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目次
久美子(古手川祐子)はロマンスカーの接客係。のぶ代(森昌子)はチューインガム工場の工員。香織(田中裕子)はOL。職場も生活環境も違う3人は、アンケートに応じたらもらえるというカメラの引換券につられ、旅行会社の説明会で顔を合わせた。そして、7万円の入会金を払えば格安で海外旅行に行けると強引に勧められ、3人は入会申込書にサインしてしまい・・・。
女ともだちのスタート。
久美子(古手川祐子)はロマンスカーの接客係。のぶ代(森昌子)はチューインガム工場の工員。香織(田中裕子)はOL。職場も生活環境も違う3人は、アンケートに応じたらもらえるというカメラの引換券につられ、旅行会社の説明会で顔を合わせた。そして、7万円の入会金を払えば格安で海外旅行に行けると強引に勧められ、3人は入会申込書にサインしてしまい・・・。
やっつけたい、あいつ。
香織(田中裕子)の父・信吾(佐藤慶)が上京した。久しぶりにもかかわらず、信吾は「嫁に行け」という話ばかり。同じ頃、のぶ代(森昌子)には縁談がきていた。一方、仕事を終えた久美子(古手川祐子)たちを前に、古屋係長(平田満)が敏江(岩川むつ子)の結婚退職を発表する。そんな中、格安で海外旅行が出来ると言っていた典夫(柴田恭兵)からの連絡を待ち兼ねた久美子は、典夫を訪ねるが・・・。
涙も落ちて来た。
香織(田中裕子)、久美子(古手川祐子)、のぶ代(森昌子)は、騙し取られた会費を取り返すため、典夫(柴田恭兵)のアパートに押しかけるが、反論されてしまう。翌日、のぶ代は以前から気になっていた会社のチアリーダーに参加し、今までとは違う自分を発見。刺激のない仕事に嫌気がさしていた香織は、上司に退職を申し出る。そんなある日、久美子のもとへ典夫がやって来て・・・。
両手を空にさしのべて。
典夫(柴田恭兵)は、久美子(古手川祐子)の勤務先へ電話をかけたり、押しかけて来たりするようになった。そのため久美子は古屋(平田満)から注意を受けてしまう。一方、のぶ代(森昌子)は球場でチアリーダーをすることに楽しさを見出すが、見合い相手の強烈なプロポーズに押され気味。香織(田中裕子)、久美子、のぶ代の3人は、それぞれが抱えている悩みを打ち明ける。
何処へ羽ばたく。
香織(田中裕子)、久美子(古手川祐子)、のぶ代(森昌子)が集まっているところへ、突然典夫(柴田恭兵)がやって来た。典夫は久美子のことが忘れられないと言うが、のぶ代たちは典夫の真意が分からない。数日後、のぶ代は香織と久美子に付き添ってもらい、見合い相手の中野二郎(加藤健一)と会った。断ってもしつこくプロポーズする二郎を諦めさせようという作戦だったのだが・・・。
べつの姿が見えてくる。
典夫(柴田恭兵)の元恋人・妙子(田中美佐子)は久美子(古手川祐子)に、典夫と付き合わないでほしいと訴えた。久美子は、典夫など相手にしていないと言い切る。しかし、どうしても諦められないと典夫から迫られた久美子は、ついに彼を受け入れるのだった。一方、岡崎(矢島健一)と偶然会った香織(田中裕子)は、彼の純粋さに好感を抱き始め・・・。
夜の道ではなくー。
典夫(柴田恭兵)と付き合い始めた久美子(古手川祐子)は、転職してスナックで働き始めていた。心配する香織(田中裕子)とのぶ代(森昌子)を前に、典夫のことは好きだが言いなりにはならないと宣言する久美子。ところが翌日、久美子の両親が上京し、抵抗する久美子を強引に実家へ連れ戻した。さらに、久美子の父・武志(児玉清)は、典夫のアパートへ出向いて「娘につきまとうな」と言い渡し・・・。
時よ、急がないで。
香織(田中裕子)とのぶ代(森昌子)は、典夫(柴田恭兵)の久美子への誠意が本物かじっくり見て欲しいと岡崎(矢島健一)を呼び出した。典夫は、その後も肉体労働者として懸命に働き続けており、岡崎も典夫は本気だろうと認める。だが、典夫のもとに妙子(田中美佐子)が現れ、久美子(古手川祐子)との関係をあざ笑うのだった。一方、学校生活に嫌気がさしたのぶ代の弟・茂(安藤一人)は、ついにシンナー遊びを始め・・・。
小さな夢が消えていく。
実家に連れ戻された久美子(古手川祐子)のもとへ、香織(田中裕子)が典夫(柴田恭兵)のことを知らせに来た。典夫と妙子(田中美佐子)が一緒に暮らしているという。久美子は典夫を忘れることができず、家を飛び出して東京へ向かった。それを知った久美子の父・武志(児玉清)らも、彼女を追って典夫のアパートへと急ぐ。一方、のぶ代(森昌子)は二郎(加藤健一)との結婚を決め・・・。
はじめての夜。
佐伯家では、のぶ代(森昌子)と二郎(加藤健一)の結納が行われていた。一方、久美子(古手川祐子)は典夫(柴田恭兵)のアパートに出向き、妙子(田中美佐子)に「典夫は私と一緒に暮らす」と告げる。そして、妙子との仲をはっきり精算するよう典夫を促した。そんな中、岡崎(矢島健一)の存在を知った香織(田中裕子)の父・信吾(佐藤慶)は、是が非でも結婚させようと香織の上司を訪ね・・・。
まわりは急ぎ足。
のぶ代(森昌子)は、亭主気取りで命令する二郎(加藤健一)に腹を立て、婚約を解消したいと告げる。だが、両親から猛反対され、話し合ううちに結局のぶ代は説得されてしまう。一方、香織(田中裕子)は父親や上司から岡崎(矢島健一)との結婚を勧められていた。そんなある日、働き口を決めてきたと、典夫(柴田恭兵)が汚れた作業服を着て久美子(古手川祐子)の前に現われる。
戦いの日。
結婚式の日、のぶ代(森昌子)は二郎(加藤健一)と式を挙げたくないと告白。それを聞いた久美子(古手川祐子)と香織(田中裕子)は、のぶ代と共に化粧室に立てこもる。そんな中、久美子と香織は、盛岡の式場から各々電話をかけた。久美子は典夫(柴田恭兵)に本気で職を探して欲しいと、香織は両親に結婚しろとうるさく言わないで欲しいと要求するが・・・。
宴のあと。
実家に戻った香織(田中裕子)は上京を許されず、母親から早く結婚するよう迫られる。そして、香織は岡崎(矢島健一)との結婚を決意するが、岡崎から断られてしまう。一方、典夫(柴田恭兵)を訪ねた久美子(古手川祐子)の父・武志(児玉清)は、定職に就くか、もしくは久美子と別れて欲しいと切り出す。すると典夫は身の回りの物を持って姿を消し・・・。
晴れた日が来る。
しばらくの間離れていた香織(田中裕子)、久美子(古手川祐子)、のぶ代(森昌子)。ある日、のぶ代は久美子と香織を呼び出し、二郎(加藤健一)とよりを戻したいと話す。そんな折、久美子は自分が妊娠していることに気づく。それを聞きつけた典夫(柴田恭兵)は、久美子を幸せにすると約束する。一方、香織はひょんなことから信一(根津甚八)という男と知り合い・・・。
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第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞に輝いた漫画『凪のお暇』の実写ドラマが、2019年7月よりスタート。空気を読み、他人に合わせて過ごしてきた女性が、ある日自分を見つめ直し人生をリスタートするヒューマンドラマである。主人公の女性を演じるのは、映画『舟を編む』などで演技を評価された実力派女優・黒木華。主人公の元カレ役には、イケメン俳優の高橋一生が抜擢された。今作の主人公は、天然パーマが印象的。黒木華は清楚な役柄が多かったこともあり、独特なヘアスタイルに注目!家電メーカー「KONARY」で、営業事務として日々の業務をこなす大島凪(黒木華)。仕事では周りに合わせ、営業部で活躍する彼氏の我聞慎二(高橋一生)には、嫌われないように尽くしてきた。元々天然パーマだったが、人目を気にして毎朝1時間かけてストレートヘアにしたりと、心をすり減らして生きてきた。そんな空気を読む生活を続けていた凪だったが、営業部の同僚と話す慎二の言葉をきっかけに、人生のリセットを決意! 仕事を辞め、家も引き払い、すべての連絡を断ち切ってエレガンスパレスに引っ越すのであった。
2012年にフジテレビで「月9」ドラマとして放送された、「密室」における事件のみを取り扱うミステリードラマ。貴志祐介の推理小説『防犯探偵・榎本シリーズ』に含まれる、『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』などを原作としている。セキュリティ会社の社員・榎本が弁護士の青砥、芹沢たちとともに、密室にまつわる事件を解決していく様子を描いている。主人公・榎本を演じたのは、今作が「月9」ドラマ初主演となった、人気アイドルグループ・嵐の大野智。榎本の助手役になる弁護士・青砥を演じたのは、『LIAR GAME』シリーズや『SPEC』シリーズなどに出演している人気女優、戸田恵梨香である。大手弁護士事務所のフリードマン・芹沢総合法律事務所に移籍したばかりの弁護士・青砥純子(戸田恵梨香)は、やる気に満ちあふれていた。仕事を覚えるため、上司の芹沢豪(佐藤浩市)に同行し、大手銀行の金庫室を訪れた青砥。芹沢と頭取が金庫室内部のチェックをおこなっている間、扉の外で待つことになった青砥は、何気なく目の前にあったボタンを押してしまう。すると突然金庫室の扉が閉まり、芹沢たちは金庫に閉じ込められてしまう。暗証番号は金庫内にいる頭取しか知らない。絶望的な状況のなか、淡々と開錠作業を始めた男の姿が…。暗証番号を念入りに調べるこの男こそ、セキュリティ会社社員・榎本径(大野智)であった。
“不朽の名作”ד野島ワールド”ד山下智久”で贈る“奇跡”の物語 ダニエル・キイス著作のヒューマニズム作品を、数々のヒットドラマを生み出してきた作家・野島伸司が脚本監修。人気・実力を兼ね備えた山下智久が主演を務める人間ドラマ。 28歳だが知能は幼児並みの知的障害者・白鳥咲人。届け物もろくにできない咲人だったが、純粋で心の優しい彼の夢は、ママが好きになってくれる“お利口さん”になること。咲人は知的能力を向上させる脳外科手術を受けて天才的な知能を手に入れるが…。
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
国産自動車製造に日本の未来をかけた先駆者たちの、夢と信念の物語!『LEADERS リーダーズ』は、2014年3月に二夜連続で放送されたスペシャルドラマ。主人公のモデルとなったのは、トヨタ自動車創業者である豊田喜一郎。原案は本所次郎の『小説 日銀管理』と『トヨタ自動車75年史』で、作中に登場する車などもトヨタ自動車が全面協力している。主演を務めた佐藤浩市をはじめ、豪華キャスト陣がトヨタ自動車が歩んだ激動の歴史を究極のリアリティをもって表現している。愛知自動織機の常務・愛知佐一郎(佐藤浩市)は、社長である石山又造(橋爪功)の反対を押し切る形で国産小型自動車の製造に着手。その時点で、日本の技術は欧米より50年は遅れているといわれ、開発は困難を極めた。そんななか佐一郎は甥の正二(椎名桔平)、正二と同じ大学の北川隆二(吉田栄作)、工場長・太田耐介(緋田康人)ら頼もしい仲間に支えられ、ついに国産の小型乗用車を完成させた。しかし喜びも束の間、日本は戦争の時代へと入り、佐一郎の興した会社・アイチ自動車も大きな痛手を被った。さらに戦後、インフレ抑制のため日銀総裁の財部登(中村橋之助)は金融引き締めを実行。多くの企業が倒産し、アイチ自動車も最大の危機に直面していく…。
2017年に放送された、藤子・F・不二雄の漫画を原作としたドラマ。『勇者ヨシヒコ』シリーズなど、独特な世界観で知られる福田雄一が脚本・演出を担当している。正義のスーパーヒーローになった冴えないおじさん、という新たなヒーロー像が斬新な作品だ。そんな主人公を、映画『容疑者Xの献身』や『孤高のメス』などの演技が高く評価されてきた実力派俳優・堤真一が演じることで大きな注目を集めた。また、左江内を尻に敷く妻を、女優・小泉今日子がとてもダークに、かつコミカルに演じており、ふたりのかけ合いが笑いを誘う。藤子建設株式会社に勤める左江内(堤真一)は、万年係長。ことなかれ主義で、面倒なことからはすぐに責任逃れをしようとする左江内は、いつも部下たちから呆れられていた。そんな左江内が帰宅すると、いつものように妻・円子(小泉今日子)の罵声が飛んできた。料理、掃除などの家事をまったくやらず、リビングのソファーに寝そべりながら左江内に家事を押し付けていく円子に、左江内はただ従うのみなのだ。ある日曜日、たまった仕事を自宅で片付けようとしていた左江内は、息子・もや夫(横山歩)の面倒を押しつけられてしまう。仕方なくもや夫を連れて公園にいった左江内は、知らないおじいさん(笹野高史)から突然声をかけられた。「おい君、スーパーマンになってみないか?」突拍子もないその言葉に、左江内はあ然としてしまうのだが…。
「高校教師」「人間・失格」「未成年」の野島伸司脚本による衝撃作。 「高校教師」「人間・失格」「未成年」の野島伸司脚本による衝撃作。知的障がい者という弱者への虐待を通して、人間の持つエゴや弱さ、純粋さや優しさを描き出す。
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