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2020/10/21
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現役美容師が選ぶ! 美容室や美容師がテーマの映画6選

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美容室や美容師がテーマの映画を知っていますか? 私たちの日常の中にある美容室は、ドラマの宝庫。今回は現役美容師をつとめるHAYASEさんに、美容室や美容師を主役にした映画をセレクトしてもらいました!

目次
編集部
aukana編集部

いつも何気なく通っている美容室、これらの映画を見れば見方が変わるかもしれません! 超有名作品からマニアックな作品まで、どうぞ!

この記事のレコメンダー
HAYASE
HAYASE

Noveではカット専門のスタイリストと、カラーリング専門のカラーリストの分業をしています。 カラー予約のお客様には2人の美容師が担当に付き、共同でお客様をデザインしていきます。 https://www.hsnove.co.jp/

『世界美容師コンテスト』

パリの下町にある美容室、それほど人気店でもなく普通のくたびれた中年美容師が営んでいます。

でも実は、その彼は若い頃に世界的に有名な元カリスマ美容師だった

ある時、出会った若者の自殺を止めたことをきっかけに、若者と二人で豊かな暮らしと輝きを取り戻すために美容師コンテストに挑戦する…なんていう、スターウォーズのオビワンケノービのスポ魂みたいな走り出しのフランス映画です。

コンテストの1回戦では、一周回ってシンプルイズザベストなアイディアで勝ってしまうのですが、料理コンテストで梅干しオニギリを出すような開き直りでは、実際のコンテストでは門前払いです。

でも、そういうのが通ってしまうのが映画の世界。コンテストの内容には触れませんが、ちょっと一般的な美容とは離れた所で美容師の技術と独創性を競うコンテストがあり、そういうのをエンタメにしても面白いよね

という事で生まれたシザースリーグという番組がカリスマ美容師ブームに火を付けました。これはそのカリスマブームよりも数年前の、おフランスで描かれた禿げたオジサンと爽やかな青年の友情と青春のお話です。

『ガザの美容室』

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パレスチナ自治区のガザにある小さな美容室。オーナーのロシア系移民クリスティンとアシスタントのウィダドの他には6名の女性客が…。

それぞれ悩みや事情を抱えた客達でにぎわっている美容室の日常が、店の外での発砲をきっかけに崩されて行きます。戦争により美容室は戦禍の中に閉じ込められてしまうのです。

戦争に巻き込まれてしまい軟禁状態となった美容室で、平静を保とうとしていたけれど言い争いになってしまう女性たち。

でも、美容室の中で争うことと外で戦争することの本質的な違いがないという事に気づき、女性達は恐怖と隣り合わせの極限状態の中で「美容室でキレイになり、おしゃべりを楽しみながら日常を楽しむ」という行為を通して戦争への抵抗をしていく映画です。

コロナで見えない恐怖と共に生活することになった私たちにとって、このテーマは意味深いものがあると思います。

『鏡の中の笑顔たち』

東京の有名美容室で売れっ子になり、コンテストで賞を獲るなどの成功をし、技術を向上させる事だけを考えていた美容師の井上遼。

彼は成功の裏では、サロン内で疎まれる浮いた存在になっていました。あるきっかけから東京を去る事となり、故郷の北海道・札幌市で訪問美容の美容師として再スタートします。

人との出会いや触れ合いによって美容師としての本質的な喜びを見出すというストーリーです。仕事の価値や、豊かで幸せに生きるとはどういうことかを、美容師という華やかなイメージの職業を通して描いている作品です。

主題が分かり易く安直に感じる方がいるかもしれませんが、美容師の仕事の素敵な部分をドラマとして描いてくれているんですね。

今後、団塊の世代が高齢になって美容院に足を運べないという人が増えた時に、訪問美容師の需要が高まることが予想されます。美容の仕事の多様化を教えてくれる社会に優しい映画だと思います。

『東京家族』

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山田洋二監督が、尊敬する小津安二郎監督の『東京物語(1953)』をオマージュして撮ったリメイク映画で、その年の日本アカデミー賞で12個も受賞した作品です。

本作の主題が美容室という訳ではないのですが、主人公一家の長女が営む個人美容室のロケ地になったのが「美容室ヒロコ」いうお店で、当時私が住んでいた代々木上原のマンションのすぐ近くにありました。

美容師の長女役を中嶋朋子さん(北の国からの蛍役だった女優さん)が務めていて、東京に出て働く子供たちに会うために瀬戸内海の田舎町から都会に出て来た老夫婦の姿を通して、家族の絆や温かさを描いています。

橋爪功さんと吉行和子さんの両親と、長男の西村雅彦さん、次男の妻夫木聡さんというキャストの豪華さを見ると、この映画を山田洋二監督が大切に作りたかった想いが伝わるかと思います。

ロケ地の美容室ヒロコは残念ながら2~3年前に引退されて、今は古着屋さんに変わっていますが、古き良き時代の雰囲気が残った“町の美容室”の姿が記録された映画です。

『ヴィダル・サッスーン』

ヴィダル・サッスーンという名前を聞いて「シャンプー?」と連想する方の方が多いかと思いますが、これは元祖カリスマ美容師のユダヤ系イギリス人の名前です!

ロンドンの孤児院で育ち、ユダヤ系イギリス人排斥ムードのあった当時、14歳で高級理容室に就職し、ハサミでカットをする技術を学びました。

昔は女性の髪はレーザー(カミソリ)で削いで、パーマをかけてからセットをする時代だったのですが、彼はハサミでジオメトリックに切る技術を発表して有名になります。

この映画はドキュメンタリーで、サッスーンの肉声と共に当時の資料映像が使われて、美容を通したファッション史やコマースを学べる作品です。

1960年代のロンドン華の時代にマリークワント・ツイッギー・ナンシークワンなどのアイコニックな女性の髪を切るサッスーンの姿やインタビューが残されていて、終盤には終の棲家になったビバリーヒルズの豪邸なども登場します。

ヘアファッション業界のビジネスマンでもあったサッスーンは、シャンプーのブランド名でない! という事をこの映画を通して知って頂けたら嬉しいです。

『シザーハンズ』

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奇才ティム・バートンとジョニー・デップのちょっと切ないファンタジー映画。両手がハサミで出来た人造人間のエドワードの姿は有名ですよね!

年老いた発明家が生み出した人造人間は、とりあえず仮の手としてハサミを取り付けられたのですが、人間タイプの手が完成してお披露目になった矢先に発明家の父が発作で亡くなってしまいます。

その後、人間と交流し、恋をしても恋人を抱きしめようとしたら傷つけてしまうかもしれない自分の存在に葛藤するという異色のロマンス。美容師的な見どころは、エドワードが美容師やトリマーとして活躍するシーンです!

独創的なデザインを表現で女性たちを虜にするのですが、遊び心たっぷりなハチャメチャなヘアスタイルでティム・バートンが遊んでいます。ジョニー・デップのファンでなくても、一度見て頂きたい映画です。

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