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進むべき道を見失った崩壊寸前の家族。迷い続けた彼らがたどりついた場所とは…
認知症の父を軸に、家族を顧みなかった息子とその家族の再生を描いたドラマ。家族が互いを見つめあい、言葉を重ねていく。絆を取り戻していくその過程に胸が温かくなる。
仕事一筋に生きてきた俊介は、父親の認知症発症をきっかけに家族と向きあうことになる。そこにあったのは妻も子供たちもバラバラな家族の姿だった。そんななか、記憶も薄れ始めた父親がつぶやいた言葉。俊介はその言葉を胸に、初めての家族旅行を決行する。
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届くはずもないものでも、祈りをささげるということ。村上たかしの同名コミックを実写化。西田敏行や玉山鉄二、余貴美子、中村獅童など、日本を代表する名優たちが集結。北海道で市役所に勤める青年・奥津京介(玉山鉄二)は、幼いころに両親と祖母を、数年前に祖父(藤竜也)を亡くしていた。そんなある日キャンプ場近くの森の中で、放置されたワゴン車の中に、死後半年ほど経過した身分不詳の中年男性の白骨死体と、数日前に死亡したとみられる秋田犬の遺体が見つかる。奥津は現場で、レシートやリサイクルショップの買取り証を発見し、それらの情報から、東京で出会った少女・有希(川島海荷)とともに、昨年夏の男性の足取りを追いはじめる。明らかになっていったのは、その男性(西田敏行)が、道中のコンビニ店長(中村獅童)やリサイクルショップの主人(温水洋一)らから“おとうさん”と呼ばれていたことと、秋田犬のハッピーと一緒に、ワゴン車で東京から北海道まで旅をしたこと。“おとうさん”を追う旅のなかで奥津は、いつしか自分、有希、そして道中出会った人々の孤独について、考えるようになる。残された人々の思いや星を見つめる犬のあたたかさに触れる、感動の物語。
キレイゴトの友情物語ではない、心と心がぶつかりあう女の子同士の友情を焼きつける 極限状況で生まれた“女の子同士の本当の友情”、真の友達が命を懸けて教えてくれた“生きる勇気”が胸を打つ。年齢や性別を超えて友達について考えさせられる。 リナは家庭に関心のない父親と過保護な母親のもとで育った女子高生。誰もが羨む完璧なルックスで周囲からもてはやされ、自由奔放に生きていた。ある日、クラブで突然意識を失い、検査入院することになったリナを、小学校の同級生だと言うマキが訪ねてくる。
『ピアノの森』は、2007年に公開されたアニメーション映画。原作は一色まことの青年漫画で、コミックスは26巻まで発売されている。第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞しており、アニメーション映画は第31回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞。楽譜すら読めないのに天才的なピアノの腕を持った少年が、周囲の協力でその才能を開花させていく物語で、人気女優の上戸彩が主人公の声優を務め、女優でピアニストとしても有名な松下奈緒が主題歌を担当したことも大きな話題となっている。ある日、世界的なピアニストを父に持つ雨宮修平(神木隆之介)が、家の都合で田舎町へと引っ越してくる。そこで修平は、同じクラスの一ノ瀬海(上戸彩)と友人になり、「森のピアノ」の存在を知る。それは、交通事故によってピアニストとしての道を閉ざされた阿字野壮介(宮迫博之)が、かつて捨てたものが森の奥深くに残っていたものだった。そのピアノは壊れていてまともに音が出なくなっていたが、海が弾くとなぜか美しい音色が響き渡り、それを聴いた瞬間、修平は海の素質を直感する。その後、修平は海にピアノを習うようすすめていくが、海は「ピアノは遊び」だとまるで取り合わない…。
五島列島の雄大な自然を背景に、15歳の少年少女たちの美しいハーモニーが広がる感動作 アンジェラ・アキの楽曲をモチーフにした中田永一のベストセラー小説を映画化。主演を務めた新垣結衣が笑顔を封印し、心に傷を負った元ピアニストの音楽代理教師を好演! 故郷である五島列島の中学校で、音楽の代理教師を務めることになった柏木。美人でしかも東京でピアニストをしていたという彼女の出現に生徒たちは色めき立つが、女子生徒だけだった合唱部に男子の入部を認め、以前から合唱部にいた女子たちから猛反発される。
「常磐ハワイアンセンター」こと、現在の「スパリゾートハワイアンズ」の誕生を支えた人々の奇跡の実話が映画化! 時代の変化に奮闘する人々のドキュメンタリーに心揺さぶられる! 昭和40年、エネルギー革命が押し寄せ、危機的状況に陥った福島県いわき市炭鉱町では、町おこし事業の一環としてレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」を創設しようと計画していた。 「常磐ハワイアンセンター」の目玉は、ハワイアンミュージックにのせて華やかに舞う“フラガール”。 事業を成功させようと意気込む吉本部長は、炭鉱の娘たちにフラダンスを教えるため、東京からプロのダンサー・平山まどかを講師として迎える。 松竹歌劇団でも活躍していた元花形ダンサーのまどかは、最初は田舎町を軽蔑していたが、紀美子をはじめとする炭鉱の娘たちの熱意に徐々に心が動かされていく。 しかし、「常磐ハワイアンセンター」の創設を反対する人たちからの風当たりは強く、ついにまどかは町を追い出されることになり…。
激動の1930年代、満州に渡った天皇の料理番・山形直太朗が考案した究極の美味112品による[大日本帝国食菜全席]。歴史の闇に消えたレシピの謎を追い、メニューの完全再現に挑むのは、絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ料理人・佐々木充。彼はこれまで、愛を知らずに生きてきた。もう一人の“麒麟の舌”を持つ男の生涯を知るまでは…。かつて世界を料理で変えようとした料理人が、自らの命をかけてレシピに隠した秘密とは?(C)2017 映画「ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜」製作委員会
余命わずかな放送作家が妻の結婚相手を探す、感涙のラブストーリー 舞台版、TVドラマ版も製作された樋口卓治の同名小説を織田裕二主演で映画化。「夫による妻の婚活」という、奇想天外でありながら究極の夫婦愛が胸に迫る。 多忙を極めるバラエティ番組の放送作家・三村修治は、ある日突然、末期の膵臓がんで余命6カ月と宣告される。残される家族のため、最後の企画として妻の結婚相手を探そうと思い付いた修治は、さまざまな手を使って理想の相手を探し始めるが…。
「君に生きるのを手伝って欲しい」。 心に傷を負った少年がひとりの少女を通して自分の過去を乗り越え、人との絆を結んでいく物語。 日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞や日本映画批評家大賞アニメーション部門作品賞を受賞した話題作。 ガキ大将で粗暴な性格の小学生・石田将也は、先天性聴覚障害を持つ同じクラスの転校生・石宮硝子を耳が聞こえないことを理由にいじめていた。 やがて硝子はいじめが原因で転校してしまう。そして将也は、硝子をいじめたことが原因でクラスから孤立してしまい、更にはいじめのターゲットになってしまう。 時は経ち高校性になった石田は、小学校の時にいじめられていたことがトラウマで人間不信になり、孤立した高校生活を送っていた。 硝子への罪の意識が消えることのない石田は、とある手話サークルで硝子と再会。硝子に謝罪をするつもりが、「友達になってください」と伝えてしまう。 小学校の頃にわだかまりを残したふたりだったが高校生になり、当時の友達や現在の友達、家族を巻き込んで、再び接近するが…。
「時をかける少女」に続き、16歳の原田知世が主演した'84年角川映画 原田知世にほれ込んだ角川春樹が自らメガホンを取った少女の成長物語。劇中劇として本格的なミュージカルシーンを取り込み、原田知世が見事なダンスを披露している。 ミュージカルスターを夢見る少女・仲道美帆。孤児である彼女は、毎年誕生日に届く花束の送り主が実の親ではないかと思っていた。そして迎えた16歳の誕生日。継母・治子とのある約束を果たした美帆は、花束の送り主「足ながおじさん」を探す旅に出る。
「もし、まだ待っていてくれるなら、黄色いハンカチをぶらさげてくれ」 第1回日本アカデミー賞作品賞、キネマ旬報ベストワンなど、1977年度の映画賞を独占した山田洋次監督の代表作のひとつ。北海道を舞台に刑務所帰りの中年男と偶然出会った若い男女が、それぞれの愛を見つけるまでを描いた感動のロードムービー。
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