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U-NEXTで視聴。名作
NICE
3.5
コマ送りで追いかけてくるT-800怖すぎた
『ターミネーター』
物語の完成度はかなり高い!
【素晴らしき主人公の設定】
●サラコナーのあらすじ
・友達とルームシェア。お客(子供)からバカにされるウェイトレス。彼氏は居ない。
●つまり"地味女"
・演じてるリンダハミルトンは美人だけど、劇中では華も取り柄も無い地味な女子として描かれる。イグアナ飼ってる辺りが変わってるし、そりゃ彼氏出来ないですよね。笑
●スターウォーズの女子版
・そんな冴えない彼女が実は伝説の女だった!という古典的な神話の設定の女の子ver.
●マリア様 要素
・人類を救う救世主の母親!近未来のマリア様!という設定
【真のストーリー】
●女性の成長物語
・地味女子が母親に成長する物語!
【ターミネーターの1番素晴らしい点】
●派手な設定よりも人間ドラマ
・近未来にロボットによる核戦争が起きる!
当時の機械工学や徐々にネット社会になりつつある現状を扱ったのでしょう♪
核兵器を批判したり平和主義の要素もある。
つまり現実社会の批判を盛り込むSFというジャンルの基本的なあり方ですよね。
本作はそんなSF設定さえも背景として『母親になる女子』を描くんですよ?
近年で言えば近いのが『メッセージ』でした。
【完璧なラスト】
・あの写真のエピソードが素晴らしい!
●写真について語るカイルリース
『どこか悲しげで、何を考えているんだろう?といつも思っていた。』
●何を考えていたのか?
・"嵐が来る"つまり来たる未来への不安
・未来への覚悟『息子を育てる』
・カイルの死に対する悲しみ
どれも決して明るい内容じゃないから、悲しい表情なんでしょう。それをカイルが読み取っていた事、そして考えている事に自分自身も入っていた運命感!更に『未来は明るくは無い』という社会への皮肉感、観客へのメッセージ!
あのラストには色んな要素が含まれている。
映像だけで、それを感じさせる映画としての芸術的なエンディングです。
【特殊効果】
・もちろん今の技術には劣るし映像としては古い!しかしそれが良い味を出している(^^)
古き良き時代の名作映画ですよね♪
●シュワちゃんの腕、顔の特殊効果
●骨格のみのT-800のコマ撮り
【キャメロン ブルー?】
・ジェームズキャメロン作品で度々、登場する演出が『青みがかった映像』
もちろん夜のシーンだったり水辺のシーンだったりと意識せずとも青っぽい映像になるシーンではある。
けど統一感があるし特に『ターミネーター2』はそうだけど、雰囲気だけでキャメロンの映像だとすぐに分かる。
【まとめ】
ストーリーはもちろんの事、特殊効果でも映画史に残る名作(^^)
『キャメロン ブルー』は無理矢理ですかね?
自分では凄い発見をした気になっています!笑
シリーズ原点