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半沢直樹シリーズの役者が数多く出演し迫力満点のシーンが満載。社内の不正を暴くためにぐうたら社員が大活躍。爽快感抜群の作品。
面白い
面白かった〜
半沢直樹とは違う感じの主人公、八角さんかっこよかった!
サラリーマン頑張らねばと思える映画やった
GOOD
企業にとって社会貢献がいかに大切かを勉強出来る内容。映画だけだと物語で終わってしまうが、巷で溢れているビジネス書と照らし合わせると真実と分る
『7つの会議』
とある質問に対する主人公の回答が見事!
質問の答えだけで無く、日本の社会の秩序について述べる。しかもただ否定しているだけでは無く説得力がある!メモりましたよ!笑
【ホームズ&ワトソン】
・物語の進行は"推理モノ"スタイル。
1課課長(元2課長)と女性社員が会話形式で質問し合う事で観客にも理解させながら物語を進行させる。ある程度の情報が出ると『つまり〇〇は』『なるほど〇〇だから〇〇』など状況の整理までやってくれる♪
冒頭は課長の視点で会社の状況を説明する。舞台となる1課に対して、課長は2課の担当なので客観的な立場(観客と同じ)で物事を説明し、香川照之さん演じる部長に怒られる役になる事で観客の感情移入を促す。
それらの役割を終えると舞台となる1課の課長に就任させる。課長とは言え、課内では新米なので知らない事がある。それがまた観客と同じ立場で質問をする。会話形式が違和感なく成り立つ。キャラの使い方が上手いですよね♪
【各キャラの存在感】
・『売って売って売り倒せ!』最高ですよね、香川照之さん!『半沢直樹』の大和田常務を連想させるし、悪い上司として完璧なイメージと演技!あの見下したような表情が最高!
大好きな俳優さんです!その他にも、サラリーマンを演じるに最高なメンバー!
個性的な演技で、どのキャラも目立っていました♪
演出としては、各キャラがメインとなって語ったりするので、これまで抱いていたイメージとのギャップを楽しめる。現実の世界でも相手の心内を知ると見る目が変わる事がありますね。
【日本の社会を表す】
・『御前会議』とテロップが出た時の緊張と興奮がヤバイ!数々の話が飛び交い、全ては"伝統"だと結論付けられる。
この結末は会社員として納得させられますね!
物語は取締役に真実を告げる事が、主人公の目的達成とイコールになっていました。しかしトップも隠蔽!ここにも"伝統"が表現されています。
とは言え、個人的には隠蔽が100%悪いとは言い切れないなと思う。根本的な原因に対しては"繰り返さないように"対策が必要。しかし現状、起こってしまった事については劇中の台詞でもある通り、従業員の生活なんかも関わってくる訳で複雑ですよね。
その他、『野球部の先輩だから断れなかった』や不倫、パワハラ、などなど社会人あるあるが共感を生む。
【まとめ】
当たり前だと思っている事を疑う考え方って大事ですね!気を付けないと何でも否定して不平不満ばかり言う人になってしまいそうだけど。
ドラマ『半沢直樹』と『下町ロケット』にはハマりました!そんなおれに取って本作が楽しめない訳が無い♪本当に最高でしたね!
それだけで無く、ラストに主人公が述べる哲学には納得させられました!予想以上に得るものがありました!最高!
おれは製造業だけど、ものづくりの現場って、品質より生産性が優先されがち。本作で出てくる品質よりノルマってのと同じなんですよね。
主人公の台詞にある通り、世の中の常識よりも会社を優先させてしまう心理が恐ろしい!
典型的な池井戸作品だが、ラストがスッキリしない。結局腐敗は変わらないのかと。
カッコいいの感度100%で見た、
やはりコレが日本なのか...なサラリーマン物語
社会派ドラマや映画が好きな人はおもしろいと思える作品。仕事をするうえで大事なことを認識させられるし、ストーリーとしてもおもしろい。
平成最後の社会派映画といわれる池井戸潤原作のこの作品。全俳優の顔芸対決期待通り観れましたw まあやはり香川さんの完全優勝ですがw なかなかリアリティある作品になってて経営者の方々もおもしろく観れるんじゃないでしょうか。エンドロールを含む締め方もとても丁寧に作られていて、しっかりメッセージ性がある。現代の日本の経済の現状の考察も含まれていて良き。俳優陣も贅沢な使い方してる人もいて、退屈になることは無いと思います。長すぎるとかもないのでそこも良き。まあ、一つどうしても気になったのは、野村萬斎のアニキ、立ち方の姿勢おかしいってw もう能楽師感ですぎw 演技は圧巻でした!