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1972年に公開された『片腕ドラゴン』の続編。クエンティン・タランティーノが今作の大ファンで、自身が手掛けた作品『キル・ビル』では、この作品のオマージュが多く見られることは有名だ。
主演のジミー・ウォングは前作同様、監督、脚本、制作総指揮も務めた。日本公開は1976年11月。2003年には東京国際ファンタスティック映画祭で、25年ぶりにフィルム上映された。
舞台は18世紀の清朝。清朝の暗殺者の一員である盲目の武僧・封神(カム・カン)のもとに、弟子たちからの伝書が届く。そこには、片腕ドラゴンこと天龍(ジミー・ウォング)を倒して、自分たちの仇を討って欲しいと記されていた。
弟子の死と遺言を知った封神は秘密兵器「空とぶギロチン」を片手に、仇である片腕ドラゴンを探すために山を下りるのだった。そんなことが起こっているとは知らない天龍は、道場で弟子たちに稽古をつけていた。
弟子たちから、鷹爪拳道場が開催する武術大会の出場を懇願されるが、政府の目から逃れるためにも目立つことはしたくないと断る。しかし大会を見学した天龍一行は、そこで彼の命を狙う封神と出会ってしまうのだった。
前作『片腕ドラゴン』で沖縄空手の達人と戦い、片腕を失う。現在は道場を復興し、武術を教えている。前作の戦いで封神の弟子たちを殺害したため、封神に命を狙われてしまう。清朝に反政府の人間として目を付けられているため、弟子たちに鷹爪拳道場の武術大会の出場を懇願されるが、目立つことはしたくないと断る。
前作で、天龍にふたりの弟子を殺された盲目のラマ僧。弟子たちの伝書により、その事実を知ると仇を討つために「片腕ドラゴン」を探す旅に出る。もともとは清朝の暗殺者で、王朝側の人間。内側に刃物を仕込んだ傘を紐で操って戦う「空飛ぶギロチン」を巧みに使いこなす。天龍を殺すために、外国人武術家を集める。
鷹爪拳道場の道場主の娘。父が主催した武術大会に出場する。大会に乱入してきた封神に父を殺され、自身も負傷するが、躍馬に助けられる。
ムエタイを使う外国人武術家。最初は外国人という理由で、大会の出場を拒否されるが、鷹爪拳道場の面々の前で実力を見せつけ出場を許される。
外国人武術家。無刀流を名乗っているが、実際は仕込み刀を使い、敵を刺殺する。封神の攻撃を受けて負傷したシャオティエンを助け、日本に連れて行こうとする。
ヨガの達人。関節を外して、腕の長さを自由自在に伸ばすことができる。外国人武術家のひとり。
今作の『片腕カンフー対空とぶギロチン』は、1972年に公開された『片腕ドラゴン』の続編です。
続編といっても、前作を観ていなくても十分に楽しめる作品になっています。また劇中で簡単な前作のダイジェストが流れるので、前作を観ずに今作を鑑賞しても問題はありません。
しかしなぜ主人公の天龍が片腕になったのか、そして片腕なのになぜあそこまで強いのかといったことは、前作で詳しく描かれているので、気になる方は前作をチェックすることをおすすめします。
『片腕カンフー対空とぶギロチン』は、数多くあるアクション映画のなかでも異色といえます。とにかくツッコミどころの多い作品です。
封神をはじめ、無刀流を名乗っていながら実際は刀を仕込んでいる躍馬次郎や、ヨガの達人・タラシンなど、キャラクターのクセが強いです。
そんな彼らが次に何を起こすのか、まったく読めないということもあり、気づいたら見入ってしまいます。公開から40年以上たった今でも、カルト的な人気があるというのも、妙に納得できる作品です。
『片腕ドラゴン』や今作で主演・監督・脚本を務めたジミー・ウォングは、1970年公開の大ヒット作品『吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー』で人気を確かなものにし、カンフー映画の基礎を築いたといわれている俳優です。
『片腕ドラゴン』以外にも、勝新太郎と共演した『新座頭市 破れ!唐人剣』や『怒れるドラゴン 不死身の四天王』といった数々の作品に出演し、作品によっては監督や制作も担当しています。
まさに、カンフー映画の第一人者といえる彼が生み出した作品の数々は、後世の作品にも大きな影響を与え、大ヒット作品『キル・ビル』には今作のオマージュが各所に見られます。
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