週刊少年ジャンプで連載中の人気時代劇ギャグ漫画「銀魂」が実写映画化される事が決まりました。 既にキャストの発表もされており、映画公開は2017年7月の予定となっています。 独特の世界観と時代背景…そして物語にはたくさんの個性的なキャラクターが登場します。 そのキャラクターになりきる豪華俳優陣が続々謝罪をしているようです。その真意とは一体…?
銀魂とはどんな漫画?
SF&時代劇という独特な世界観
本作は2004年冬より週刊少年ジャンプにて連載が開始され、今では累計発行部数5000万部を超える大ヒット作です。
江戸時代なのに主人公の坂田銀時(さかたぎんとき)は原付に乗っていたり、街には高層ビルが立ち並んでいたりと、斬新でユニークな世界観で人気を集めました。
2006年4月からはアニメ化もされ、2010年にはアニメ銀魂の劇場版公開と人気は漫画だけに留まりません。
そして連載が完結に向かう今、実写映画化が決定され、さらなる一歩を踏み出します。
物語のあらすじ
天人(あまんと)と言われる宇宙人が襲撃してきてから、江戸では地球人と天人との間で戦いが相次いでいました。本作の舞台はそれから20年後の江戸末期です。
どんな依頼にも応える「万事屋」を営む一人の侍・坂田銀時と、彼に惚れ込んでアルバイトとして雇われた志村新八と、戦闘種族の神楽の中心人物3人と共に物語が展開していきます。
その3人の元へ続々と舞い込んでくる依頼を引き受けていくなかで、彼らは江戸政府や侍たちと関わっていく事になります。
涙するシーンと笑えるシーンのメリハリが非常に上手く描かれている、人情とギャグの痛快ストーリーです。
豪華出演者も超本気の超大作!
坂田銀時役を演じるのは小栗旬さん、志村新八役を演じるのは菅田将暉さん、神楽役が橋本環奈さんです。
小栗さんは坂田銀時のキャラクター性については「とらえ所がなく難しい役」だと捉えているようですが、定評のある演技力でどこまで演じるのか注目です。
そして菅田将暉さんはツッコミ的な存在の新八を大切なポジションとしたうえで「楽しく演じていきたい」と意気込んでいます。
橋本環奈さんは清純派アイドルでありながら、嘔吐や鼻をホジるシーンが多い神楽役に抜擢されました。「ゲロイン」とも言われている神楽をどう演じるのか、期待が高まります。
他のキャスト陣も超豪華!
さらに驚きなのは、その他のキャラクターを演じるキャスト陣です。
岡田将生さん、柳楽優弥さん、中村勘九郎さん、長澤まさみさん等の超豪華俳優陣が発表されました。
続々とキャストが公開され、今では続報を待つファンもかなり多くなってきています。
第3弾の発表では、堂本剛さんや、菜々緒さん、安田顕さん、佐藤二朗さんと豪華なキャストが続々と発表されています。
銀魂ファンも驚くこのキャストで発進し、2017年夏にはさらなる話題になっている事でしょう。
また、今回実際に演じるキャストの中にも銀魂ファンが多くいるので、さらに期待が高まります。
先日話題になったキャスト陣たちの「謝罪」とは…!?
先日開催されたジャンプフェスタ2017のステージで、実写映画のキャストが謝罪をした事が話題になりました。
この日「銀魂」のステージ上で、今回メガホンを取る福田雄一監督と、出演する佐藤二朗さんとムロツヨシさんが「実写化して申し訳ございません」と謝罪しました。
この謝罪は銀魂らしいという事でSNS上で非常に話題になり、そこからさらに主要キャラクターを演じる小栗旬さんと菅田将暉さんもSNS上に謝罪動画をあげました。
この謙虚な姿勢とユニークな謝罪は一気に拡散され、ファンたちに大きな反響を与えました。
福田監督のTwitterで公開された小栗さんの謝罪動画です。
「流石は主役!」と言えるコメントです。
この動画の公開を発端に続々とファンからのコメントが増えました。
同じく福田監督のTwitterで公開された菅田将暉さんの謝罪動画です。
ユーモアと謙虚さを兼ね備えた謝罪で、人気イケメン俳優を称賛する声が続々と集まりました。
史上最高の謙虚な実写化と言われるほどの事はあり、この対応はファンを惹きつけ、「アンチの声」すらも応援に変えてしまう程のインパクトを与えました。
魅力溢れる戦闘シーンとシリアスなシーンの再現度
この「銀魂」という作品を実写化するうえではやはり、キャラクター間でのやり取りは非常に重要と言えます。
ギャグ要素も多いこの作品はボケたキャラクターにすかさずツッコミを入れる新八が鍵を握っているといっても過言ではありません。
菅田さんは日常生活でもツッコミのポジションということで、「張り切って演じていく」とコメントしていました。
このやり取りの他に、神楽の嘔吐シーンや鼻ホジシーンをどう表現するかにも注目です。
「面白さ」を追及する福田監督の下、橋本さんはどのようにこのキャラクターの特徴を生かすのでしょうか。
シリアスなシーンも多く、普段無気力な銀さん(坂田銀時)が怒るシーンの表現も大きなポイントになります。
小栗さんもここに関しては「難しい」と言っており、一流俳優も苦戦しながら演じています。
ド派手な戦闘シーン
銀魂と言えば戦闘シーンも見所です。
銀さんの、木刀で敵をどんどんなぎ倒していくハチャメチャな戦い方や、強敵と1対1で対峙した時の華麗な木刀捌きをどのように演じるかにも注目が集まります。
今回はアクションシーンにワイヤーも使用しているという事なので、ド派手な戦闘もしっかり再現されるでしょう。
公開された銀魂の予告動画では、戦闘シーンの一部を見る事ができます。
ド迫力の演出となっていますのでぜひ見てみてください。また、時代背景にあったセットにも思わず目を惹かれる事でしょう。
実写化を成功させる鍵とは…?
人気漫画を原作とする実写映画の反響は非常に大きいものです。そして実写化をするうえで避けて通れないものが、厳しいコメントです。
やはり原作が漫画という事もあり、再現不能なアクションシーンや、キャラクターデザインを忠実に表現する事は非常に難しいです。
この実写映画「銀魂」では、キャラクターのビジュアルが高く評価されていて、原作に忠実に再現されています。
銀さんの銀髪パーマ、新八の見た目の地味さ、神楽のオレンジ色の髪といった特徴もしっかりと力を入れてデザインされています。
さらに本作はSF&時代劇のミックスという事で、主に刀や拳での戦闘となります。
ワイヤーを使用する事でそれらのアクションも可能にしました。
その再現度に対してTwitterでも「映画見に行く前にアニメを全て見る」「実写化が楽しみ」「菅田くんが意外とハマってた」「実写化も銀魂式に謝罪をしててユニークだった」と称賛の声が上がっています。
今回の実写化は特に”掴み”が良かっただけにファンからの期待は非常に大きいです。
福田雄一監督のこの映画に懸ける思いとは…
福田監督のTwitterには撮影の打ち上げの様子があげられています。
やはりこの作品は「笑い」を大切にする福田監督だからこそ成り立つ映画と言っても過言ではありません。
福田監督は人気シリーズの「勇者ヨシヒコ」を手がけている名監督です。今回の銀魂にも「頂いたたくさんの予算を使い切りたい」と、意気込んでいます。
参考元
- ・参照リンク:実写映画化! 2017年公開 映画『銀魂』公式サイト
- ・参照リンク:銀魂 - Wikipedia
- ・集英社 :「銀魂」コミックス全1巻~66巻
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