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『祈りの幕が下りる時』の動画配信情報まとめ! 動画をフルで視聴する方法は?

映画 邦画
提供元:amazon
祈りの幕が下りる時
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『祈りの幕が下りる時』とは?

『祈りの幕が下りる時』はTBS系列で人気となったドラマ『新参者』シリーズの劇場版最終章です。原作は東野圭吾の同名長編小説。「加賀恭一郎シリーズ」の第10作目として発表された本作は、前作『眠りの森』に至るまでおぼろ気に触れられてきた加賀一家の過去や、その関係者が事件の被害者や参考人として列挙されていきます。

まさしく加賀恭一郎の事件といっても過言ではないスリリングな展開と、加賀自身が知らない家族の物語が詰まっています

また東日本大震災後の仙台や原発作業員の労働環境などが事件に関わっており、当時は世間的にも不透明だった世相にも斬り込んだ社会派ミステリーでもありました。

『祈りの幕が下りる時』のあらすじ

5月のある日、葛飾区小菅にあるボロアパートで女性の腐乱死体が発見されました。被害者は滋賀県在住の40代女性・押谷道子。死因は絞殺。警察は失踪した部屋の借主・越川睦夫を重要参考人として追い始めます。

チームに配属された捜査一課の松宮脩平は、殺害の推定日時や現場の近さから新小岩の河川敷で起きたホームレス焼死事件との関連性を疑い調査を始めました。彼は滋賀県での調査で、道子が中学時代の同級生・浅居博美を訪ねて東京へ出ていたことを突き止めます。

事件当日の足取りが掴めるかもしれないと尋ねた博美のもとでは、確かに道子が訪ねて来たということ以外には大した情報を手に入れることができませんでした。しかし、彼女の事務所でふと目についた写真に松宮は目を奪われます。そこに映っていたのは博美と並んで笑う従兄の刑事・加賀恭一郎の姿でした。

何かの参考になるのではと加賀のもとを訪れる松宮。日本橋署の所轄である加賀は、世間話程度にしか松宮の相談に耳を貸しません。しかしとある遺留品の話が出た時に加賀の目の色が変わります。それは失踪先で病気で亡くなった加賀の母・田島百合子の部屋に残されていたものと全く同じ、手書きで日本橋周辺の橋の名前が記されたカレンダーでした。これは俺の事件だ。そう直感した加賀は、日本橋署の捜査協力が決まったことで松宮と共に事件へと挑みます。

『祈りの幕が下りる時』のみどころ

『祈りの幕が下りる時』は『新参者』シリーズ最終章と謳われているだけあり、沢山のみどころにあふれた作品です。濃密な謎はミステリーファンはもちろん、下町を舞台に人情味あふれる加賀を中心とした人間ドラマはヒューマンドラマ好きの視聴者にも根強いファンを生み出しました

ここでは、その中でも5つのポイントに注目してご紹介したいと思います。押さえておけば、実際に視聴した時により楽しめるかも?

『祈りの幕が下りる時』みどころ① 『新参者』シリーズ最終章 加賀の過去に迫る事件

本作の魅力は何と言っても主人公・加賀恭一郎に関わる事件という点でしょう。

殺害現場のアパートを借りていた越川睦夫は遺留品の共通点から、母・百合子の失踪先の恋人であった綿部俊一の可能性が高い。また初期の捜査では被害者の道子も睦夫の知人、ないし恋人である可能性。

参考人である博美も加賀の知り合いで、会ったのは1回だけながらも悩みを打ち明けられるという関係。そして美人であり、加賀もすっかり記憶に残しているほど印象深い女性でした。

捜査線に上がる名前はどれも赤の他人ながら、その背後関係はいつしか自分へと繋がってくる。それは加賀自身も知らない自分の、そして家族の過去を解き明かす事件でもあったのです。

『祈りの幕が下りる時』みどころ② 『新参者』とは? ドラマや映画で展開の刑事ミステリーシリーズ

そもそも『新参者』とは?

『新参者』はTBS系列で放送された刑事ドラマシリーズです。

人形町は日本橋署に赴任してきた刑事・加賀恭一郎は、他の刑事が見逃してしまう小さな謎に着目して数々の難事件を解決してきた鳴り物入りの刑事でした。この街の「新参者」である彼は住人達との交流に勤しみながら、管轄内で起こる様々な事件を持ち前の洞察力と推理力で次々と解決していきます

日本橋人形町という江戸の風情溢れる街を舞台に繰り広げられる怪事件や難事件。それを阿部寛さんが演じる、有能なんだか適当なんだかよく分からない「加賀恭一郎」という強烈なキャラクターが解決していく姿に視聴者の関心が寄せられました。

『祈りの幕が下りる時』みどころ③ 謎が呼ぶ謎 原作・東野圭吾が描く濃密なミステリー

本作の魅力には、もちろん原作・東野圭吾さんが手がけた「謎」が存在します。

約2時間の作品ですが、2つの殺人事件を含めて散りばめられた謎の数は両手を使っても数えきることができません。もちろん話が進んでいくにつれて1つ1つ解決されていきます。しかし1つ解決するごとに他の謎に新たな疑問が生まれたり、解決したと思っていた謎が振り出しに戻ったり、全くの新しい謎が増えたりと、たくさんの「謎」と「解決」が相互に作用しあってひとつの大きな「真実」を作りあげています

「真実」に至るためには全ての謎を正しく解釈しなければなりません。ひとつでも間違った答えを当てはめれば事件は迷宮入り。そんなドキドキハラハラのサスペンス要素も、本作のみどころと言えるかもしれませんね。

『祈りの幕が下りる時』みどころ④ そのタイトルの意味 泣ける2つの家族の物語

本作の事件にはとある2つの家族の物語が大きく関わっています。ひとつが主人公・加賀恭一郎の「加賀家」。そして重要参考人・浅居博美の「浅居家」です。それぞれ事件の関わり方は大きく異なりますが、その境遇や、子供である恭一郎と博美に残されたものには不思議な共通点がありました

共に幼いころに母親を失踪によって失くし、父親と2人暮らし。その父親も方や病気、方や自殺と違いはありますが亡くしています。恭一郎は家庭を顧みない厳格な父親に強い嫌悪感を持っていました。一方で博美は既に過去の思い出として受け止めています。

しかし「父親」として子供に抱く感情は同じもの。恭一郎の父が彼に残した想いと、博美の父が彼女に残した想いとが、最後の謎を解き明かす鍵となりました。詳しく書くと重大なネタバレになってしまうため語れないのが残念ですが、父の想いはひいては家族の想い。

家族という存在の絆、尊さ、そして儚さ――タイトルの「祈り」の意味を知ったとき、きっと涙することでしょう

『祈りの幕が下りる時』みどころ⑤ 本作だけ見ても大丈夫? シリーズの“新参者”でも鑑賞できる製作工夫

さて、ここまで魅力を語ってきて「観てみたいな」と思ってくださった方はいらっしゃるでしょうか?
でも中には「シリーズだし『新参者』から見ないといけないのは面倒かも……」なんて方もいらっしゃいますよね。

大丈夫です。本作『祈りの幕が下りる時』は、シリーズの“新参者”なあなたでもたっぷり楽しめる作りになっています!

まず一点に、過去のシリーズのキャラクターが重要な存在として再登場――なんてことはありません。主人公・加賀、バディの松宮。彼ら以外の物語の重要人物はみんな本作からの初登場です。もちろん加賀の父・隆正や、その担当看護師・金森登紀子など、シリーズを通して登場するキャラクターもいます。しかし彼らが過去の作品のエピソードを引っ張ってくるなんてこともありません。すべてのエピソードが、全ての観客にとって新鮮。それが本作が“新参者”でも大丈夫な理由の1つです。

もう一点は、解説字幕も利用した丁寧な事件解説です。ミステリーと言えばもちろん、事件とそれにまつわる謎を解き明かしたくなるものですね。しかしその謎が複雑になればなるほど、そっちに気を取られて物語を全然追えなかった――なんてこともよくあることです。本作では事件発生から関係者が出そろうまでを、物語冒頭にぎゅっと圧縮。そこで警察が作成した人物相関図の開示や、誰がどんな捜査をしているのかを字幕を使って解説するなどして、視覚的に情報を提示してくれます。これのおかげで早い段階で事件や謎の概要を理解することができ、その後の複雑に展開していく物語や、キャストの熱の入った演技に集中できる作りになっているんですね。

『祈りの幕が下りる時』の事件を一部ネタバレありで解説

『祈りの幕が下りる時』はミステリーの王道の例に漏れず、発生した事件と謎、そして犯人に探偵役が立ち向かうという展開を踏襲しています。物語の中で事件が起こり、関係者と謎が出そろうのは本当に最序盤。タイトルコールの前です。

もちろん視聴すればすぐに確認できますが、先にここで軽く頭に入れておくことでより深く映画を楽しむことができるかもしれません。ちょっと先の展開まで触れてしまいますが、真相をネタバレしない程度に、事件のことを見ていきましょう。

事件ファイル① ロケ地「日本橋」近辺で起こった2つの絞殺事件

葛飾区小菅のアパートで女性の腐乱死体が発見されます。被害者は滋賀県に住む女性・押谷道子。アパートの借主である越川睦夫の行方が分からないことから、彼を重要参考人として警察は捜査をスタートします。

一方、死体発見の数日前に新小岩の河川敷でホームレスの焼死体が発見されました。こちらも首を絞めて殺害された後に火をつけられたという、非常に残忍な事件でした。

2つの現場は近く、発見日にズレこそあっても死亡推定日も近い。さらに直接的な死因も共通していることから、捜査一課は同一犯の犯行を視野に入れつつ捜査の手を広げることになりました

事件ファイル② 捜査と共に浮上する3人の容疑者

被害者・押谷道子の地元や関係者、その遺留品を調査していくにつれて捜査線に3人の容疑者が挙がっていきます。

1人は越川睦夫。これは偽名であることが判明し、同じく偽名の綿部俊一と同一人物と目されています。綿部俊一は失踪した加賀の母親・百合子が仙台で懇意にしていた相手であり、アパートの遺留品と百合子の遺品に共通する品があったことから捜査線に挙がりました。

もう1人は浅居博美。母親が多額の借金を負って失踪し、父親がその責任から自殺。その後、博美は学校でいじめられながらも、後に東京へ出て女優として大成していきます。しかし最近になって、その母親が道子の勤めるグループホームに現れました。その件で道子が東京の博美のもとを訪れ、何かしらのいざこざがあったのではないか、という疑惑から捜査線に挙がりました。

最後の1人は苗村誠三。博美の中学時代の担任教師で、後に彼女と不倫関係に。元妻と離婚し、2人で東京へと駆け落ちします。苗村は綿部俊一と同一人物であると目されており、東京へやってきた道子と不倫の件でいざこざが発生し殺したのではないか、という疑惑から捜査線に挙がりました。

これらの容疑者は同時期に捜査線に挙がるわけではなく、ある謎が解明すれば挙がり、別の謎が解明すれば外れて別の人物が挙がりといったことを繰り返していきます。それがより謎を難解かつスリリングなものに仕立てていっています。

事件ファイル③ 事件解決の鍵は主人公・加賀恭一郎?

2つの事件の関連性と関係人物を調べていくと、なんとその多くが加賀恭一郎へと繋がっていくことが分かります。

まず容疑者である綿部俊一は、失踪した加賀の母・百合子と恋仲にあった存在でした。これは2人が過ごしていたアパートで見つかったカレンダーの暗号と、絞殺現場のアパートで見つかったカレンダーの暗号の一致から確定的です。その一方で綿部が容疑者に挙がっている件について、「母親が愛した男性が殺人犯であって欲しくない」という想いを抱いています。

そして第2の容疑者である浅居博美はかつての知り合いでした。とはいえ、その関係は劇団の若手俳優に稽古をつけるため、全日本チャンピオンである加賀のもとを訪れたという程度のものです。しかし彼女は初対面にも関わらず加賀に悩みを打ち明けるなど、並々ならない思いを滲ませていました。そのことは加賀の記憶にも鮮明に残っており、彼女と事件の関係を拭いきれない状態に陥ってしまいます。

特に、二転三転していく綿部という人物の正体は加賀の心を極限まで追い詰めていきます。母の愛した人物は本当に殺人犯なのか。それとも殺害されたホームレスこそが綿部なのか。彼の正体と、浅居博美の事件との関係を解くことが、真実へ至る最大の謎なのです

『祈りの幕が下りる時』の鍵となる人物たち キャストや子役の好演にも注目!

ここからは『祈りの幕が下りる時』に登場するキャストを紹介していきたいと思います。

シリーズのお馴染みのキャラクターから、本作初登場のキーキャラクターたちまで。演じた俳優の演技も含めて、ざっくりと見ていきましょう

加賀恭一郎/阿部寛

本作の主人公にして、ミステリーで言えば探偵役を務める刑事。日本橋署に務めているがそれはここ数年のことで、所轄では“新参者”として親しまれています。持ち味は鋭い洞察力。他の刑事は疑問にも思わない些細な謎を気にして捜査をすることで、事件の解決へと導きます。阿部寛さん演じる、飄々としながらもどこかダンディーな男気あるキャラクターは、東京の原風景である日本橋という地域においてとても馴染みやすい存在でもありますね。

家庭を顧みないながらも厳格な父親に長年反発心を持っており、逆に失踪した母親へは事実上捨てられた状態ながらも愛情を捨てきれていないようでした。本人も自分のことを「マザコンだからな」と揶揄するように語っています。

元々は練馬署捜査一課の凄腕刑事でしたが、諸事情があり所轄へ転属。本作ではその「事情」も明かされることとなりますがそれは本作をお楽しみに。幼いころから続けている剣道の腕は一流で、警察官になってからは全日本チャンピオンの座も手に入れています。それが雑誌に載ったことがきっかけで浅居博美と出会うことになるのですが――

浅居博美/松嶋菜々子・飯豊まりえ(20歳役)・桜田ひより(14歳役)

本作の最重要人物にして容疑者の1人。女優から演出家へと転身した、演劇業界の将来有望な女性です。中学校のころに母親が失踪。彼女が作った多額の借金だけが残された父親も、責任に耐え切れずに自殺。天涯孤独の身となりながらも、東京へでて女優として大成してきた過去を持ちます。
博美というキャラクターは、その壮絶な過去と現在の転身を描くために3名もの女優が起用されているのが最大の特徴です

まず現代の博美を松嶋菜々子さん。演劇関係者として高みへ昇りつめつつも、過去の暗い陰を覗かせるミステリアスな美女を演じました。元人気女優らしく隙のない立ち振る舞いは、鋭い洞察力を持つ加賀ですらも煙に巻かれてしまうほどでした

次に東京へ出て来たばかりの20代の博美を演じた飯豊まりえさん。辛い思い出しかない地元を飛び立ち、不安に満ちながらも愛する人と新しい生活を始めていくという希望に包まれた、溌剌とした時代を演じていました。

そして凄惨な中学生時代の博美を演じたのが子役の桜田ひよりさん。家族が崩壊し、借金取りに追われ、残された父親と懸命に生きようとする。最も苦しい時代を、息を飲むような迫真の演技で惹きつけました

田島百合子/伊藤蘭

本作初登場となる加賀恭一郎の母親です。水商売出身であったためか警察官の妻として相応しくないと夫方の親族に虐められつづけ、ついには発狂。夫が家庭には無頓着であったこともあり、書置きを残して失踪するという道を選びました

家を出た彼女は誰も自分を知る人間がいない土地として、単身仙台へと移り住みます。そこでスナックに雇い入れて貰い生活をしていましたが、体調を崩して急死してしまいました

そのころ出会った綿部俊一という男性と恋仲になり、文字通り新たな人生を歩んだ彼女。身元引受人としてアパートからの撤去に立ち会った加賀は、そんな母を恨むでもなく、新たな人生を歩めたことを祝福していました。しかしその時、すでに大きな事件の渦に巻き込まれてしまっているとは知る由もありませんでした

演じる伊藤蘭さんの無機質な鬱病の演技と、発狂との激しい落差は鬼気迫るものがありました。

綿部俊一/小日向文世

仙台で百合子と恋仲にあった中年男性。原発作業員で、百合子のアパートから女川の現場に通っていた事実が分かっています。彼が仙台を留守にしている間に百合子は急死。失意に暮れたまま、綿部もまた仙台から姿を消しました

後にその名が挙がるのは2つの考察事件の重要参考人として。名前も越川睦夫という偽名で、綿部俊一もまた偽名のひとつではないかと目されています。彼が一体何者で事件にどう関わっているのかが、本作の重大な謎の1つです

スナックのママ・宮本の証言からするととても気立ての良い男性で、百合子を任せて安心だと心から信頼している相手のようでした。同時に百合子自身もそう感じていたということを、加賀も信じたいと願っています。

押谷道子/中島ひろ子

事件の被害者の女性。滋賀県在住でグループホームに務めていました。事件のあった前後、職場に休みを取って東京へ向かっていた彼女ですが、そこで何らかの事件に巻き込まれたものと見られています。

東京へ向かった目的は、中学時代の同級生・浅居博美に会うためでした。目的は職場に滞在する迷惑な入居者、厚子を実の娘である彼女に引き取ってもらいたいというもの。そんな彼女がなぜ男のアパートで死体となって発見されたのか、背後関係が全くつかめないまま物語は進みます。

浅居厚子/キムラ緑子

失踪していた博美の母。いわゆる不良な青春時代を送っており、浅居家が質素なのに不満をあらわにして夜遊びを繰り返していました。その時に作った多額の借金が原因で失踪。その後も似たような生活を繰り返していたようで、無銭飲食をして逃げようとしたところで脚を骨折。治療は済んでいるものの、生活が担保されているグループホームに我が物顔で居座っています

性格は短期で自己中心的。気に食わない相手は初対面であろうと怒鳴り散らし、物を投げるなどの暴力に訴えます。キムラ緑子さんの演技は必見です。

苗村誠三/及川光博

事件の容疑者の1人。博美の中学時代の担任で、彼女の不幸な境遇に真摯に向き合っていたところから、やがて愛人関係を持つようになりました。とにかく熱心で真っすぐな性格であったため、関係も程なくしてきちんと妻と離婚。教師もやめて、博美と東京で過ごしていく決心をつけます。

その一方で彼女に対する庇護欲も強く、博美が女優になることに反対したり、役が決まったことを理由に子供を堕胎したことを強く責めたりと、気性の荒い一面を覗かせるようになります。

後に彼も連絡がつかない状態で失踪しており、事件の関係者として名前に挙がりました。

『祈りの幕が下りる時』の登場人物とキャスト紹介

ここからは作品を支えるその他のキャラクター達をまとめて紹介していきます。その多くは、様々な局面で加賀を支えていく人形町の住人たちです

警視庁捜査一課

押谷道子絞殺事件を担当し、所轄へと派遣されて来た警視庁の捜査チームです。大林を中心に統率の取れたチームが展開されており、所轄の意見も柔軟に取り入れる姿勢を持っています

松宮脩平/溝端淳平

捜査一課の刑事で加賀の従弟。彼のことを「恭さん」と慕っていますが、仕事中は「加賀さん」と呼ぶように気を付けているようです。

加賀を探偵役とするなら、松宮は助手。いわゆるワトソン役。自身よりも地位が上の警視庁のエリートながら、従弟という気の置けない関係であることで、所轄では手に入れられない様々な情報を仕入れて貰っています。また捜査会議で発言権を持つ彼に、自分の代わりに気になっていることを話題に出させるなど、ひどい従弟使いに内心辟易している様子も見せています。

とはいえ彼自身も優秀な刑事であり、加賀の指示を受けずとも自分の判断で必要な調査を終え、加賀の推理の手助けとなっているようです

大林/春風亭昇太

捜査一課の主任でチームの最高責任者。トップながらなかなかお調子者で、事件に新たな可能性が挙がればすぐにそれを真相だと信じて調査指示を出したり、それが真相でないとわかると激しく落胆したりと、感情表現が豊かな刑事です。

そんな性格だからか若輩者の松宮に意見(というていの所轄の加賀の意見)も耳を傾け、捜査方針に組み込む柔軟な姿勢を見せています

石垣/上杉祥三

捜査一課の刑事で松宮の上司。めまぐるしく動いていく事件の謎と関係者の存在に目を回しながらも、大林を支える立派な中間管理職です。

坂上/須田邦裕

捜査一課の刑事で松宮の先輩。比較的しっかり者の刑事で、同じ捜査員という立場から松宮を指摘したりフォローしたり、それなりの関係を築けています。

民間の協力者たち

『新参者』シリーズでは様々な民間の協力者の力を借りて、事件解決の手がかりを掴んでいきます。本作では人形町以外にも県を跨って、様々な協力者が登場します

金森登紀子/田中麗奈

加賀の父・隆正を担当し、その最後を看取った看護師です。父親と向き合おうとしない加賀に何かと苦言を呈し、やがては秘密にしておくよう言われていた隆正の本心を彼へと伝えます。そのことが、加賀が事件の全容に気づく最大の手助けとなりました

宮本康代/烏丸せつこ

仙台にあるスナック「セブン」のママ。数少ない失踪後の百合子のことを知る人物。綿部俊一が事件に関わっていることが分かると協力者としての重要度も上がっていき、捜査が進展するたびに彼女のもとへ確認に訪ていきます

その他の登場人物

『祈りの幕が下りる時』に登場するその他の登場人物たちです。

加賀隆正/山﨑努

加賀恭一郎の父。故人。典型的な仕事人間で家庭のことを顧みず、百合子の置かれていた環境にも手を伸ばしませんでした。そのことを恭一郎は今でも恨んでおり、死した今でも疎ましく思っています。隆正もまた本心を語らなかったため、仲違いをしたまま永遠の別れを迎えることになりました

その本心を知っているのは看護師の登紀子のみで、彼の想いが今回の事件解決の重要な鍵となりました

横山一俊/音尾琢真

借金取りに追われる浅居親子と出会った男性。原発作業員をしており、仕事があれば日本中の原発を渡り歩くその日暮らしの生活をしています。宿も持たず、住処は唯一の財産である大型バン。彼との出会いが浅居親子の命運を決定づけました

『新参者』からのカメオ出演

これまでのシリーズからのカメオ出演の人物たちです。とはいえ物語中には登場せず、エンディングで姿のみの登場となりました。

米岡彰文/恵俊彰

ドラマ版第四章「時計屋の犬」に登場した「寺田時計店」の従業員です。変わらず時計屋で働いている姿が見受けられます。

上川菜穂/杏

ドラマ版第一章「煎餅屋の娘」に登場する餅屋「あまから」の娘です。美容師でパリ行きが決まっていましたが、戻ってきているようです。

田倉慎一/香川照之

ドラマ版第一章「煎餅屋の娘」に登場する新都生命保険の営業マンです。変わらず人形町で営業を続けており、たまたま出会った加賀と親し気に話す姿が見受けられます。

『祈りの幕が下りる時』の主題歌

『祈りの幕が下りる時』の主題歌を担当したのが、JUJUさんの歌う「東京」です。その歌詞は東京へ出て来てからこれまでの浅居博美の人生を歌ったかのようなもので、全ての真相を知った観客の胸に深く刺さるものでした。

どんなに遠く離れていても祈りが消えることはない。そんな、作品を象徴する一曲となっています。それは同時に、東京を捨てていった百合子の心にも重なるものかもしれませんね。

『祈りの幕が下りる時』のまとめ

『新参者』最終章として公開された『祈りの幕が下りる時』。加賀恭一郎という主人公の過去にまつわる事件と、複雑に絡まる謎は、ミステリーファンだけでなくヒューマンドラマファンも魅了して、一躍時の作品となりました。

親から子供へと受け継がれる想いや絆、そして祈りをテーマにした作品は世代を超えて、そして時代を越えて親しまれていくのではないでしょうか

シリーズ初見でも楽しめる丁寧な製作姿勢。役者たちの熱演によるキャラクターの息遣い。そんな作り手たちの祈りをも感じる本作を、ぜひご覧になってみてください

祈りの幕が下りる時の評価・感想・レビュー

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 5 (2件中)
  • 投稿者名:Tsutomu Takanashi
    評価: GOOD 投稿日:2019.04.17/19:58

    新参者シリーズはこれが初めてだったけど、とても満足できるくらい楽しめた。事件と登場人物の多さに付いていけるか不安はあったけど、わかりやすい人物相関図と解説が都度入るので安心できた。後半の事件の真相に一気に迫る様と最後の謎の「何故」がわかる瞬間に心揺さぶられる。この映画から新参者シリーズに手を出すのも有りかなと思う。

  • 投稿者名:k-ta
    評価: GOOD 投稿日:2019.03.24/21:36

    加賀恭一郎シリーズの最終作。涙なしには見れなかった。
    親子の壮絶なストーリーを見事に演じた松嶋菜々子の演技と音楽、演出共にかなりの傑作でした。
    ストーリーも加賀恭一郎の過去の部分と繋がっていて、シリーズの最終章としても非常に楽しめました。
    これだけで観ても感動すると思いますが、新参者、赤い指、眠りの森、麒麟の翼と観た後に、観るのが一番おすすめです。

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この記事の編集者
近藤百合菜
近藤百合菜

大学卒業後、株式会社サイバーエージェントに入社。 その後、グループ会社である株式会社CyberOwlに配属。 現在、「aukana」の記事編集業務を行う。

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