今もなお人気が続いている韓流ブーム。K-POPが人気を獲得した理由と、特に人気のある韓流アーティストを男女それぞれ3組ずつ取り上げ、その活動や代表作を紹介していきます。
ペ・ヨンジュンが主演したドラマ『冬のソナタ』からはじまった第一次韓流ブーム。
そのあと、2010年前後にはKARAや少女時代、東方神起といったK-POPの人気で第二次韓流ブームが起き、韓流エンタメの人気は現在まで続いています。
最近では10代~20代の若者たちを中心として韓流ブームに火がついており、韓国文化のなかでも特に音楽の人気が高いようです。
実際、K-POPで特に人気の高い韓流アーティストはアジアの枠を飛び出し、今や全世界で活躍しているほど。
そこで今回は、K-POPが日本はもちろん世界でも人気を獲得した理由を解説するとともに、特に人気のある韓流アーティストを男女それぞれ3組ずつ取り上げ、その活動や代表作を紹介していきます。
韓流アーティストが世界で流行している3つの理由
K-POP人気が高いのは、今やアジア各国だけではありません。アメリカやヨーロッパ各国でも注目されています。
なぜ韓流アーティストに人気が集まるのか、その人気の理由を3つ紹介していきます。
韓流アーティストは歌やダンスがうまい
日本では、10代~20代の若者たちから支持を受けている韓流アーティスト。ファンに「K-POP(韓流アーティスト)の魅力は?」と質問すると、「歌とダンスがうまい」と答える人が多いようです。
たしかにK-POPではカッコいいダンスを踊る人が男女問わず多く、歌も全員が一定以上のレベルにあるという印象があります。
では、どうしてレベルの高いパフォーマンス(歌・ダンス)を見せられるのでしょうか。
その理由として挙げられるのは、デビューするまでが大変だということです。
韓国の芸能事務所(プロダクション)のなかには、ダンス・ボーカルの知識や技術を共有する研究所のようなものを設けているところもあります。
そこで訓練を受け、所属するアーティストに近いレベルで売れる可能性がある人しかデビューさせてもらえません。
そのため、デビューを果たした韓流アーティストは全員クオリティの高い歌やダンスを披露できるのです。
プロモーション戦略をしっかり立てている
二つ目の人気の理由は、プロモーション戦略がしっかりしている点です。
どの芸能事務所でも、所属する韓流アーティストの宣伝のために、YouTubeなどの動画サイト、FacebookやTwitterなどのSNSをフル活用する方針をとっています。
実際に多くの韓流アーティストが、YouTubeなどでの動画配信や楽曲のダウンロードサービスを利用してファン層の幅を広げるとともに、SNSでの情報発信も積極的に行なうことで、世界中からファンを獲得することに成功しています。
ダンスや歌がシンプルで真似しやすい
K-POPの特徴は、ダンスや歌が非常にシンプルな点にあります。
実際、歌詞やリズムも比較的単純にできているものが多く、たとえハングルを知らなくてもファンが真似しやすいようになっています。
また、ダンスにも難しすぎるテクニックを使っていないので、誰でも踊ってみたくなり、また実際に踊れる振り付けなのです。
好きな楽曲のダンスを踊っている様子を動画投稿サービスなどに投稿するファンも多くいます。
K-POPで人気のある男性アーティスト3組を紹介
K-POPでは、歌やダンスだけでなく、ビジュアル面も重視される傾向にあります。
実際、どのグループにもカッコいい人がそろっています。ビジュアルが整っている人が高いパフォーマンスを見せるので、人気が出ても当然かもしれません。
こちらでは特に日本で人気のある、またはこれから人気の出そうな男性韓流アーティストを3組取り上げ、プロフィールと代表的な楽曲についてご紹介します。
BTS
出典:amazon「BTS」は2013年にデビューした7人組の韓国ヒップホップグループです。
もともとは「防弾少年団」という名称でデビューし、「BTS」はグループの略称として用いられていました。
しかし、2017年あたりから略称のほうが有名になり、現在では「BTS」という名前で活動しています。
また、2018年には韓流や韓国語の普及に貢献したとして、花冠文化勲章を受賞しています。
プロフィール
名前:BTS
別名義:防弾少年団
出身:ソウル特別市
活動ジャンル:K-POP(ヒップホップ・ダンス・ポップ)
デビュー年:2013年
所属事務所:BigHirエンターテインメント
レーベル:KakaoM(韓国)、ユニバーサルミュージック(日本)
メンバー:7名
- ジン(JIN)
- シュガ(SUGA)
- ジェイホープ(J-HOPE)
- アールエム(RM)
- ジミン(JIMIN)
- ヴィ(V)
- ジョングク(JUNGKOOK)
代表的な作品
- NO MORE DREAM(デビュー曲)、2 COOL 4 SKOOL(デビューミニアルバム) 2013年
- 花様年華シリーズ・花様年華Pt.2 2015年(フルアルバム)
- 花様年華Young forever 2016年
- WINGS外伝 : You Never Walk Alone 2017年
- LOVE YOURSELF 承“Her” 2017年 ※ビルボード200 最高7位
- FACE YOURSELF 2018年 ※日本3枚目のアルバム、初登場1位
- Map of the Soul : Persona 2019年 ※ビルボード200 最高1位
SEVENTEEN
出典:amazon「SEVENTEEN」は、K-POPの13人組アイドルグループです。メンバーの国籍は韓国、アメリカ、中国と、国際色豊かなメンバー構成になっています。
ファンからは「セブチ」という略称で親しまれ、デビューアルバムのタイトルからファンクラブは「CARAT(カラット)」と呼ばれています。
なお、グループ名となっている「SEVENTEEN」とは、「13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17」という意味です。
「SEVENTEEN」の特徴は、メンバーがボーカルチーム・ヒップホップチーム・パフォーマンスチームに分かれ、楽曲制作から振り付けまですべて自分たちで行うところにあります。
そのような特徴から「自主制作ドル」とも呼ばれることも。最近ではグッス制作やWebラジオ・バラエティ番組の企画なども行なう主体的なグループです。
日本デビューしてからまだ2年しか経っていないグループですが、ピシッとそろったダンスに定評があり、これからが楽しみです。
プロフィール
名前:SEVENTEEN
略称:セブチ
出身:ソウル特別市
活動ジャンル:K-POP(ダンス・ポップ、バラード、R&B)
デビュー年:2015年(韓国)、2018年(日本)
所属事務所:Pledisエンターテインメント
レーベル:
- 韓国:KakaoM(2015年~2019年)、GENIE MUSIC、Stone Music(2019年~2020年)、Dreamus(2020年~)
- 日本:PLEDIS JAPAN
メンバー:13名
- エスクプス(S.COUPS)
- ジョンハン(JEONGHAN)
- ジョシュア(JOSHUA)
- ジュン(JUN)
- ホシ(HOSHI)
- ウォヌ(WONWOO)
- ウジ(WOOZI)
- ドキョム(DK)
- ミンギュ(MINGKYU)
- ティエイト(THE8)
- スングァン(SEONGKWAN)
- バーノン(VERNON)
- ディノ(DINO)
代表的な作品
- 17 CARAT(2015年)韓国デビューミニアルバム
- LOVE&LETTER(2016年)韓国でのファーストフルアルバム
- WE MAKE YOU(2018年)日本デビューミニアルバム
- Happy Ending(2019年)日本ファーストシングル
- 舞い落ちる花びら(2020年)日本セカンドシングル
JO1
出典:amazon「JO1」は「ジェイオーワン」と読みます。グループ名には、「PRODUCE 101 JAPANで一緒に夢を目指した練習生たちが1つになって、世界の頂点を目指していく」という意味があり、公式ファンネームは「JAM」です。
2019年9月から放送された公開オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」において誕生したグループで、上位練習生11人がメンバーに選ばれて結成されました。
メンバーは現在のところ全員日本人ですが、グローバルアイドルグループとして活動すると発表されているので、日本国内はもとより韓国をはじめとしたアジア各国および欧米など幅広い地域での活躍が期待される韓流アーティストです。
プロフィール
名前:JO1
読み方:ジェイオーワン
出身:日本
活動ジャンル:J-POP
デビュー年:2020年
所属事務所:LAPONEエンターテインメント(吉本興業と韓国のCJ ENMの合弁会社)
レーベル:LAPONEエンターテインメント
メンバー:11名
- 大平祥生
- 川尻蓮
- 川西拓実
- 木全翔也
- 金城碧海
- 河野純喜
- 佐藤景瑚
- 白岩瑠姫
- 鶴房汐恩
- 豆原一成
- 與那城奨
代表的な作品
- PROTOSTAR(2020年)デビューシングル 最高位1位
- STAEGAZER(2020年)セカンドシングル 最高位1位
- The STAR(2020年11月発売予定)デビューアルバム
K-POPで人気のある女性アーティスト3組を紹介
日本でK-POP人気に火を付けたのは、KARAや少女時代などの女性グループでした。
現在は男性韓流アーティストに押され気味ながら、女性韓流アーティストにも人気アーティストがいます。
以下では、K-POPで人気のある女性韓流アーティスト3組をご紹介します。
BLACKPINK
出典:amazon「BLACKPINK」は、2016年にデビューした4人組のガールズ韓流アーティスト。国籍は韓国・ニュージーランド・タイの3ヵ国と、国際色豊かなグループです。
グループ名には、きれいな色として表現される「PINK」に「BLACK」をつけることで、「美しいものだけがすべてではない」「スペシャルな女性グループ」という意味が込められています。
デビュー当時から優れた歌唱力とダンスで高い人気を集め、日本でも注目されているグループです。公式ファンクラブ名は「BLIИK(ブリンク)」といいます。
プロフィール
名前:BLACKPINK(ブラックピンク)
略称:ブルピン
出身:ソウル特別市
活動ジャンル:K-POP(ラップ・ヒップホップ・R&B・ポップ)
デビュー年:2016年
所属事務所:YGエンターテインメント
レーベル:
- 韓国:YG PLUS
- 日本:YGEX(2017年~2018年)、Interscope Records/ユニバーサルミュージック(2019年~)
- アメリカ:Interscope Records
メンバー:4名
- ジス
- ジェニー
- ロゼ
- リサ
代表的な作品
- SQUARE ONE(2016年)デビューシングルアルバム
- SQUARE UP(2018年)ファーストミニアルバム 最高位1位
- DDU-DU DDU-DU(2018年)デビューシングル オリコン1位
- BLACKPINK(2017年)デビューミニアルバム オリコン1位
NiziU
出典:amazon「NiziU」は「ニジュー」と読み、日本で誕生した女性アイドルグループです。
日本のソニー・ミュージックと韓国のJYPエンターテインメントが共同で実施したガールズグループプロジェクト「Nizi Project」で選抜された日本人9人がメンバーです。
グループ名には「Need You」というフレーズが隠されていて、メンバーとファンがお互いに支え合うという意味が込められています。
また、珍しくデビュー前からすでに公式ファンクラブがあり、「WithU」という名前です。
プレデビューシングルは先に日本と韓国でリリースされ、翌日に全世界リリース。これからが期待される韓流アーティストです。
プロフィール
名前:NiziU
読み方:ニジュー
出身:日本
活動ジャンル:J-POP
デビュー年:2020年
所属事務所:JYPエンターテインメント
レーベル:Epic Record Japan
メンバー:9名
- マコ
- リオ
- マヤ
- リク
- アヤカ
- マユカ
- リマ
- ミイヒ
- ニナ
代表的な作品
- Make you happy(2020年)プレデビューミニアルバム
- Step and a step(2020年)ファーストシングル
ITZY
出典:amazon「ITZY」は、2019年にデビューした韓国の5人組ガールズ韓流アーティストです。
読み方は「イッジ」で、英語の「it」と魅力を持っているという意味の韓国語「イッタ」が組み合わされており、「望むものは全部あるよね?」という意味が込められています。
デビュー当時は同じ事務所にいる「TWICE」の妹分という位置づけでしたが、今ではその「TWICE」をも凌ぐ人気を誇っています。
韓国でのデビューから間もないこともあり、まだ日本ではデビューしていないものの、そのカッコいいダンスパフォーマンスがすでに日本で評判となっているグループです。
プロフィール
名前:ITZY
読み方:イッジ
出身ソウル特別市
活動ジャンル:K-POP(ダンスポップ)
デビュー年:2019年
所属事務所:JYPエンターテインメント
レーベル:Dreamus(韓国)・リパブリックレコード(アメリカ)
メンバー:5名
- イェジ
- リア
- リュジン
- チェリョン
- ユナ
代表的な作品
- T'z ICY(2019年)ファーストミニアルバム 最高位3位
-IT'z ME(2020年)セカンドミニシングル 最高位1位
- Not Shy(2020年)サードミニアルバム 最高位1位
- IT'z Different デビューシングル
まとめ
今回は韓流アーティストのうち、特に日本でも人気の高いグループおよびこれから人気が出ると期待されるグループを合計6組取り上げました。
韓国の場合は、歌・ダンスとも完璧な人・グループしかデビューさせないという厳しいルールがあるため、どのアーティストのパフォーマンスもレベルが高いのが特徴です。
今では、韓国の歌番組やアイドルが出る番組を日本でも見ることができますが、特におすすめするのがABEMAです。
ABEMAには、K-POPアーティストや韓流アイドルの活躍を楽しめる専門チャンネル「KWORLD」があります。
番組はパソコンだけでなく、アプリの入ったスマートフォン・タブレットでも視聴可能なので、好きなときに見ることができます。
ぜひ、ABEMAで韓流アーティストの圧倒的なパフォーマンスを楽しんでみてください。
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
合わせて読みたい
このニュースに関連する作品と動画配信サービス
動画が配信されているサービス一覧
動画が配信されているサービス一覧
SEVENTEEN プロジェクト
動画が配信されているサービス一覧
SEVENTEENに毎日会える!
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
SEVENTEEN総出演!ワールドツアー来日記念
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
SEVENTEEN総出演!横浜アリーナのステージから独占生中継
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
SEVENTEEN総出演!スペシャル
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
SEVENTEEN日本初のパフォーマンス特番!
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
セブチの日本語学習バスツアーin東京
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
セブチの日本語学習バスツアーinソウル
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
セブチのNo.1決定戦 in 原宿
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
JO1 SCHOOL
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
Nizi Project We NiziU! TV(2020年)
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
Nizi Project We NiziU! 〜We need U!〜
動画が配信されているサービス一覧
Nizi Project NiziU 9 Nizi Stories
動画が配信されているサービス一覧