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第1話「パロール星人」

「地球防衛軍に選ばれました」 普通のサラリーマン、実吉浩二はある日、営業途中にワープ光線を浴び、気付いたら月にいた。そこには、同じように連れてこられた、受験生の三島、バンドマンのルキーニ、体育教師の牛山、エグザイル大好きおばさん、新子がいた。政府の役人、勝又、神田林が事情を説明。ここにいる皆は、宇宙人の嫌がる低臭波を持っている日本でたった５人の人材。地球侵略を試みる宇宙人に、侵略をやめ、自分の星に帰ってもらうよう説得すること。それでも説得に応じない場合は彼らのその低臭波でやっつける。という内容であった。半強制的に日本国内閣府直轄の地球防衛軍となった5人は、シフト制で任務にあたることになった。 さっそく本物の宇宙人が出現。現れたのはパロール星人。故郷の星がウイルスにやられ、全滅の危機にあるという。移住できる星を探しにきたのであった。しかし、パロール星人の生命力はとても弱く、寿命は一週間。ウイルスのせいでその寿命がさらに短くなり、半日になってしまっているという。どう考えても地球人の方が強かった。共存案も出るが、PM2.5を吸い込めるわけでもなく、特に地球にメリットはなかった。諦めたパロール星人は故郷へと帰っていくのであった。 無事に初任務は成功。しかし、本当にいた宇宙人。今回は弱かったが、強い奴が来た時への不安が募る。皆が辞退しようとしたその時、ワープカプセルから新たなメンバー、香織が現れる。めちゃくちゃ美人な様相に男たちは一気に態度を変え、地球防衛軍を継続するのであった。

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  ：30分

第2話「ゴーダ星人」

ある日突然、地球防衛軍となった実吉浩二たち6人。彼らの任務は地球侵略に来る宇宙人たちを説得し、帰ってもらうこと。忙しい生活の合間を縫ってシフト制で任務にあたっていた。 今日のシフトは、実吉、ルキーニ、新子。実吉は接待ゴルフと任務のシフトが被ってしまい、予定を調整している。さらに嫁からの電話もあり、席を外す。実吉が戻ると、新子はライブのチケットが余ったらしく、東京ドームに。ルキーニは自分のバンドのライブに行ってしまっていた。その時、警報がなる。現れたのはゴーダ星人。人口が増えすぎて住みにくくなり、地球侵略にやってきたという。実吉が対応するが、息子のサッカースクールの送り迎えを嫁から催促されており、いったん地球に帰る。代わりに転送されてきたのは、香織、牛山、三島。シフト制で対応されるゴーダ星人は怒るが、３人はシフトじゃないのでそれぞれの予定を優先すると文句を言う。三島は日東駒専模試を明日に控えているので、香織はヤボ用で、牛山は飲み会の幹事なので帰っていった。 実吉が、子どもをサッカースクールに迎えに行き、帰りにデニーズで一緒に晩ごはんを食べてから月に戻ると、ゴーダ星人は1人待っていた。話を聞くと、上司の命令で侵略にきており、ゴーダ星人もまた中間管理職ならではの苦悩を抱えていた。実吉と同じ境遇のゴーダ星人。同情して、侵略を許してしまいそうになった矢先、飲み会途中の新子が戻ってくる。新子が脇の匂いを嗅がせるとあえなくゴーダ星人は消えていった。かくして今日も地球の平和は守られたのであった。

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  ：36分

第3話「サンバ族」

ある日突然、地球防衛軍となった実吉浩二たち6人。彼らの任務は地球侵略に来る宇宙人たちを説得し、帰ってもらうこと。忙しい生活の合間を縫ってシフト制で任務にあたっていたのだった。 相変わらずシフトでもめる6人。香織はまたヤボ用でシフトに入れないと言う。今回こそはと問い詰めると、香織は貧乏で、まだ小さい兄弟を育てる為、マッチ売りや、靴磨きをして生活をしていると告白する。同情するメンバーたち。新子のバイトは交代してもらえるということで、残りのメンバーでじゃんけんをすることに。負けたのは、受験を明日に控えた三島。 これまで宇宙人が襲来したのは２回。今日もどうせ来ないだろうと新子と世間話をしていたところ、宇宙人が現れる。てんとう虫のような姿をした、火星の地下奥深くに住む、サンバ族。地球人が火星に解き放った生き物から進化を遂げた種族で、その復讐を果たすために侵略に来たのだった。サンバ族の目的は地球のラブラムシを食べつくすこと。その野望を熱く語る側で、新子は今日もエグザイルのチケット。三島は勉強に勤しむのであった。それぞれの事に熱中する２人。サンバ族は虫の知らせで、他の生き物の能力を察知することができた。早稲田の赤本をやっている三島が実は偏差値40、クラスでビリだったのを見破るサンバ族。「アインシュタインもクラスでビリだった」と教育されてきた三島は、ここで自分はバカだったことに初めて気づく。怒った三島は、仕返しに脇の下の匂いをくらわせ、サンバ族を消し去る。かくして今日も地球の平和は守られたのであった。

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  ：30分

第4話「タルパス星人」

ある日突然、地球防衛軍となった実吉浩二たち6人。彼らの任務は地球侵略に来る宇宙人たちを説得し、帰ってもらうこと。忙しい生活の合間を縫ってシフト制で任務にあたっていたのだった。 月のピット、応接室。タルパス星人が襲来していた。しかし、ルキはまもなく始まるライブに行こうとしていた。ルキを待つ客は50人。納得のいかないタルパス星人。重要なパートなのか問うと、ルキのパートは”司会”だった。演奏前にメンバーの紹介をし、はじまったら観客席に降り全力で応援するという役割。あきれるタルパス星人。楽器がまったくできないことまで発覚したルキはライブへと向かった。ワープしてきたのは牛山。１人で宇宙人に対応していた香織が泣きながらピットに入ってきた。牛山は宇宙人を放っておいて２人で話そうとしつこく誘うが逃げられる。 宇宙人の説得に向かう牛山。話を聞くと、タルパス星人の星は既に滅亡してしまい、最後の生き残りの２人だった。なので、援軍が大挙してやってくることもなく、彼らは巨大化などもすることができないらしいので、侵略はかなり厳しい様子だった。体育教師っぽく、その事実を諭す牛山。タルパス星人の２人を、そのキモいフォルムでも受け入れてくれる星へと送り出すのであった。 日曜日のシフトのことでグダグダともめている。そこにバンド仲間を連れたルキがワープしてきた。前のバンド仲間とは喧嘩別れしたらしく、新しく組んだのは誰も楽器の弾けない、エアバンド。そのくせにバンドものあるある青春ネタを繰り広げ、あきれる一同だった。

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  ：27分

第5話「ゲルバーバ星人」

ある日突然、地球防衛軍となった実吉浩二たち6人。彼らの任務は地球侵略に来る宇宙人たちを説得し、帰ってもらうこと。忙しい生活の合間を縫ってシフト制で任務にあたっていたのだった。 今日のシフトは実吉とルキーニ、そして香織。地球防衛軍の仕事にも慣れてき、余裕が出てきた。ルキーニは”降りてきた”と言い、音符も書けないのに作曲に向かう。実吉と香織が２人きりになった時、会話の流れから香織が実吉に「好き…だからかな」と突然の告白をする。実吉は部屋を出て行き、入れ違いに戻ってくるルキーニ。香織はルキーニにも、「私の魂にルキーニさんの音楽が聞こえる」「好き…だからかな」告白する。舞い上がる２人。香織が急な用事を思い出したと言うと、スグに帰してしまう。その時、警報が鳴る。現れたのはゲルバーバ星人、とてもブサイクである。ふてくされる２人。頭の中は香織の事でいっぱいで、ゲルバーバ星人の話はいっさい耳に入ってこなかった。ハッキリとブスと伝えると、大きなショックを受けるゲルバーバ星人。彼女は自分の星では美人の部類に入るらしいのだった。ゲルバーバ星人を置いて、香織の元に向かう２人。ワープすると、代わりに強制転送されてきたのは香織と新子だった。香織の想像では、香織を奪い合う実吉とルキーニがライトセーバーで壮絶な戦いを繰り広げている。ゲルバーバ星人と対峙する香織と新子。香織は自分が地球で一番可愛い、あなたが来ても完全に無駄。と言い放ち、ついにゲルバーバ星人は諦めて帰っていったのであった。

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  ：33分

第6話「ロラリラス星人」

今日のシフト、牛山と三島は前回のカオリン事件の事を話している。新子は相変わらずエグザイルのチケットを落札中。そこに警報が鳴る。応接室で待っていたのは、毛むくじゃらのロラリラス星人。水を求めて地球侵略に来た。そんな話をしている間も三島は受験勉強をしていた。ロラリラス星人と牛山に問題を出される三島。バカ過ぎてまったく答えられない。問題を繰り返している最中、勢いでロラリラス星人のヅラがとれてしまう。すると、へなへなになるロラリラス星人。ヅラをかぶるとまた元気になる。牛山はヅラを取ったまま、三島を連れて勉強の特訓へと向かった。落札を終えた新子が応接室に行くと、へなへなのロラリラス星人が。 ヅラをつけてくれと頼むが、新子は応えない。そのうち２人は身の丈話をし始める。新子はパート先の愚痴を話すなどと、だんだんと打ち解けていく。 次の日。実吉が来ると、今日はシフトじゃない新子がいた。そこに牛山とルキーニも来る。新子から皆に大事な話があるという。なんと昨日のロラリラス星人と結婚するという事だった。ロラリラス星人は、地球侵略をやめるか、人類は抹殺するが新子だけを残すか、人類を抹殺して短い結婚生活だけど最後に新子を殺すか、仲間と相談中だった。応接室に行く４人。ロラリラス星人の結論は、人類を抹殺して最後に新子を殺す。それでも良いと言い出す新子。しかしルキーニが、新子の結婚相手はエグザイルのメンバーなんじゃないのか！？と言う。我に返る新子。脇の匂いビームを食らわせロラリラス星人を消し去った。

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  ：26分

第7話「ゾルゲール星人」

今日のシフトは牛山、ルキーニ、香織。それぞれに悩みを抱えていた。牛山は学校の問題。ルキーニはライブのノルマ制チケットが売れていないことにイライラしていた。そこに警報が鳴る。現れたのは白タイツの弱そうな宇宙人、ゾルゲール星人。1人で対応に行った香織はゾルゲール星人の脅しには構わず、コールオブデューティー(戦争ゲーム)をしている。そこに、やっぱり放っておけないと、牛山が入ってくる。ゲームをやめ、態度を豹変させる香織。ゾルゲール星人は、なぜ地球侵略に来たのかを話すが、牛山も自分の担当するクラスで問題がありほとんど聞いていない。クラスで一匹だけ動物を飼うことになったが、何を買うかで揉めており父兄から苦情がきているという。香織がいろんな動物を提案するが難しい。ゾルゲール星人も、亀、マンチカン(猫)、フェレットなどを提案するが、牛山にすべて卑猥な言葉として受け取られ、「元気ですかっ！」とビンタを食らう。学校問題は解決せず、牛山は帰っていく。便乗して香織も帰っていった。そこにルキーニが入ってくる。ゾルゲール星人の相談に乗るルキーニ。共存の道を探る中で、ゾルゲール星人の仲間が2000人いることがわかる。ルキーニは自分のバンドのライブに来ないかと提案。ゾルゲール星人も地球に入れるという事で乗り気になる。そこに実吉が慌てて入って来て止めにはいる。なんの取り柄もないゾルゲール星人は、使えないと叱られ泣いてしまう。地球侵略を諦め、自分たちよりもさらに取り柄のない生き物が住む星を探して旅立っていくのだった。

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  ：27分

第8話「ソミアル星人」

実吉と三島が宇宙人と対峙している。ソミアル星人のルミア、かなりの美人である。ルミアたちは子育てに良い環境として地球を侵略に来たが、地球人の出す二酸化炭素が有害なので抹殺するという。ルミアたちはクローンで、同じ顔の美人がたくさんいるということだった。興奮する２人はなんとか地球に招くことができないか、その方法を探りにピットへと出て行った。地球に連れて行こうと話しをしている時、ルキーニがやってくる。事情を話すと、ふざけんなと勢いよくルミアの元へ向かう。しかし、ルミアと出会った途端に態度が変わる。勢いに乗じて三島がルミアに交際を申し込むが、ルミアは両性具有なので付き合うという概念がなかった。再び作戦会議に戻る３人。クローンがたくさんいることを想像し、さらに興奮。そこに牛山がワープしてくる。牛山は教師魂としてそれは許せないと、ルミアの元へ向かうがあっさり落ちてしまう。なんとか共存できないかと思案している時、新子と香織もワープしてくる。新子がさっそく様子を見に行き、一瞬で察する。続いて香織がルミアの元へ。あまりの可愛さに一瞬怯む香織。しかし、自分が宇宙で一番可愛い女だと対抗する。本性を表し、汚い言葉でルミアと言い争う。一方、男たちはルミアを男に惚れさせ、女に進化させるという作戦を立てていた。三島とルキーニがその役目を担い向かう。すると、ルミアが香織の肩を抱いていた。ルミアは香織に惚れ、男になっていたのだった。諦めた男たちは匂いビームを出し、ルミアを消し去ったのだった。

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  ：33分

第9話「ゴールド星人」

週末のシフトの件で、また揉めている。実吉は、嫁の代わりに子どもの遠足にいかなければならず、土日のシフトには入れないということだった。新子はエグザイル。三島は模試だったので、今夜のシフトは、実吉、ルキーニ、香織が入ることになった。香織が、実はコールオブデューティーのロシアの赤い薔薇は自分だと、カミングアウトし始める。これまでヤボ用と言っていたのは、ゲームをするための嘘だった。ルキーニとゲームで意気投合する香織。２人でゲームをし始める。しばらくして、実吉が弁当をつくりに帰ろうと起きた時、警報が鳴る。ルキーニと香織は完全にゲームモードで、ひとまず実吉が対応に行くことに。応接室に行くと、２人つながった宇宙人、ゴールド星人がいた。子孫繁栄の為に女が豊富な惑星を探してやってきたのだった。しかし、ゴールド星人のフォルムは完全にチンコだった。実吉が交代しに行くとルキーニは寝ており、香織に代わる訳にもいかず仕方なく戻る実吉。牛山に電話で応援を求めるが来てもらえず、ルキーニを無理やり連れてくる。ルキーニはゴールド星人を見たとたんに笑ってしまう。笑われて喜ぶゴールド星人の頭が回る。ルキーニはゴールド星人に、その頭が見えていては地球ではモテないと説明する。ならば仕方ないと宇宙服を着るが、コンドームにしか見えなかった。そこに新子がワープしてくる。ゴールド星人は地球人の女である新子にアプローチをする。しかし、新子にハッキリとチンコチンコと連呼され、罵られる。諦めたゴールド星人は帰っていったのだった。

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  ：36分

第10話「ズガ星人」

地球防衛軍にも、ようやくお給料が出るということになったが、それは図書カードでの支給だった。納得いかないと話しているその時、巨大宇宙船が近づいていると警報が鳴る。三島が様子を見に向かったが、なかなか帰ってこない。ルキーニが覗きこむと恐ろしい出で立ちの宇宙人が。牛山はさっさと片付けると言い、宇宙人の元へ向かう。そこには倒れている三島とルキーニ。牛山は低臭波ビームを出すが、まったく効かなかった。宇宙最強のズカ星人。地球の危機だったが、牛山は学級も危機だった。牛山はズカ星人に学校での事情を説明。許可をもらい、ひとまず学校に帰った。入れ替わりに実吉と新子が入ってくる。ついにズカ星人が攻撃を仕掛けようとしてきたその時、ビームを受け倒れていた三島とルキーニが起き上がる。どうやらズカ星人のビームを浴びると能力が上がることが判明。三島は難しい問題を正解。ルキーニは歌が上手くなっている。実吉、新子も浴びるが、この効力は一回きり、三日しか持たなかった。しかし、ズカ星人にはもう一つのビームがあった。新子はそのビームを浴び、倒れてしまう。実吉、ルキーニ、三島の３人で低臭波ビームを出すが、跳ね返される。牛山も戻って参戦するが効かない。もうダメかと思ったその時、後ろから香織が現れ、うんこビームガンを放った。ズカ星人は消え去っていった。倒れたままの新子。皆が悲しんでいる。すると新子が起き上がった。命に別状はなく、体重が５キロ増えているだけだった。こうして地球防衛軍の活躍により、地球の平和は守られたのであった。

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  ：29分