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『ウルトラセブン』は、1967年10月から1968年9月にかけて放送された特撮ドラマ。円谷プロダクションが制作する空想特撮シリーズの第3弾であり、ウルトラ警備隊と巨大ヒーロー・ウルトラセブンが宇宙の侵略者から地球を守る物語である。前作の『ウルトラマン』では自然災害的な怪獣との戦いが柱となっていたが、今作は「地球侵略を目的とした宇宙人」を敵としたSF色の濃い作品。ストーリー構成もドラマ性重視となっており、地球人に対する風刺や正義そのものへの問題提起など、後年語り継がれる傑作も多く生まれている。人類が宇宙進出をはじめた近未来、地球では宇宙からの侵略者に備えて「地球防衛軍」が組織されていた。その日本・極東基地では「ウルトラ警備隊」という精鋭部隊を結成。日々、地球防衛の最前線に立っていた。ある日、人間蒸発事件を捜査していたウルトラ警備隊のフルハシ(毒蝮三太夫)とソガ(阿知波信介)の前に、モロボシ・ダン(森次浩司)と名乗る青年が現れて捜査に協力。ダンの正体はM78星雲の宇宙人であり、事件の黒幕だった地球侵略を目論むクール星人を倒すことに成功した。功績を買われたダンは、ウルトラ警備隊に入隊。そしてウルトラ警備隊の面々は、侵略宇宙人を倒した巨大ヒーローを「警備隊第7の隊員」という意味を込め「ウルトラセブン」を名づけた!
『ウルトラマンレオ』は、1974年4月から1975年3月にかけて放送された特撮ドラマ。円谷プロダクションが制作するウルトラシリーズの第7作であり、第2期ウルトラシリーズの最終作となる。それまでのウルトラシリーズと同様に、主人公が人間の姿から巨大ヒーローに変身して怪獣や宇宙人と戦うというフォーマットに変わりはないが、その作風は異色。痛快なヒーローアクションよりも人間ドラマに重きが置かれており、主人公が敵との戦い以外にも周囲との軋轢などで過酷な状況に追いつめられ、それにより成長していく物語となっている。双子怪獣レッドギラスとブラックギラス、そしてマグマ星人と戦うウルトラセブン。1対3の状況で苦戦のセブンは、足を負傷して絶体絶命のピンチに! そこへ別のウルトラ戦士が現れ、セブンを救う。マグマ星人たちは一旦退却したが、人間体のモロボシ・ダン(森次晃嗣)に戻ったセブンは変身能力を失っていた。セブンを助けたウルトラ戦士は、おおとりゲン(真夏竜)が変身したウルトラマンレオだった。宇宙パトロール隊・MACの隊長であるダンは、ゲンに自分の代わりに地球を守るよう頼む。かくしてゲンは、MACに入隊して地球の平和のために戦うこととなった…!
『ウルトラマンコスモス』は、2001年7月から2002年9月にかけて放送された特撮ヒーロードラマ。円谷プロダクションが制作した、21世紀最初のウルトラシリーズ作品である。「優しさを兼ね備えたウルトラマン」というテーマで、怪獣をむやみに殺傷することはせず、「捕獲し、保護地域に隔離して守る」ことを第一目的としている。そのため、ウルトラマンの形態も青を基調とした沈静化目的のルナモード、赤を基調とした討伐目的のコロナモード、その両方の性質を併せ持つエクリプスモードの3種にチェンジする。西暦2009年のある日、夜空に謎の光が多数出現。人々はその美しさに見惚れるが、それは「光のウイルス」であることが判明し、同時に街中が破壊されはじめる。怪獣の捕獲部隊であるTEAM EYESのヒウラ(嶋大輔)とフブキ(市瀬秀和)は、そのウイルスの落下地点である怪獣保護区域で調査。光のウイルスは怪獣リドリアスにとりついて暴れ出す。パイロット候補生のムサシ(杉浦太陽)がなだめるも、防衛軍の不用意な攻撃によって再度凶暴化!そのとき、宇宙から飛んできた光の球がムサシと一体化し、ウルトラマンコスモスに! コスモスはリドリアスに相対し、とりついたウイルスを浄化させていく…。
細かい仕事で何とか食い繋ぐ日々が続く自身の現状に、行き詰まりを感じていたフリーの映像ディレクター堺洋一。 自宅兼事務所のマンションに帰ると、荷物と手紙が届いていた。 手紙には“私の活動を記録してくれませんか?一度ご連絡下さい。きっと、興味を持って頂けると思います”の文字。 そして、仕事に溢れた堺は、軽い気持ちで荷物を開け、愕然とする―――。 中には、人間の指が一本入っていた。 「……!」言葉を失う。警察に電話しようとするが、直前でその手を止め、考え込む。 「これは、人生を変えるきっかけになるのでは……」そんな予感で、書かれていた連絡先にコンタクトを取る事にした。 そして、指定された郊外に佇む家を訪れる。 中に入ると、堺洋一を迎えたのは、一人の男、光見京だった。 光見京と出会った事で、殺人の記録を撮り続ける事になった堺洋一に何が待ち受けるのか…。 【出演者】 須賀健太/荒牧慶彦/志磨遼平/高田里穂/向里祐香/一條恭輔/玉城裕規/里中将道/廣野凌大/田中涼星/渡辺哲/福澤侑 ■企画:Pasture×KING RECORDS■監督:針生悠伺/佐藤竜憲/山口雄也■脚本:我人祥太■音楽:Jaermulk Manhattan■制作:ホリプロ■制作著作「奪われた僕たち」製作委員会・MBS (C)「奪われた僕たち」製作委員会・MBS
突如現れた怪獣の前に大打撃を受ける特捜チーム「CREW GUYS」。メビウスはミライ隊員として固い友情で結ばれた仲間たちと共に戦う。そして数々の試練を乗り越え、ウルトラマンメビウスは「強さ」と「優しさ」を併せ持つ「真のウルトラマン」として成長してゆくのだ!
『ウルトラマンタロウ』は、1973年4月から1974年4月にかけて放送された特撮テレビドラマ。円谷プロダクションが制作する第2期ウルトラシリーズの3作目であり、円谷プロ創立10周年記念番組ともなっている。それまでのウルトラシリーズとは少し異なり、コミカルな展開が多く盛り込まれたり、おとぎ話を題材としたストーリーを含むなど、ホームドラマ的な要素が濃い作品。前作の『ウルトラマンA』までに「ウルトラ兄弟」という設定は生まれていたが、今作では「ウルトラの母」が重要な位置を占め、さらにウルトラファミリーの幅が広がった。ボクサーを目指す若者・東光太郎(篠田三郎)は、ある日巨大なタンカーに乗って、ひとり旅から日本に帰ってきた。そこに超獣オイルドリンガーが出現して港を襲う!宇宙科学警備隊・ZATが戦闘機で立ち向かうなか、光太郎はなんと生身でオイルドリンガーに飛びつき、撃退にひと役買った。その勇気と行動力を見込まれ、光太郎はZATに入隊。続いて現れた怪獣・アストロモンスに対し、戦闘機で突っ込む光太郎だったが、逆に攻撃を受けて墜落してしまう。死線をさまよう光太郎。そこにウルトラ5兄弟とウルトラの母が現れ、幸太郎にウルトラマンタロウの命を注ぎ込む! かくして、ウルトラ6番目の戦士・ウルトラマンタロウがここに誕生。地球を襲う怪獣との激しい戦いがはじまった…!
『ウルトラマンネクサス』は、2004年10月から2005年6月にかけて放送された特撮テレビドラマ。円谷プロダクションが制作する、平成第2期ウルトラシリーズの第2作となる。当初より視聴対象年齢を上げることが目標とされ、大河ドラマのようなシリーズ構成や複数の変身者が存在する設定など、シリーズ初の試みが多い作品。メインライターは『ウルトラマンダイナ』『デビルマンレディー』などを手掛けた長谷川圭一で、ハードでシリアスなストーリー展開が大きな話題となった。人間が突如として、行方不明となる事件が頻発。その真相はスペースビーストと呼ばれる宇宙生命体による攻撃だったが、それらの怪物は非公然防衛組織・TLT(ティルト)が極秘裏に撃退していた。目撃者はメモリーポリスによって記憶を消去されるため、スペースビーストの存在は一般的には知られていないのだ。そのTLTのエリート部隊・ナイトレイダーに、レスキュー隊員だった孤門一輝(川久保拓司)が突如配属され、スペースビーストに襲われたところを銀色の巨人に助けられる。一方、ナイトレイダーで副隊長を務める西条凪(佐藤康恵)は、現場で謎の男・姫矢准(桐島優介)を頻繁に見かけるが、実は姫矢こそ、銀色の巨人・ウルトラマンネクサスだったのだ…!
世界各地で異常災害が発生し、空想の産物と思われていた怪獣が現実に出現するようになった21世紀。家族がアウトドアを楽しむ山間にも、恐ろしい怪獣が現れた。災害ボランティア員のトウマ・カイトは、混乱する現場のなか、行方不明になった少年を探しに向かう。M78星雲の光の巨人は、勇敢なカイトの姿に「共振する個性」を見出し、彼と一心同体となって人々の命を守るために戦うことを約束しマックススパークをカイトに与えた。こうして、最強・最速のヒーロー「ウルトラマンマックス」が誕生した!
『鉄の骨(2020年)』は2020年4月よりWOWOW連続ドラマWにおいて、全5話が放送予定のドラマである。主演は神木隆之介(富島平太役)。共演者は中村獅童(西田吾郎役)、柴田恭兵(三橋萬造役)、内野聖陽(尾形総司役)、土屋太鳳(野村萌役)、石丸幹二(内藤肇役)、向井理(園田俊一役)、小雪(柴田理彩)、皆川猿時(永山徹夫役)、木下ほうか(松田篤役)など。原作は池井戸潤の『鉄の骨』。2010年7月にNHKでドラマ(小池徹平主演)が全5話で放送され、2015年に韓国でリメイクされた。神木隆之介のWOWOWのドラマ出演は東野圭吾の『変身』(2014年)以来。ドラマの主演を務めるのは、『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(2018年・NHK総合)から約2年ぶり。池井戸潤原作ドラマに出演するのは初。富島平太(神木隆之介)は、中堅建設会社「池松組」入社4年目の若手社員であり、不器用ながらも建設現場を愛する誠実な人柄。そんなある日、平太は入社以来担当してきた現場とは畑違いの、「業務部」へ異動することになる。その「業務部」は「談合部」と呼ばれ、公共事業などの大口案件の受注を担当する部署であった。平太は2,000憶円規模の公共工事の受注を部長たちと目指すが、談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深めていったことで、欲望やしがらみを目の当たりにするのである。
『ウルトラマン80』は、1980年4月から1981年3月にかけて放送された特撮ヒーロードラマ。円谷プロダクションが制作する第3期ウルトラシリーズの2作目であり、ウルトラシリーズの通算では9作目となる。「1980年代の新しいウルトラマン」という制作基軸により、ウルトラマンに変身する主人公も中学校の教師という設定である。「人間の邪悪な心が怪獣を生み出す」というテーマのなかで、子どもたちへの教育という視点でも作品が作られている。ある日、桜ヶ岡中学校に矢的猛(長谷川初範)という理科の教師が赴任してきた。熱血教師の猛は、受け持った1年E組の生徒たちに「一所懸命」のモットーを説明。その一方で、猛は最近感じていた「怪獣復活」を密かに調査していた。そのころは地球に怪獣が出現しなくなって5年が経過しており、地球防衛軍であるUGMも、キャップのオオヤマ(中山仁)以外はみな平和ボケしている状態。しかし、オオヤマだけは怪獣の出現を察知していた。そして、ついに5年ぶりに怪獣が出現し、街を破壊し出す。そこで猛はウルトラマン80に変身。猛はM78星雲から派遣されてきた宇宙人だったのだ。ここから、矢的猛ことウルトラマン80と怪獣たちの壮絶な戦いがはじまる…!
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