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イランを代表する映画監督のジャファル・パナヒ。彼の作品は世界的な評価を受けているが、イラン政府を真っ向から批判しており、本国では上映が禁止された作品もある。今作も小規模な作品ながら、政府の規制が厳しいイランで生きる人々を描き出し、ベルリン国際映画祭の最高賞を受賞した。
度重なる問題作の発表により、イランから映画制作を禁止されたパナヒ監督。しかし彼はあきらめず、次なる作品の撮影を開始する。パナヒみずからタクシー運転手に扮し、ダッシュボードに設置されたカメラで、乗客の反応を次々と撮影していく。
彼のタクシーには、教師や海賊版DVDの売人、映画監督に憧れる青年など、多種多様な住民が乗ってくる。それぞれが現在のイラン政府に不満を感じており、ある人は愚痴をこぼし、ある人は反政府的なパナヒを称賛した。
「映画監督」ジャファル・パナヒは、乗客たちをとおしてイランに住む人々の生活、そして息苦しさを表現しようとする。
オバマ大統領出現を予言した?! マ〜ベラスな近未来SFコメディ! 「20世紀少年」×「WALL・E」÷2=「26世紀青年」!? 世界が終わろうとしています。“ばかたち”によって……。 “平均のアメリカ人”の典型、兵卒のジョー・バウアーズ。彼は、米国国防総省から、極秘の冬眠プログラムの実験台に選ばれた。忘れられ時は過ぎ、彼は未来の500年後に目が覚める。あまりにレベルが下がった合衆国で、生きている人間のなかで最もインテリな人間になっていたのだ。
神様から巨大な箱舟造りを命じられた男の運命を描くファミリーコメディ ジム・キャリー主演『ブルース・オールマイティ』で、スティーヴ・カレル演じる主人公のライバル・エバンを主人公にした続編。総勢177種の動物たちが表情豊かに動き回る。 人気キャスターから議員となったエバンは、神様に「世界を変える力をください」とお祈りする。すると彼の前に神様が現れ、箱舟を造るよう命じる。半信半疑ながらもお告げ通り造り始めたエバンだったが、周囲からは笑い者にされ、家族にも見放されてしまう。
1990年3月17日に日本公開された、アメリカのSFアドベンチャー映画。興行収入的にも大成功した作品で、その後『ジャイアント・ベビー』『ミクロキッズ3』といった続編も制作された。監督は、『スター・ウォーズ』シリーズなどの制作に参加したジョー・ジョンストン。今作が、彼の監督デビュー作品となる。『ゴーストバスターズ』でおなじみのリック・モラニスが、冴えない科学者の父親を好演している。サリンスキー家の父・ウェイン(リック・モラニス)は、自宅の屋根裏で電磁物体縮小マシンの研究に励む科学者だが、いつも失敗ばかり。「今回こそは」と思った装置も、また失敗だった。しかし彼の留守中に、とあるアクシデントによって装置が大暴走してしまう。その暴走中に、屋根裏に入ってしまったサリンスキー家のエミー(エミー・オニール)とニック(ロバート・オリヴェリ)、そして隣のトンプソン家のラス(トーマス・ブラウン)とロン(ジャレッド・ラシュトン)といった4人の子どもたちが、マシンのレザー光線を受けて、6mmに縮められてしまい…。
あの4人組がNYを飛び出す!絢爛豪華になって帰ってきた人気テレビドラマの劇場版第2弾 今度の舞台はNYならぬ、アブダビ。前作以上にゴージャスな衣装、犬猿の仲だったあの二人の結婚にまさかの元カレ登場と、サービス精神満載の内容にボルテージは最高潮! 結婚から2年。ミスター・ビッグとキャリーは早くも倦怠期を迎えていた。そんな時、サマンサの誘いでアブダビへとバカンスに向かった4人組。アラブ情緒を楽しんでいたところ、キャリーは元カレ・エイダンとまさかの再会を果たし、勢いでキスをしてしまう。
1964年に公開されたコメディ映画『ピンクの豹』からはじまる、一連のシリーズをリメイクした作品。主人公のクルーゾー警部役にはオリジナル版のピーター・セラーズに代わり、『サボテン・ブラザース』に出演したスティーブ・マーティンが起用された。また、フランスを代表する俳優であるジャン・レノや、世界的なミュージシャンであるビヨンセ・ノウルズなど、豪華キャストの共演が実現している。サッカーの国際試合にて、フランスは中国に勝利する。しかし、フランス代表の監督だったイヴ(ジェイソン・ステイサム)が何者かに殺害され、身に着けていたダイヤの指輪・ピンクパンサーが盗まれてしまう。事件の捜査することになったのは、ドジで有名なジャック・クルーゾー警部(スティーブ・マーティン)だった。この大抜擢には裏があったが、自分が利用されているとは夢にも思わないクルーゾーは、部下のポントン(ジャン・レノ)とともに事件を追っていく。
『トイ・ストーリー』シリーズなどで知られるピクサーが手掛けた、3Dアニメーション映画。飲食店では嫌われる傾向のあるネズミを主人公に、駆け出し料理人とネズミたちとの交流を描いていく。非常に高く評価されたアニメ映画としても有名で、アカデミー賞をはじめとする数々の賞に輝いている。今作の舞台となったフランスのディズニーランドでは、アトラクション化もされるなど、世界中で愛されている作品だ。美食家のネズミ・レミー(パットン・オズワルト)は、シェフになることが夢だった。しかし、当然ながらネズミは嫌われ者で、特にレストランでは見つかったら殺されてしまうほど嫌われている。そんななかレミーは、若手料理人のリングイニ(ルー・ロマーノ)と出会う。髪の毛を引っ張ることで、リングイニの身体を自由に動かせることを知ったレミーは、帽子の中に隠れながら厨房に潜入。一流シェフを目指していたリングイニと利害が一致し、ふたりは協力して批評家をもうならせる料理を作っていく。
人気小説『プラダを着た悪魔』の映画化作品。『セックス・アンド・ザ・シティ』のパトリシア・フィールドが衣装を手がけたことでも話題となった本作。恋に仕事に奮闘する女の子を描いたシンデレラストーリー! 有名大学を卒業後、アンディはジャーナリストを夢見てニューヨークへとやってくる。オシャレとは無縁のアンディが無謀にも面接を受けたのは「1年働いたらどこでも通用する」といわれるほど有名で、誰もが憧れるファッション雑誌「RUNWAY」の編集長・ミランダの新人アシスタントだった。 見事採用されたものの、どんなに仕事をしても評価されずに苦しむアンディ。しかし、自分の考え方次第で変われることに気づき、次第にアンディは見た目も心も変化していく。 オシャレに無頓着なアンディだったが、仕事をしていくうちにファッションやメイクに魅了され、見違えたように綺麗になる。仕事も順調で、何もかも手に入れたかのように見えたアンディ。しかし、その先に待っていたものとは…?
普通のインド人主婦が、英語を学んで人生再始動!女性が輝くイキイキムービー きらびやかなダンスやアクションで知られるボリウッド映画とは一線を画す温かなドラマが受け、本国インドでも大ヒットを記録。古風な主婦が自分の殻を破っていく姿が◎! 英語ができないことを家族からバカにされていたインド人主婦のシャシは、姪の結婚式でNYを訪れたのを機に、内緒で英会話学校に通うことに。ただの主婦だった自分に対し自信をつけていくシャシだったが、自分の留守中に子供が怪我をしてしまう。
グロテスクな描写がたっぷりのホラーコメディ。殺人鬼と勘違いされた男たちと、なぜか唐突に死んでいく若者たちをコミカルに描いていく。『13日の金曜日』といったスプラッター映画の影響を受けており、映画ファンならついつい笑ってしまう細かいネタにも注目だ。タッカー(アラン・テュディック)とデイル(タイラー・ラビーン)のふたりは、一緒に休暇を過ごそうと、ふたりで購入したボロボロの山小屋にやってくる。一方、近くの湖では大学生数人がバカンスを楽しんでおり、タッカーとデイルを殺人鬼だと勘違いしてしまう。大学生たちはふたりに近づかなかったが、女子大生のアリソン(カトリーナ・ボウデン)が湖で気を失ってしまい、タッカーたちに救助される。しかし、大学生はアリソンが誘拐されたと思いこみ、救出しようと行動を起こす。当のアリソンはデイルと打ち解け、助け出してくれたことを感謝していたが、彼女を助けようとした大学生たちは小屋の外までやってきていた。誤解が解けないまま救出作戦がはじまるが、なぜか大学生たちは勝手に自滅していき…。
長年ウッディの持ち主だったアンディとの別れが描かれる、シリーズ第3作目。『トイ・ストーリー』の物語にひとつの区切りをつけた作品で、シリーズのなかでも特に高い評価を受けた。「別れ」がテーマになっているだけに、大人にこそ響く作品である。おもちゃのウッディ(トム・ハンクス)は、持ち主のアンディと長年一緒に遊んでいた。しかし子どもだったアンディも成長し、おもちゃで遊ぶことはなくなる。そして、アンディ(ジョン・モリス)が家を出ていく日が近づいてくる。ウッディはアンディと一緒に大学に引っ越すことが決まるが、バズ(ティム・アレン)やほかのおもちゃたちは家に置き去りに。そればかりかアンディのママがゴミだと勘違いし、ウッディ以外のおもちゃは捨てられてしまう。落胆したおもちゃたちは、保育園に寄付されるダンボールに忍びこみ、子どもたちに遊んでもらおうとする。事情を説明しようとしたウッディも保育園に送られてしまうが、そこはおもちゃにとって恐ろしい場所で…。