ホアキンフェニックスの演技が素晴らしかった。
この作品は原作とは違う内容だそうですが、このバージョンの続編を作られたらぜひ観たいです。

ただのサイコパスが人を殺しまくる映画かと思っていたが、社会問題を見事にエンタメ化した社会派の作品だった。ついジョーカーに共感し、やっちまえ！と応援してしまう自分がいた。殺人シーンでは思わずスカッとしてしまう。貧富の差がどんどん広がるご時世、ジョーカーはいつ生まれてもおかしくない。隣人、役所のカウンセラー、警察病院の事務員、ラストに出てくる精神病院の医師など、ジョーカーの周囲に異様に黒人が多いことが気になった。しかも全員ジョーカーとは違いちゃんと職についている。黒人優遇を匂わせる意図があるのか？と思わずにいられない。終始楽しく観れながら、観終わった後に色々考えさせられるという稀有な映画だと思う。

狂気的な作品。みた後に憂鬱な気分になるー。
スーパーヒーローシリーズに出てくるジョーカーの過去ストーリーって言われてるけど、猟奇的でした。

バットマンシリーズを見ないと意味が、わからない。
私は、映画のバットマンは見た事がない

IMAXレーザーGTで

誰しも抱える社会や人間に対する日々の悶々としたモノが、ジョーカーと共鳴してしまった人達が増える気がする恐怖。

映画を見終わった時「あ~俺煙草吸いたくなっちゃったもん」「髪緑に染めたいわ」と聞いた時安心した、日本は健全。

危険なのは怒りが共感を呼んだということ。こうした怒りがあるにも関わらず暴動が起きず、ただそれを抱えてひたすら生き続ける人達がいるという事。

衝撃、狂気って言葉だけでは言い表せない。
階段を降りるシーンが印象的。

コメディで

狂気、だだこの一言につきる。

「お願いだから、誰かアーサーを救ってあげてー！」って終始心の中で叫んでたほど、アーサーという1人の人間のドキュメンタリー映画だった。

悪に振り切れたアーサーの階段ダンスシーンは、あまりにもセクシーで、カッコよくて、アート性があって、見惚れる美しさ！
新型iphone かなんかのCM？！って思ったほどスタイリッシュでセンスが凝縮されたシーンだった。

貧しくて、自分の存在を他人に認めてほしいアーサー。
身近な存在だからアーサーに共感してしまう非常にキケンな映画。

だけど、また観たくなる！

格差社会が進んでる「いま」公開されてることに意味がある。
一般市民の不満や怒りを、ジョーカーが代弁してくれて、悲劇を喜劇に変えてくれる。

衣装や色彩にこだわってる映画だったからDolbyCinemaで観て正解だった！