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2019/04/08
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ファンタジーの世界のキャラを料理!異色のフード漫画「ダンジョン飯」

ドラゴンなどのファンタジーの世界で登場する生物を、リアルな世界でやるような調理方法で料理するという異色のフード漫画の「ダンジョン飯」が話題を集めています。 この作品は、昨年度の「2016年度このマンガがすごい!」の1位に輝くなど漫画ファンからも評価が高く、現在最も注目すべきの漫画作品と言えます。

目次

作者はファンタジー作品で定評の九井諒子!

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「ダンジョン飯」の作者は商業漫画でも活躍する一方で、同人作家としても活動も行なっている九井諒子さんです。
九井諒子さんは、自身のデビュー作である「竜の学校は山の上 九井諒子作品集」が「THE BEST MANGA 2012 このマンガを読め!」ベストテンに入ったのがきっかけで注目を集めます。
その後も、「竜のかわいい七つの子」や「ひきだしにテラリウム」などの作品を発表します。

ジャンルとしては、竜やケンタウロスなどの空想の世界の生き物が登場するファンタジー作品を多く描いています。
また、長編漫画というよりも、一話読み切りの短編漫画家でもあります。

特に特徴的なのが、空想の生き物が人間たちの日常生活の中に自然な形で登場することです。
RPGのような悪いモンスターを倒していくようなアクションアドベンチャーとは違い、異世界の生物と人間との間の触れ合いや生活を繊細な筆致で描いていきます。

このファンタジーの世界に自然な形でリアルの生活を融合するスタイルは「ダンジョン飯」でもうまく活かされています。

ダンジョン飯の魅力!

「ダンジョン飯」のストーリーのなかで、冒険者ライオスとその仲間たちはダンジョン(RPGの中で登場する地下迷宮のこと)に閉じ込められてしまい、絶体絶命のピンチに追い込まれてしまいます。
このようなシチュエーションは良くあるのですが、普通は「モンスターを倒しながら迷宮からの脱出=ゴール」を目指すのがRPGの基本パターンです。

しかし、この作品ではダンジョンからの脱出よりも、空腹で死にそうな主人公たちが知恵を絞り出してモンスター達を料理してくところがユニークなポイントになります。
フード漫画としても、ファンタジー漫画としても、ありそうでなかった「モンスター料理漫画」という新ジャンルに挑戦したのが、「ダンジョン飯」という作品です。

細分化が進むフード漫画の中でも際立つ独創性!

日本の漫画の中でもフード漫画はメジャーなジャンルの一つで、一昔前だと「ミスター味っ子」や「美味しんぼ」がその代表的な作品になります。
これらの作品は和洋中など様々なジャンルの料理が登場するのが特徴だったりします。

しかし、最近では「ダシマスター」や「ホスピめし」のように出汁や病院での食事のように特定の食べ物に特化したフード漫画が数多く登場するようになりました。
そうした中でも、やはりモンスターを食材にした「ダンジョン飯」は独創的な作品といえるでしょう。

また、この漫画ではモンスターの料理の方法も特徴的です。
例えばスライムを例にとると、果汁を加えた熱湯でよく洗った後に、塩を揉み込んで天日干します。
これは、通常の海の生物を使った干物と同じ作り方で、食材だけは架空の生物というのが「ダンジョン飯」の中で登場する料理の特徴となります。
他にも鳥の怪物のバジリスクはローストバジリスクに、植物のモンスターのマンドレイクはオムレツに、巨大コウモリは天ぷらというように料理されていきます。

実際にある料理の方法で料理されたモンスター達が漫画の中で実に美味しそうに描かれています。
各話の「ダンジョン飯」のエピソードを読みながら自分好みのモンスター料理を発見するのが、この作品の一番楽しいところです。

漫画ランキングの上位を独占で注目度アップ!

「ダンジョン飯」は「このマンガがすごい!2016」や「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」で1位に、そして、「マンガ大賞2016」でも2位に輝きました。
このように漫画のランキングに相次いで上位に入ったこともあり、世間的な注目を集めるようになった「ダンジョン飯」はセールスでもヒットを記録しました。

また、この「ダンジョン飯」を読んで九井諒子さんの他の作品を読んだ人が急増し、今後も拡大し続ける九井諒子ワールドに注目が集まっています。

参考元

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