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フツーの男がデリヘル店長に転身!?
2019年1月期にテレビ東京系で放送されたテレビドラマで鈴木良雄の人気同名漫画が原作。主人公の咲田真一はひょんなことからデリバリーヘルス(通称デリヘル)「フルーツ宅配便」の店長見習いとなる。
フルーツの名前を源氏名とするデリヘル嬢たちをお客様の元へ宅配するのが仕事。「フルーツ宅配便」で働く女性たちや、咲田らスタッフの人間模様を描いたヒューマンドラマ。
東京でサラリーマンをしていた咲田は勤務先が倒産し、失業して地元へ戻ってきた。地元のラーメン店で食事をしていたところ、知人のミスジと再会し、彼が経営するデリヘル「フルーツ宅配便」で店長見習いとして働くことに。そこで働く女性たちはいろいろな事情を抱えていた。
デリヘル嬢のモモは過去に勤務していた悪徳企業の詐欺で背負った借金を家族に内緒で返済するために働いていた。一方、整形手術を受けるための資金稼ぎで働くのはスイカ。女性たちの過去や事情を知り、困惑する咲田だった…。
主人公。デリヘル「フルーツ宅配便」の店長見習い。勤めていた東京の会社が倒産し、アテもなく地元に戻ってきたところを、オーナーのミスジにスカウトされ、未経験から風俗の世界に足を踏み入れることになる。心優しい性格で、困っている人を見過ごすことができない。
咲田の中学の同級生。地元に戻ってきた咲田と偶然再会し、飲みに行く仲となる。面倒見の良い姉御肌の性格で、中学時代から明るく、クラスの人気者であった。現在、表向きは介護の仕事をしていると言っているが、実は…。
咲田の中学の同級生。通称「小田ちん」。地元の企業でコピー機の営業マンをしている。お調子者で空気が読めないところがあるが、友人思い、家族思いの憎めない性格をしている。
デリヘル「フルーツ宅配便」のオーナー。ラーメン屋で昔顔なじみだった通称「ネギミソ」こと咲田を店長候補としてスカウト。一見コワモテだが、観察眼があり女性の少しの変化でも見抜く。面倒見は良いが、経営者としてシビアな一面も。裏切りやルール違反は絶対に許さない。
「フルーツ宅配便」の従業員。電話対応、兼ドライバー。食いしん坊で常に何か食べている。おっちょこちょいで、風俗嬢に頼まれたおつかいすら満足にこなせないが、実はとんでもない特技が…。学歴は小卒で、夢は外科医。
「フルーツ宅配便」の事務員 兼 風俗嬢の講習担当。子連れの風俗嬢が仕事に出る際は子守り役になることも。
「フルーツ宅配便」のNo.1デリヘル嬢。プライベートでは小学生のひとり息子を持つシングルマザー。
「フルーツ宅配便」のNo.2デリヘル嬢。話を聞いているのかわからないくらい、受け答えが軽い。
「フルーツ宅配便」のデリヘル嬢。いわゆる「コミュ障」でまともに会話ができないためすぐにチェンジされてしまう。
デリヘル「ヘブンズエスコート」のオーナー。カタギではないよう。ミスジと過去に因縁がある。
今作の舞台はデリバリーヘルス店です。そこで働く女性たちは様々な事情を抱えています。そのなかで人気ナンバーワンのみかんが主役の回の話は胸が苦しくなります。
みかんは10歳の息子を育てるシングルマザーです。息子のために、嫌なことや悩ましい客も少なくないだろう風俗の世界で身を粉にして働いています。それでも息子のために頑張ってきた甲斐もあり、広い家へ引っ越せる状況にまで行きました。しかし、不動産会社からデリヘル嬢ということを理由に契約を断られてしまいます。
職業差別、偏見による仕打ちは見ているこちらも胸が苦しくなります。みかんに「頑張れ」とエールを送りたい気持ちです。みかんが主役の回は第3話です。
『フルーツ宅配便』は、毎回登場するレギュラーのキャスト、後半に多く登場するゲストキャストや、各回限定のゲストキャッストの起用が豪華なのも魅力のひとつです。
主演の濱田岳は子役から演技をスタートさせており経験豊富です。マサカネ役の荒川良々はその風貌とともにどこか掴みどころがないキャラクターが魅力で、役柄でもそれが溢れています。
また、7話から登場するデリヘル店「ヘブンズエスコート」の悪徳オーナー沢田を演じるのは田中哲司。幅広い役柄をこなす田中の持ち味である、役に徹し、冷徹な沢田を見事なまでに「悪役」を演じております。
そんな実力派俳優陣らが揃った今作は見応え十分です!
今作の主題歌は、オープニングテーマは音楽ユニット「EGO-WRAPPIN'」が担当し、『裸足の果実』で作品の幕開けを告げます。エンディングテーマは音楽グループ「EBiDAN」の選抜ユニット「超特急」が歌う『ソレイユ』です。
どちらも作品の世界観を表現している名曲だと思います。特に『ソレイユ』は思わず口ずさみたくなるようなメロディと歌詞です。「ソレイユ」を歌う超特急はこの曲を提供されたとき、「自分たちに歌えるか」と、自信が持てなかったと告白しています。
メンバー全員が20代の超特急にとって「ソレイユ」はレトロ調の曲に感じられるようです。作品を締める「ソレイユ」を聴いてみてください!
第01話「ゆず」
東京で勤めていた会社が倒産し故郷へ戻った咲田(濱田岳)。強面で謎の多い男ミスジ(松尾スズキ)と偶然再会。流されるままミスジの仕事を手伝うことになるが、それはデリヘル「フルーツ宅配便」の店長だった!全く知らない異世界に戸惑いながら働き始める咲田。そこにシングルマザー(内山理名)が面接に訪れデリヘル嬢ゆずとして働き始める。しかし一見薄幸の美女ゆずだが、実はとある事情を抱えていた…。それを知った咲田は!?
第02話「モモとスイカ」
美人で真面目そうなデリヘル嬢のモモ(成海璃子)は過去に詐欺被害で作った借金を返済するため里親に内緒で働いている。一方、陽気なキャラのスイカ(うらじぬの)は整形して金持ちと結婚したいです!などとあっけからかんと語る。対照的な2人に戸惑う見習い店長の咲田(濱田岳)だが、モモの力になりたいと思う親切心があだになり大変な事態を巻き起こしてしまう!様々な事情を抱えるデリヘル嬢たちを目の当たりにした咲田は…。
第03話「みかん」
10歳になる息子と広い家への引っ越しを考えていたデリヘル嬢のみかん(徳永えり)。しかし、デリヘルという仕事が理由で契約破棄にあってしまう。みんなの前では明るく振る舞い、いつも通りホテルに向かうみかんだったが、そんな彼女を待っていたのは悪質な2人組の客だった。咲田(濱田岳)はみかんを守ることができるのか?みかんのやるせない思いを聞いた咲田は…。そしてまさかのマサカネ(荒川良々)大活躍!?
第04話「イチゴ」
フルーツ宅配便で働くデリヘル嬢・イチゴ(山下リオ)は、72歳で初めてデリヘルを利用する客・丸谷(嶋田久作)を担当する。すると丸谷はイチゴにはまってしまい、連日ロングコースを利用するようになる。丸谷を気にかけていた咲田(濱田岳)だったが、実は丸谷は消費者金融にお金を借りていた。咲田は、丸谷がこれ以上深入りしないよう対応するが…。一方、咲田は堤防で泣いているえみ(仲里依紗)を見かけ声をかける。
第05話「スダチ」
フルーツ宅配便のデリヘル嬢・スダチ(内田慈)は、娘の高校受験のためにもっと稼ごうと出勤を増やして頑張っていた。そんな時、常連客にもっとうまく稼ぐ方法があると言われ店で禁止されている“直引き”を始めてしまう。一方、咲田(濱田岳)はえみ(仲里依紗)と2人で出かけることに。えみに秘密を打ち明けられた咲田は掛ける言葉が見つからない。そして、えみのことで頭がいっぱいの咲田はスダチの異変に気付くことができず…。
第06話「レモンとドラゴンフルーツ」
みかん(徳永えり)はインフルエンザにかかりイチゴ(山下リオ)は祖父の葬式。出勤できるのは、いつもおどおどしてチェンジになるレモン(北原里英)だけ。よりによって予約を入れたのはクレームが多い客。案の定チェンジになるレモン。そんな危機的状況のフルーツ宅配便のために一肌脱いだのは…掃除のおばちゃん!?一方、チェンジばかりのレモンはデリヘルの仕事が向いていないと悩むがある客と出会い、なんと恋に発展する!?
第07話「サクランボ」
フルーツ宅配便に“ぽっちゃり”系のサクランボ(筧美和子)が入店。笑顔と魅惑のボディで次々指名が入り、店の一番人気・みかん(徳永えり)たちは苛立ち、店内はギスギスしてしまう。一方、咲田(濱田岳)は、サクランボの熱心な営業姿勢に感心する。そんな時、“ぽっちゃり”好きの吉田(村杉蝉之介)に指名されホテルを訪れたサクランボは、客が市議会議員だと知りある行動に出る。人気デリヘル嬢の裏の顔が明らかに…!
第08話「ブルーベリー」
昼は配送業、夜はデリヘルで働くシングルマザーのブルーベリー(中村ゆり)は覚せい剤で逮捕された過去が。娘の為に立ち直ろうと懸命に働く姿に咲田(濱田岳)は「もう薬物の心配はない」と安心する。そんな時、配送の仕事でトラブルを抱え…。苦境の彼女に再び薬物の誘惑が!果たして断ち切れるのか!?さらに、えみ(仲里依紗)が働くデリヘル店の異常な実態が…!オーナーの沢田(田中哲司)とミスジ(松尾スズキ)の関係は…?
第09話「カボス」
カボス(松本若菜)は訳アリで各地を転々とするデリヘル嬢。ある日居酒屋で絡まれたカボスは送迎係のマサカネ(荒川良々)に助けられる。カボスはマサカネのお金に振り回されずマイペースなところに惹かれ、2人に恋の予感が…!?そんな時、マサカネはカボスをいつものようにホテルへ送り届けるが、走って逃げだしてくるカボス。借金取りだ…というが果たして…?一方、えみ(仲里依紗)の前に母親・智子(渡辺真起子)が現れ…。
第10話「グァバ」
牧場デート以来、えみ(仲里依紗)と連絡が取れず、咲田(濱田岳)は落ち込んでいた。そんな時、小田(前野朋哉)にも、えみがデリヘル嬢だとバレて…。咲田は小田に自分もデリヘルの店長であることを告げるが…。一方、えみを心配する咲田はミスジ(松尾スズキ)から彼女が働く店の劣悪な環境を聞き、どうにか救おうと考えるが…。咲田はスナックのママをしながら、働くパワフルなグァバ(松岡依都美)の姿を見て、ある決心をする。
第11話「スモモ」
咲田(濱田岳)は、えみ(仲里依紗)を悪質店から救う為フルーツ宅配便に入店させる。そんな時、客の野川(山本浩司)に弄ばれたデリヘル嬢・スモモ(阿部純子)に妊娠疑惑が…スモモの力になろうと動き出す咲田たちだが、野川は次々と、デリヘル嬢に手を出すゲス客だった!事情を知り激怒したミスジ(松尾スズキ)は野川に制裁を加える為、咲田にある指示を出し…。認めようとしない野川に追い詰められたスモモがまさかの殺人!?
最終話「グレープフルーツ」
えみ(仲里依紗)の入店で、売り上げが上がり、喜ぶ咲田(濱田岳)やミスジ(松尾スズキ)。しかし、突然、刑事の八神(音尾琢真)が現れ、違法営業の摘発でフルーツ宅配便は営業停止、ミスジは連行される。そんな時、咲田は元上司から「東京で仕事しないか」と誘われ悩む。摘発の裏にはミスジを敵対視する沢田(田中哲司)の影が…。さらに、えみが拉致され、行方不明に!咲田はえみやフルーツ宅配便を救えるのか!?
不幸の数だけ思いは募り、やがて密かな愛になる。教師と生徒、禁断のラブストーリー。 当時大ヒットを記録した同名TVドラマシリーズの劇場公開版。スキャンダラスな野島伸司脚本を、唐沢寿明と本作でデビューした遠山景織子が痛々しいほどナイーブに演じる。 ラグビー中の事故で親友を植物状態にさせ、代表選手になる夢を諦めた体育教師・羽野一樹。ある日彼はコンビニで万引きをする女子高生・柏木繭と出会う。互いの内に潜む闇に導かれるようにしてひかれ合う2人は、やがて教師と生徒の一線を踏み越えていく。
尾野真千子主演、「家政婦のミタ」の遊川和彦脚本で贈るホームドラマ 他人同士が本当の家族として認められる戸籍制度「特別養子縁組」を題材に、「本当の家族とは何か」という普遍的なテーマを描く。尾野真千子と江口洋介が夫婦役で初共演。 自宅でピアノ教室を開きながらコンクールでの入賞を目指す美奈と、お人好しの夫・信次は子供のいない夫婦。ある日、親から虐待を受けている幼い男の子が自宅の庭に侵入したことをきっかけに、信次は特別養子縁組について調べ始めるのだが…。
今作は一世を風靡したアダルトビデオ監督・村西とおるの自伝『全裸監督 村西とおる伝』を、実写化した作品である。80年代の日本を大規模セットで再現し、海外配給による豊富な資金をもって制作された。かなり大人向けな内容ながら、Netflixを通じて世界中で配信され、多くの支持を集めている。そんな今作の総監督を務めたのは、『百円の恋』を手掛けた武正晴。アダルトビデオ店で働いていた経歴があり、今作の雰囲気作りに貢献している。主人公の村西とおるを演じたのは、『勇者ヨシヒコ』シリーズや『闇金ウシジマくん』など、奇抜な役を多く演じてきた山田孝之。『全裸監督』の名の通り、気持ち良いほどの脱ぎっぷりにも注目したい。セールスマンとして確かな成績を残してきた村西とおる(山田孝之)だったが、突如として会社は倒産。妻には浮気され、自暴自棄に陥っていた。絶望的な状況の中、相棒の荒井トシ(満島真之介)とともに、アダルトビジネスに没頭し始める。会社員時代のノウハウを活かし、ビニ本販売に精を出していた村西。逮捕されるリスクを背負いながら、少しずつ勢力を広めていく。そしてついに、アダルトビデオ制作へ乗り出すのだが…。
『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』は、日本のテレビドラマ作品。フジテレビ系列の赤と黒のゲキジョー枠で2015年1月16日に放送された。連続ドラマではなく、1話完結のスペシャルドラマ。原作は、小説家・高殿円の同名小説で、神戸の老舗百貨店が舞台の作品となる。主演は、『黄泉がえり』や『ストロベリーナイト』など、人気作へ数多く出演する女優・竹内結子が務める。ほかにも斎藤工、竹中直人、草刈正雄、浅野ゆう子、松雪泰子、高畑淳子、桂文枝といった豪華な俳優陣が出演する。神戸の老舗百貨店である富久丸百貨店・神戸元町店。ここに、アルバイトから地道にキャリアを積み重ねていった苦労人の女性がいた。彼女の名前は、鮫島静緒(竹内結子)。店舗リニューアルの企画を成功させた手腕が認められ、正社員となった彼女につきつけられたのは、外商部への突然の異動だった!? いままでとは180度違う世界で働くこととなった静緒は、月1,500万という途方もないノルマを達成するために奮闘する。個性豊かな外商部のメンバーや、一癖も二癖もある外商の顧客たちを前に静緒は苦戦を強いられるが、持ち前のバイタリティーとやる気で困難に立ち向かっていく。静緒は外商員として羽ばたくことができるのか!?
巨額プロジェクトに潜む25年前の事件の真相とは…企業ヒューマンミステリー 広告代理店の壮絶な内幕を描いた藤村伊織の極上ミステリー。巨大プロジェクト、社内の軋轢、主軸の事件にさまざまな人間模様が絡み合うヒューマンサスペンスだ。 大手広告代理店の営業部副部長・辰村には、明子、勝哉という幼なじみがいたが、明子の父親の死の秘密を共有する3人は、25年間会わずにいた。そんな中、突然、明子の元に父の死に関する脅迫状が届く。一方辰村は、18億円の大型案件を動かすことになり…。
原作・とらふぐ、作画・江口心による人気漫画を、お笑いタレントの丸山礼主演で連続ドラマ化。自らをサバサバ系だと称し、やりたい放題の主人公・網浜奈美が巻き起こす騒動をコミカルに描く。網浜と同僚たちとの掛け合いが爆笑をさらう楽しい一作。トリンドル玲奈、栗山千明、犬飼貴丈ら豪華キャストが出演する。会社のトイレでチーフの悪口をいっていた安藤晴香(若月佑美)たち。「ワタシってサバサバしてるから」が口癖だが実はネチッこい性格の網浜奈美(丸山礼)は、自分はパワハラなんかされたことはないと豪語して安藤たちを叱る。トイレを出た網浜はすぐにチーフに駆け寄り、すぐいじける女の相手は大変だと声をかける。安藤は、今夜の合コンにドタキャンが出たため人数合わせに困っていた。その合コンには、営業部のエース・山城達也(犬飼貴丈)も出席予定だった。安藤が新人の本田麻衣(トリンドル玲奈)をダメ元で誘うと、麻衣は快く了解する。店の前で偶然網浜に会ってしまった安藤たち。網浜は合コンに無理やり飛び入り参加し、遅れてやってきた麻衣をあざといといって攻撃する。麻衣がカシスオレンジを頼むと、そんな甘い飲み物なんか自分は飲めないといって騒ぐが、天然の麻衣は網浜の血糖値が高いと勘違いして心配する。網浜はムッとするが、一同は思わず噴き出し…。
2020年4月、あの「半沢直樹」が帰ってくる――!2013年に放送されるやいなや、その面白さが話題となり社会現象を巻き起こした大人気ドラマ『半沢直樹』。その第2期が2020年4月19日からTBS系「日曜劇場枠」で放送された。原作は小説家・池井戸潤の『半沢直樹シリーズ』で、今作では同作品の中から「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」のエピソードをテレビドラマ化する。主演は前作に引き続き、実力派俳優の堺雅人。ほかにも上戸彩、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之といった豪華キャストが続投する。また、制作サイドは脚本を丑尾健太郎らが務め、演出を福澤克雄、田中健太、松木彩が担当する。自身が勤める東京中央銀行の不正を明らかにするも、頭首・中野渡謙(北大路欣也)によって子会社への出向を命じられてしまった半沢直樹(堺雅人)。彼の出向先は、企業買収などを取り扱っている「東京セントラル証券」であった。ここの営業企画部長になった半沢。しかし、ここでも次々とトラブルが発生し事件に巻き込まれてしまう――。1,500億円以上も費用を要する敵対的買収を皮切りに、半沢は再び親会社である東京中央銀行と戦いを交えていくことになる。はたして型破りなバンカー・半沢直樹は、理不尽な要求を突き付けてくる相手に「倍返し」することができるのだろうか!?
フジテレビ「月9」ドラマとして2015年に放送された作品。2011年、小説『下町ロケット』で直木賞を受賞した人気作家・池井戸潤の同名タイトルの小説を原作としている。気弱な主人公を演じたのは、人気アイドルグループ・嵐のメンバーとしてバラエティ番組をはじめ、多くのジャンルで幅広く活躍している相葉雅紀である。主題歌には嵐のシングル曲「青空の下、キミのとなり」が起用され、注目を集めた。脚本はドラマ『ストロベリーナイト』など、ヒットドラマを数多く手がけてきた脚本家・黒岩勉が担当しており、毎回スリリングな展開に惹きこまれる。デザイナーとして働く倉田健太(相葉雅紀)は、自分のデザイン画を出版社に提出するが、今回も担当者にダメ出しされ、新人デザイナーに仕事を奪われてしまった。独創性が感じられないといわれ、健太は気弱に生きてきた自分を見透かされたような気分になる。その帰り道、ぼんやりと駅のホームに並んでいた健太は突然、すごい勢いで割り込み乗車をしようとしたニット帽の男に突き飛ばされてしまう。いつもなら見て見ぬふりをするところだが、その日の健太は珍しくその男を注意した。多くの乗客が見つめる中、男は一目散に逃げ出し、健太は少しだけ達成感を得るのだった。しかし電車を降りてバスに乗った健太は、あのニット帽の男が、自分の後を追って同じバスに乗り込んでくる姿を見つけてしまう…。
有川ひろによる同名小説をドラマ化。2014年放送。北大路欣也演じる剣道の達人・キヨ、泉谷しげる演じる武闘派の柔道家・シゲ、志賀廣太郎演じる機械に強い頭脳派・ノリの3人が結成した自警団「三匹のおっさん」がご町内の悪をぶった斬る痛快コメディ。詐欺、痴漢、動物虐待までどんな問題も解決していく姿が人気となりシリーズ化された。共演に大野拓朗、三根梓、中田喜子らが顔を揃える。定年退職の日を迎えた清田清一(北大路欣也)。正義感の強い清一はゴミのポイ捨ても見逃さず、数々の犯罪の芽があることに心痛めていた。自宅には妻の芳江(中田喜子)、息子の健児(甲本雅裕)・貴子(西田尚美)夫婦と孫の祐希(大野拓朗)が清一の還暦祝に集まっていた。しかし、道場の取り壊しを提案した健児に怒った清一は家を出て行ってしまう。清一が幼なじみのシゲこと立花重雄(泉谷しげる)が営む居酒屋「酔いどれ鯨」に向かうと、ノリこと有村則夫(志賀廣太郎)も来ていた。「三匹の悪がき」と呼ばれていた幼なじみの彼らは、正義の味方「三匹のおっさん」を結成し、町内パトロールをすることを約束する。系列のゲームセンターの嘱託として働くこととなった清一が翌日初出勤すると、そこでバイトする祐希とばったり会う。その夜パトロールに出たキヨたち3人は、さっそくひったくり犯を捕まえることに成功。名乗らずに去った彼らはニュースでも話題となり…。