【シャーマンキング】麻倉葉の名言から学ぶ人生の歩み方

伝説の漫画「シャーマンキング」

シャーマンキングは週刊少年ジャンプにて1998年から2004年まで連載されていた大人気漫画作品です。
2001年から2002年までの間にアニメ化もされており、現在でも変わらず多くのファンに愛されています。

実はつい先日、作者である武井宏之氏のツイートで、再アニメ化の話があったにも関わらず白紙になってしまったという事実が明かされました。
連載開始から20周年という節目を目前に何やら動きが見られ、ファンの間では大変話題になっています。

ここで少しシャーマンキングのあらすじについてご紹介しましょう。

主人公の麻倉葉は「シャーマン」と呼ばれる、あの世とこの世をつなぐ者です。
霊と会話をし、そして共に戦うことのできるシャーマンは世界中に数多く存在します。
そのシャーマンの頂点を決めるため、500年に一度開催されるという大会「シャーマンファイト」がついに開幕します。
シャーマン同士の熱い戦いや厳しい修行の中で、苦難や挫折を乗り越えながら、仲間と共に成長していく葉たちに目が離せない作品となっています。

葉の口癖「まぁ、なんとかなるって」

麻倉葉はゆるい性格で、一見すると頼りがいのなさそうな男の子です。
面倒くさがりで、一生懸命汗を流すことも苦手であり、外出の時はいつも便所サンダルを履いているほどです。

そんな葉の口癖は「まぁ、なんとかなるって」という言葉です。
この言葉、傍から見るととても投げやりでいい加減な言葉のようにも思える人も多いでしょう。

「頑張っても仕方がないからすべて運に任せよう」
そう言っているようにも聞こえるかもしれません。
しかし、この言葉には深い意味が込められているのです。

葉の言う「なんとかなる」ですが、投げやりな言葉などでは決してありません。

「無理をしない」という意味が込められています。
上記の言葉は持ち霊である阿弥陀丸に「考えが甘い」「いい加減な気持ちでは勝てない」と諭されたときに葉が言った言葉です。

何もやらずに運任せにするわけではなく、やるべきことをきちんとやったのであれば、あとはなんとかなる。将来をクヨクヨ心配するくらいなら、信じて今を大事に生きればいいという意味が込められています。

葉の婚約者、恐山アンナはこんな言葉を残しています。

「あたしは『オレが世界を救う』なんて奴はもちろん信用しないし、『やってやるぜ』ってガツガツした熱血マンが大キライ。だってそんな奴らに限って己の欲望むき出しで、しかも口先ばかり。オレがオレがって、普段調子の良いこと言ってる割には、困難にぶつかるとすぐへこたれる。なぜかわかる？　奴らは結局自意識と己の欲でしか目的を持たないからよ。でも葉は違う。あいつはラクでいたい以外の目的なんか持ち合わせちゃいないもの。だからあいつはいつも笑っていられるし、目的に縛られて自由とゆとりを失うこともない。それは逆に言えば、いつも自由な発想でなんでもできるってこと。人の欲望は満たされた瞬間消滅するわ。欲のために生まれた目的がシャーマンキングなら、それを果たした後、その人は何をしてくれるかしら？　葉は何があっても葉でいられる。だからあたしは、そんな葉を愛してる。だからあたしは、葉は必ずシャーマンキングになれるって信じているのよ」

アンナには葉の言葉の意味がよく理解できていたようです。
葉の「なんとかなる」の意味から、わたしたちが何か学び取ることができるのではないでしょうか。

葉の言葉から生き方を見つめなおしてみては？

頑張りすぎていませんか？

出典：

仕事に勉強、会社付き合いに友達関係。
社会人の方も学生の方も、日頃からとてもよく頑張っているはずです。

時には悩むこともあったり、挫折してしまいそうなほど落ち込んでしまったり、頑張りすぎたりすると、心も体も疲れてしまいます。
受験生や就職活動を頑張っていらっしゃる方は将来が不安になることも多々あるでしょう。

肩に力が入りすぎていませんか？
不安に押しつぶされそうになっていませんか？

さぁ、大きく深呼吸して「なんとかなる」

出典：

頑張りすぎて自分が壊れてしまったり、精神疾患になってしまったり、そんな人は最近少なくありません。
そうなる前に深呼吸してみましょう。

そして、葉の「なんとかなる」を思い出してみましょう。
頑張っていればあとはなんとかなるものです。
100％以上のものを出す必要などないのです。
無理をする必要はありません。

将来を心配して悩むよりも、今を大事にしてみてはいかがでしょうか。
家族のこと、友達のこと、そしてあなたを心配して支えてくれる人はたくさんいます。
あなたは決して一人ではないはずです。

「なんとかなる」で素敵な人生を

出典：

いかがでしたか？
今悩みを抱えている方も少し「なんとかなる」と思っていただけたでしょうか。

一度しかない人生です。
思いっきり楽しみたいですよね。
頑張ることも大事ですが、たまには息抜きをして思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。