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フジテレビ系列で2010年に放送され、全話平均視聴率が17%を超えた人気のドラマ。原作は、『図書館戦争』や『三匹のおっさん』などのベストセラー小説で知られている人気作家・有川ひろの同名小説である。
脚本は『救命病棟24時』や『僕の生きる道』などの作品を手がけてきた橋部敦子が担当し、家族の大切さや、主人公が少しずつ生きる力を取り戻していく過程が丁寧に描かれている。
第67回ザテレビジョンドラマアカデミー賞において最優秀作品賞を受賞し、主人公を演じた二宮和也は、その演技が高く評価され、主演男優賞に輝いている。
大学の工学部を卒業し、部品会社に就職した武誠治(二宮和也)だったが、社員研修のやり方や、嫌な上司に我慢することができず、3ヶ月で退職してしまった。
次の就職先はすぐに見つかると甘く考えていたが、再就職活動はうまくいかず、父・誠一(竹中直人)からはいつも小言をいわれ続け、次第に家族を避けるようになってしまう。
誠一から月々の食費を請求されたことがきっかけで、誠治はアルバイトを始めるが、どれも長続きせず、食費も納められずにダラダラとした生活を送るようになってしまう。そんなある日、誠治は台所で母・寿美子(浅野温子)がブツブツとひとり言をくり返している姿を見てしまう。
夫や息子から冷たくされ、さらに隣人からの嫌がらせも重なり、寿美子は重度のうつ病を患ってしまっていたのだった。
大学卒業後、中堅会社に就職したが、会社になじめず、上司とも意見が合わずに退職してしまう。その後、就職活動がなかなかうまくいかず、アルバイト生活となり、バイト先も転々と変える日々を送っていたが、時給の高さだけで選んだ土木のアルバイトでよき仲間たちに出会う。無愛想だが、心は優しい青年。
誠治の母親。誠治が仕事を辞め、バイトを転々とする生活を送るようになってしまったのは、自分の育て方が悪かったせいだと夫・誠一に責められ、気持ちが沈んでしまう。さらに、隣人から嫌がらせを受け、家族に相談せずにひとりで抱え込み、うつ病を発症してしまう。
誠治の父親。勤務先の商社では、経理部長を務めている。無遅刻無欠勤を貫く、とても真面目な性格だが、プライドが高く頑固なところがあり、フリーターの誠治とはよく衝突する。うつ病を患ってしまった妻を遠ざけてしまうようになる。
誠治の姉。開業医の妻となるが、姑との関係に悩まされている。もともとハッキリと意見をいう性格だが、姑の前では、なかなかうまくいかない。弟の誠治とは仲もよく、実家に帰ったときはお互いによく話もする。
大手ゼネコンの社員。大きな橋を自分で設計したいという夢を持っている。サバサバした性格であり、真面目でとても正義感の強い女性。誠治とは何でも気軽にいい合える仲になる。
誠治が時給の高さだけで選んだアルバイト先、大悦土木の社長。危険な肉体労働のため、社員がケガをしないよう、常に厳しく指導している。誠治のよき相談相手となる。
大悦土木でアルバイト作業員として働いている。元気で明るく、人懐っこい性格で、事務員のあかりのことが大好き。あかりに積極的にアタックし続けているが、いつも軽くあしらわれてしまう。
大悦土木の事務員。将来はお金持ちと結婚して玉の輿にのりたいという野望を持っており、合コンによく出かける。自分にいい寄ってくる哲平のことは眼中にない。
武家のとなりに住んでいる。武家がとても幸せに暮らしているように見え、それをねたんで寿美子に嫌がらせをし始める。
今作は、大学卒業後に就職した会社をわずか3ヶ月で辞めてしまい、その後再就職がうまくできないままフリーターとなった青年が主人公であり、その家族やアルバイト先の仲間たちとの葛藤や彼らの人間模様を描いています。
最初の会社を途中で退職したことが次の就職活動に大きく影響し、ずるずると引きずられるようにだらしない生活に陥っていく主人公の姿が丁寧に描かれており、もがいても空回りしてしまう様子などが、もどかしくなってしまうほどリアルです。
連続ドラマの終了後、翌年にはオリジナル脚本によるスペシャルドラマも放送され、気になるその後の誠治に会うことができます。誠治と真奈美の恋愛模様にも注目です!
今作の原作は、デビュー作の『塩の街 wish on my precious』に始まり、ベストセラーとなった『図書館戦争』シリーズなどで知られる作家・有川ひろの小説『フリーター、家を買う。』です。
有川ひろの作品のなかには、『ラブコメ今昔』のような甘い恋愛小説などもあり、思わず妄想を膨らませてしまうようなステキな主人公が登場するものがあります。
一方で今作の主人公・誠治は、とにかく不器用で、なかなか笑顔も見せない無愛想な青年です。そんな誠治がアルバイト先で出会った上司や仲間と接するうちに、少しずつ表情に変化が現れ、じわじわと成長していく過程がとても丁寧に描かれており、必見です。
今作の主題歌は、主演・二宮和也がメンバーのひとりであるアイドルグループ・嵐の34作目のシングル曲「果てない空」です。オリコン週間シングルチャートで初登場1位となりました。
“飛べない自分を変えていこうか”、“踏み出して何度でもやり直そう、力強く”などの歌詞が、今作の主人公・誠治の人物像とピッタリと重なり、聴いているだけで、ドラマの印象的なシーンが次々と思い出されます。
カッコ悪いところもたくさんあり、無愛想で不器用な青年・誠治を、表情や仕草ひとつひとつの細かな点までとてもリアルに演じた二宮和也の姿は観るものを惹きつけて離しません。
殺人を犯したかつての少年と、その弟の運命を描く「アイシテル〜海容〜」の20年後 向井理と岡田将生が兄弟に扮し、前作から20年後を舞台に、加害者家族に起こる出来事を弟・直人の目線で描く。クライマックスで直人が兄に思いをぶちまける場面が感動的。 さつきの息子・智也が小学2年生の清貴を殺害した事件から20年以上の歳月が流れた。事件後に生まれた直人は兄を憎み、さつきとも距離を置いて暮らしていた。そんななか、須磨の工房で働き始めた直人は、須磨の孫・加奈と惹かれあい、結婚することになる。
ドロドロの愛憎劇をダイナミックに描いた、衝撃の恋愛ドラマ。2017年放送。脚本は鬼才・鈴木おさむ。婚約して幸せ絶頂にあったヒロインが元カレに再会し、禁断の愛に走り出すさまを過激に綴る。主人公・光を、5年ぶりの連続ドラマ主演となる倉科カナが演じる。彼女と熾烈な恋愛バトルを繰り広げる元カレの妻・蘭役の、水野美紀の怪演ぶりが大きな話題に。「足がうずくの~」「見てたよ~」などの名セリフでドラマをヒットに導いた。共演は大谷亮平、三浦翔平、キムラ緑子、榊原郁恵ほか。デザイナーの池内光(倉科カナ)はアシスタントの奥川康太(三浦翔平)からプロポーズされ、幸せいっぱいの日々を過ごしていた。恋人にフラれた過去を忘れさせ、光に笑顔を取り戻してくれたのが康太だった。報告を受けた光の母・麻紀(キムラ緑子)は心から喜ぶが、康太を溺愛する母・美佐(榊原郁恵)は面白くない。光は会社を代表して羽木建設のロゴデザイン・コンペに挑むことに。以前光にフラれて恨んでいる部長の武田(三宅弘城)と、康太を略奪しようと目論む同僚の秀子(秋元才加)は、光のとある事情を知った上でプレゼンへと送り出す。同行した康太は、緊張する光を力づけようとふたりきりのエレベーターでキスをする。ドアが開いた瞬間、そこにいたのは光がかつて死ぬほど愛した元カレの森山信(大谷亮平)だった。彼にはすでに蘭(水野美紀)という妻がおり…。
2017年に放送された、藤子・F・不二雄の漫画を原作としたドラマ。『勇者ヨシヒコ』シリーズなど、独特な世界観で知られる福田雄一が脚本・演出を担当している。正義のスーパーヒーローになった冴えないおじさん、という新たなヒーロー像が斬新な作品だ。そんな主人公を、映画『容疑者Xの献身』や『孤高のメス』などの演技が高く評価されてきた実力派俳優・堤真一が演じることで大きな注目を集めた。また、左江内を尻に敷く妻を、女優・小泉今日子がとてもダークに、かつコミカルに演じており、ふたりのかけ合いが笑いを誘う。藤子建設株式会社に勤める左江内(堤真一)は、万年係長。ことなかれ主義で、面倒なことからはすぐに責任逃れをしようとする左江内は、いつも部下たちから呆れられていた。そんな左江内が帰宅すると、いつものように妻・円子(小泉今日子)の罵声が飛んできた。料理、掃除などの家事をまったくやらず、リビングのソファーに寝そべりながら左江内に家事を押し付けていく円子に、左江内はただ従うのみなのだ。ある日曜日、たまった仕事を自宅で片付けようとしていた左江内は、息子・もや夫(横山歩)の面倒を押しつけられてしまう。仕方なくもや夫を連れて公園にいった左江内は、知らないおじいさん(笹野高史)から突然声をかけられた。「おい君、スーパーマンになってみないか?」突拍子もないその言葉に、左江内はあ然としてしまうのだが…。
「高校教師」「人間・失格」「未成年」の野島伸司脚本による衝撃作。 「高校教師」「人間・失格」「未成年」の野島伸司脚本による衝撃作。知的障がい者という弱者への虐待を通して、人間の持つエゴや弱さ、純粋さや優しさを描き出す。
セックス産業で潤う田舎の街を舞台にした社会派エンターテイメント 「Woman」「最高の離婚」などの坂元裕二が脚本を務め、AV業界を真正面から活写。深い人間心理や社会問題が盛り込まれた意欲作で、R15+指定相当の過激な物語が展開される。 東京の証券会社をリストラされた理市は、故郷で再就職を果たすが、働き始めたところは何とAVメーカーだった。職場には短過ぎるスカートの制服を着た美女ばかり。理市はその中でひときわ純粋さやかわいさを放つ桃子が気になるが、彼女たちは実はAV女優だった。
宇宙牢獄から脱獄したウルトラマンべリアルは光の国の太陽を強奪する。たちまち凍り付く光の国。怪獣墓場の怪獣を復活させたべリアルと大バトルが始まる。怪獣墓場にかけつけたウルトラマンゼロの大活躍でついにべリアルを撃破するが、やがて究極最大の敵が姿を現す!
東城医大救命救急では…不正が行われている―今作は海堂尊の長編小説を原作に2008年に放送された連続テレビドラマ『チーム・バチスタの栄光』の続編で2009年に放送されたスペシャルドラマ第2弾。舞台は前作の「バチスタ・スキャンダル」から9か月後―東城大学医学部付属病院で医療ミス訴訟に繋がりかねない事件が発生。院長から内部調査を依頼された「名コンビ」の心療内科医の田口公平と、厚労省の白鳥圭輔が内部調査をしていく。そんななか、殺人事件が起こり、一連の事件に潜む様々な真実が明らかになっていく。前作と変わらず、白鳥役を仲村トオル、田口役も伊藤淳史が演じた。東城医大病院に入院する少年・岡部巧(中島健人) の脳腫瘍摘出手術が行われ成功するが、その後植物状態に。執刀医は天才脳神経外科医の西園寺正也(遠藤憲一)であった。原因究明のため高階院長(林隆三)は内部調査を田口と白鳥に依頼。ふたりが調査を始めた矢先、巧と同室の少年・牧村瑞人(高田翔)の父・鉄夫(金山一彦)が殺される事件が起こる。何故殺人事件が起こったのか? 巧が植物状態に陥った原因とは…。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。