3回見たけど見たりない飽きない。何がどこからが正しいのか分からなくて観る度に見方が変わるから楽しい。しんどい時に見るとスカッとする(笑)

あまりにも圧倒され、鑑賞したその日は一日中呆然としてしまった。何なら次の日も呆然としていた。言葉に出来ない、凄まじさ。もう一度、観たい。

ネタバレを含むレビューです。

話の2/3は暗いが後半はザ・jokerという感じで、階段で踊るシーンから地下鉄へ逃げ込むシーンまでとテレビ番組で登場するシーンが特に良い

様々な社会問題を含んだ重いストーリーは
しんどいが、見応えはあります。
しかし、グロすぎる。残虐過ぎる。音響も追い討ちを掛けてくる。
「グロいというより悲しい」とレビューする人もいらっしゃるとは思いますが、そのようなシーンを除いて語れるほど甘くはないです。
とりあえず、割と元気な時に観て崩壊した（メンタルもですし、映画館出てフラッとした）ので、とーーーっても元気な時に行かないと死にます。
でも、これを普通の"俳優"が演じていることが凄すぎて怖いと思いました。1番怖い。

展開と演出が素晴らしい。ホアキンの怪演も凄い。

他の作品と違ってジョーカーの事をすごく身近に感じる作品だった。
逆にそれが恐怖を感じる所でした。
ジョーカーにも普通の人間としての名前があり、母もあり…

でも、環境や人があんなにも優しい人間を凶悪犯罪者にしてしまう。

ホラーとかグロとは違う身近に潜む人間の恐さにゾッとした。

アーサーからジョーカーに変わる瞬間！
カリスマ性！！！自分にとってものすごく衝撃的な作品だった！！！

集団心理の醸成は、こうやって成り立つというドラマでした。

胸をえぐられ、ずっと、脳裏から離れない。自分が目をそらしている世界や気持ちを、正面からつきつけられる。

狂気と恐怖に支配される120分