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南の島に赴任した駐在さんと島民たちによる、「償い」と「再生」の物語。
『本日も晴れ。異状なし』は、2009年1月から3月にかけて放送されたテレビドラマ。TBS系列の日曜劇場枠で放送され、過疎化や高齢化など離島の問題点に直面する人たちとの「心のふれあい」が描かれている。
脚本は『ちりとてちん』『人生はフルコース』などを手掛けた藤本有紀で、主演は坂口憲二。オープニングテーマ「ねがい」は、大ヒット曲「千の風になって」に続く秋川雅史・2枚目のシングルとなっている。
新宿で刑事をやっていた白瀬遼(坂口憲二)は、とある事件がきっかけで日本の最南端・那留美島の駐在所で働くことになった。心機一転とばかりに張り切る遼だったが、島民のあいだでは「駐在さんなどいらない」というムードでいっぱい。
そんななか、母親を亡くした中学生の玉城美波(夏未エレナ)が、弟の星太(丸山歩夢)とともに島を出ると宣言。島のキーマンである知念キヌ(前田美波里)は「本人の意志が固いなら」と認める発言をするが、遼はとても納得できなかった…。
日本最南端の離島にやってきた駐在さんの熱血全力奮闘記
新宿中央署で働いていた白瀬遼(坂口憲二)は、駐在として那瑠美島に赴任することになった。平和な那瑠美島になぜ駐在が、と不満顔の島民たちが集まる集会所に、小学校教諭・西門うらら(松下奈緒)に連れられ、遼がやって来た。 ある日のパトロール中、遼は小学校で母親を亡くしたばかりの玉城星太(丸山歩夢)と知り合う。そんな中、星太の姉・美波(夏未エレナ)が、島を出ると言い出した。島の実力者・知念キヌ(前田美波里)は好きにしろと突き放すが・・・。
この島で医者よりも大切なもの・・・それは
遼(坂口憲二)と美波(夏未エレナ)、星太(丸山歩夢)の同居生活が始まった。そんな中、遼はうらら(松下奈緒)から島に病院がないことを教えられ愕然とする。 医者を探しに本島へ行こうと港にやってきた遼。そのとき、公民館長・平良公平(半海一晃)の母・節子(大森暁美)が転倒してしまい、船から下りてきた男が手当てをする。その男は、小学校の校長・又吉仙吉(近藤芳正)の弟・万作(田中実)で、本島の大学病院で外科部長をしているという人物だった。
駐在さんの魂の授業 学校のピンチを救え
遼(坂口憲二)はパトロール中に、サトウキビ農家の照屋光生(青木崇高)にからまれた。遼がうらら(松下奈緒)に会うために小学校に通っているのではと疑う光生。光生はうららのことが好きだが、満足に口もきけない純情青年だったのだ。それを知った遼は、うららと光生のデートを仲立ちすることに。 うららは光生とのデートを断るが、キヌ(前田美波里)の一言で、デートを受けざるを得ない状況に・・・。
認知症の母を抱え・・・窃盗事件、涙の真相
遼(坂口憲二)のもとに小学生の下地梨絵(山城侑里佳)がやってきた。通学路で財布を拾ったというのだ。遼は梨絵に「えらかったで賞」というバッジを作る。ほどなく、その日のうちに財布は節子(大森暁美)のものだと判明する。小学校ではバッジが大人気になり、子供たちはバッジ欲しさに、何かにつけて物を拾ったと駐在所にやってくるように。 しばらくすると、バッヂを持っていないのは新垣一郎(松田佳祐)と弟・二郎(畠山紫音)の2人だけになってしまった。数日後、一郎と二郎は学校を無断欠席し・・・。
進学よりも大切なもの〜15才の春の決断
梨絵(山城侑里佳)の兄・靖之(太賀)と美波(夏未エレナ)は来年中学3年生になる。美波は遼(坂口憲二)に、高校には行かずに働くと告げる。 数日後、靖之と母・ゆかり(金城いづみ)が遼のもとにやってきた。遼が事情を聞くと、靖之も進学せずに島で働くと言い出した。 この噂は瞬く間に広まり、公平(半海一晃)や仙吉(近藤芳正)を巻き込んでの大騒ぎに発展する。やむなく仙吉は、靖之に光生(青木崇高)のサトウキビ農園を手伝うよう取り計らうが・・・。
父ちゃんに会いたい。七歳の逃亡者、海へ
ある夜、遼(坂口憲二)は、スナック「ナオミ」で島の男たちと酒を飲んでいた。遼は途中で駐在所に戻るが、男たちはそこで酔い潰れたまま朝を迎えてしまう。翌朝、あまりに高額な請求書を見て、島の女たちの不満が爆発。スナックのママ・新垣ナオミ(青山倫子)に文句を言うが、ナオミは受け流す。 そんな折、小学校ではうらら(松下奈緒)が、生徒全員で合奏をしようと計画していた。倉庫から古新聞に包まれた楽器を取り出すと、その新聞には、ナオミの夫が傷害事件で逮捕されたという記事が・・・。
恐怖のデカ長襲来!!マル暴に復職せよ!!
新宿中央署の片岡(遠藤憲一)が、突然那瑠美島にやってきた。遼(坂口憲二)を新宿に連れ戻すという。遼はこの島でやることがあると必死に反論するが、片岡は耳を貸さない。そして、片岡は島民が自分たちで島を守るべきだと言い放つ。 学校では、うらら(松下奈緒)たちが那瑠美島の島唄・行逢いぶさ(いちゃいぶさ)の練習を重ねていた。ハーモニカ担当の星太(丸山歩夢)はいつも同じところで間違えてしまい、遼たちは頑張れと星太を励ますのだが・・・。
島が死んでしまう!?最後の民宿、炎上!!
遼(坂口憲二)は、片岡(遠藤憲一)の「この島は死にかけている」という言葉に光生(青木崇高)が戸惑っていることを知る。そして、遼は光生に、過疎と少子高齢化が進むこの島が生き残る術を考えようと提案する。2人はうらら(松下奈緒)にも意見を聞き、「へちま荘」のホームページのリニューアルに取りかかる。 ほどなく、「へちま荘」に10年ぶりの団体予約が入った。観光客の獲得に沸く那瑠美島の人々だったが、仙吉(近藤芳正)は、生徒数減少により小学校が廃校の危機だと打ち明ける。
最終話 30年前の悲劇…そして輝く未来へ
那瑠美島に石垣島からの連絡船がやってきた。乗客の中に立花和美(布施博)がいるのを見た遼(坂口憲二)とキヌ(前田美波里)は驚く。2人はそれぞれの理由から、和美への罪滅ぼしのために那瑠美島に留まっていたのだった。和美は島民たちにその過去をぶちまけ、それがもとで島民たちは遼に罵声を浴びせるように。そんな遼のもとにうらら(松下奈緒)がやってきて・・・。 そんな中、光生(青木崇高)のサトウキビ畑が荒らされ、光生は遼に事件を解決するよう依頼する。そしてその時、遼の携帯に片岡(遠藤憲一)から不穏な連絡が入った。
『金魚妻』は2022年2月からNetflixで配信開始されたドラマ作品。配信はNetflixのみとなるが、Netflixとフジテレビの共同企画・共同制作となっている。紙・電子併せて累計部数325万部を突破した、黒澤Rによる同名漫画が原作。『アンフェア』シリーズなどで知られる篠原涼子が主演を務める。ほかにも岩田剛典、安藤政信、長谷川京子、堀未央奈、藤森慎吾などが出演する。とあるタワーマンション。ここの最上階に住むさくら(篠原涼子)は、夫・卓弥(安藤政信)とともに美容サロンを経営する、いわゆる“勝ち組”の女性だ。しかし華やかにみえる生活の裏で、卓弥は複数の女性と関係をもち、さらにはモラハラ・DVをすることでさくらのことを支配していた。タワーマンションでおこなわれたさくらの誕生日パーティーも、お祝いというのは建前で、実は新店舗オープンの発表が本来の目的であった。パーティーで風水師・メイ(峯村リエ)から、「金魚を飼うこと」を勧められたさくら。後日、近所に「金魚のとよだ」という金魚屋さんを見つけ、そこで店主である春斗(岩田剛典)と運命の出会いを果たす。金魚を介して惹かれあっていくさくらと春斗。しかし、2人の距離が近づけば近づくほど、夫・卓弥も苛立ち、さくらに冷たく当たるのだった。タワーマンションに住む6人の女性たちが、禁断の不倫愛に翻弄されていく。
『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』は、日本のテレビドラマ作品。フジテレビ系列の赤と黒のゲキジョー枠で2015年1月16日に放送された。連続ドラマではなく、1話完結のスペシャルドラマ。原作は、小説家・高殿円の同名小説で、神戸の老舗百貨店が舞台の作品となる。主演は、『黄泉がえり』や『ストロベリーナイト』など、人気作へ数多く出演する女優・竹内結子が務める。ほかにも斎藤工、竹中直人、草刈正雄、浅野ゆう子、松雪泰子、高畑淳子、桂文枝といった豪華な俳優陣が出演する。神戸の老舗百貨店である富久丸百貨店・神戸元町店。ここに、アルバイトから地道にキャリアを積み重ねていった苦労人の女性がいた。彼女の名前は、鮫島静緒(竹内結子)。店舗リニューアルの企画を成功させた手腕が認められ、正社員となった彼女につきつけられたのは、外商部への突然の異動だった!? いままでとは180度違う世界で働くこととなった静緒は、月1,500万という途方もないノルマを達成するために奮闘する。個性豊かな外商部のメンバーや、一癖も二癖もある外商の顧客たちを前に静緒は苦戦を強いられるが、持ち前のバイタリティーとやる気で困難に立ち向かっていく。静緒は外商員として羽ばたくことができるのか!?
料理を「作る」ことが好きな女性と、「食べる」ことが好きな女性。彼女たちの日常や交流を通して、女性を取り巻く現実や女性同士の連帯を描く。人気マンガ「つくたべ」をドラマ化。
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
若くして両親を亡くした元暴走族総長で、現少女漫画家のケンジ。妹・ヤスコを守ることに命をかけ、ヤスコに関することすべてに口を出す―そんな過剰に妹思いのケンジと、彼を取り巻く人々との恋と人間模様を描く。高校生のヤスコは、12歳年上で、まるで父親のように過干渉なケンジに辟易する毎日で、兄妹ゲンカは絶えることがない。そんな2人の前に現れたのは、元レディース総長で花屋を切り盛りするエリカと、その弟で超優秀なイケメン高校生の純。エリカはレディース時代からケンジを思い続けているが素直になれず、ケンジと顔を合わせるたび、心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう。一方、ヤスコはイケメンの純に一目惚れして―。果たして、不器用ながら真っ直ぐなケンジと、素直になれないエリカの恋の行方は? そして、ヤスコと純の初恋は?
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
うだつの上がらないサラリーマンが極上の風俗を追い求める! 「風俗好き」を公言するケンドーコバヤシ主演の風俗ドラマ第2弾。登場する風俗店は実在する名店だ。ミルクボーイによる「マスク」をテーマにした漫才も収録。 45歳のサラリーマン・梶山は、新型コロナの影響で営業成績が落ち込んだ上、月に1度の楽しみである風俗通いもすっかりご無沙汰に。そんなある日、感染対策をしっかり採った風俗店を発見した彼は、マスクを着けたまま楽しめる渋谷ナンバーワンのM性感を訪れる。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
大学病院の内側や医局制度、医学界を描いた人気社会派ドラマ『白い巨塔』が2019年に、5夜連続で帰ってきた。テレビ朝日開局60周年記念のドラマスペシャルとして放送された。『花のれん』で第39回直木賞を受賞し、『大地の子』や『沈まぬ太陽』などの社会派小説を手掛けてきた山崎豊子による同名小説をドラマ化。医局の内部のさまざまな人間関係をリアルに描く社会派ドラマだ。『白い巨塔』は2019年5月22日に第1夜が放送され、26日の最終夜まで5日間にわたって連続放送された。監督は鶴橋康夫と常廣丈太の2人が担当している。今作では岡田准一が主演を務め、過去には1978年に田宮二郎、2003年に唐沢寿明、2007年に韓国でキム・ミョンミン主演でドラマ化されている。浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田准一)と、第一内科・准教授の里見脩二(松山ケンイチ)。財前は腹腔鏡手術が得意とし、天才的なオペをすることで知られ、数々の手術を成功に導く。一方で医局の同期・里見は出世欲があまりなく、研究や診療第一の姿勢をとる。浪速大学医学部では次期第一外科教授選選考委員会が開かれていて、財前は次期教授候補だったが違う人物も候補として名前が挙がり…?