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【明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜】は3社の動画配信サービスで配信中です。
定額見放題3社です。ここでは配信されているサービスの詳細を紹介します。
※実際の配信状況は各VODサービスをご確認ください。
目次
早川家の長男・律(りつ)(高杉真宙)(18)は母・恭子(富田靖子)(46)、弟の調(しらべ)(前田旺志郎)(14)、妹の奏(かなで)(田附未衣愛)(13)と穏やかで暖かな日々を送っていた。ところが、母の恭子が長期入院することになり事態は急変する。母・恭子の病名は“癌”、ひとり真実を告げられた長男の律は衝撃を受ける。先の見えない不安の中、母・恭子だけは何事もなかったかのようにいつもの笑顔を律に向けてくる。「お母さん、治してみせるから。だから心配いらないよ。」笑顔でそう言う母・恭子の言葉とは裏腹に、重い足取りで家に戻る律。そこには何も知らない弟妹が、夕飯のために注文したピザを前に大はしゃぎしていた。律は、居たたまれなくなり、台所へ引きこもると、母の絵入りレシピノートを見つける。それを見ながら律は思い出す。どんな時も、母の恭子は笑顔でご飯を作ってくれていたことを。そんな母のお陰で自分たちもいつも笑顔でいられたことを。と、弟たちがせっかくのピザをひっくり返してしまい食べられなくなってしまう。「夕飯、どうすんだよ」と嘆く弟に律は決意して言う。「兄ちゃんが作るよ」この日から、律は年の離れた弟妹のために母・恭子に代わって台所に立つようになる。母・恭子が笑顔でいる間はきっと素敵な明日が待っていると信じて。そんな律の思いが通じたのか、母・恭子の病状は快方に向かい、退院の日を迎える。ところがそんな矢先、律は衝撃の真実を知ってしまうことに。律は母・恭子とは血が繋がらない養子だったということを・・・。ある日、律は実の母・真也(まや)(河井青葉)(34)と、実の弟・路加(るか)(5)と出会う。律は、育児放棄(ネグレクト)気味の真也を目の当たりにし、路加を救い出したいと思い始める。
初めての料理
早川家は、大学生の律(高杉真宙)、母・恭子(富田靖子)、弟・調(前田旺志郎)、妹・奏(田附未衣愛)の4人家族。父・大洋(川合俊一)が事故で亡くなって以来、恭子が女手ひとつで子どもたちを育ててきた。12年前、小学生だった律(篠原湊大)は、クラスメイトの母親から盗人の濡れ衣を着せられたことがあった。律の窮地を救ってくれたのは、恭子の笑顔と大好物のオムライス。いつも笑顔で誰のことも傷つけない恭子。律は、そんな恭子が大好きだった。時は経ち、大学の建築学科に通う律は、ヤンチャで正義感の強い調、ちょっと甘えん坊の奏、そして変わらぬ笑顔の恭子と、賑やかで幸せな日々を送っている。この暮らしがずっと続く--この時、律はまだそう思っていた…。そんな中、恭子が突如、入院することになる。風邪をこじらせただけだろうと言う医師・花山(山田純大)の言葉に一度はほっとする律だったが、検査の結果、悪性の腫瘍が見つかって…。
母のいない食卓
母・恭子(富田靖子)に代わり、弟妹のために台所に立つようになる律(高杉真宙)。一方、恭子は、財布から古びた紙を取り出し、深いため息をつく。それは律を雨宮真也(河井青葉)という彼の実母から養子にもらう手続きの書類だった。律は恭子と血のつながりがなかったのだ。そのことを知らない律は、調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)には恭子の入院が長引くことだけ伝え、本当の病名は伏せておくことに。弟妹には今まで通りの生活を送らせたい律は、恭子に代わって料理を頑張るだけでなく、入院費と生活費を稼ぐため、絹江(藤田弓子)の洋食屋でバイトに励み、大学の休学も考え始めていた。そんな中、律が金銭的な心配をしていると知った叔父・圭介(小林博)と叔母のみつ子(芳本美代子)から、調と奏を、彼の家で預かるという申し出が。断ろうとする律だったが…。
弟妹の思い
律(高杉真宙)の休学届を見てしまった調(前田旺志郎)は律に対して反抗的な態度をとってしまう。全てを一人で抱え込み、何も相談してくれない兄にいらだちを覚えていたのだった。一方、弟妹を叔父夫婦に預けた律は、初めてとなる1人での生活に寂しさを感じていた。そんな中、バレリーナを目指しロンドンに留学していた従姉妹の環(岩田さゆり)が帰ってくる。律は、環から帰国の理由を聞き…。恭子(富田靖子)の病状は快方に向かっていた。恭子は幼馴染で医師の花山(山田純大)の協力を得て、意を決して律の生みの親・真也(河井青葉)の家を訪ねる。しかし、そこで待っていたのは…。律と仲直りできずイライラする調は、奏(田附未衣愛)にきつくあたってしまう。お互いを思うがゆえにすれ違ってしまう兄弟。そんな中、奏までもがある行動に出てしまい…。
残酷な真実
律(高杉真宙)と調(前田旺志郎)を仲直りさせようとプチ家出をした奏(田附未衣愛)。妹の行動に2人はようやく仲直りすることができる。母・恭子(富田靖子)の病気も治癒し、退院が決まる。喜ばしい出来事が重なる中、律は叔母のみつ子(芳本美代子)から衝撃的な言葉を聞く…。早川家に帰ってくることになった調と奏。律は、とっておきの料理で2人を迎える。律は、みつ子の「血は繋がらなくても…」という言葉が心に引っ掛かりながらも、恭子のためにも弟妹のためにも笑顔でいよう、そう自分に言い聞かせていた。そんな中、恭子の見舞いに来てくれたバイト仲間の若月(溝口琢矢)らから、似たもの親子だと言われた律は、複雑な気持ちに。忘れようとしていたみつ子の言葉が追いかけてくるようだった。恭子の退院の日。調と奏は、2人で料理を作り退院パーティーの準備をする。律は、恭子が帰ってくる前に気持ちの区切りをつけるため、ある場所へ向かい…。
母の想い
自分が養子だと知ってしまった律(高杉真宙)。しかし、母の恭子(富田靖子)にはそれを言えないでいた。口にしてしまうと、何かが変わりそうな気がして怖いのだ。そんな律は、恭子の顔をまともに見ることができなくなってしまう。そんな中、世話になったお礼に圭介(小林博)宅を訪ねた恭子は、みつ子(芳本美代子)が律に口を滑らせてしまったと聞く。律が事実を知ってしまったと気づいた恭子は、ある決意を固める。律は、複雑な気持ちを抱えながらも、従姉妹の環(岩田さゆり)の言葉に励まされる。そして、産みの母親・真也(河井青葉)について思いを馳せる自分に気づき…。実の親のもとを訪ねてみようと思う律。しかし、そこで待っていたのは衝撃の展開だった。空から落ちてくる銀のスプーン。律が見上げるとそこには、幼いころの自分とそっくりな小さな男の子・路加(山口祐輝)がいて…。
もうひとりの弟
生みの親・真也(河井青葉)の家を初めて訪ねた律(高杉真宙)は、自分の弟かも知れない男の子・路加(山口祐輝)と出会う。一人で家にいた路加は、満足に食事も与えられていないようだった。にもかかわらず、たったひとつのアイスクリームを律に分けてくれようとする路加。その純粋さに「この子を守らなければ」という思いが律の中にふつふつと沸き上がり…。一方、恭子(富田靖子)は幼馴染の花山(山田純大)に、律にすべてを話したことを告げる。律ならきっと乗り越えてくれる…、そう彼を信じる恭子に感じ入る花山。そんな花山のところに調(前田旺志郎)がやってきて…。そんな中、律は再び路加の元を訪ねる決意をする。二人分の弁当を持ち、向かった先にいたのは真也で…。
実母
路加(山口祐輝)の家を訪れた律(高杉真宙)は、玄関先で生みの親・真也(河井青葉)と初めての対面を果たす。しかし、真也の口から出た言葉は余りにも残酷すぎた。「興味ないの。君にも、路加にも」ショックを引きずったまま路加と会った律は、彼がろくに食事も与えられていないことを確信する。それでも笑顔でいる路加をますます愛おしく感じるが、そんな中、律のことを「パパに似てる」と路加が言い出し…。いつもとは違う律の様子に、奏(田附未衣愛)は、兄に彼女ができたのではないかと疑う。一方の恭子(富田靖子)は、律の様子が変わったのは真也に会ったからではないかと思うのだが、律には何も聞けずにいた。そんな中、律は一縷の望みを抱いて、真也のマンションでその帰りを待っていた。そこに戻ってきた真也は…。
冷たい言葉
律(高杉真宙)は、育児放棄されている路加(山口祐輝)のことを引き取り、家を出て一緒に暮らそうと考える。それを環(岩田さゆり)に相談するが、痛いところをつかれてしまう。「つまりあなたはその子のために早川の家族を捨てるってことね。」環の言葉にさらに悩む律だったが、路加の現状を無視は出来ず、思い出を積み重ねるように早川家での日常を噛みしめ始める。一方、恭子(富田靖子)は、律が真也と会って何か悩んでいることを感じ取っていた。律が自分から話すまで待つ、と決めていた恭子だったが、苦しんでいる律の姿に心が揺れて…。そんな中、律は真也の勤めるクラブに向かう。路加を引き取るつもりの律だったが、そんな律に真也は、律が自分の子であることに気付いていたと告げて…。
弟の大冒険
律(高杉真宙)は路加(山口祐輝)に対してひとかけらの愛情も見せない真也(河井青葉)に苛立ちを覚える。心配する恭子(富田靖子)につい声を荒らげてしまい、自己嫌悪に陥るが、翌朝、恭子はいつもと変わらぬ笑顔で律を迎えて…。気を取り直してバイトに出かけた律だったが、脳裏には真也の言葉がよぎっていた。仕事に集中できず、ミスを犯してしまう律。そんな律の様子に気付いた絹江(藤田弓子)は、強引に彼を帰してしまう。が、どこにも行き場のない律は途方に暮れ…。その頃、路加(山口祐輝)は、楽しみにしていた真也とのお出かけがなくなり、ひとりで留守番をしていた。律に会いたくなった路加は、ひとりで電車に乗って律の住む街の駅へ。一方、律は気持ちにけじめをつけるために、再び真也の元を訪れる決意をする。歩道橋ですれ違う二人。が、律は路加の姿には気付かず…。
対決
ひとりで律(高杉真宙)の家までやってきた路加(山口祐輝)。そんな路加を恭子(富田靖子)も温かく迎えてくれる。「この人の息子で本当に良かった……」律の心が少しだけ救われる。この日、路加は早川家に泊まることに。家族で一緒に過ごすこと、ご飯をおなかいっぱい食べられること、そんな当たり前のことを無邪気に喜ぶ路加。その姿に律も恭子も心が痛んで…。一方、恭子を休ませるためにみつ子(芳本美代子)たちの家に泊まった調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)は、意気揚々と我が家に戻ってくる。が、調はひょんなことから路加の描いた絵を発見してしまう。その頃、律は路加を自宅に送り届けていた。ところが、真也(河井青葉)の姿はなく連絡も取れない。律の中で真也への憤りが再び沸き上がってきて…。
中途半端な優しさ
真也(河井青菜)から、もう二度とウチに関わらないで欲しいと言われてしまった律(高杉真宙)。真也とは会わないが路加(山口祐輝)には会いに来る、と宣言する。路加は自分の弟なのだ、と。そんな律に真也は、中途半端な優しさは結局相手を傷つけるのだ、と言い捨てて…。その頃、早川家では、調(前田旺志郎)が路加の絵を見つけてしまっていた。家に誰か子どもが泊まったに違いない。それは律の秘密に関係があることだと思う調だったが、何も見なかったことにして路加の絵を引き出しに仕舞って…。真也の言葉が頭から離れない律。そんな律の様子に気付く恭子(富田靖子)は、しかし敢えて深く追求しないでいてくれる。そんな母の心遣いに律は…。
二人の母
律(高杉真宙)の抱えている悩みに、心を寄り添わせる恭子(富田靖子)。そんな恭子の元に突然、真也(河井青葉)がやってくる。路加(山口祐輝)を預かってもらったお礼に、と金の入った封筒を差し出す真也だったが、そんな彼女に恭子は…。一方、律は、路加から真也と二人で開くことになっていたという6歳のお誕生日会に誘われる。路加は髪の毛を真也に切ってもらい、洋服も新しいものを買ってもらっていた。もしかしたら、あの人の中にも母としての愛情があるのではないか…、真也と向き合いたいという思いが強くなる律。翌日、律は手作りケーキやプレゼントなど、袋をいくつも提げて路加のお誕生日会へ向かう。しかし、そこに真也の姿はなかった。路加から買い物に出かけたと聞く律だったが…。
二男の苦悩
路加(山口祐輝)の6才の誕生日。結局、真也(河井青菜)は帰って来なかった。翌朝、寝ずに待っていた律(高杉真宙)は帰ってきた真也に何で帰ってこなかったのかと問う。が、真也は悪びれもせず、律に会いたくなかったからだと冷たく言う。自分がいなければ、路加は真也と楽しく過ごせたのかもしれないと自分を責める律に恭子(富田靖子)は、路加君が喜んでくれたんだからいいじゃない、と優しく寄り添うが…。一方、家に泊まった子どもが誰なのか気になって仕方がない調(前田旺志郎)は、花山(山田純大)に相談していた。さらに、奏(田附未衣愛)も、律と恭子の様子が変だと感じ取っていた。そんな二人に、律は本当のことを話した方がいいと思いつつ、どう説明していいか分からず…。そんな中、調が隠していた路加の絵を、奏が見つけてしまい…。
妹の成長
家族が自分だけに隠し事をしていると思った奏(田附未衣愛)が、家を飛び出してしまう。事態を悟った調(前田旺志郎)は、律(高杉真宙)が養子だと知っていたことを恭子(富田靖子)に打ち明けると、奏を探しに駆け出す。恭子は呆然としつつも、その背中を祈るように見送る。その頃、奏は絹江(藤田弓子)の元を訪ねていた。律から悩みを聞いていないか問う奏。そんな奏を「お子様だ」と笑う絹江だったが、ふと優しい表情を見せて…。律は真也(河井青葉)のアパートの大家から、真也に関する意外な話を聞いていた。一昨年、路加(山口祐輝)を連れて引っ越して来たばかりの頃は、仕事も子育ても一人で完璧にやろうと一生懸命だったというのだ。自分の知らない真也の顔を知り、律の中でも何かが変わり始める。そして、恭子が調と奏に対して、律の実母である真也や弟・路加の存在を打ち明ける時が訪れて…。
2つのお弁当
律(高杉真宙)が養子であること、彼の産みの母である真也(河井青葉)や、路加(山口祐輝)という律の弟がいること。そして恭子(富田靖子)の思い…。調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)に全てを打ち明け、隠し事がなくなった早川家は、穏やかな朝を迎える。律は、調が養子の件に気づきながらも黙っていたことを知り、弟の成長を感じるのだった。 子ども達が事実をきちんと受け入れてくれたことにほっとする恭子。一方、律はより一層、路加の世話を焼くようになる。続けて行けば、きっと真也とも心が通い合うようになる日が来ると信じて。しかし、毎日、路加に弁当を届けている律に、バイト先の絹江(藤田弓子)は、過保護なのではないかと指摘する。あんたの家族は向こうにいる弟だけではないはずで、自分がすべきことをよく考えてみるんだね、と。路加ばかりを気にかけ、家族と過ごす時間が減っていたと気付いた律は…。
弟がやってくる
律(高杉真宙)は真也(河井青菜)から路加(山口祐輝)のことを引き取ってほしいと切り出される。「私の人生にあの子は邪魔なの」と冷たく言う真也。律は真也の真意が分からず動揺するが、路加を早川家で預かるべく恭子(富田靖子)に連絡を取る。その頃、真也はひとり、思いを振り払うように酒をあおっていて…。早川家では、恭子はもちろん、調(前田旺志郎)、奏(田附未衣愛)がそれぞれの思いの中、路加を待っていた。そんな早川家の面々の心配をよそに、素直で人なつっこい路加はあっという間に早川家になじんでしまう。その笑顔に、少しだけ心が楽になる律。昼間は、路加をみつ子(芳本美代子)に預かってもらうことになる。路加のことは家族みんなで考えよう、と。一方、みつ子は無理矢理子供を押し付けた恭子に憤りを感じていた。私は甘い顔はしませんからね、というみつ子だったが…。
一緒だから壊れるもの
路加(山口祐輝)を引き取ることになった律(高杉真宙)たち。恭子(富田靖子)は真也(河井青葉)のもとを訪ねていた。一緒にいないと育たない絆もある、という恭子に、真也はつぶやく。「一緒にいることで壊れるものもあるわ」と。恭子は路加を引き取るにあたり、ひとつの条件を出す。それは週に一度、早川家で路加やみんなと一緒にお昼ご飯を食べるというものだった。一方、恭子からそのことを聞いた律は、真也が来ないだろうという諦めと、産みの母に期待したい気持ちで揺れていた。律の悩みに気付いた従姉の環(岩田さゆり)は、強引に彼を真也のもとへ連れていく。来るか来ないかはっきりさせようじゃない、と。しかし、真也は「行かないわ」と冷たく告げる。意気消沈の律。環は真也に「意固地になってると後悔するわよ」と強く言い放ち…。路加のために力になってくれる環に感謝する律だったが、そんな折、環の中にある深い悩みに気付いてしまい…。
従姉と叔母
律(高杉真宙)は従姉の環(岩田さゆり)が、バレエへの未練を抱えていることを知る。環の部屋でバレエのトゥシューズを見つけたみつ子(芳本美代子)は、思い出を振り払うようにそれを捨ててしまい…。律は、環から自分の夢は何なのかと聞かれ、内心動揺していた。建築の仕事は夢ではあるが、家計を助けたい気持ちの方が大きかったからだった。そんな中、突然、環が早川家にやってくる。みつ子とケンカしてしまったという環に律は…。みつ子は環との行き違いに消沈していた。みつ子をいたわる恭子(富田靖子)。みつ子は、母としての想いを恭子に告げる。一方、律は真也(河井青葉)のことが気になりつつも、環のことも支えたいと思っていた。しかし、自分に夢のことをとやかく言う権利はないと及び腰になる律。そんな律に絹江(藤田弓子)は「その子にとって本当に大事なものを一緒に考えてやれ」と言う。その言葉で、再び環のもとを訪れる律だったが…。
すれ違う気持ち
「ママ、最後のお願い。私をもう解放して」みつ子(芳本美代子)に訴え、家を出ていく環(岩田さゆり)。激痛に堪えているような娘の顔を見て、みつ子はその手を離してしまう。その場に居合わせた律(高杉真宙)も環を見送ることしかできず…。環がバレエを忘れようとしているのは、みつ子を傷つけたくないからだと、聞いていた律。もっと早くみつ子に伝えていれば…と自分を責める。その頃、路加(山口祐輝)は、調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)と一緒にミサンガ作りの真っ最中だった。願いが叶うというミサンガを、真也(河井青葉)にプレゼントしたいと言う路加。調が口をすべらせ、真也が来るかもしれないと路加にバレてしまう。路加の嬉しそうな顔を見て、律は何が何でも真也を連れてこよう、と決意する。翌日も路加はご機嫌でミサンガ作りに熱中していた。その横で、幼いころの環の写真を見ていたみつ子。楽しかった日々を思い出し、涙が溢れ出す…。
本当の気持ち
真也(河井青葉)のことも環(岩田さゆり)のことも、待つことしか出来ない律(高杉真宙)。何も出来ない自分が悔しくてたまらなかったが、それでも二人を信じることしか出来ず…。真也への招待状を作り、日曜日の約束に期待する路加(山口祐輝)。律は、路加が書いた招待状を持って真也に最後のお願いをしに行く。真也は「一度だけよ」と、早川家に行くことを約束してくれる。その頃、圭介(小林博)は娘の環を心配し、環がバイトを始めた真也の店にやってきていた。もう一度だけ検査を受けないか、という圭介の提案に「期待して裏切られるのは嫌なの」と苦しく言う環。それを聞いていた律は思わず環に言う。「そんなの環らしくない」と。「裏切られたくないのは、腰にでもバレエにでもない。みつ子(芳本美代子)おばさんにでしょ! おばさんが環を裏切るわけがないじゃないか!」律の言葉に環は…。そして、みつ子もまた、環のためにある決意をしていて…。
愛と無関心
真也(河井青葉)を呼んだ早川家での食事会。結局、真也が来ることはなかった。家の前で来ない母を待つ路加(山口祐輝)の姿に、律(高杉真宙)は心が押しつぶされそうになる。翌日、律は路加が作ったミサンガを持って真也を訪ねる。なぜ来なかったのか答えない真也に対して、ついに堪忍袋の緒が切れる。「路加は僕たちが育てます。もう二度と、あなたには会いに来ません」真也への怒りから頑なになる律。路加のために、と夏休みの旅行の計画を立てる。真也の分も路加を笑顔にしたい。弟のために無理をしてまで尽くす律の姿に、恭子(富田靖子)は心配するが…。
深夜の豚丼
真也(河井青葉)の分も路加(山口祐輝)を笑顔にする。そう考え、頑ななまでに路加に尽くそうとする律(高杉真宙)。が、無理がたたって倒れてしまう。精神的なものから来る胃腸炎だった。みつ子(芳本美代子)や環(岩田さゆり)から、とりあえず体を休めるように言われる律。そんな中、律のバイト先の絹江(藤田弓子)が突然、真也の店を訪ねる。「うちの娘と孫をあまり困らせるんじゃないよ」絹江の突然の言葉に、驚きと戸惑いを覚える真也で…。みつ子の家で横になっていた律のところに、恭子(富田靖子)と路加がやって来る。自分をいたわってくれる恭子の気持ちに、少しだけ心が軽くなる律。路加もまた、早く元気になってね、と律に折り紙の花を渡す。路加の笑顔にホッとする律だったが、みつ子から路加が真也にあてて書いていた手紙を見せられる。そこには、いつもは明るく振る舞っている路加の、本当の気持ちがつづられていて…。
本当の笑顔
律(高杉真宙)はもう一度、真也(河井青葉)に会いに行く。路加(山口祐輝)を預かって2週間、分かったのは路加には真也が必要だということだった。「路加にはあなたじゃなきゃダメなんです」律は、路加の手紙を真也に渡す。「ママ、あいたいよ」路加の本当の声に、真也は両手で顔を覆って…。一方、恭子(富田靖子)は律との養子縁組を担当したNPOの元職員を訪ねていた。真也のことを少しでも理解できればとの思いからだったが、そこで恭子は、真也の衝撃の過去を知ってしまい…。真也を早川家に招く当日。律たちは、路加が真也との思い出の料理だというパンケーキをつくることに。たとえ真也が来ても来なくても、これからの路加にとってキラキラした思い出になるように、楽しませてあげよう。笑顔で明るく振る舞う律たち。そんな中、真也は…。
運命の再会
真也(河井青葉)がようやく早川家にやってきた。心からの笑顔を見せる路加(山口祐輝)。真也もまた、そんな路加を穏やかなまなざしで見つめる。その様子を見て、律(高杉真宙)の心も軽くなって…。真也が帰ることになり、寂しそうな顔をしながらも、ママの子だから我慢できると強がる路加。思わず彼を抱きしめる真也を、律と恭子(富田靖子)は静かに見つめていた。その夜、恭子は律にある提案をする。今度は律が路加を連れて、真也の家にお邪魔したらどうか、というのだ。食事会での真也は、とても優しくて温かい、いい顔をしていたからきっと受け入れてくれる…、そう微笑む恭子に律もうなずく。真也の中で、何かが変わろうとしていた。路加からもらったミサンガを見つめる表情は柔らかく、路加への愛情を思い出し始めた真也。ところが、そこに突然の客が。律と路加の実父・隆(和田聰宏)だった。偶然の再会に真也の心は揺れ動いて…。
実母の絶望
路加(山口祐輝)が真也(河井青菜)の家で、一晩過ごすことになる。真也の表情は穏やかだった。が、帰り際に律(高杉真宙)は真也に突然、呼び止められる。「律…ありがとう」初めて名前で呼ばれたこと、そしてどこか儚げな真也の表情に律は微かな胸騒ぎを感じて…。早川家に戻った律は、恭子(富田靖子)に真也から預かった封筒を渡す。中身は、生後間もない律の写真だった。真也がそれを大切に持っていてくれたことに、心が温かくなる律。しかし、写真を見つめていた恭子は、真也のある思いに気付き…。真也は路加と最期の思い出を作ろうとしていた。路加との思い出を胸に、自分はもう…。そんな中、無邪気に路加が言う。「ぼくとママ、ずうっといっしょだよね」路加への愛情、そして隆(和田聰宏)との愛への絶望が真也を押しつぶしていく。呆然としたままの真也。ふと「海を見に行こう」と路加を誘って…。
祖母との出会い
路加(山口祐輝)とずっと一緒に…川に飛び込みそうになる真也(河井青葉)を、すんでのところで止めた律(高杉真宙)と恭子(富田靖子)。真也はこれまで抱えていた思いを吐き出す。実母からの虐待の記憶が真也を苦しめていたのだった。そんな真也に「あなたの気持ちは路加に届いている」と告げる恭子。真也は泣き崩れ…。一方、律は真也を追い詰めたのは自分なのではないかと苦しんでいた。その様子を見た調(前田旺志郎)は恭子に律のバイト先「みさき」に行って兄を笑顔にしようと提案。兄思いの調の気持ちが嬉しかった恭子だったが、「みさき」で絹江(藤田弓子)と目が合い、思わず息を呑む。そこにいたのは32年前、恭子や弟を置いて家を出た母だった。気付かぬふりをする絹江に恭子は…。律は真也に会いに行く。「心配しないで。ちゃんと路加を迎えに行けるように生活を改めるから。」真也の言葉に、少しずつ何かが変わってきているのを感じる律で…。
弟とのバスケ対決
律(高杉真宙)のバイト先の洋食屋「みさき」にいた絹江(藤田弓子)が、生き別れた自分の母親だと確信した恭子(富田靖子)は、思い切って再び店を訪ねる。絹江は一瞬逡巡するも、娘を捨てた母親に対して恨みつらみがあるだろうから言いな、とうそぶく。しかし、恭子は怒るどころか、絹江が幸せそうでよかったと微笑んで…。律が通っていた高校を目指す調(前田旺志郎)は、芳しくない模試の判定結果に肩を落としていた。つい、出来のいい律と自分を比べてしまう調は、恭子に対して「大事なのは律兄ぃで、俺と奏(田附未衣愛)は本当はいらなかったんだろ」と言ってしまう。調は律が養子であることを知ってからその思いを抱え続けていたのだった。調の苦しみに気付けなかったことに恭子も胸が苦しく…。弟の悩みを知った律はある行動に出る。一方、真也(河井青葉)は律と路加(山口祐輝)のためにハンバーグを用意していたが…。
味噌の思い出
路加(山口祐輝)を迎えに来た律(高杉真宙)は、真也(河井青葉)から思わぬことを告げられる。生活態度を改めたから、また路加と暮らしたいというのだ。もう二度とバカな真似はしないので信じて欲しいと言う真也。判断に迷って律は考え込んでしまうが、「もっとママといたい!」と願う路加の顔を見て…。律はバイト先の絹江(藤田弓子)が店を辞めると聞く。突然のことに驚く律。さらに、絹江と三崎(丸岡奨詞)が夫婦でないことも分かる。今までずっと傍にいた絹江に、知らないことが多いと気付く律。一方、絹江が店を辞めることを知った恭子(富田靖子)は呆然として…。真也は母親として路加のことを最優先に考えるようになっていた。店の退店時間を早めるなど、努力を重ねる真也。そんなある時、真也の目は週刊誌のある記事に釘づけになる。そこには真也の母のことが書かれていて…。
キラキラ星の歌
花山(山田純大)から絹江(藤田弓子)が恭子(富田靖子)の母であることを聞いた律(高杉真宙)。恭子のために何かをしなければと思っていたが、そんな矢先に絹江が店で倒れてしまう。病院へ向かった律と恭子。ベッドで眠る絹江の姿に恭子は…。律は、病院での母の様子を不審がる調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)に、絹江が恭子の母親であることを話す。「絹江が自分たちのそばにいたのは偶然ではないのかもしれない…」律は常に自分を見守り、導いてくれた絹江の言葉を思い返す。目を覚ました絹江は恭子が付き添っていることに気付き、思わず手を伸ばしかけるが…。恭子は、弟の圭介(小林博)に、絹江と再会したことを告げる。恭子は圭介を絹江の見舞いに連れて行こうとするが、自分たちを捨てた絹江が許せない圭介は、憤慨して聞く耳を持たなかった。恭子もまた絹江とどう向き合えばいいのか分からず苦しむ。そんな母の苦しみに気付く律だったが…。
母からの手紙
律(高杉真宙)は母の恭子(富田靖子)と絹江(藤田弓子)をどうしたら向き合わせることが出来るのか悩んでいた。そんな中、路加(山口祐輝)が早川家に遊びに来る前日、律は雨宮家を訪ねる。律はそこで、真也(河井青葉)から、彼女の店で酔っぱらった圭介(小林博)が、絹江をそこまで憎んでいないと本音を漏らしていたことを聞く。さらに、かつて絹江が真也を訪ねてきたことも打ち明ける。「うちの娘と孫をあまり困らせるな」その言葉に律は絹江が自分たちのことをずっと見ていてくれたことに気付き…。一方、恭子は絹江の体を心配しながらも、会いに行けずにいた。路加が遊びに来る。調(前田旺志郎)が、路加のために三崎(丸岡奨詞)から作り方を習ったハンバーグを披露する。ひとくち食べた恭子の表情が一変する。それは幼き日に食べたハンバーグの味だった。母の表情に気付いた律は、洋食屋の「みさき」にハンバーグがない理由に思い当たって…。
お母さんのお休み
絹江(藤田弓子)がイタリアにわたった32年前から、日本に残してきた恭子(富田靖子)たちに向けて書き綴っていた手紙の束。それを三崎(丸岡奨詞)から託された律(高杉真宙)は恭子と向き合う。「今日だけはお母さんはお休みでいいから、ちゃんと娘になってきて」手紙に涙した恭子は、病院にいる絹江のもとへ。ところが、絹江は黙って姿を消していた。絹江は三崎の店にいた。想いを振り払うように立ち去ろうとするところへ、恭子たちがやって来る。「もう私から逃げないで、本当の声を聞かせて」そう絹江に詰め寄る恭子に絹江は、ついに口を開き…。その頃、真也(河井青葉)は週刊誌を前に悩んでいた。自分を虐待していた母親が体調を崩している。憎しみとも慕情とも分からぬ感情が真也を覆い包む。そんな中、真也の店に律と路加の実父・隆(和田聰宏)がやってきて…。
父との遭遇
真也(河井青葉)を訪ねてきた、律(高杉真宙)と路加(山口祐輝)の実父・隆(和田聰宏)。週刊誌の記事で真也の母親が体調不良であることを知り、彼女と疎遠になっていた真也に、それを知らせに来たのだった。「私には路加と律がいればいい…」そう、つぶやく真也。隆はふいに聞いた律の名に驚き…。律は絹江(藤田弓子)の退院祝いに参加した路加を真也の家まで送り届ける。楽しそうにはしゃぐ路加の横で、真也の様子がおかしいことに律は気づく。自分に出来ることがあったら何でも言うように、と言って去る律に、真也は隆の姿を重ねて見てしまい…。律は斎木(尾関陸)の勧めで、建築科の学生としてインターンのバイト先を決めることに。斎木が探してきた2つの候補。そこには「一柳建築事務所」の名前が。そこは隆の個人事務所だった。しかし、くじ引きの結果、一柳建築事務所の面接は斎木が受けることになって…。
実父VS育ての母
「人生に三度来るチャンスの一回目が来た」というよく分からない理由でインターンの面接を受けられなくなった斎木(尾関陸)の代わりに、面接を受けに来た律(高杉真宙)は建築事務所の経営者・隆(和田聰宏)と対面する。目の前の青年が自分の息子だと悟った隆は息を呑むが、建築家になりたいという律の夢を応援したい、と真也(河井青葉)に彼を採用するつもりだを告げる。呆然とする真也。隆から採用を伝えられた律は喜びが湧く。赤飯を作ってお祝いをしてくれる恭子(富田靖子)。ささいなことでも一緒に喜び、おいしいご飯でお祝いをしてくれる母。そんな母の気持ちに律は改めて感謝する。バイト先が実の父親のところだとは気付くこともなく…。建築事務所での律の新たな日々が始まる。律は何も知らず建築家として尊敬のまなざしを隆に送る。隆もまた律がまっすぐ育っていることに目を細めるが、次第に育ての母・恭子への罪悪感が隆の胸にのしかかり…。
実父と実母
恭子(富田靖子)に対して、自分が律(高杉真宙)の父親だと明かす隆(和田聰宏)。驚く恭子に隆は、律が自分の事務所で働くことを許してほしいと懇願する。大学の4年間だけでも律のために力になりたい、と。隆の想いに触れ、悩む恭子。花山(山田純大)からは、隆の言い分は虫が良すぎると反対されるが…。一方、実母に会いに行った結果、会うことも出来ず金を渡されて追い返された真也(河井青葉)は、変わらぬ母の愛のなさに一人で涙していた。思わず隆を呼び出してしまう真也。そんな真也の姿に、「一人で飲んでも楽しくないだろ」と付き合う隆。久しぶりにその優しさに触れた真也は、つかの間の安らぎを得て…。律は隆のことを純粋に尊敬していた。建築家としても人としても温かく、人のためを第一に考えている隆。彼のような建築家になりたいと律は思う。その姿を恭子が見つめて…。
餃子に込められた母の想い
恭子(富田靖子)は律(高杉真宙)が隆(和田聰宏)のところでバイトすることを認める。喜ぶ隆。不安はあるもののこれが律のためだと思う恭子だったが、そんな中、律が真也(河井青葉)のマンションで、酔った真也を送り届けに来た隆の姿を目撃してしまい…。恭子は律に元気がなくなっているのが気がかりに。心配する恭子に律は、何でもないと言ってバイト先の隆の事務所に向かう。だが、隆とどう接してよいか分からず、結局風邪を引いたことにして休んでしまう。律の様子がおかしいことに気づいた絹江(藤田弓子)は、恭子を店に呼び出す。「律はバイトの雇い主が自分の父親だと気付いてるんじゃないのかい?」絹江の言葉に、それを確信した恭子。ある決意を胸に、律を晩御飯の餃子作りに誘う。
怒り
「ひとつだけ、お聞きしたいことがあるんです」律(高杉真宙)の問いに、隆(和田聰宏)は真也(河井青葉)との出会いと別れ、そして律と路加(山口祐輝)の誕生について、全てを語る。真実を知った律には、怒りと悲しみがないまぜになって押し寄せてきて…。その頃、隆の妻・志穂(小野真弓)は真也を訪ねていた。路加の姿を見てしまう志穂。それに気付いた真也は、あわててドアを閉め、話なら店でしようと言うが…。隆への複雑な感情に苦しむ律。怒りを感じながらも、自分も同じだと感じる。何も出来ない自分が歯がゆい律。その夜、早川家の夕食は豚肉のピーマン炒めだった。調(前田旺志郎)がなかなか克服出来ないピーマン嫌いの話で、食卓は賑やかに。その中で一人、笑顔になりきれない律に気付いた恭子(富田靖子)は、洗い物をしながら律の心のドアを優しくノックする。
皆、被害者で加害者
律(高杉真宙)が真也(河井青葉)のマンションを訪ねると、路加(山口祐輝)が一人でお腹を抱え、うずくまっていた。すぐに病院に運ぶと、そのまま入院に。駆け付けた真也は路加の異変に気付かなかった自分を責める。それは律も同じで…。その夜、律は恭子(富田靖子)と調(前田旺志郎)、そして奏(田附未衣愛)に、真也と母親の複雑な関係について話す。真也が虐待されていたこと、母親が病気であること…。初めて真也に同情した調は、真也たちのために自分が出来ることを思いつく。「みんな被害者で、みんな加害者よ」律は、自分や周りで起きていることについて、環(岩田さゆり)からそう指摘される。そうだとしたら誰のことも責められないと言うことなのか。でも、路加だけは明らかに被害者だ…、そう思う律だったが…。
悲しい決意
真也(河井青葉)は隆(和田聰宏)に対して、路加(山口祐輝)を引き取って欲しいと申し出る。隆の妻・志穂(小野真弓)の想いを知った真也は、彼女になら路加を託せると考えたのだった。「あなたの気持ちを聞かせて」そんな真也の言葉に隆は…。一方、恭子(富田靖子)はみつ子(芳本美代子)から真也の様子がおかしかったことを告げられる。思いつめている様子だったという真也を心配する恭子。律(高杉真宙)は、調(前田旺志郎)からアイデアをもらい、自分の誕生日パーティーに、路加と真也にも参加して欲しいと伝える。意外にも、真也は参加すると即答。ずっと離れていた産みの親が誕生日を祝いに来てくれる。「本当なら一生お祝いできなかったのに…」感慨深くそう語る真也の姿に、律もまたこみ上げるものがある。だが、まさか自分の知らないところで路加をどうするかの話が進んでいたとは、律は気づくはずもなく…。
実父の苦悩
隆(和田聰宏)が苦渋の思いの中、路加(山口祐輝)を引き取ることを決意。隆が選んだのは自分ではなく、志穂(小野真弓)であり、路加だった…。分かっていたこととはいえ、現実を突き付けられた真也(河井青葉)は、心に穴が開いたかのように崩れ落ちる。真也からその話を聞いた律(高杉真宙)は納得できず、隆に詰め寄る。そんな律に隆は「俺は君とは違って弱い人間なんだ」と苦渋の胸の内を吐露する。真也のことも路加のこともどうにかしたいけれど、志穂のことも見捨てられない、と。帰宅した律は、調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)に、路加は父親である隆に引き取られることになったと明かす。カッとなった調は律に、なぜ止めなかったのかと迫るが、律は隆への苛立ちや自責の念から、抑えていた感情を調に対して爆発させてしまい…。
違う味のオムライス
一柳家に少しずつ慣れさせるため、路加(山口祐輝)を隆(和田聰宏)のもとへ連れて行くと言う真也(河井青葉)。路加と真也のことが心配な律(高杉真宙)は、自分もついて行くことに。隆と志穂(小野真弓)と楽しそうに過ごす路加の姿を見た真也。そのつらそうな姿に律もまた苦しんで…。帰宅後、律は恭子(富田靖子)に誰も傷つかない方法はないだろうかと相談する。大事なものを守るためには誰かが傷つかなければならないこともある、と言った真也の心情は分かるものの、他に方法はないか、と。さすがの恭子も答えを出せず…。真也は、次の日曜日から隆のもとに路加を預けることを決める。これ以上、自分だけが排除された温かな家族を見ることに耐えられなかったのだ。勤め先のクラブを1週間休み、路加との最後の思い出を作ることにする真也。路加はそうとは知らず、ただただ真也と一緒にいられることを喜んで…。そんな中、恭子の定期健診の結果が出る。
笑顔の約束
恭子(富田靖子)の癌が再発。以前の腫瘍が消えてから2カ月足らずでの出来事に、恭子は言葉を失う。花山(山田純大)からは、今回は抗がん剤治療ではなく、手術をすすめられるが…。律(高杉真宙)は志穂(小野真弓)を訪ねる。路加(山口祐輝)のことをどう思っているのか、確認しておきたかったのだ。志穂が子どもを愛おしく思う気持ちは正直なものだと分かり、律は深々と頭を下げる。「路加のこと、どうかよろしくお願いします」と。そんな中、迎えた律の誕生日。調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)が気合いを入れて準備し、路加と真也(河井青葉)も参加した誕生会は笑顔があふれ、とても楽しいものに。しかしその翌日は、真也と路加の別れの日で…。
母の覚悟
恭子(富田靖子)は花山(山田純大)に、癌の手術は出来ないと告げる。手術が一番なのは分かっているが、肺を大きく切った影響で子どもたちを守れなくなるなら意味がない、と。恭子の強い想いを秘めた目に、花山はうなずくしかなかった。律(高杉真宙)は、真也(河井青葉)が新しくスーパーのパートを始め、マンションも引き払うつもりであることを知る。路加の学費を出すためだった。家賃の安いところに引っ越すと言う真也。帰宅した恭子は、律たちに自らの癌の再発を明かす。路加のことが落ち着くまでは余計な不安を抱えさせたくなくて、これまで黙っていたのだった。気付けなかったことを悔いる律。そんな律に恭子は大丈夫だと微笑む。「母が笑顔でいる間は自分たちも笑顔でいよう」律、調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)は不安を押し殺し、涙をこらえる。そんな中、一人引っ越しの準備をする真也。そこには路加が忘れていった銀のスプーンがあって…。
誰がために
路加(山口祐輝)の問題で悩みながらも、今は家族のことに専念しようとする律(高杉真宙)。そんな律を見た恭子(富田靖子)は真也(河井青葉)に会いに行く。「律はずっと知りたがってるの。あなたが自分を愛してくれていたのかどうかを…」恭子は真也に、律にも路加にも自分の正直な気持ちを伝えてほしいと頼む。伝えられる時に伝えないときっと後悔するから、と。それは病気が再発した恭子にとって自分自身への言葉でもあった。早川家では、奏(田附未衣愛)の提案で、新しいレシピノートを作ることに。料理を通じてこれからも色々な思い出を家族で作っていこうという、妹の精一杯のメッセージを感じた律。恭子もまた、まだ見ぬ未来への希望をそこに見出す。自分たち家族のように、路加は真也とこれからもつながっていられるのだろうか…。もう一度だけ、真也のマンションを訪れようとする律。そこへ隆(和田聰宏)から思いもよらぬ電話がかかってきて…。
子供の気持ち
律(高杉真宙)が真也(河井青葉)を訪ねると、もう真也の姿はなかった。「律、生まれてきて幸せだった?」そんな想いをしたためた律への手紙と、路加(山口祐輝)が大切にしている銀のスプーンを残し、真也は消息を絶つ。悔しさで慟哭する律。隆(和田聰宏)も行方を探すが、手掛かりはつかめずにいた。「真也がいなくなったことを隠し続けていると、路加は周りの人間を信じられなくなってしまうのではないか」斎木(尾関陸)の言葉はもっともだった。だが、どう伝えればいいのか…。律は隆の家にいる路加に会いに行くと、大喜びで出迎える路加の姿に苦しくなる。律は「今から自分がすることが、傷つけてしまうかもしれない、それでも路加のためにやらなければいけない…」、入院を控えている恭子(富田靖子)に電話でそう伝えると、恭子は優しく息子の背中を押す。「何があってもお母さんは律の味方だから」電話を切った律は、覚悟の目で路加を見つめ…。
温かな食卓
律(高杉真宙)が起こした路加(山口祐輝)の誘拐騒ぎ。律はようやく真也(河井青葉)に本心を伝えることができる。「いきなり結果だけ押し付けて、子供は受け入れるしかないんですか?どんなに悩んだり傷ついたりするか分かってるんですか?僕は…生まれてきて幸せでした。だから忘れろって言われても、僕を産んでくれた大切な人のこと絶対に忘れませんから」律の言葉に泣き崩れる真也。真也は路加のもとに戻る。そんな中、恭子(富田靖子)はある覚悟を決める。「私にもしものことがあった時、律をあなたに託したいの」恭子は、真也に癌の再発を明かした上で、そう告げる。恭子の入院前夜、たくましくなった調(前田旺志郎)は手作りのスペシャルカレーで、今まで泣き虫だった奏(田附未衣愛)は一生懸命に笑顔をつくり、それぞれ恭子を励ます。律もまた笑顔を絶やさなかった。笑顔でいればきっとうまくいく、そう信じて。翌日、恭子は病院へ向かう…。
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豊川悦司・伊藤英明の新凸凹コンビが登場! 豊川悦司・伊藤英明の新凸凹コンビがハイテンションで法の抜け道をくぐりまくる法廷バトル&ヒューマンコメディ。共演は高島礼子、星野亜希、モト冬樹、北村総一朗ほか。
主人公の倉下月海は筋金入りの“クラゲオタク女子”。人生のほとんどをクラゲへの愛に費やし、それ以外のこと、たとえば服装にはまったく無頓着、メークも常にスッピンで、おさげにメガネ姿は小さい頃から変わらず。小学生の頃から、父親以外の男性とろくに話したことがなく、そんな自分を客観視して、女性として何の魅力もないと卑下している始末。現在は、イラストレーターを夢見て生まれ育った鹿児島県から上京するも、さまざまな分野のオタク女子たちと男子禁制の共同アパートで、自分たちを“尼〜ず”と呼びながら、外部との接触をなるべく避けて風変わりな青春を謳歌(おうか)していました。そんな月海はある日、クラゲがきっかけで、まるでクラゲのような、見たこともないほど美しい女性・・・と思いきや女装した鯉淵蔵之介、蔵之介の弟の修に出会い日常が一変。月海はぬるま湯から引き出され、まるで熱湯コマーシャルのような刺激まみれの日々を送ることになります。 修と蔵之介は、与党の最大派閥を率いる大物国会議員・鯉淵慶一郎を父に持つ腹違いの兄弟。本妻との子である修は、父と舞台女優の愛人との子で、将来政治家にするという父の考えで、母から離され、鯉淵家に引き取られた蔵之介の悲しみを思い、小さい頃から蔵之介のことをとても大切にしています。 ただ、二人はまったく正反対の人間として成長しました。自由奔放な性格で、付き合った女性は数知れないプレイボーイ、そしてファッションとして女装を楽しむ規格外な個性を放つ蔵之介に対して、修は、超がつくほど真面目な性格で、来る選挙戦に向けて父の秘書として働きながら、政治家の道を継ぐべく将来を嘱望されるエリート。しかしながら、とある過去の出来事が女性への苦手意識としてトラウマになってしまった結果、付き合った女性はこれまで一人もいないという“童貞エリート”なのです。 ある日、修は、蔵之介にファッションとメークという魔法をかけられ、“尼〜ず”として引きこもっている時とは別人のように愛らしくなった月海に出会い、一目で恋に落ちてしまいます。月海もまるで王子様に出会ったかのような様子で、それ以来、修の姿が頭から離れません。そんな二人の心の揺れに気づいた蔵之介は「まさか俺がオタク女子に!?」と、自分でも信じられないことに胸をギュッと締め付けられることに。その時、オタク女子×女装男子×童貞エリートという、ドラマ史上、最も複雑で最もややこしい三角関係の幕が上がります。
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