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2019/01/21
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超豪華キャストで描く本格ミステリー『64-ロクヨン-前編/後編』

国内のミステリー文学賞を総ナメにした横山秀夫の同名タイトル小説を日本映画でも破格のキャスティングで映画化した『64-ロクヨン-』。前後編の2部作で描く感動巨編として、国内映画各賞で主要タイトルを数多く勝ち得ました。その映画の魅力に迫ります。

超豪華キャスト集結

たった1週間で幕を閉じた昭和64年。その短い期間、天皇崩御の報道の影に隠れた少女誘拐殺人事件がありました。
その時効まであとわずか1年、ひとりの刑事の信念が警察、報道、犯人、被害家族、それぞれの想いのなかで真相を抉り出してゆきます……。

横山秀夫のベストセラー小説を映画化した『64-ロクヨン-前編/後編』には日本映画を代表する俳優陣が顔を揃えました。

列記すればその豪華さを感じていただけるでしょう。
主演の佐藤浩市を筆頭に、永瀬正敏、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒方直人、窪田正孝、坂口健太郎、筒井道隆、鶴田真由、赤井英和、菅田俊、烏丸せつこ、小澤征悦、金井雄太、芳根京子、菅原大吉、柄本佑、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆、瑛太、三浦友和。

ざっと掲げただけでこの顔ぶれです。まさに、これでもか!というキャスト陣ですね。

殺人事件が浮き彫りにする重厚な群像劇

前編【みどころ】

映画の前半部では導入として事件の概要が説明され、そのなかでサラリーマン的縦社会である警察内部での主人公・三上義信(佐藤浩市)の立ち位置が明確に描かれていきます。

三上は64事件の捜査班として事件に関わっていました。事件は身代金の2000万円を犯人に奪われ、そのまま未解決事件として継続捜査が成されていますが、捜査本部は縮小され、捜査自体も形骸化しています。

平成14年、三上は警務部に異動を命じられ、広報官として勤務していますが、警察の窓口として三上個人の意思は全く尊重されず、記者クラブとの間で実名報道に関しての摩擦を起こします。

三上は上司である警務部長の赤間(滝藤賢一)に頭が上がりません。行方不明の実娘・あゆみ(芳根京子)の捜索を全国の警察に口ききしてくれたのが赤間だからです。

そんな折、唐突に警察庁長官の時効間近の64事件への視察が決まります。
被害者遺族の慰問の約束を取り付けるため、亡くなった少女の父親である雨宮(永瀬正敏)宅に三上は訪れます……。

観客の立場としては警察の「広報」という部署が非常に新鮮に映ります。
これまで映画やドラマではあまり描かれてこなかった現場です。そこでの報道陣との軋轢が前編のメインプロットとなっています。

また警察上層部からの圧力も非常にリアリティ溢れる演出で描写されています。
『踊る大捜査線』以来、組織としての警察内部の葛藤はドラマでは定番となりつつありますが、本作ではそれがより重厚に描かれ、三上の苦悩が観る者を惹きつけます。

後編【みどころ】

いよいよ64事件に大きな動きが見られる後編。前編で張り巡らされた伏線が一気に集約してゆき、観客を大きなカタルシスへと誘います!

警察庁長官の視察の日に合わせて64事件の模倣事件が起こり、それぞれの想いが錯綜し、事件は思いもよらない方向へと展開して行きます。

映画全編を通して言えることですが、主演の佐藤浩市と初共演となる永瀬正敏の演技対決は見ものです。
立場は違えど、日本映画をけん引してきたこの2人の演技は観客の心を打ち、作品に命を吹き込みます。

特に、大型商業作品には久しぶりの出演の永瀬正敏は強烈なインパクトを残します。
テレビへの露出が極端に少なく、作品選びやその俳優としての姿勢から多くの映画人の尊敬を集めていますが、本作でもそのストイックな演技を披露しています。

そして佐藤浩市は本作により日本アカデミー賞主演男優賞を受賞!
円熟の域に達した演技が共演する若手俳優を刺激し、物語を引っぱります。


昭和64年、そのたった1週間の間に起こり、世間から忘れ去られた少女殺人事件、その犯人はいったい誰なのか?遺族の悲しみは癒されるのか?刑事の信念はむくわれるのか?

多くの示唆にとんだ究極の社会派ミステリー『64-ロクヨン-』。
ぜひみなさんも自分の目で確かめてみてください!

参考元

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