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アウシュヴィッツ強制収容所の真実を暴いた、アラン・レネ監督による衝撃作 虐殺が行われた当時のモノクロ映像と、10年後のカラー映像の対比により、全て「現実」だと実感させる。衝撃的な映像が淡々と流れていく構成に引き込まれずにいられない。 第2次世界大戦の最中、ユダヤ人を強制的に収容して死へと至らしめた悲劇の場所・アウシュヴィッツ。強制収容所があった跡地は、現在は田園風景に囲まれる中、鉄条網で覆われている。かつてこの地で何が行われていたか。その内実を映像は淡々と記録していた。

“最も危険な戦場”レストレポ前哨基地に配属された米軍兵士たちの知られざる日常 第1弾で共同監督を務めたティム・ヘザリントンがリビア取材中に命を落とし、彼の意志を継ぐかたちで制作されたドキュメンタリー第2弾。兵士たちの過酷な現実に圧倒される。 アフガニスタンの“死の谷”と呼ばれるコレンガル渓谷で任務に就く米軍小隊に1年間密着。治安維持という名目のもと行われた対テロ戦争は、従軍した若者たちにどのような影響をもたらしたのか。命懸けで捉えたリアルな映像から意外な真実が見えてくる。

太平洋戦争の激戦地となったタラワ島への米軍の上陸作戦の記録である。激しい艦砲射撃と空爆の後、上陸が開始された。日本軍も反撃、米軍の死傷者も数多く出た。米軍は戦車を投入、さらなる激戦が。銃撃戦の中、日本軍の一団が目の前を移動する姿も記録されている。米軍占領の後に日本軍が構築したトーチカなどが写し出される。アカデミー賞のドキュメンタリー映画賞を受賞した。 ■監督：ルイス・ヘイワード (C)モーションプロ

壮絶な真珠湾奇襲を克明に再現した、アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞作 『駅馬車』などの名匠、ジョン・フォードが、名カメラマン、グレッグ・トーランドのサポートを得て製作。当時、戦意高揚を妨げるとして海軍当局にカットされた部分も収録。 オリジナルは、奇襲再現部分の前後に架空のキャラクターを使用したドラマを収録。冒頭のドラマにはU・S（ウォルター・ブレナン）とミスターC（ハリー・ダヴェンポート）が、結末のドラマ部分には真珠湾で死んだ米兵の幽霊（ダナ・アンドリュース）が登場。

死の淵から生還し、ノーベル平和賞を受賞。人権活動家の少女マララの活動と素顔とは？ 「不都合な真実」の監督が、18カ月以上にわたりマララに密着。世界を変える活動家であり、一方で10代のごく普通の少女。そんなさまざまな愛すべき顔に触れられる。 タリバン制圧下で女性が教育を受ける権利を訴え、銃撃されて瀕死の重傷を負うも奇跡的に快復。精力的な活動を再開し、2014年には最年少17歳でノーベル平和賞に輝いて時の人に??そんなマララ・ユスフザイの活動の模様、少女らしい素顔、家族との絆に迫る。

”われらなぜ戦う”シリーズの第2弾で、監督はフランク・キャプラとアナトール・リトヴァク。没収したナチス製作のプロパガンダフィルムや連合側のニュースフィルム、再現映像を使い構成している。ナチスによるオーストリアやチェコスロバキアの併合、ポーランド侵攻時の空中戦や地上戦などが克明に記録されている。またイギリスのチェンバレン首相の腰砕け外交を非難している。 ■監督：フランク・キャプラ／アナトール・リトヴァク (C)モーションプロ

日本が占領していたニューブリテン島へ攻め込む米軍の記録。10万の日本兵がいるラバウルへの補給路を断つ為、グロスター半島にある航空基地を奪取する為の上陸作戦。アラウェイへの上陸作戦がテキサス部隊により敢行された。しかしこれは日本軍を欺く為の囮作戦であった。凄い艦砲射撃とB−25による空爆の後、上陸する。60機の日本軍機が突如現れ、米駆逐艦ブロンソンを撃沈。 ■監督：フランク・キャプラ (C)モーションプロ

第二次大戦が産んだ最も優れたドキュメンタリー。ジョン・ヒーストンは、イタリアの山岳地の小さな村での激しい戦闘の模様を記録した。リリ峡谷の入り口に位置するサン・ピエトロは、侵攻作戦の重要拠点であった。1943年末に米陸軍第五連隊の激戦地となった場所である。高地を確保する為の地上戦が展開される。砲撃の嵐の中、歩兵隊が進軍。ここで活躍した兵士100人に勲章が贈られた。 ■監督：ジョン・ヒューストン (C)モーションプロ

”われらなぜ戦う”シリーズ3作目。このシリーズの中で最も激しい反ナチ映画である。ナチスによるポーランド侵攻後が描かれる。ナチスの高度な電撃作戦を地図を使いながら、ダンケルクの撤退やパリ陥落に至るまでを解説してくれる。マジノ線が活躍しなかった事、第一次大戦時にフランスが勝利調印した記念の客車がヒトラーとの降伏調印の場所になってしまった事など、キャプラ流の皮肉が。 ■監督：フランク・キャプラ／アナトール・リトヴァク (C)モーションプロ

”われらなぜ戦う”シリーズ4作目。イギリス本土防衛の模様を、イギリスや連合国のキャメラマンたちが記録していた映像に、ドイツからの没収フィルムを合わせて見事に作り上げている。ヨーロッパ全土を制圧したヒトラーは、ドイツの10分の1の軍事力にまで落ちていた英国を一気に潰すべく、大編隊でロンドンを空爆する。しかし英空軍の反撃や地上からの砲撃も激しく、ドイツは数千機を失った。 ■監督：フランク・キャプラ／アンソニー・ヴェイラー (C)モーションプロ