配のない娘・真実の気持ちを測りかねていました。そしてついに、深山のもとに別れた夫・沢城と妻がやってきたのでした…。
『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』9話あらすじ(3月7日放送)
新たに転院してきた脳腫瘍の患者は、今出川部長の妻・里美でした。脳内で脳腫瘍が、視神経や側頭部の言語野に癒着しているおそれがあり、オペは極めて難しく、前の病院ではオペできる医者がおらずに経過観察していました。
しかし、徐々に脳障害も出はじめ、せん妄によって突然攻撃的に暴れたりする里美を見て、今出川はいたたまれない気持ちでいました。結婚してからずっと、忙しくて家庭をかえりみなかった今出川に文句も言わず、家事も育児も一人で背負ってきた里美から、責められるのは当然だと…。
今出川は、極めて難度の高い里美の脳のオペを成功させるため、黒岩や西郡をあらかじめ東都総合病院に呼び寄せ、準備をしてきたことを深山に告白します。
私事のために脳外科部長の権限を利用した、ということに責任を感じ、すでに理事長に辞表を提出している今出川部長。オペが終わったら、自分の後任を深山に任せると伝えます。
一方、黒岩は、同居している息子・保が学校の同級生からのいじめに対し、抵抗もせずに無反応でいる現場を見てしまいます。自分の幼少期に重なるものを感じた黒岩は、保を食事に誘い、自分の生い立ちを語りながら保を勇気づけようとします。
そんな黒岩のもとに、ずっと行方をくらましていた保の母親が突然現れ、急に保を引き取りたいと言い出します。育児放棄の疑いがあり、あまりに身勝手な行動をとる母親に保を渡せない、と身構える黒岩に、母親は衝撃的な事実を告げたのでした…。
まとめ
超個性的なメンバーが集まった、東都総合病院の脳神経外科。彼らをまとめる「女帝」深山瑤子を演じる天海祐希が、本当にかっこいいですね!
毎回エンディングでは、深山をはじめ、キャストたちによる豪華エンディングダンスが見られます! 色んなバージョンのダンス映像が楽しめるので要チェックです!
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