ゲーム音楽をじっくりと聞いたことはありますか。ゲームを構成するのに欠かせない沢山の音楽には、何故か人の記憶に強烈に残るものが多い印象があります。皆さんにも思い出の1曲があるのではないでしょうか。
惹きつけて止まないゲーム音楽の魅力
ゲーム音楽の歴史は古くは1980年代前半に遡ります。
1970年代後半から1980年に至るまでのゲームは、ハードの制約もあり、おおよそ音楽と呼べるものは存在していませんでした。
本格的にゲーム音楽が欠かせなくなったのは、1983年にファミコンが発売されて以降になります。
内蔵された音源チップを使って表現される、この頃のピコピコという音楽は、現在では「チップチューン」と呼ばれる音楽のジャンルにまで発展しました。
そして、こうして生まれたゲーム音楽の中には、未だなお語り継がれるような名曲が多数存在しています。皆さんにも、好きなゲーム音楽が一つはあるのではないでしょうか。
ということで今回は、そんな名曲揃いのゲーム音楽の中でも、特にポピュラーなゲームタイトルを幾つか紹介していきます。
ドラゴンクエスト
国産RPGの金字塔といえば、この「ドラゴンクエスト」シリーズを語らずにはいられません。
ドラゴンクエストの楽曲は全て、すぎやまこういちさんが作曲されており、その楽曲はどれも記憶に残るものばかりではないでしょうか。
そして、誰もが1度は聴いたことがあるであろうメインテーマ「序曲」は、すぎやまさんが5分で考えて作曲したというのも有名な話ですね。
ファイナルファンタジー
「ドラゴンクエスト」と双璧を成す国産RPGと言えば、この「ファイナルファンタジー」シリーズでしょう。
作曲者はこちらも有名な植松伸夫さんで、彼の手から数々の名曲が生まれてきました。
ファイナルファンタジーもドラゴンクエストも、定期的にオーケストラコンサートが開催されており、いずれも大成功を収めています。
MOTHER
コピーライターの糸井重里さんがゲームデザインを担当し、今なお根強い人気を持つMOTHERシリーズは、その楽曲も大変有名なものが多いです。
特にOPテーマの「MOTHER EARTH」やフィールドで流れる「Pollyanna」、ゲームの鍵となる「Eight Melodies」を聴くと、ゲームを思い出すという人も多いのではないでしょうか。
ゼルダの伝説
任天堂でマリオシリーズと同様に人気をほこるのがこのゼルダの伝説シリーズです。
ゲーム世界観を音楽でどう表現するのか?がゲーム音楽の命題でもありますが、ゼルダの伝説シリーズはゲームの空気感までもが音楽で再現されていると感じる人は多いのではないでしょうか。
ゼノブレイド
ゼノブレイドは2010年にWii用ソフトとして発売されたRPGですが、ネット上ではフィールドやボス戦の音楽の人気が非常に高くなっています。
Nintendo switch向けに「ゼノブレイド2」として続編の発売が決定しており、そこに収録される音楽にも注目が集まります。
ファイアーエムブレム
「ファイアーエムブレム」といえば、そのメインテーマが非常に有名なのではないでしょうか。
「ファイアーエムブレム 手強いシュミレーション♪」と歌うCMソングは、ファンの間ではいつまでも語り継がれるネタとなっています。
スプラトゥーン
そして最後に紹介するのが、このスプラトゥーンの楽曲です。
WiiUで最も売れたソフトであるこのゲームは、劇中で流れるテクノ調のBGMも大変人気があり、ゲームプレイを盛り上げる要素となっています。
また、ゲームに登場するシオカラーズというユニットが歌唱する「シオカラ節」は、ライブでも披露される程の大人気楽曲となりました。
いかがでしたでしょうか。
皆さんもゲームをプレイする際は、そのバックで流れているBGMにも耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
参考元
- ・ゲーム音楽史 スーパーマリオとドラクエを始点とするゲーム・ミュージックの歴史リットーミュージック
- ・参照リンク:任天堂ゲームミュージックの歩み~ファミコンからゲームキューブまで~
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