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第1話 恋したい

新宿のデパートに勤めるOL･花淵美歩(常盤貴子)は､郊外の一軒家に家族と住んでいた｡だが､通勤に往復4時間もかかり､親友で同僚の西島恭子(永作博美)との夜遊びもできず､恋人も作れない｡しかも､家では大学受験を控えた妹･芽(矢田亜希子)に邪魔者扱いされ､ストレスの重なる毎日だ｡美歩はそんな生活から抜け出すため､都心でのひとり暮らしを決意｡早速引っ越した美歩は､新居近くのバーでサラリーマンの新谷高広(高橋克典)と小川千勝(高橋和也)と顔見知りになる｡しかし､ビールを勧められるまま一気飲みした美歩は倒れ､高広らの世話になってしまう｡

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  ：46分

第2話 ダブル･デート

美歩(常盤貴子)はひとり暮らしを始めたものの､時間を持て余していた｡唯一､恭子(永作博美)が不倫の愚痴をこぼしに来るくらいで､生活はわびしい｡そんな折､高広(高橋克典)にそそのかされた千勝(高橋和也)から､電話が入った｡千勝は､恭子と高広と一緒に､ダブルデートをしようと言う｡美歩は気乗りしないが､恭子がOKしてしまい､日曜日に4人で会うことになった｡ところがデートの最中､不倫の話を巡って美歩と恭子は大喧嘩に｡その上､美歩は高広とも言い合いになってしまう｡

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  ：45分

第3話 彼の部屋

高広(高橋克典)の行動が気に食わない美歩(常盤貴子)は､彼に会うと無愛想になってしてしまう｡だが､美歩はなぜか高広を意識し始めていた｡そんな折､美歩は千勝(高橋和也)にデートに誘われOKする｡気晴らしのはずだが､美歩の憂うつさは解消されなかった｡その上､千勝の口から高広の名前が出るたび､美歩は心が重かった｡その夜､思い立った美歩は高広のマンションを訪ねる｡高広に｢俺のことが好きなの?｣と言われ､図星をさされた美歩は悔しさのあまり泣き崩れる｡

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  ：46分

第4話 愛を確認する方法

高広(高橋克典)に自分の気持ちを気付かれ､美歩(常盤貴子)は憂うつだった｡励まそうとする恭子(永作博美)にも､美歩は｢独りでいたい時もある｣と冷たくし怒らせてしまう｡数日後､美歩は知也子(高樹沙耶)の店で高広と遭遇する｡険悪なムードが流れるが､知也子の機転で美歩は高広に自宅まで送ってもらうことになった｡その途中､交通事故に遭ったネコを見つけ､切なくなり泣いている美歩に高広は思わずキスをしてしまう｡

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第5話 友情より愛情

高広(高橋克典)と一夜を共にし浮かれる美歩(常盤貴子)は､高広の態度を気にするあまり気まずくなってしまう｡美歩は高広の本心を知るために｢私のことが好きなの?｣と問い詰める｡そんな折､美歩は恭子(永作博美)から｢一緒に暮らそう｣と言われ困惑する｡美歩が理由をつけて断ると､恭子は嫉妬心をあらわに｡高広のマンションへ向かった恭子は､部屋の様子から以前女性と暮らしていたのではと推測｡｢結婚していた｣という高広の言葉に恭子は驚く｡さらに､高広は｢離婚直後に彼女は死んでしまった｣と続ける｡

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第6話 恋人と親友の誤ち

高広(高橋克典)と付き合い始めた美歩(常盤貴子)に､恭子(永作博美)は高広の過去を隠して応援する｡励まされた美歩だが､高広の本心が掴みきれず不安が募る｡恭子に相談を持ちかけた美歩は､高広の離婚経験を知らされショックを受ける｡美歩は全てを話した高広を｢過去は関係ない｣と許すが､高広が過去を引きずっている事に不満を覚え､喧嘩をしてしまう｡美歩は傷ついた心を実家で癒していた｡一方､高広は､恭子に｢(高広は)私と似てる｣と言われ関係を持ってしまう｡

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第7話 普通じゃない関係

恭子(永作博美)は､高広(高橋克典)と関係を持ったことを､秘密にしようと高広に提案する｡しかし､幸せそうな美歩(常盤貴子)を疎ましく思い､恭子はコートのボタンを高広の部屋に落として帰る｡数日後､高広の部屋に泊まった美歩は､部屋でボタンを見つけるがそのボタンを気にも止めない｡恭子は､美歩と高広､千勝(高橋和也)と4人で会おうと計画｡翌日､集まった皆の前で恭子は｢ボタン知らない?｣と切り出す｡事実を話す高広に､殴りかかる千勝｡美歩はショックの余りその場を立ち去る｡

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第8話 セックスした責任

美歩(常盤貴子)は高広(高橋克典)と関係を持った恭子(永作博美)を､許すことができない｡美歩から折れてくると思っていた恭子も､美歩の無視が続き不安を募らせる｡数日後､美歩は寂しさに耐えきれず高広の部屋を訪れた｡しかし､高広に対する美歩のわだかまりは消えない｡そんな折､美歩は恭子に｢好き｣と迫られる｡訳が分からない美歩は､恭子を突き飛ばしその場を去った｡すると､実家に帰っていた美歩に､恭子が失踪したという知らせが入る｡

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第9話 執着

美歩(常盤貴子)は､バーで遊んでいた恭子(永作博美)を連れて帰る｡しかし､美歩の留守中に恭子が自殺未遂を図る｡美歩は恭子の精神的破綻に責任を感じていた｡そのため､｢高広(高橋克典)を譲って｣と言う恭子の懇願を断れず､美歩は高広に別れを告げる｡後日開かれた恭子の快気祝いで､高広と寄り添う恭子を見ると美歩は胸が苦しい｡自分の気持ちを抑えきれなくなった美歩は､恭子に｢好きでいさせて｣と高広への思いを告白した｡恭子は平然を装いながら､美歩の食事に睡眠薬を混ぜ･･･｡

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第10話 裸のつきあい

恭子(永作博美)は睡眠薬で眠っている美歩(常盤貴子)の服を脱がし始める｡目覚めた美歩は驚きながらも､恭子の心理状態を考慮し､恭子を抱きしめる｡美歩のおかげで､恭子は情緒不安定から立ち直る｡一方､3カ月以上を要する山登りを控えた高広(高橋克典)は､美歩に｢やっぱり好きだ｣と告げる｡が､美歩は｢今は恋愛はおあずけ｣と伝える｡年末､高広の壮行会が行われ､その夜､美歩は高広と一夜を共に｡翌日､美歩は｢いってらっしゃい｣と笑顔で送り出し､高広の夢を応援した｡

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  ：46分