まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
![]() 定額見放題 |
|
---|---|
![]() レンタル |
|
![]() 無料配信 |
現在、提供しているサービスがありません。 |
【虹のかなた】は2社の動画配信サービスで配信中です。
定額見放題1社、レンタル1社です。ここでは配信されているサービスの詳細を紹介します。
※実際の配信状況は各VODサービスをご確認ください。
目次
小学4年生の小川ちひろ(尾崎千瑛)はミュージカル『オズの魔法使い』を夢中になって見ていた。このときちひろは「自分も女優になる」と心に決めていた。両脇では会社社長の父・直之(冨家規政)と母・久美子(斉藤慶子)が愛情深く見つめていた。一方、外では大雨の中、直之の運転手・中野(小木茂光)の元に、息子・健一(塩顕治)が妻の危篤を知らせに来ていた。半年後、運転手を辞めた中野は、直之の会社の新製品のアイデアを盗み一足先に格安で発売し、直之の会社は返品の山となる。
#1
小学4年生の小川ちひろ(尾崎千瑛)はミュージカル『オズの魔法使い』を夢中になって見ていた。このときちひろは「自分も女優になる」と心に決めていた。両脇では会社社長の父・直之(冨家規政)と母・久美子(斉藤慶子)が愛情深く見つめていた。一方、外では大雨の中、直之の運転手・中野(小木茂光)の元に、息子・健一(塩顕治)が妻の危篤を知らせに来ていた。半年後、運転手を辞めた中野は、直之の会社の新製品のアイデアを盗み一足先に格安で発売し、直之の会社は返品の山となる。
#2
中野(小木茂光)の会社に押され新製品の売れる見込みがなくなった直之(冨家規政)の会社では、次々と退職願いが出されていた。クリスマスイブの夜、銀行に融資を断られた挙句、倉庫の中の在庫も盗まれた直之は失意の中にいた。一方、家では久美子(斉藤慶子)とちひろ(尾崎千瑛)がケーキを焼いて直之の帰りを待っていた。帰宅した直之は、ちひろにドロシー人形が踊るオルゴールを、久美子にはライオンのペンダントを贈る。児童劇団に通うちひろは、両親のために「オーバー・ザ・レインボー」を歌う。しかし翌朝、直之は会社の倉庫で首を吊る。
#3
直之(冨家規政)の死後、会社は倒産。家も抵当に取られた久美子(斉藤慶子)とちひろ(尾崎千瑛)は、久美子の弟・隆(甲本雅裕)の経営するうどん店「けむりや」に住み込みで働くことになる。しかし、隆の妻・美由紀(岩崎良美)は2人に辛く当たる。さらに、ちひろが転校した小学校には、中野(小木茂光)の息子・健一(塩顕治)も通っていた。自分の母親が亡くなったのは小川一家のせいだと思っている健一は、ちひろをいじめ始める。
#4
「けむりや」の給料だけではちひろ(尾崎千瑛)を劇団に通わせられず、久美子(斉藤慶子)は歩合の良い内職を見つける。だがそれは中野(小木茂光)の会社のものだった。久美子がためらっていると、中野はさらに工賃を倍にすると持ちかける。ちひろの夢のため、久美子は引き受けることにした。しかし働き詰めの生活は、1年前にガンの手術をした久美子の体をむしばんでいた。工場長の秋葉(赤塚真人)にも横恋慕され、久美子は疲労の度を増していった。
#5
春になり、ちひろ(尾崎千瑛)は劇団公演の主役に選ばれていた。久美子(斉藤慶子)はずっと咳が止まらず病院で検査を受けると、ガンが再発していて一刻を争う状態だと知る。しかし、ちひろの今後の人生を守るためには入院するわけにはいかないと悩む。一方、中野(小木茂光)は会社の隠された秘密を知る秋葉(赤塚真人)を消そうと考え、久美子にワナを仕掛けようとしていた。何も知らない久美子は、中野に援助を求めに来る。
#6
ガンが再発した久美子(斉藤慶子)は、中野(小木茂光)の元へ今後のちひろ(尾崎千瑛)の劇団費用を貸してほしいと頼みに行く。一方、中野は部下の名越(小林すすむ)に、久美子をワナにハメるよう命令する。そんな中、ちひろの誕生日を控えた久美子は、かかしとブリキマンのマスコットを手作りし、あとはブリキマンの胸に入れるハートを探していた。翌日、久美子に会った名越は、そっと久美子の髪の毛とセーターの繊維を取る。中野のワナは始まっていた。
#7
中野(小木茂光)の工場へ納品に来た久美子(斉藤慶子)は、秋葉(赤塚真人)が血を流して死んでいるのを発見する。ところが、秋葉の手には久美子のセーターと髪の毛が握られていて、そのまま久美子は逮捕されてしまう。警察は正当防衛の可能性を示唆し、久美子に自供を促すが、状況を飲み込めない久美子は黙秘していた。そして、徐々に中野の仕掛けたワナに気付いていく。しかし、久美子の病状は悪化する一方だった。
#8
久美子(斉藤慶子)が逮捕され、美由紀(岩崎良美)や奈穂子(水黒遙日)に辛く当たられながらも、ちひろ(尾崎千瑛)は健気に耐えていた。一方、久美子は自分の余命が幾ばくもないことを悟り、ちひろの今後のためには中野(小木茂光)の資金援助を受けるしかないと、罪を被ることを決意する。ちひろは拘置所に行き久美子と接見するが、久美子の衰弱は激しく、ひどい咳のために接見は中断させられる。そんな中、拘置所内の処置室で、看護婦・ゆき子(あき竹城)がハートの鈴がついたボールペンを使用しているのを見た久美子は「ブリキマンの胸にハートの鈴を・・・」の言葉を残し途切れた。
#9
被告人である久美子(斉藤慶子)が死亡したため、秋葉(赤塚真人)殺害事件の捜査、裁判は打ち切られた。久美子の最後の言葉が忘れられないゆき子(あき竹城)だが、ちひろ(尾崎千瑛)には伝えられず、その心残りを息子の佳和(涼平)に話す。しかし、その話の娘と劇場で指切りを交わした少女が同一人物だとは、佳和は知る由もなかった。後日ちひろは、線香をあげにきた内職仲間の栄子(角替和枝)から「久美子が犯人ではない気がする」と伝えられるが、そこに中野(小木茂光)がやってきて栄子は帰ってしまう。一方、劇団に通うことを美由紀(岩崎良美)に禁止されたちひろは、耐え切れず公園で泣いていた。そのとき、なぞの老人に声を掛けられる。
#10
公園でちひろ(尾崎千瑛)に声をかけた老人・しげ爺(藤村俊二)は、「芝居は劇団に通わなくてもできる」とちひろを励まし、嫌な相手でも観察すれば芝居の勉強になると教える。相変わらず美由紀(岩崎良美)や奈穂子(水黒遙日)に辛く当たられ、学校では健一(塩顕治)にいじめられながらも、しげ爺の言葉を胸に前向きにちひろは頑張っていた。しかし健一は、ちひろに対するいじめをますますエスカレートさせる。
#11
美由紀(岩崎良美)に厄介ものにされ、「けむりや」にはちひろ(尾崎千瑛)の居場所はなく、ちひろを引き取るという中野(小木茂光)の申し出を受けざるを得なかった。しかし、そこでも健一(塩顕治)にいじめられ、中野には屈辱的な言葉を投げられ、ちひろは耐え続ける日々を送っていた。そんな中、川嶋プロという芸能プロダクションがオーディションを行い、合格者は寮に入れると知る。だが、応募には保護者のサインが必要で、ちひろはこっそり中野の印鑑を探す。だが健一にみつかり、泥棒と決め付けられてしまう。
#12
ちひろ(尾崎千瑛)は中野(小木茂光)家で泥棒扱いをされ、美由紀(岩崎良美)や隆(甲本雅裕)にも信じてもらえず、絶望し高架橋から飛び降りようと足をかけていた。そこにしげ爺(藤村俊二)が現れ、ちひろの力になると約束する。しげ爺はオーディションを受ける準備を整え、ちひろは書類審査、地区大会と進んでいく。しかし全国大会進出が決まった直後、しげ爺は何者かに連れ去られてしまう。
#13
ちひろ(尾崎千瑛)はしげ爺(藤村俊二)の行方を捜し回ったが見つからず再び絶望していたが、ふとたどり着いた劇場の前で佳和(涼平)に出会う。そこではかつて両親と見た「オズの魔法使い」が上演されていた。佳和はちひろと以前、夢を目指す指切りをしたことを思い出し、ただならない様子のちひろを舞台袖に連れて行き勇気づける。また、川嶋プロのマネージャーの水沢晶(伊藤かずえ)も「夢はちひろのもの」と励ます。一方、「けむりや」では川嶋プロのオーディションに落ちた奈穂子(水黒遙日)を美由紀(岩崎良美)が責め立てていた。
#14
川嶋プロのオーディション本選会場で、ちひろ(尾崎千瑛)はお調子者の真紀(北村美渚)とプライドの高い茜(小川真奈)と出会う。ちひろは「虹のかなたに」を歌い、審査員はその才能に目を見張る。一方、控え室には美由紀(岩崎良美)がちひろの保護者を名乗って晶(伊藤かずえ)に会いに来ていた。そこで美由紀はちひろの母が殺人犯として獄中死したことを告げ、代わりに奈緒子(水黒遙日)を売り込もうとしていた。オーディションが終わり、審査員の評価はちひろと茜で割れていたが、晶が告げたちひろの境遇に一同は言葉を失う。
#15
ちひろ(尾崎千瑛)を合格させるかどうかで審査は紛糾していた。審査会場に呼び出されたちひろは境遇を知られ、人に後ろ指を差されることになっても「芝居があれば生きていける」と夢を持ち続けたい思いを訴える。グランプリは茜(小川真奈)になったが、ちひろは特別賞を受賞し芸能界デビューが決まる。寮に入るため中野家を出て行くちひろを健一(塩顕治)はなぜか寂しい気持ちで見送っていた。そしていよいよ芸能活動が始まろうとしたそのとき、茜がちひろと一緒に仕事をすることを激しく拒み始める。
#16
茜(小川真奈)はちひろ(尾崎千瑛)と同じグループでデビューすることを拒むが、晶(伊藤かずえ)に説得されてしぶしぶ了承する。真紀(北村美渚)も加わって、3人は「ビタースイーツ」としてデビューすることになり、早速レッスンやスチール撮影が始まる。ちひろ・茜、真紀の寮での共同生活もスタートした。しかしある日、川嶋プロに「ちひろの母親は殺人犯だ」と書かれた怪文書が届く。
#17
ちひろ(尾崎千瑛)たちのデビュー曲は「Pure」に決まり、人気の歌番組に出演することになった。しかし、セットから元気良く飛び降りる演出で、茜(小川真奈)は飛び降りられなかった。ちひろの励ましで飛び降りに成功し、3人の結束も固くなる。怪文書の甲斐なくみるみるうちに人気者になった「ビタースイーツ」を中野(小木茂光)は不気味な笑いを浮かべながら見ていた。一方、美由紀(岩崎良美)がちひろの寮に押しかけ、マネジメントを自分がすると言い張って無理やりちひろを連れ出そうとしていた。
#18
ちひろ(尾崎千瑛)を連れ戻せば多額の金がかかると知って、美由紀(岩崎良美)はしぶしぶ引き下がる。しかしその直後、ゴシップ週刊誌にちひろの父が自殺し、母が殺人犯と書き立てられる。この件を逆手に取ろうとする川嶋プロによって、ちひろは弁明の記者会見をさせられてしまう。その様子をTVで見た佳和(涼平)は、母・ゆき子(あき竹城)が話していたかわいそうな少女がちひろのことだと気付く。
#19
会見で世間の同情を集めたちひろ(尾崎千瑛)だったが、その直後、ちひろをさらに中傷する記事が出て、川嶋プロは「ビタースイーツ」を見放し始めた。テレビを見ていた久美子(斉藤慶子)の内職仲間・栄子(角替和枝)は、「久美子は秋葉(赤塚真人)を殺していないのでは」とちひろに伝えに来る。栄子の話から、両親は中野(小木茂光)の謀略にハメられたのだと知ったちひろは復しゅうを心に決め、姿を消す。
#20
13年が過ぎ、ちひろ(榎本加奈子)は空港で、留学先から帰国した健一(松田悟志)の姿に冷たい視線を送っていた。ちひろはフミコと名乗り、真紀(本多彩子)の経営する会社でベビーシッターをし、健一の周辺を探っていた。また、茜(浅井江理名)がママをする銀座のクラブで、チカという名でホステスをし、客の名越(小林すすむ)に盗聴器を仕掛ける。一方、「けむりや」では、奈緒子(岡元夕紀子)が売れない劇団の演出家・佳和(涼平)を恋人として両親に紹介。そしてとあるアパートの一室では、すでに大企業社長となった中野(小木茂光)の写真にちひろが無数のダーツの矢を投げ続けていた。
#21
2002年初夏、久美子(斉藤慶子)の事件の時効まであと10カ月となっていた。ちひろ(榎本加奈子)は身の上を隠して調査員やホステス、ベビーシッターになりすまし、中野(小木茂光)の身辺を探っていた。そして雑誌記者として中野を取材し、今は広報課長として働いている健一(松田悟志)とも再会。また、取材場所として「けむりや」に連れて行かれるが、誰もちひろとは気付かないでいた。一方、奈緒子(岡元夕紀子)の恋人になっていた佳和(涼平)は、主催している劇団の公演を目前に控えチケット代を持ち逃げされていた。そんな時、偶然ちひろと出会う。
#22
ちひろ(榎本加奈子)は、中野(小木茂光)の会社の専務・名越(小林すすむ)に仕掛けておいた盗聴器から、秋葉(赤塚真人)殺しの実行犯が柴田(山本龍二)という男ではないかと推理する。また、雑誌記者として中野の悪事を暴いた記事を書き、復しゅうがいよいよ始まろうとしていた。健一(松田悟志)はちひろのオフィスに乗り込み抗議をするが、父に対する一抹の疑念も消せないでいた。一方、チケット代を持ち逃げされ公演を断念しようとしていた佳和(涼平)に再び遭遇したちひろは、『オズの魔法使い』の話をして、「夢をあきらめるな」と励ます。
#23
柴田(山本龍二)の行方を捜していたちひろ(榎本加奈子)は里江(伊佐山ひろ子)という女性に行き当たる。過去を語りたくない里江に邪険に追い返されてしまうが、何日も粘ってようやく柴田の出身地を聞き出した。そんな時、再びオフィスを訪れた健一(松田悟志)に、ちひろは中野(小木茂光)の成功の陰に踏みにじられた家族があるのだと告げる。そして佳和(涼平)が過労で倒れたことを知ったちひろは、稽古場に見舞いに行く。だが、看病に来ていた奈緒子(岡元夕紀子)に「疫病神」とののしられ、追い出されてしまう。
#24
公演自体が危ぶまれた佳和(涼平)の劇団だったが、匿名で150枚分チケットを買ったちひろ(榎本加奈子)によって窮地を救われる。そのことを佳和から聞いた奈緒子(岡元夕紀子)は「自分が買った」とウソをつく。一方、ちひろは柴田(山本龍二)の父親の居場所を突き止め、入院しているという病院に行き柴田ともすれ違うが、お互い気付く由もなかった。そんな中、中野(小木茂光)はちひろの居場所を捜すようにと名越(小林すすむ)に命令し、健一(松田悟志)も父親の中傷記事を書いた記者がちひろではないかと思い始めていた。
#25
ちひろ(榎本加奈子)は柴田(山本龍二)の行方を聞き出すために、柴田の父・啓三(品川徹)の面倒を見ていたが、進展のないまま時間だけが過ぎていった。一方、佳和(涼平)の劇団では主役が逃げ出し、代役にとちひろを捜していたが、そのことを知った奈緒子(岡元夕紀子)が「自分がやる」と言い出した。しかし奈緒子の演技はお粗末で、団員の不満が爆発してしまう。佳和はなんとかちひろを見つけ出し主役を頼むが、復しゅうに身を捧げたちひろは断る。その帰り道、ちひろの背後に刃物をもつ人物が忍び寄っていた。
#26
柴田(山本龍二)に襲われたちひろ(榎本加奈子)は、通りかかった佳和(涼平)に助けられる。しかし佳和は大ケガをしてしまい、病院に駆けつけた奈緒子(岡元夕紀子)にちひろは「疫病神」とののしられる。後日、柴田の父の最期を看取ったちひろは「中野(小木茂光)への復しゅうに協力してほしい」と頼み、心を動かされた柴田は引き受けることにする。一方、隆(甲本雅裕)は中野の悪事について書かれた記事が気になり、中野の元を訪れる。
#27
入院している佳和(涼平)を助けるため、ちひろ(榎本加奈子)は佳和の芝居の主役を引き受ける。しかし、佳和は心因的ショックで声が出なくなっていた。一方、隆(甲本雅裕)に過去を問われた中野(小木茂光)は、社員でもある奈緒子(岡元夕紀子)を突然クビにする。このことで健一(松田悟志)の中野に対する不信感は増し、あの雑誌記者がちひろではないかとの思いも強めることに。そんな中、ちひろがベビーシッターをしていた真紀(本多彩子)の娘・まひろ(工藤優)の行方が分からなくなる。
#28
ちひろ(榎本加奈子)を探して迷子になったまひろ(工藤優)を保護したのは健一(松田悟志)だった。まひろをちひろの子どもだと思い込んでいる健一は、ちひろを中野家に呼び出すがまひろに懐かれ、次の土曜に3人で会う約束をする。そこに中野(小木茂光)が帰宅し、ちひろと中野は鋭く視線をぶつけ合う。また、雑誌記者としてのちひろの元に隆(甲本雅裕)が訪れ、ちひろの居場所を尋ねる。隆はさらに真相を探ろうと中野に再び会いに行く。後日、ちひろは約束通りまひろを連れて健一と会い、つかの間の平和な時間を過ごす。しかしその頃「けむりや」が炎に包まれていた。
#29
ちひろ(榎本加奈子)が働いているクラブを訪れた名越(小林すすむ)が手にやけどを負っているのを見て、ちひろは「けむりや」の火災が中野(小木茂光)の指示による放火だと確信する。一方、柴田(山本龍二)は、過去の事件をにおわせ中野をゆすり始めていた。また、佳和(涼平)の芝居はちひろの助けもあって順調に稽古が進み、公演当日を迎える。会場には真紀(本多彩子)、茜(小川真奈)、晶(伊藤かずえ)、健一(松田悟志)、しげ爺(藤村俊二)らがやってきていた。それぞれがちひろを全く別の人物と信じ込んでいたのだが・・・。
#30
舞台上のちひろ(榎本加奈子)を見た晶(小川真奈)はしげ爺(藤村俊二)に、「芝居の世界へ連れ戻すべきだ」と訴えるが、しげ爺は「ちひろの心の中は復しゅうでいっぱいだ」と答える。一方、放火されたあとも中野(小木茂光)の周辺を探っていた隆(甲本雅裕)は、名越(小林すすむ)のやけどを見てますます中野(小木茂光)への疑いを強める、しかしある日、バットを持った数人に襲われて大ケガをさせられる。また、ホステスのちひろは、中野の逆襲に加担させられて心労が増している名越に「助けてあげる」とある話を持ちかけ、次の復しゅうを始める。だが、隆が襲われたと知り大きなショックを受ける。自分の周囲の人間ばかりが巻き込まれていくことに危機感を覚えたちひろは、再び姿を消す。
#31
姿を消したちひろ(榎本加奈子)が再び現れたのはテレビの中だった。「ビタースイーツのちひろ復活」のニュースを見て、雑誌記者、ベビーシッター、ホステスなどが全てちひろだったことにみんなが気づく。ちひろは晶(伊藤かずえ)の下から再デビューを果たしたが、晶は「ちひろは義務であるかのように淡々と仕事をこなしている」とふに落ちない様子。しげ爺(藤村俊二)は、「久美子(斉藤慶子)の事件の時効が迫ってきていることが関係しているのでは」と推測。そんな時、ちひろはワイドショーに出演し爆弾発言をする。
#32
ちひろ(榎本加奈子)が「母は無実の罪を着せられて死んだ」とワイドショーで発言した反響は凄まじいもので、一躍時の人となった。これこそがちひろの狙いだったのだ。一方、柴田(山本龍二)は「秋葉(赤塚真人)殺しを公にする」と中野(小木茂光)をゆすり始めていた。また、健一(松田悟志)は父親に対する不信感を強め、佳和(涼平)は復しゅうを止めさせるためにちひろと接触しようと必死だった。そして、名越(小林すすむ)は中野の会社を辞め、転職するつもりでいた。復しゅうの準備が着々と整っていく中、ついにちひろは両親が死に追いやられた真相を具体的にテレビで告白する。
#33
ちひろ(榎本加奈子)が中野(小木茂光)の悪事をテレビで暴露してから、名越(小林すすむ)はついに退職願を出した。そして中野の会社では広報部長である健一(松田悟志)が対応に追われていた。意を決してちひろに会いに行った健一は「復しゅうが目的の人生は寂しい」と告げる。また、柴田(山本龍二)からゆすられ続けている中野は、ちひろに対する怒りを増幅させていた。そして晶(伊藤かずえ)は復しゅうを止めさせるために、しげ爺(藤村俊二)にも協力を仰ぐが、「人の気持ちはなかなか変えられない」と言われてしまう。一方、ちひろは自分の復しゅうが周囲を巻き込んでいるとも感じていた。
#34
暴漢に襲われそうなちひろ(榎本加奈子)を助けたのは佳和(涼平)だった。それは佳和の声が戻ってきた瞬間でもあった。佳和は久美子(斉藤慶子)の最後の言葉「その人の夢は、その人だけの宝物だ」を聞いたいきさつを話す。ちひろは抑えていた思いが溢れ出し、佳和の胸で泣き崩れる。一方、中野(小木茂光)の会社は新製品の発売を控えていたが、同種の製品が他社から一足早く発売されてしまう。それは、名越(小林すすむ)が転職した会社だった。全てを悟った健一(松田悟志)はちひろの滞在するホテルに押し掛ける。しかし、ちひろに反論され感情を抑えきれなくなった健一は、思わずちひろをベッドに押し倒してしまう。
#35
ちひろ(榎本加奈子)を押し倒すも我に返った健一(松田悟志)は、自分を情けなく思いうなだれる。そんな健一にちひろは「うちの家族がされたことをなぞっているだけだ」と話す。また、中野(小木茂光)は新製品の情報を漏えいしたのは名越(小林すすむ)と知って怒りに震えていた。さらに、帰宅した健一にちひろから聞いた話をぶつけられる。「全てはお前のためにやったこと」と反論する中野だが、すでに父親の仕業を悟っていた健一は家を出て行ってしまう。一方、奈緒子(岡元夕紀子)は一連のことで、佳和(涼平)に対する愛情を再認識していた。佳和も「けむりや」を継ごうと決め、劇団員たちに説明しに行く。しかし、それをちひろとの結婚のためだと勘違いする団員たちの話を聞き、奈緒子はショックを受ける。
#36
車に飛び込んだ奈緒子(岡元夕紀子)は軽傷で済んだが、言動が幼児に退行していて、隆(甲本雅裕)と佳和(涼平)はショックを隠し切れない。一方、ちひろ(榎本加奈子)はワイドショーで中野(小木茂光)が「けむりや」に放火させたことを暴露していた。復しゅうを止めさせたい晶(伊藤かずえ)やしげ爺(藤村俊二)の言葉はちひろにはもう届かなかった。そんな時、刑事がちひろを訪ねてくる。久美子(斉藤慶子)を取り調べた鳥羽刑事(丸岡奨詞)がテレビを見て、不可解だったあの事件をもう一度調べてみようと考えたのだ。
#37
「けむりや」にはワイドショーのリポーターが押し寄せ、中野(小木茂光)の会社には抗議電話が殺到し、ちひろ(榎本加奈子)の告白の効果はてきめんだった。ちひろはさらに追い討ちをかけるために久美子(斉藤慶子)が残した手紙を公開し、中野が劇団の月謝を払う代わりに久美子を殺人犯に仕立て上げたことをにおわせたのだ。中野は道行く人に罵声を浴びせられ、リポーターにも囲まれ、そしてついに鳥羽刑事(丸岡奨詞)の来訪を受ける。ちひろの復しゅうは、柴田(山本龍二)の脅迫と共に中野をさらに追い詰めていった。しかし佳和(涼平)はそんなちひろに「人として軽蔑する」と伝える。
#38
健一(松田悟志)は中野(小木茂光)の社長解任動議を仕掛けていることをちひろ(榎本加奈子)に告げ、「これ以上攻撃するのを止めてほしい」と頼むが、ちひろは聞き入れなかった。健一は「僕は君のお父さんとは違うやり方で会社を守る」と言い残す。また、真紀(本多彩子)は「結局復しゅうしたいのは自分のためなのよ」とちひろをいさめる。そして晶(伊藤かずえ)は、大原静子(稲田奈緒)の悲劇をちひろに語り、「なんの罪もない人々が復しゅうによって、心の中に憎しみを植え付けられる」と訴える。その言葉に震えるちひろだが、やはり中野への憎しみは消えなかった。一方、健一は佳和(涼平)を呼び出し、ちひろを助けるように頼む。しかし、健一の思いを悟った佳和に指摘され、健一がつかみかかったのをきっかけに乱闘になる。
#39
ケンカをきっかけに理解を深め、佳和(涼平)と健一(松田悟志)はちひろ(榎本加奈子)を救うために手を結ぶことに。そんな中、ちひろが晶(伊藤かずえ)から提示された仕事は、健一から依頼された施設を回って子どもたちに芝居を見せるというもので、演出は佳和だった。ちひろは断るが、晶から健一がちひろを憎しみから救おうとしていることを聞き、また健一からも中野(小木茂光)が社長の座を下りたことを告げられ、少しずつ心が動く。しかし、奈緒子(岡元夕紀子)は、佳和がちひろを助けようとしていると知り、再び怒りがこみ上げる。
#40
壊れてしまった中野(小木茂光)を見届けたのに空しさだけを覚えたちひろ(榎本加奈子)は1つの決心をしていた。「けむりや」に現れたちひろを見て、佳和(涼平)を連れ出しにきたのだと勘違いをした奈緒子(岡元夕紀子)は逆上し、子どもに退行していたことがウソだったとバレてしまう。しかし、ちひろに諭され、またちひろも復しゅうを止め健一(松田悟志)の仕事を引き受けると告げたことで、「けむりや」に再び平和が戻ってきた。一方、中野は名越(小林すすむ)、美由紀(岩崎良美)、栄子(角替和枝)の元を訪ね回っていた。そんな中、ちひろが主演を務めたドラマの大ヒット祝いの席には、健一、佳和、奈緒子なども集まっていた。そのとき、テレビに中野が映し出され、弁明を始めた。さらに証言者まで呼び込む。
#41
テレビのワイドショーに出演した中野(小木茂光)が、自分側の証人として呼んだのは美由紀(岩崎良美)だった。テレビの前で凍りつくちひろ(榎本加奈子)たち。中野は栄子(角替和枝)まで引っ張り出し、秋葉(赤塚真人)殺しの実行犯を目撃したのはウソだったと証言させた。たまらずちひろはテレビ局に駆けつけ中野につかみかかるが、久美子(斉藤慶子)を侮辱され、生放送中に取り乱してしまう。一部始終を見ていた健一(松田悟志)は、父に絶縁を言い渡す。そして、ちひろのホテルを訪ね、「どこか遠くに行こう」と誘う。
#42
「けむりや」では隆(甲本雅裕)が美由紀(岩崎良美)をいさめていた。しかし「お前みたいな女は俺じゃなきゃ務まらない。これからも家族としてやっていく」と話し、遠藤家には再び家族の絆が戻ってきていた。一方、健一(松田悟志)は会社を辞めた。そして奈緒子(岡元夕紀子)を訪ね「佳和(涼平)をちひろ(榎本加奈子)に返してやってほしい」と頼む。奈緒子に言われちひろに会いに行った佳和だが「2人は同じ夢を追う仲間」と話し、「ちひろは芝居を続けるべきだ」と伝える。その言葉にうなずくちひろだったが、心にはある決意を固めていた。
#43
ちひろ(榎本加奈子)のために健一(松田悟志)や晶(伊藤かずえ)たちは、ちひろの汚名を晴らす証言者を集めていた。それは健一にとっては父親を告発することだった。健一はちひろを訪ね愛する思いを伝える。一方、過労で倒れ入院中のしげ爺(藤村俊二)は見舞いにきたちひろに「自分を不幸に陥れた運命に復しゅうしたければ、自分が幸せになればいい」と話す。しかし、ちひろは置手紙を残してまた姿を消してしまう。そんな中、中野(小木茂光)の家を訪問する人物がいた。
#44
中野(小木茂光)家に入ってきたのは柴田(山本龍二)で、中野を殺す目的だった。そこに同じく中野を殺害しようとやって来たちひろ(榎本加奈子)が出くわす。ちひろはぼう然と柴田が中野に手をかけるのを見つめていた。しかし、異常を察知した健一(松田悟志)や鳥羽刑事(丸岡奨詞)によって未遂に終わる。ちひろへの疑いは晴れ、これからどんどん夢を追いかけられると浮き立つ晶(伊藤かずえ)たちだったが、ちひろの表情は冴えなかった。中野を見殺しにしようとした自分も、やはり中野と同じ殺人者だという罪の意識に苦しんでいたのだ。そして死を逃れた中野は健一を呼び「あの女に俺を殺させろ」と言う。
#45
ちひろ(榎本加奈子)は中野(小木茂光)に会いにいく。中野は「運命を呪う気持ちは、ちひろ一家への憎しみに変わってしまった」と話し、「恨んでいるのなら自分を殺せ」とちひろに迫る。ちひろは「あなたを殺したら、あなたと同じ人間になる」と告げ、去ろうとする。しかし自暴自棄になった中野は・・・。
虹のかなたが視聴できる2社の各サービス詳細です。
月額料金、無料期間、見放題本数の基本情報と各サービスのおすすめポイントが確認できます。
虹のかなたはU-NEXTで視聴可能です!
U-NEXTは無料トライアル期間を31日間設けているので、期間中であればすべての見放題作品を無料で楽しむことができます。
追加料金なしで観れる見放題のドラマが多数!U-NEXTでしか見ることのできない独占配信ドラマもあるのでドラマ好きなら見逃せません!
また、期間限定で見放題になるドラマもあります。見たいドラマが配信されたら無料お試し期間を利用して楽しむこともできます。
U-NEXTには便利な機能が盛りだくさん!
スマホ・タブレット・パソコン・スマートテレビ・ゲーム機など複数のデバイスで同時視聴もできちゃいます!
テレビの大画面でドラマを観たいときや、家族で別々の動画を楽しみたいときも便利です。
さらにファミリーアカウント機能で、最大3つの子アカウントが作成可能! マイリストや視聴履歴が共有されないため、プライバシーも守れます。
ダウンロード機能もあるため、通信量を気にせず動画を楽しめるでしょう。
U-NEXTの無料トライアル中は、ポイント利用やダウンロード、同時視聴機能を使ってドラマ作品を思う存分楽しんでください!
\U-NEXTを31日間無料で楽しむ!/
虹のかなたはmusic.jpで視聴可能です!
音楽配信のイメージが強いmusic.jpですが、実はドラマも充実しているんです!
ドラマはレンタル料金が必要ですが、毎月付与されるポイントを利用することが可能。
しかもこのポイントは毎月月額を超える金額分もらえるからとってもお得!
music.jpでは、加入している料金プランごとにレンタルに使えるポイントが貰えます。
豊富なラインナップが魅力の国内ドラマを視聴したいと思っている人は、このポイントを上手く利用することで、お得に楽しむことが可能です。
サービスに加入するのを悩んでいる人でも、月額料金以上に動画を視聴できるポイントが貰えるので、新作が実質無料で視聴できると考えるとお得。
レンタルできる作品のラインナップも新作から名作までいろいろと揃っているので、試してみる価値ありです。
pandoraやdailymotion、アニチューブなどの違法動画サイトにある
動画の視聴ダウンロードはウィルス感染のリスクがある大変危険な行為です!
無料でみれるからと、違法サイトに手を出す前に、
安心安全で動画視聴できる動画配信サービスを検討してみてください!
無料期間のある動画配信サービスなら、無料で動画を視聴できますよ!
【Huluオリジナル】全世界の映画・ドラマ史上、最も多く映像化されているキャラクター、シャーロック・ホームズとジョン・ワトソン (ギネスブック認定)。この世界一有名な2人が、もし現代の東京にいたら…? しかも、ふたりとも日本人女性だったら…? 世界中の誰もが知っていながら、未だ誰も見たことの無い新しいオリジナル連続ドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」が始動する。主演:竹内結子。
大阪を舞台にミステリー史上最凶の“疫病神コンビ”が大暴れするハードボイルドドラマ 黒川博行の直木賞受賞作「波紋」と「疫病神」を北村一輝&濱田岳のW主演でドラマ化。予想を裏切るストーリー展開と大阪弁の軽妙な会話、そしてバイオレンスがさく裂する! 大阪・西心斎橋に事務所を構える建設コンサルタントの二宮は、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれ、そのトラブルシューティングのためにヤクザの桑原と組むことに。だが、桑原の言う通りに動いた二宮は、さらなる厄介事に巻き込まれていく。
野沢尚原案、藤原紀香&渡部篤郎W主演!社会の闇に迫る大人のラブサスペンス 04年に他界した人気脚本家・野沢尚が生前温めていた渾身の企画を映像化。藤原紀香がスクープを狙うテレビ局の記者を熱演。渡部篤郎とのラブシーンは大人の色気たっぷり! JBSテレビ報道部の苑子は、あることが原因で仕事への熱意を失う。だが、元エリート商社マンの進藤が妻子を殺された復讐を計画していると知り、スクープを狙うべく彼を張り込む。そんな中、国内で初潮がこない高校生が急増。苑子はその真相を探り始める。
ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも幸せを探していく女性たちの物語。 主演は、演技派女優として実力、人気共に確固たる地位をほこる真木よう子。オンナのもくろみうごめくファッション誌業界で、一般主婦から読者モデルへと羽ばたき成長していく主人公を演じる今作では、“美”から遠ざかっていた主婦役に挑戦、日頃、凛(りん)とした魅力で圧倒的な存在感を放つ女優・真木よう子とは一味違ったラフでアットホームな表情をお見せします。さらに吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子が集結! オトナのオンナの代名詞とも言える豪華女優陣が華麗にドラマを盛り立てていきます。そのほか、金子ノブアキ、徳井義実、リリー・フランキーといった個性豊かな異色の男性キャストも出演。オトナの魅力あふれる俳優陣の貴重な競演にご期待ください。 原作は、30代から50代の主婦層に絶大な人気を誇るファッション誌「STORY」で連載され、主婦層から多くの共感を呼んだ唯川恵の同名小説。タイトルにある“セシル”とはフランスの小説家、フランソワーズ・サガンの名作 「悲しみよこんにちは」の主人公セシルが由来で、女の悩み、葛藤、思惑など“女性自身の中に潜むオンナ”という意味で使われています。また劇中には、作家などの文化人、美容家、スポーツ選手ら様々な分野で活躍する実在の女性たちが出演。ドラマのテーマである“女性としての生き方”を視聴者へ投げかけるシーンも登場するなど、これまでのドラマとは異質の演出も見所のひとつです。是非、お見逃しなく!
アガサ・クリスティの名作ミステリーを仲間由紀恵ほか豪華キャストでドラマ化 傑作推理小説「そして誰もいなくなった」の映像化は日本初。ドラマオリジナルの凸凹刑事コンビが登場し、密室殺人の謎解きに挑む。名優・渡瀬恒彦の遺作。 八丈島沖に浮かぶ孤島・兵隊島。その孤島に立つ自然の島ホテルのオーナー・七尾審によって10人の男女が島に呼び寄せられる。これから何が起こるのか、自分たちはなぜこの島に招待されたのか。期待と不安のなか、オーナー不在の夕食が始まり…。
ベストセラー作家・奥田英朗の傑作小説を原作としたサスペンスドラマ。親友同士のナオミとカナコが、カナコを苦しめるDV夫を殺害しようと企て、決行するさまをスリリングに描く。追いつめられた女たちが、自らの人生を守るために立ち向かう姿が大きな共感を呼んだ。潔癖なまでに正義感の強い女性・小田直美を広末涼子、夫の暴力に苦しむ妻・服部加奈子を内田有紀が演じる。加奈子の夫・達郎と、彼と瓜ふたつの中国人・林竜輝の2役を佐藤隆太が好演。吉田羊、高畑淳子、富司純子ら実力派が脇を固める。デパート外商部で優秀な成績をおさめるキャリアウーマンの小田直美(広末涼子)と専業主婦の服部加奈子(内田有紀)は、大学時代からの親友同士。加奈子とその夫でエリート銀行員の達郎(佐藤隆太)は、直美と達郎の姉・陽子(吉田羊)を自宅に招いて引っ越し祝いをする。そこには、直美から外商の顧客を紹介してもらおうという達郎の思惑があった。一方で直美は、商談会で腕時計を盗んだ中国人社長・李朱美(高畑淳子)のもとを訪れ、達郎にそっくりの男性・林竜輝(佐藤隆太)が働いているのを見て驚く。その後、風邪をひいた加奈子に食事を届けた直美は、顔のアザを見て愕然とする。達郎が妻に暴力を振るっていると知り、被害届を出して別れるようにと諭す直美だったが、夫に逆らえない加奈子はその言葉を拒絶し…。
天城峠で起きた殺人事件の真相とは?松本清張原作の旅情ミステリー 天城峠で起きた迷宮事件の裏に潜む、純朴な少年の揺れる心理を描く。刑事の回想を通して、過去と現在を交錯させながら真相に迫る。原作者の松本清張がお遍路さん役で出演。 大正15年の夏、天城峠で男の死体が発見された。事件が起きた時刻に天城峠を越えていたのは家出少年、娼婦、過去を閉ざした流れ者の3人だった。それから数十年後、この迷宮入り事件を担当していた当時の刑事が真相を突き止めようと動き出す。
ミステリーの女王アガサ・クリスティ原作「そして誰もいなくなった」のドラマ。1939年に発表された本作は評価・人気ともにクリスティの最高傑作であるという呼び声高く、45の言語にて世界中で1億部以上を売り上げている大ベストセラー。2015年のクリスティ生誕125年記念特集ドラマとして、英BBC Oneと米Lifetime Channelが放送した。 孤島から出られなくなった10人が1人ずつ殺されていくというクローズド・サークル(閉じられた空間)の代表作であるとともに、「童謡殺人」(見立て殺人)の代表作でもあり、彼女自身が戯曲化もし、その後の舞台、映像の作家たちに計り知れないほどの影響を及ぼしたミステリーとして知られる。 ドラマは原作と同じ1939年という設定。イギリス デヴォンの離島にある屋敷に招待され、或いは雇われて集まった10人、屋敷雇いの夫婦以外は誰もが初対面。ホストのオーウェン夫妻は、遅れて島に着くということで不在。夫妻を直接知っている者もいない。その夜ディナーの席で突然蓄音機のレコードから声が流れ出し、10人それぞれの過去に犯した殺人を糾弾する。直後から一人ずつ人が殺されていく。その死に方は、童謡「10人の兵隊さん」の中で兵隊が減っていく歌詞どおりだった。
友情を賭けた危険なゲームを描く、同名人気漫画を実写化。2017年4月より放送。その後、映画2部作が公開された。貧乏高校生の主人公・片切友一を、ドラマ『水球ヤンキース』などに出演した吉沢亮が演じる。ゲームに参加する友人に扮するのは内田理央、山田裕貴、大倉士門、根本凪。ゲームを進めるマナブくんの声を務める天月-あまつき-が、主題歌も担当している。両親のいない貧しい高校生・片切友一(吉沢亮)は、修学旅行費を捻出するために新聞配達に勤しんでいる。正義感の強い副委員長の沢良宜志法(内田理央)、議員の息子で金持ちの・四部誠(大倉士門)、学年トップの天才・美笠天智(山田裕貴)、心やさしいアニメ好きの少女・心木ゆとり(根本凪)の4人が彼の大切な友人だった。そんなある日、志法がクラス全員から集めた修学旅行費200万円が盗まれてしまう。自分を責めた志法は学校を休むようになり、周囲からも疑惑の目を向けられる。友一は志法に手紙で呼び出されるが、そこにいたのは親友の4人だった。その後彼らは何者かに襲われ、白い部屋に閉じ込められてしまう。突然現れたのはアニメキャラの着ぐるみ・マナブくん(天月-あまつき-)。彼は、5人のうちの誰かが2,000万円の借金返済のために、「トモダチゲーム」に申し込んだという衝撃の事実を告げ…。
※配信されている作品は、サービス各社の状況によって配信スケジュールが変更される場合がございますので詳しくは、動画配信サービス各社のサイトにてご確認ください。