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『屍人荘の殺人』
面白い!好き!映画においてキャラ作りが如何に大事か再確認させられる映画!
【好きな食べ物は何ですか?】
・初対面で相手を知ろうとする時の質問は何パターンかに絞られる。その中の1つにコレがありますよね♪
●明智さん(神木君の先輩探偵)・・ナポリタン
●剣崎さん(ヒロイン)・・冷やしうどん
本作に登場する2人のキャラの好きな食べ物はこの通り♪
明智さんがナポリタンを食べているシーンは2回!たった2回で"何度も観てきた"ように感じる。他にも口癖や仕草などギャグとしても機能している特徴を何度か繰り返す事でキャラの特徴を観客に掴ませる。
明智さんの登場は前半のみ。なのにインパクトが大きいし、少なくてもおれは本作で1番好きなキャラクターでした♪
【ヒロインのキャラ】
・明智さんは少し的外れた推理をするキャラでした!それを示すエピソード内に『ヒロインが寒いのに冷やしうどんを注文した』話がある。
後にヒロインの携帯にSNS用のうどんの写メが見つかる。明智さんのキャラ紹介内でヒロインのキャラを示す為の布石を置いている訳で、この重ね方は上手いですよねぇ(^^)
こういう女の子、いますよね!笑
ちょっとズレてるというか、自分のキャラを2次元のキャラに寄せている人!笑
憧れがアニメのキャラなんでしょうね♪
【2つのオタク要素】
●推理モノ
●ゾンビ モノ
・今の時代、新しいジャンルを生み出す事は難しい!なので他との違いを出す為には、既存の物をいくつか組み合わせる事が主流ですよね♪
例えば『ハリーポッター』も英国の神話と学園モノを組み合わせた事で大ヒットし新しいジャンルとして確立!
本作の場合はまさかのゾンビ登場!笑
これは予告編では無かったので驚きでした!
本作は、コアなファン、オタクの多い2つの要素を組み合わせている!これが斬新で面白かったです(^^)
【2つの要素を組み合わせた事例】
・それぞれの良い点がきちんと出てる!お互いに消しあっていない。
●ゾンビの知識
・噛まれたらゾンビ化
・ゾンビは理性が無い
●推理モノのお決まりパターン
・大広間に集まり、皆で情報の共有。分かっている事の整理、現段階での推理。
・ゾンビの知識は誰でも持ってるので、説明は不要!だけど映画だし、いちお説明してくれる。その説明の仕方が『推理モノ』なんですよ♪ちゃんと2つの要素を活かしている!
推理モノなので殺人事件が起きる!もちろん犯人は誰?て展開。
容疑者の中には明らかに怪しい人や気性が荒くて殺人を犯しかねない人物も。だけど大抵、そういう人はフェイクですよね?実際の犯人は大人しかったり、か弱い人物が定番!
ちなみに犯人は中盤で分かりました!笑
しかし、犯人は誰なのか推理を楽しむ作品では無くて、『推理モノ』『ゾンビ モノ』のあるある展開を楽しむべき作品(^^)
【まとめ】
キャラクターが面白い!だから映画が面白いんです!主要キャラ達と2時間の付き合いだとは思えないんですよね♪
ストーリー展開の中で常にキャラが活きるように作られている。もちろん名作映画なんて作品ではありませんよ?
サクッと楽しめるエンタメ作品。
いやぁ、それにしても『敬語』て素晴らしい文化!タメ口では無く敬語だから面白いトークもあるんですよ♪
『お腹なってましたよね?ギュアーてなってましたね?笑』なんて敬語でおしとやかに話しているのに効果音は力を入れて話す!とか演技にも俳優の力量が現れています(^^)