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旧校舎にすみつく妖怪たちを退治せよ!民俗学者・文筆家である常光徹の小説『学校の怪談』をもとにした、テレビアニメ作品。母を亡くした小学生の姉弟が、転校先の学校の旧校舎でさまざまな妖怪と遭遇し、知恵を絞って退治していく。アニメーション制作は、スタジオぴえろ。大好きな母を病気で亡くした小学生の姉弟、宮ノ下さつき(川上とも子)と敬一郎(間宮くるみ)は、父とともに祖母の旧宅に引っ越してきた。転校先となるのは、かつて父と母のふたりが通っていた天の川小学校。とはいってもさつきたちが通うのは、父や母が通った旧校舎ではなく、その隣に建つ新校舎である。転入初日の朝、登校しようとしていたさつきと敬一郎は、飼い猫のカーヤを追って、立ち入り禁止の旧校舎に足を踏み入れてしまう。そこで出会った同級生の青山ハジメ(本田貴子)と柿ノ木レオ(津村まこと)、そして上級生の恋ヶ窪桃子(佐久間紅美)とともに、カーヤを探すことになる。ところが、その旧校舎には、歩く二宮金次郎像、人面犬、トイレの花子さん、首なしライダーをはじめ、得体の知れない妖怪たちがうごめいていた。そうこうするうちに、さつきたちは天邪鬼に見つかり、追いかけられることになる。窮地に陥ったさつきたちだったが、偶然飛び込んだ校長室で1冊の日記を見つけるのだった。それは、さつきの母が小学生のころに記した「オバケ日記」であった。
『ちびまる子ちゃん第2期』は、小学3年生の女の子・さくらももこことまる子を中心に、友達や家族とのほのぼのとした日常を描いたホームコメディアニメである。1995年の放送開始から1,200話以上が放送され、アニメ化から30周年を迎えた国民的長寿アニメ。個性的なキャラクターたちの明るくて楽しい物語を中心としながら、ときには心温まる作品も楽しめる。原作は少女漫画雑誌「りぼん」で連載され、2021年2月時点で累計発行部数が3,250万部を突破した大人気漫画。またドラマやゲーム、テレビCMやコラボ企画など、幅広くメディア展開している。まる子(TARAKO)のクラスでは、サッカー部の部員を募集をしていた。クラスメイトのケン太(岩男潤子)が一番に参加し、はまじ(カシワクラツトム)や藤木(中友子)も加わる。しかしサッカー部は厳しく、朝6時からはじまり夕方も遅くなるため、ケン太以外のクラスメイトはすべて辞めてしまった。そんなときクラスでテレビ番組の話になるが、サッカー部で忙しいケン太は話題についていけない。けれども一生懸命にサッカーに取り組むケン太を、まる子はひそかに応援し…。
アニメ『Another』は、ホラー・ミステリー・サスペンスを融合させた作品で、原作は綾辻行人による同名小説。2012年1月~3月に全12話でアニメ化されている。主人公の榊原恒一(阿部敦)が転入した、夜見山北中学校の3年3組で繰り広げられる、不可解で凄惨な事件が描かれている。夜見山北中学校の3年3組は死に近いといわれており、クラスは何かに怯えているような雰囲気。それに対する秘密や謎も、怖く不思議な雰囲気で表現されている。あるとき、榊原恒一は病気の療養と父の仕事の関係で、母の実家がある夜見山市に引っ越した。しかし恒一は引っ越し早々、持病の気胸により入院してしまう。その後、まだ通っていない3組のクラスメイトがお見舞いにくるも、何か様子がおかしい。彼らの様子に違和感を覚えた恒一は、その夜、病院のエレベーターで目に眼帯をつけた不思議な少女に出会う。少女は見崎鳴(高森奈津美)といい、転入する3年3組のクラスメイトだった。しかしクラスメイトは、鳴をまるでいない人物のように扱う。それに恒一はますます違和感を覚えた。恒一は鳴と接触しようとするも、クラスメイトに止められてしまう。そんな中、3年3組で次々と不可解な恐ろしい事件が起こっていった。果たして恒一が感じる違和感や鳴の存在、そして3年3組で起こっている事件の真相とは…?
偽りの神に抗え。『新世界より』は、2012年に放送された日本のTVアニメである。原作は貴志祐介著の、同名の小説作品。1,000年後の文明が衰退した日本を舞台に、「呪力」と呼ばれる特殊な超能力を持った人々の文明とそこに秘められた謎について描く。その美麗なビジュアルとは裏腹に、人類が歩んできた陰惨な歴史と衰退をグロテスクに描く原作のテイストを、色濃く表現しているのが特徴。アニメ版となる今作では、原作の持つ謎めいた世界観に、美麗な風景描写と美しい楽曲が合わさり作品世界にさらなる深みを与えている。1,000年後の未来の日本、人々は「呪力」と呼ばれる超能力を身につけ、バケネズミと呼ばれる存在を奴隷のように扱い生活していた。そんな文明の中にある、人口わずか3,000人ほどの集落「神栖66町」。そこに生まれた渡辺早季(種田梨沙)は仲間たちと平和に過ごしながらも、自分が生きる世界に隠された秘密に気付きつつあった。そんな中、ある出来事が彼女の身に起こり…。
天才漫画家・藤田和日郎。彼は数々の名作漫画を生み出した巨匠にして、現役漫画家である。そんな彼のデビュー作にして、藤田和日郎の名を知らしめた名作。それが妖怪・とらと獣の槍に選ばれた少年・うしおの活躍を描いた、『うしおととら』である。1990年から1996年にかけて連載された今作が、約20年のときを経てついにテレビアニメ化! うしおととらの熱く泣ける活躍が、アニメーションとなって蘇る。お寺の息子である蒼月潮(畠中祐)は、父親の紫暮(藤原啓治)からよく、「このお寺には妖怪退治のありがたい槍がまつられている」と聞かされていた。しかし、槍を見たことないという潮は、妖怪もオバケの存在も信じていなかった。そんなある日、蔵の掃除を押しつけられた潮は、蔵の地下に部屋があることを発見する。地下へ入ってみると、そこには妖怪退治の槍である獣の槍と、その槍で磔にされた妖怪・とら(小山力也)がいた。やがて獣の槍を抜いた潮は、とらとともに妖と人間の世界にまつわる奇妙な運命に身を投じることになる。
私立銀成学園高校。ごく普通の高校生活を送っていた武藤カズキは、ある晩怪物に襲われていた少女を助けようとして、命を落としてしまう。しかし、その少女・津村斗貴子に錬金術研究の成果である「核鉄 (かくがね)」を埋め込まれることによって命を救われる。同時に、唯一無二の武装錬金「ランス (突撃槍)」の力を手に入れたカズキは、人を喰らう怪物・ホムンクルスの存在を知り、戦いの世界に足を踏み込む。次々にあらわる奇怪な強敵との戦いの中で、カズキは錬金の戦士として成長していく。そして、カズキに埋め込まれた「核鉄」の真の力とは…!?
おいしい手料理で家族団らん!うえやまとちの人気漫画『クッキングパパ』をもとにした、テレビアニメ作品。優しく料理上手な男性会社員が、家族や同僚に絶品の手料理を振舞いながら、ほのぼのとした日常を送る! 原作コミックスは、モーニングKCから2021年4月時点で157巻出ている。金丸産業の営業二課に勤める荒岩一味(玄田哲章)は、デカいアゴが特徴的な大柄の男性サラリーマン。一見家事には疎そうに見えるものの、実はかなりの料理上手。毎日持参する手製のお弁当は絶品で、それを目当てにわざわざ昼休みに常務がやってくるほどだった。そんな一味にとってなによりも大事なのが、愛する家族。新聞社でバリバリ働く妻・虹子(勝生真沙子)と、素直で心優しい小学生の長男・まこと(高山みなみ)を喜ばせるため、毎日おいしい手料理を振舞っていた。そんなある日、一味はいつも以上にテキパキと仕事を終え、定時で退社する。まっすぐ帰宅した彼は、手製の料理を重箱に詰め始める。季節はまさにお花見シーズン。その日の夕方から家族でお花見をする予定だったのである。そうして神社の境内でお花見を始める荒岩一家。まもなくまことのクラスメイトである小原えつ子(矢島晶子)とその家族も加わり、団らんの輪は自然と広がっていく。そして、そこにまことと同じ小学校に通う可憐な美少女・さなえ(かないみか)も加わるのだった…。
赤塚不二夫原作の人気ギャグマンガをアニメ化。1988年放送。六つ子の松野兄弟が巻き起こす騒動を描くナンセンスギャグストーリー。人気キャラクターのイヤミが叫ぶ「シェー」は流行語となった。そのほかにも、イヤミと仲のよいチビ太や、拳銃を鳴らしながら犯人を追いかけるおまわりさんなど名物キャラクターが登場する。赤塚台駅に到着したイヤミ(肝付兼太)を、チビ太(田中真弓)が出迎える。イヤミはこの町に住むことを決め、セールスマンになって稼ぐといってはりきる。一方、六つ子の松野おそ松(井上瑤)、チョロ松(松本梨香)、トド松(林原めぐみ)、カラ松(真柴摩利)、十四松(松井菜桜子)、一松(横尾まり)は母(横尾まり)に叩き起こされ、大騒ぎしながら朝食を食べていた。その後、留守番中の6人のもとに訪ねてきたイヤミは、子どもしか家にいないことを知って盗みに入ろうとする。まさか六つ子とは思わず、イヤミはひとりに100円を渡して買い物にいかせるが、部屋のあちこちに同じ顔の子どもが何人もいるのを見て驚いて逃げ出す。泥棒だと気づいて追いかける六つ子たち。やっと逃げ切って泣きついてきたイヤミに、チビ太は発明家のデカパン博士(大平透)を紹介してあげることに。博士の研究所に着いたイヤミは、テーブルに置かれていた飲み物を勝手に飲んでしまう。しかし、それが歯の生える薬だったため大騒ぎとなり…。
村は死によって包囲されている―『十二国記』や『ゴーストハント』シリーズを手掛けた小野不由美のホラー小説『屍鬼(しき)』を原作にし、藤崎竜が作画を手掛け2008年から2011年にかけて『ジャンプスクエア』(集英社)に連載された漫画をもとにTVアニメ化した作品。2010年7月期にフジテレビ系で全22話が放送。小野が描くおどろおどろしい雰囲気を良く表現しており、独特の世界観を創りあげている。様々な登場人物たちが織りなす恐怖の怪奇ミステリー。最後まで生き残っているのははたして誰か?ある山間部にある人口1300人ほどの外場村(そとばむら)は1本の国道しか外部への道がなく、周囲から隔離されていた。この小さな村では、亡くなった者の亡骸を土葬する習慣がまだ残っていた。ある日、山入地区で3人の死体が発見される。その死に対し、村で唯一の医者である尾崎敏夫(大川透)は不審に思うのだが、事件性がないと判断され、通常の死として扱われる。だが、これ以降、外場村の村人がひとり、またひとりと死んでいく…。敏夫は自身が抱いた不審が確信へと代わり、起こっている異変に気付いていく。一方、敏夫の幼なじみで寺の息子の僧侶・室井静信(興津和幸)は僧侶の傍ら、副業として小説を書いていた。その静信のもとに、村外から家族とともに引っ越してきたという少女・桐敷沙子(悠木碧)が訪れてくる…。
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